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2010/10/17 on air  「今、大人が子どもたちに伝えられることって何ですか?」       (guest) 原恵一さん


カラフル 原恵一 絵コンテ集



カラフル 原恵一 絵コンテ集


原 恵一



(オープニング)

「こんばんは、岡田准一です。 今夜も始まりました 『Growing Reed』
この番組では、毎週一つのテーマの専門家をお呼びして、徹底的に質問。
番組の終わりには “考える葦” として、
僕も、みなさんと一緒に、成長したいと思います。

今日のゲストは、アニメーション監督の、原恵一さん です。

原さんは、1959年 生まれ。 群馬県 出身。
映画 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』 や、 
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』 が高い評価を受け、
大人も楽しめるアニメを確立したと いわれました。

僕も、観させていただきましたけど、俳優の 古田新太さんが。
一番 面白い映画は 何ですか? って聞いたことがあるんですよ、僕が。
そのときに、『クレヨンしんちゃん』 だな、って言ってたぐらい、
ほんとに、大人も楽しめる 映画になっていますよね。

2007年に監督した 『河童のクゥと夏休み』 は、
多方面から 高い評価を受け、
平成19年度 第11回 文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 大賞 を受賞したほか、
アニメ作品では 『千と千尋の神隠し』 以来、6年ぶりに、キネマ旬報ベスト10 に 選出されました。

アニメーションで ありながら、丁寧な 日常描写が特徴で、
そこが、他のアニメにありがちな “萌え” であるとか “オタク的” であるとかとは、全く別の、
アニメーション映画の魅力を 作り出してる方ですよね。

特に、この夏公開された、森絵都さんが原作の 『カラフル』 は、
日常生活の 細やかな描写が光り、
特に、食事のシーンの雄弁さに、圧倒される作品でした。

独特なアニメーション作品を通じて、
大人と子供の両方を楽しませる作品を 作り続けている 原恵一さんに、今日は、
“今、大人が子どもたちに伝えられることって何ですか?” というテーマで、お話を お聞きします。

J-WAVE 『Growing Reed』
新しい一週間、最初の60分。 ぜひ、一緒にお付き合いください」



(曲)
LA'S 『THERE SHE GOES』
There She Goes


岡田くん
  「今日のテーマは ですね
  “今、大人が子どもたちに伝えられることって何ですか?” っていう テーマなんですけども」
原さん
  「はい」
岡田くん
  「原監督は、今回、なぜ この 『カラフル』 を、
  アニメで、今回 やろうかな って思われたんですか?」
原さん
  「きっかけは、最初から もう、この原作で、
  劇場アニメを作ってくれないか という、依頼が あったんですよ。
  それで、初めて 読ましてもらったんですけど」
岡田くん
  「うーん」
原さん
  「読んだところが、すごく面白くて。 自分で できそうな気が したんですよね。
  原作は 面白いけれど、いわゆる 今のね、
  アニメに向いた題材とは、あんまり 言えないかもしれないじゃないですか」
岡田くん
  「(笑)まあ、そうですね」」  
原さん  
  「現実的な お話ですから」
岡田くん
  「現実的な、話ですもんね」
原さん
  「でも 僕は、むしろ、そういうのを描く方向が 得意な方なんで。 個人的には、
  あぁ、これは、自分で できるんじゃないか、と思えましたね。」
岡田くん 
  「大事にしたポイント っていうのは、何だったんですか? 演出する中で」
原さん
  「やっぱり、日常の さりげない描写とか、そういうものは、
  なるべく、丹念に 拾っていこうと思ってました」
岡田くん
  「食事のシーンが やっぱ、多かったですよね」
原さん
  「敢えて。 わざと、多くしてます」
岡田くん
  「敢えて 多くしてるのも、やっぱり こう、家族の中での 食事の在り方とか」
原さん
  「そうですね。 だから、場面によって、食事の雰囲気が 違うわけですよ。
  ほとんどの食事シーンが、辛い時間なんですよね。 この 『カラフル』 って 映画の中では。
  でも、最終的に そうじゃない、
  あったかい団欒の場である食卓 っていうシーンが、現れてくるんで。
  そのために やっぱり、そういう、気まずいだけの空間だったり っていう食卓も、
  きちんと 描こうとは 思ったんです」
岡田くん
  「監督として、この 『カラフル』 っていう作品を、演出をしよう ってなったときには、
  どういう感情で やってましたか? 辛い作業では なかったですか?
  それぞれを 掘り下げていって、考えていくわけじゃないですか。
  どういうふうに 見せようかなあ っていう、作業 っていうのは」
原さん
  「うん。 そこを こう・・・まあ、ドキュメンタリー を撮ろう って話 じゃないんで、
  まあ、創作物じゃないですか。 だから、そこは やっぱり、演出としてね、
  いま、この子は どういう心理なのか とか、どんなに 辛い状況なのか っつったら、
  そこを やっぱり、どんどん どんどん、掘り下げていきたくなるんですよね」
岡田くん
  「うーん」
原さん
  「だから、やってると そこに、意外と なんか、楽しさみたいなのも あったりするんですよ。
  で、僕は あんまり、意識しなかったんだけど、スタッフなんか からは、
  僕が、日々 書いている、絵コンテ っていうものを、スタッフが、いち早く 見るわけですけど。
  そうすると、特に、お母さんですよね。 お母さんが、どんどん、辛い状況に 追い込まれていく。
  それを見た スタッフが、僕のことを、なんか、サディスト呼ばわりしてましたね」
岡田くん
  「ハハハハ!
  もう、なんだろうなあ。 家族の、こう、追い込まれ方とか。 
  『カラフル』 の試写会のときに、素敵な言葉を おっしゃってたじゃないですか」
原さん
  「(笑)」
岡田くん
  「それを聞いて、
  “今、大人が子どもたちに伝えられることは 何ですか?” っていうタイトルに したんですけど。
  ちょっと、そこ、紹介してもいいですか」
原さん
  「はい。」
岡田くん
  「監督が、試写会で、中学生に向けた 言葉です。
  みんなは、こうして 見ていると、明るい かんじだけど、
  決して、それだけじゃないと思います。
  人と同じように できない自分を、どこかで、
  ダメなやつ と思いこんだりする悩みも、いっぱい 抱えてると思うんです。
  いろいろな、人間関係の悩みとか、みんなが 普通にできることが、全然できない とか、
  そういう悩みが あると思うんですね。 なんで、できないんだろう って。
  でもね、僕らみたいに、変わった仕事をしてると よく わかるんだけど、
  社会に出ると、人と違うことが 求められる。
  みんなと同じでは、要求に あまり答えられないことが 多い。
  だから、人と違う自分を、どんどん 見つけていって、それで いい と思ってほしい。
  その方が、社会に出たときに、絶対に 役に立つ。
  こういう仕事柄、社会に出ると、みんなと同じじゃない方が いいことも わかるので、
  もし、みなさんが、そういうことで 悩んでるとしたら、そんなに悩まず、
  自分だけが持っている、大切な “色” を、どうか、大切に 育てていって下さい。

  これは、まさに “色を育てていってほしい” っていうのは 『カラフル』 」
原さん
  「(笑)」
岡田くん
  「まさに、この作品の 思い なのかな、っていうのが、あったんですよね」
原さん
  「ええ」
岡田くん
  「だから、監督も、これを作るにあたって、なんかこう、こういうのが 伝わってほしいとか。
  やっぱり、生きる糧 というか。 なってほしいとか って」
原さん
  「そうですね。 今、その、僕が言ったこと っていうのは、試写会といっても 特殊な試写会で、
  映画の舞台にしてた、等々力という、世田谷の、
  中学校を お借りして、完成披露試写会 っていうのを やったんです。
  そのときに、言ったことなんですけど。
  やっぱり、お客さんが、みんな 中学生だったんで。
  それは なんか、特別なことを、
  なんか、伝えたいなあ っていう 気持ちは、ちょっと あったんですよね」
岡田くん
  「うーん」
原さん
  「いろんな世代の人が 来てるわけじゃなくて、ほんとに、中学生の 1年生から 3年生までで。 
  まさに、この映画で 描いている世代が、目の前に いるわけで、 
  そこは、ちょっと真面目に、何か 届いてくれればいいなぁ ということで、
  そういうことを、言わしてもらったんですよね」
岡田くん
  「うーん」
原さん
  「僕自身も、やっぱり、ものすごく 不器用な方だったんで」
岡田くん
  「子供の頃ですか」
原さん 
  「ええ、小学校 中学校 時代。 あんまり、クラスの中心にいるようなタイプ じゃなくて、
  どっちか っていうと、引っ込み思案で 大人しくてね。
  何をするのも 時間がかかる、っていうのが、いつも 悩みで。
  自分でも わかってるんだけど、それを いつも、親には 文句 言われて(笑)
  そういう気持ちで、ずっと 育ったんですよ。
  オレは、なんで みんなみたいに、テキパキできないんだろう とかね」
岡田くん
  「うん」
原さん
  「でも、世の中に出ると、実は、その能力が 人の能力に イコールじゃないわけで、
  僕なんか、たまたま こういう、アニメを作るのに向いている 何かがあったから、
  こういう仕事が 続けてこれてると思ってるんですよね。
  中学生ぐらいんときは やっぱ、そういう・・・将来は そういうことが、 
  いまと 状況が変わる みたいなことを、信じられないと思うんですよ。 僕自身も そうだったし。
  大人んなったら オレ、どうなるんだろう? と思ってましたからね」
岡田くん
  「アハハハ!」
原さん
  「このまま 大人になったら、絶対、落ちこぼれんな と思って」
岡田くん
  「(笑)」
原さん
  「だから、そうじゃないこともある と。
  それは やっぱり、経験した立場なんで、ちょっと、伝えてみようかなぁ と思って」


(曲)
MIWA 『僕が僕であるために』



岡田くん
  「何で、中学生、こんなに、こう、リアルに 描けるんですか?」
原さん
  「いや、僕も、中学生だったことが あるからですよ、やっぱり」
岡田くん
  「あー。 でも、忘れちゃうもの って、ないですか?」
原さん
  「ありますねぇ、ありますねぇ」
岡田くん
  「なんか、やっぱ こう、見てて。 やっぱ、僕は ちょっと、大人の目線でも 見てしまうので、
  でも、なんかこう、えぐられそうな かんじも するんですよね。
  大人の視線から見ると、なんかこう、過去 えぐられてる かんじもするし。
  知り合いで、中学生の お子さんが観たのを、聞いたんですけど、“動けなかった” って」
原さん
  「(笑)」
岡田くん
  「(笑)観たあと、こう、ドンピシャだから。
  動けないぐらいの、ほんとに、感銘 受けてとか、言ってたりするのを 聞いたんですけど」
原さん
  「ええ」
岡田くん
  「そこまでの、リアルさ というか・・・」
原さん
  「僕もね、最近 思うんですけど、やっぱ、
  人 って、あんま 変わんないんだな と思ってるんですよね。
  もう、結構 いい年 なんですけど。
  よくね、簡単に 人は変われる とか、頑張れば 状況は変わる みたいなことを、
  あんまり、安易に 言いたくなくて」
岡田くん
  「うん」
原さん
  「僕なんかも やっぱ、中学校の頃に、人並みに できなかったこと っていうのは、
  いつまで経っても、変わんないですよ、やっぱり。
  自分の性格の 弱い部分とか、そういうのってのは 結局、おんなじなんだな って。
  ほんとは、認めたくないんですけどね(笑)認めざるを得ないようなことが、すごく あって。
  だから、人って、結局 中学生ぐらいの頃と、環境は 変わったりするけど、
  中身 ってのは、そうそう、変われないんじゃないかな っていう気が してるんですよね」
岡田くん
  「中学校んときに、できあがる・・・土台が できる って、言ったりしますもんね」
原さん
  「はいはい」
岡田くん
  「僕、実は “怖い 14歳” って、言われた世代 なんですよね、思いっきり。
  大人の人が、14歳を “怖い” って 言い出したときの。 ニュースとかで」
原さん
  「全く 違うタイプの・・・」
岡田くん
  「そうですね。 もう、わかんない って言われて、ま、そういう事件も 怒ったりとか。  
  “キレる 14歳” 」
原さん
  「あー」
岡田くん
  「 “キレる 14歳” って、言われた 世代」
原さん
  「おぉ・・・」
岡田くん
  「(笑)なんですよ。 だから、なんか・・・なんだろうな。 子供・・・
  中学生 って、どういう存在だと思ってますか?」
原さん
  「僕も、この作品を作るときに、やっぱ、
  自分の中学生の頃に、一番、相談した つもりなんですよね」
岡田くん
  「うーん」
原さん
  「いまの中学生にも ちょっと、話 聞かしてもらったりも したんですけど、
  でも 結局、人それぞれ、いろいろだ っていうのを、あらためて わかって、
  だったら、自分に もっと、相談しよう と思って。
  自分が中学生のときに、どういうことが 楽しかったか とか、辛かったか とか。
  そういうことを、ずうっと やってた 気がしますよね」
岡田くん
  「うん」
原さん
  「で、やっぱ 思い出すのは、中学生の頃 って、そりゃあね、親の世話には なってるし、
  お金も持ってないから、そんな 好き勝手なことは できないけれど、
  どんどん、なんか、新しい世界が 見えてくる頃じゃないですか。
  それを、周りのね、友達も おんなじように、
  いままでは なんか、ものすごく 幼稚な子達が、ちょっと 背伸びをしはじめて。
  大人が聴く音楽、聴いたりとかね。
  大人が興味を持つようなものへ、どんどん、興味を持ち始める みたいな。
  一緒に どんどん、世界を広げていく みたいなかんじが、
  ものすごく、楽しかったような 気がしたんですよね。 思い出して。  
  すごく、なんか、大切な、かけがえのない 年頃なんだな って、あらためて 思いましたよ」
岡田くん
  「ま、難しい年頃で・・・」
原さん
  「難しい」
岡田くん
  「僕も、実は、中学校の先生に なりたかったんですよ、ずうっと。 歴史の先生に なりたくて」
原さん
  「はいはい」
岡田くん
  「それは・・・一番 難しい時期 だって思うのと、先生次第で、どうとでもなる っていう。
  大人に なりたいし、大人になってくる情報との、ものすごい ピュア さ。
  危ない ピュア さと、なんていうのかな、思いっきり 混ざってるじゃないですか。 
  だから、大人次第で どうとでもできる、って言ったら 変ですけど」
原さん
  「(笑)」
岡田くん
  「大人の目線から言うと」
原さん
  「うん」
岡田くん
  「悪い先生でいれば、たぶん きっと、悪く染めることも できてしまうし、
  きっかけを、一番 与えてしまう、難しい時期・・・」
原さん
  「そうですね。 なんか、中学校のときの、いい先生との出会い って、ものすごく大事ですよね。
  僕なんかも、高校の先生とかは あんまり覚えてないけど、
  小中学校の頃の、すごく・・・」
岡田くん
  「(笑)覚えてますよね、なんか」
原さん
  「いい先生 って、なんか 覚えてるんですよ」
岡田くん
  「そうなんですよねぇ。
  中学校のときに、大人とかに 出会うことって、結構 おっきいじゃないですか」
原さん
  「真面目に 向き合ってくれる大人 ってのに、やっぱり、ものすごく 反応しますよね。
  たぶん、中学生ぐらい って」
岡田くん
  「あと、大人を許せない っていうのも、ありますよね」
原さん
  「あー、はいはい」
岡田くん
  「そんなに こう、大人が思ってるほど 考えてなくないし、めちゃめちゃ考えてるけど、
  だから、大人が 押し付けてくるんだけど、
  大人がミスしたら、それを ずっと許せない、危なさも あるじゃないですか」
原さん
  「一番 身近な大人で、親 っていう存在が あったりするわけですけどね。
  中学ぐらいの頃 って、たいてい、親が 鬱陶しい時期 ですよね(笑)」
岡田くん
 「そうですよね。 第二次反抗期 って、言われたりしますけど」
原さん
  「なかなかね、でも ちょっと、
  辛い状況にある子達を、こういうものを観させるまで ってのは、大変だと 思うんですよね。
  やっぱり、現実に、そういう目に会ってる子達は、そんな余裕もないと思うんですよ、やっぱりね」
岡田くん
  「届かない っていうことは、思ったりするんですか?」
原さん
  「うーん、届いてほしい とは思ってますけどね。
  だから、もし 自分が中学生の時に、主人公の 真くんみたいな状況でね、
  この映画 観ろ! って言われたら、
  観る気になるかな? って、思ったりは しますよね、やっぱね」
岡田くん
  「うーん・・・」
原さん
  「まあ でも、観てもらって、なんか 少しでもね、映画館 入った時と 出た時で、
  気持ちが、少しでも明るく変わってほしいな という気持ちは、
  ものすごく、真剣に ありますけどね」


(曲)
ANGELA AKI 『手紙~拝啓 十五の君へ~』
手紙~拝啓 十五の君へ


岡田くん
  「やっぱ、原監督 っていうのは、大人も観れるアニメーション っていうことも ありますけど、
  今回の映画も、大人っぽい って言ったらいいのか。 なんていう言い方を すればいいんですか?」
原さん
  「うーん」
岡田くん
  「自分では、なんていうかんじ なんですかね。
  僕からすると、大人が観れる っていうより、子供を ナメてないかんじが したんですよね。
  大人が観れる映画、って 簡単に言うと そうなるのかも しれないですけど、
  大人が感じる、子供の、なんだろう、
  このぐらいのレベルだろう、みたいなのを、こう、線引きを せずに、
  子供も しっかり考えてるから、これは 伝わるはずだ、ってことを思って 作ってんのかな っていう」
原さん
  「あー。 僕は とにかく、
  ま、この 『カラフル』 は、ちょっとね、対象年齢は 上ですけど、
  とにかく 僕は、キャリアのほとんどの期間を、子供向けのアニメを、ずっと作ってきてるんですよ。
  藤子・F 先生 の作品だとか 『クレヨンしんちゃん』 とかね。  
  そうすると やっぱり、お客さん ていうのは ほとんど、ちっちゃい子供達 だったりするんで」
岡田くん
  「うん」
原さん
  「最初はね、やっぱ、子供が観るものだ みたいな意識は ありましたよ、確かに」
岡田くん
  「あったんですか、へぇー」
原さん
  「それでも やっぱり、自分には これを作るしかない っていう、
  何かを作る っていうね、作業をする中で、
  あんまり、自分に嘘をついて作るのも、嫌じゃないですか。  
  だから それなりに、真面目に(笑) 作品として 作り上げよう と思って、やってたんですけどね」
岡田くん
  「いつぐらいで、変わったんですか? 『クレヨンしんちゃん』 ぐらいですか。」
原さん
  「 『クレヨンしんちゃん』 のときに、結構、変わってった気がしますね、うん。
  それは やっぱり、子供に こういうものを見せても、意味が わかんないだろう と思ってたら、
  意外と、子供も わかってくれてたり、
  あとは、一緒に来た 大人の 親達とかが、
  意外と、面白がって 観てくれてる っていう 声が、聞こえてきたりしたときに、
  あっ、こういうことを やってると、伝わる人には 伝わるんだな と思えたんですよね」
岡田くん
  「 『オトナ帝国』 クレヨンしんちゃん の 『オトナ帝国』 のときに、こう、
  作ってるときに、モメたりしなかったんですか?」
原さん
  「あー・・・」
岡田くん
  「プロデューサー の方とかは、やっぱり ちょっと、
  違う意見だったんだろうな って 思っちゃうじゃないですか。
  子供に 作ろうとしてる人達 じゃないですか。
  それを こう、やっぱり ちょっと、大人になったら。 面白がれる人 だったらいいけど、
  『これ、もうちょと、子供寄りに作った方が いいんじゃねえの?』 とかって、
  なったり しなかったんですか?」
原さん
  「まあ、ありましたね、それは。
  でも、わりと こう 『クレヨンしんちゃん』 ていうキャラクター が、
  とにかく、活躍する作品を作る っていう 作業なわけで。
  そうすると こう、次第にね、中身のチェックが、少し、緩くなってったり するわけですよ」
岡田くん
  「アハハハハ(笑)へぇ」
原さん
  「僕も、ギリギリまで、仕事しなかったり してたんで、結局、
  『次は こういうの やりたいんだけど』 つって、
  『いや、ちょっと よく、意味が わかんないよ』 とか、言われながらも、
  『まあ、なんとかしてみますよ』 みたいなかんじで、製作に入っていっちゃう っていう・・・」
岡田くん
  「(笑)そこらへんは、大変だったですよね。
  でも 僕、実は、俳優の 古田新太さんに、
  いままで観た映画ん中で、一番 面白い映画、なんですか? って、聞いたら、
  『クレヨンしんちゃん』 だよ! って言われて、
  それで、申し訳ないですけど、初めて 観たんですよ。
  『クレヨンしんちゃん』 の 映画を観て、こんな、大人が観れんだ! っていうの」
原さん
  「(笑)」
岡田くん
  「 『クレヨンしんちゃん』 ナメんなよ、お前! って、言われたんですよね(笑)」
原さん
  「(笑)」
岡田くん
  「それで、大人んなってからですけど 『クレヨンしんちゃん』 を観て、
  あ、こんなに 泣けるし、こんなに すごいんだ! っていうのを、わかったんですけど」
原さん
  「ありがたい話 ですね」
岡田くん
  「いや(笑)古田さんが、一番で。
  フェイバリット・ムービー を 『クレヨンしんちゃん』 だ、って(笑)」
原さん
  「(笑)」
岡田くん
  「みんなに、薦めてましたけど」
原さん
  「へぇー、それは 初めて聞きましたよ」
岡田くん
  「ほんとですか?」
原さん
  「ええ」
岡田くん
  「古田新太さんは(笑)ずうっと 言ってましたけど。
  そういうね、ご本人は 謙遜されるか しれないですけど、
  “小津安二郎 の再来” って、いろんな人に・・・」
原さん
  「いやいや・・・(笑)」
岡田くん
  「(笑)ちょっとね、言われると、重いとは 思うんですけど(笑)」
原さん
  「そりゃ、言い過ぎですよ」
岡田くん
  「(笑)」
原さん
  「たぶん みんな、ものすごい人が、ツッこんでると思いますよ(笑)」
岡田くん
  「いやいや・・・でも、評論家の人達が、たくさん 言ってるわけで」
原さん
  「いやいや・・・」
岡田くん
  「自分で言ってたら、オイ! って言われるかもしれないですけど、」
原さん
  「レベルが、全然 違います(笑)ほんとに」
岡田くん
  「いや、でも それだけの、ねえ、ほんとに アニメで、なんていうのか、描き方とか、
  その人物が、変わる時 っていう、きっかけ を描くのが、すごいじゃないですか。
  きっかけ というか、徐々に 徐々にでも、何かを 変わっていく、
  心理描写の描き方 っていうのが、すごいと思うんですけども」
原さん
  「その辺は やっぱり、古い映画とかね、まあ、日本映画とかが 多かったりするんですけど、
  その辺で、まあ 僕らも、散々、打ちのめされるような経験を(笑)してるんですよ。
  こんな すごい映画が、過去に あったんだ とか」
岡田くん
  「うーん、ま そうですね」
原さん
  「やっぱり、そういうの 観ちゃうと、なんかこう、わかりやすさが 正しいことではない っていうか」
岡田くん
  「うーん」
原さん
  「あっ! いまここで、何かが起こったんだ、とか、さりげなく、見せては いるけれど、
  そういう演出が、やっぱり、いい演出なんだな ってのが、だんだん わかってくるんですよね」
岡田くん
  「実際、どういう作品とか、どういうものに 打ちのめされた っていうのは ありますか?」
原さん
  「そうですねえ。 元々は、ほとんど アメリカ映画ばっかり 観てたんですよ、僕も。
  洋画ばっか 観てて。 ちょうど、その、僕らが若い頃の、スター的な監督達が やっぱり、
  ジョージ・ルーカス とかね、スピルバーグ とか、コッポラ とか、そういう人達が、
  ものすごく 憧れてたわけですよ、僕なんかも。
  でも そういう人達が、とにかく、なにかにつけ 『クロサワ、クロサワ』 って、言うんですよね。
  で、あんまり 観てなかったんですけど、観てみようと思って、観たら、
  まあ、やっぱ、スゴイわ と思って」
岡田くん
  「(笑)そうですよね。 黒澤さんとか、小津安二郎さんとか、もう、ハンパないですよね」
原さん
  「過去の日本の映画は、ものすごい 宝が いっぱいあるんだな、って思って、
  そっちを 観るようになって。
  で、まあ、黒澤明 から始まって、あとは、木下惠介 っていう監督が いるんですけど、
  その人なんか、僕は 一番、しっくりきたんですよね」
岡田くん
  「うーん」
原さん
  「で、ずいぶん 追っかけて、観てた時期が あったんですけど。
  で、勝手に なんか、自分なりに 学んだ っていうか、
  こういう演出をすると、こんなに 効くんだな、とかね」
岡田くん
  「ま、なんか、そうですよね、その時代の なんだろう、
  お客さんにも こう、説明しすぎず、考えさせる というか、感じさせる というか。
  いま こう、やさしいから 提示してしまうことも、提示せずに・・・」
原さん
  「そうですね」
岡田くん
  「なんで こんな、中途半端な! って、
  いま、テレビドラマ とか、特に そうですけど、
  5つ 感情があったら、5つ 全部 出せ って、習うんですけど、
  やっぱり こう、なんだろう、わかんないカットとか あるじゃないですか。
  このカットだけ見たら、どういう表情してんのか わかんないカットとか、繋げてみると、
  こっちが 考えさせられる というか・・・」
原さん
  「そうそう。 だから、見せないことによって生まれる 感情もあるんだな と思うんですよね。
  敢えて、一歩手前で 止めるとか。 敢えて、途中を抜く とかね」
岡田くん
  「勇気、いらないですか?」
原さん
  「いりますよ。 ものすごく、いりますよ。 ものすごく、いる」
岡田くん
  「わかってくれんのかなあ とか」
原さん
  「それは、ものすごく ありますよ」


(曲)
SPANDAU BALLET 『TRUE』
True


岡田くん
  「伝え方の こだわり、とかっていうのは あるんですか?」
原さん
  「自分がね、作ってる アニメ ってのが、まあ、自分でも 思っちゃうんだけど、
  やっぱり、いまのアニメの、主流では ないような 気がしてるんですよね。
  アニメなら もっと、楽しい世界を見せられるし、もっと 自由な 描き方ができるわけですよ。
  その辺に関しては、アニメーション て、実写と違って、
  それによって 予算が 全然 変わるわけじゃなくて、
  監督が、こうしたい って思えば、まあ、なんとか できちゃったりするわけなんですよね。
  でも、そういった自分が、また、勝手に、アニメーション てものを、
  勝手に、枠に はめてるようなことを。 考え方をしてるな、って気がしてきて。
  今回の 『カラフル』 なんかも、作りながら、
  アニメ っぽくないな、みたいなことは、自分でも ずっと 思ってたんですよ。
  でも、そういう アニメも、アニメなんだ と思えるように なってきて。
  だから、これは これで、アニメのジャンルの 一つじゃないかな、とは思ってんですけどね」
岡田くん
  「うーん」
原さん
  「アニメだから、ファンタジー じゃなければ いけないとか、
  キャラクターが、もっと かわいらしくなければ いけない、とか ってことは(笑) 
  それは あんまり・・・」
岡田くん
  「枠を作らない って ことですね」
原さん
  「そうそう。 そういうことに なっちゃうんで、これは これで、
  『カラフル』 っていう、アニメーション映画 であることに、
  間違いはないなぁ、とは思ってるんですけどね」




岡田くん
  「実写は、撮りたくないんですか?」
原さん
  「いや、なくはないわけじゃ ないですけど(笑)  
  実写は、ないですよね(笑)時々、言われるんですけど」
岡田くん
  「(笑)なんで ですか? 人見知り ですか?(笑)」
原さん
  「僕は やっぱりね、大勢の人が、カメラの周りに集まって、
  とにかく、時間に追われて、キツい決断を、次々 させられて みたいな・・・」
岡田くん
  「アハハハ! リアルな ことですね」
原さん
  「そういうのは、向いてない気が するんですよ」
岡田くん
  「あー・・・」
原さん
  「アニメ って、わりと、一つの作品だけど、各自 みんな、別の作業をしてたり するんですよね」
岡田くん
  「うーん」
原さん
  「実写の撮影現場 みたいな瞬間 てのは、そうそう ないんですよ。
  ヨーイ、スタート! みたいなのは。
  まあ、音の・・・声の現場とかは、多少、そういう感じですけど。
  迷ったりしたら、ちょっと待って、って言えるんですよね(笑)ちょっと、保留 とか」
岡田くん
  「でも、アフレコ とかは、役者さん 使うし・・・」
原さん
  「はいはい」
岡田くん
  「ねえ。 決断に迫られることも、たくさん あると思うんですよね」
原さん
  「アフレコとかは、僕にとっちゃ 結構、きつい時間です」
岡田くん
  「アハハハ! そうなんですか?」
原さん
  「アタフタしてます(笑)」
岡田くん
  「これ、だって、大御所 って言ったら 変ですけど、
  宮崎あおいちゃん だったり、ねえ、麻生久美子さん だったり、出てらっしゃるじゃないですか。
  出てらっしゃるというか、アフレコで。
  たぶんね、宮崎あおいちゃん なんか 『原監督 だったら、出る』 っつって・・・」
原さん
  「いや(笑)それは 違うみたいですけど(笑)」
岡田くん
  「違うんですか(笑)」
原さん
  「原作・・・」
岡田くん
  「原作が好きな・・・」
原さん
  「原作が、好きだったらしいです」
岡田くん
  「へぇー。 出る、っつってね」
原さん
  「麻生さんが、わりと 『しんちゃん』 とかで、観ててくれた みたいです」
岡田くん
  「麻生さん、そうですよね。
  たぶん、その前に 僕、一緒に、共演してて、
  アニメ好きだ っていうのを、聞いてましたけど」
原さん
  「ええ」
岡田くん
  「演出 付けるのも、ちょっと こう、なんか、苦手なんですか」
原さん
  「すごく 困ってますね、いつもね」
岡田くん
  「アハハ!」
原さん
  「なんか、言わないと いけないのかな とか」
岡田くん
  「ハハ(笑)」
原さん
  「でも、なんか・・・」
岡田くん
  「でも、こだわりたいから、やっぱねえ、  
  もうちょっと こうして下さい、みたいなことも・・・」
原さん
  「でもね、あんまり、色を 完全に変えて下さい、みたいなことは ないですね、毎回。
  それは やっぱり、キャスティングをした時点で、もう 大体、結果が見えてるんで、
  お願いしてるだけなんですよ、僕らは。
  だから、役者さんとかは、やっぱり、短い期間で、
  ほとんど、何時間かで やるわけですよね。 それぞれ、別々に」
岡田くん
  「うん」
原さん
  「なんか 毎回 『これで よかったんでしょうか?』 みたいなかんじで、
  帰っていかれる方が、多いんですけど(笑)
  僕は 僕で 『いや、もちろんですよ』
  いきなり 決めたわけじゃなくて、やっぱり、キャスティングするにあたって」
岡田くん
  「知ってて・・・」
原さん
  「他の作品を、やっぱり 見直すし。
  この人なら だいじょぶだ、ってところで、お願いするわけなんで。
  まあ、そうそう、思ってもいない 色を出してくれ、みたいな話じゃないわけですよ」
岡田くん
  「(笑)
  原監督から見て、いまの アニメーション業界 って、どう 映ってるんですか?」
原さん
  「うーんと・・・あんまり、観なくなっちゃいましたね、アニメーション はね。
  自分の作ってる アニメだけで、なんかもう、お腹一杯 っていうか」
岡田くん
  「いま、何 観るんですか?」
原さん
  「映画も、だから、あんまり観なく なっちゃいましたね。 実写も。
  時々、なんか、古い映画の DVD とかを、引っ張り出したりとか するぐらいで、
  あんまり こう、周りを よく見てるわけじゃないんですよ」
岡田くん
  「なんか、世代間の違い とかって、どういうふうに 思ってたりとかしますか?
  今回は、中学生だったり っていうのもあるし・・・」
原さん
  「作るにあたって、現役の中学生の子達に、話を聞かせてもらったり したんですよ。
  その時に、いまの中学生の雰囲気みたいなのを 掴もうと思ったんですけれど、
  掴めなかったんですよね。
  というのは、やっぱ みんな、違うんですよ。 みんな、それぞれ。 個々」
岡田くん
  「同じ人間、いない ってことですよね」
原さん
  「だから あんまり、いまどきの若い子は、みたいなことは 言いたくないし。
  言っちゃうことも、ありますけどね」
岡田くん
  「フッフッフ(笑)」
原さん
  「でも、僕なんかも やっぱり、そうやって、若い頃は、大人からは、
  『お前ら、何 考えてるか わかんない』 みたいなことを、言われてたわけで(笑)」
岡田くん
  「いつの時代も 言われてる、っていうふうには、思いますけどね。
  ま、今回は ほんとに、テーマが “今、大人が子どもたちに伝えられることって何ですか?”
  これ、何・・・ま、この作品 観てくれ、っていうことに なると思うんですけど。
  何が 一番、伝えると、子供達は こう、生きていく強さ になるのか とかっていうと、
  何だと、思われますか?」
原さん
  「いやあ、難しいなあ・・・」
岡田くん
  「なんか、この作品の中で、ある女の子が、
  自分が おかしい。 きれいなものが すごく好きなのに、壊したくなる、とか。
  それを、主人公の子が “それでも いいんだよ” と。
  人間も テンション、みんな 変で、それが 普通なんだ ってことを 言うじゃないですか」
原さん
  「はい」
岡田くん
  「これって でも、伝えれることなのかなぁ と。 それで いいんだよ、っていう。
  もちろん 勉強も、いろいろ、目の前にあることを 頑張るとか、やる とか。
  向いてる 向いてないは 別としても、何かを取り組む っていうことは 大事だけど、
  得意 不得意があっても、別に それでもいいし。
  みんな 一緒じゃない ってことが、最初の、監督が、ね、
  みんな 『カラフル』 ってことを 言いましたけど」
原さん
  「はい」
岡田くん
  「それが やっぱり、伝えれること っていうのは、あるんですかね。
  なんか、もっと違うこと・・・」
原さん
  「いや、僕なんかも やっぱり、それなりの年齢を 生きてきてると、
  中学生の頃に ダメだったことは、いまでも ダメだ っていうことが(笑)
  気がついてきたり、するんですよね。
  だから、自分は、何に 向いてんのか とか、
  そういうことは やっぱり、真剣に考えた方が いいとは思うんだけど。
  こういう仕事してると、アニメーションの監督に、自分も なりたいんだ みたいな人と、
  たまに 会ったりすること あるんですけど。 若い人 でね。
  そこで、わりと言う アドバイスとしては、
  人のせいに しない方がいいよ、ってことは 言いますよね。
  なりたい自分に、自分が なれてないことを、人のせいにしない ってことが、なんか、
  大事だと思う、みたいなことは 言ったりしますよね」
岡田くん
  「うん」
原さん
  「それは やっぱり、しょうがないことだと思うんで、
  なりたい人が みんな、なれるわけじゃないんで。 そうしたら やっぱり、そんときに、
  アイツのせいで、自分は なれなかったとか、親に反対されたから なれなかったとか、
  そういうことは やっぱり、言わない方がいい。
  それを言ったところで、自分を傷つけてることにもなるし、そこは やっぱり、自分の判断でね。
  どこまでも行くのか、それとも、どっかに 方向、軌道修正をするのか っていう、
  それは もう、大人になる過程でね、
  それは、自分の責任で 判断するべきだよ、っていうようなことを 言わしてもらうんですけどね」


(曲)
SIMPLE PLAN 『WELCOME TO MY LIFE』
Welcome to My Life



(対談が終わって、岡田くんの感想)

「さあ、ということで、アニメーション監督の 原さんと、お話を させていただきました。
監督も、最後、おっしゃってましたけど、やっぱり、自分に責任 持つというか、
人のせいにしない、っていうこともね、すごく大事だなぁ と思いますね。
僕ね、ずうっと でも、この、子供達に 伝えられること?
ま、学校の先生に なりたかったから。
これね、なんだろうなあ って、よく 考えてたんですよ、昔。

で、いろいろ ある中で、向いてる 向いてない を決めるのが、自分なんですよね。
ここまでだ とか、この子に これが、才能がある ない っていうのは、わかんないことなんですよね。
それを こう、自分が、これ向いてない これ向いてない これ向いてる、とかって。
ここまでだ、とかって決めるのも、やっぱり、自分なので、
とりあえず、なんでも やってみる、っていうことが 大事だよ、っていう こととか。

なんか、いろいろ考えるし 悩むけど、
どうしたら、カッコいいか カッコ悪いか、っていうことを、
一番 真ん中に 置いてほしいな、っていうふうに 思ったりもしますよね。
こういうこと言ったら、カッコいいのか カッコ悪いのか とか。
こういうことしてる自分は、カッコいいのか カッコ悪いのか、っていう基準 って、
きっと、それぞれに あって。
こっち行ったら 楽しいけど、カッコ悪いよな、っていうことは やらないでいてほしいし、
冷静に考えた時に 『ノリでも いいよ、これは』 とか、
『そんな、カッコいい カッコ悪い は、どうでも いいんだよ』 っていうのでは なくて、
心の中で きっと、こういう自分が カッコいいのか、
こういうことする自分は カッコ悪いのか、っていうのを 基本に考えると、きっと、人も 許せたりとか。
『ま、そういうときも あるよな。 気持ちも わかるな』 とか、
『変わったんだったら、許せる』 とか、
いろんなことが、変わってきたりすることも できるんですね。
特に、中学生とかって、そういうのって すごく あると思うし。

カッコいい カッコ悪い って、あんまり 基準は、変わんないと思っていて。
正しい カッコいい カッコ悪い っていうのを、見つけながら、こう、いってほしいなあ っていうのは、
すごく 思いますね」


(曲)
MIWA 『青空』



(原さんからの コメント)

「ああ、僕もね、中学校の時に 一番 楽しかったのは、
やっぱり、2年生ぐらいだった 気がしますよ。
ほんとに、自由だった。 自分の興味の広がり方 だったり。

僕は、そんなに こう、反抗的だったわけじゃないですけどね。
でも、やっぱ どっかで、体は 大人に近づいてく っていう、
自分も、ああいう大人に なっていくんだ みたいな、嫌悪感みたいなのは あったような気がしますよ。
でも、いつの間にか 誰でもね、みんな 普通に、大人に なってっちゃうわけで。
だからこそ やっぱ、中学生の頃 っていうのは、
絶対 取り戻せない、貴重な時期だったり すると思うんですよ」

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