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2010/05/23 on air  「世界のテニスについて教えてください」                 (guest) 杉山愛さん

コラボレーション―母と娘の世界挑戦


コラボレーション―母と娘の世界挑戦


杉山 芙沙子 杉山 愛



(オープニング)

「こんばんは、岡田准一です。 今夜も始まりました 『Growing Reed』
この番組では、毎週一つのテーマの専門家をお呼びして、徹底的に質問。
番組の終わりには “考える葦” として、
僕も、みなさんと一緒に、成長したいと思います。

今日のゲストは、女子プロテニスプレーヤーの 杉山愛さんです。
まさに、現地時間の今日から、フランス、ローラン・ギャロス で、全仏オープンが開催されますが、
今日は、テニスですね。

杉山さんは、2000年と 2003年に、タブルス 世界ランキング 1位 を記録されています。
2003年には、ダブルスで、世界四大大会のうち、全仏と 全英、
ウインブルドンですね。
あと、全米で 優勝しています。
そして 昨年、オーストラリアで行われた 全豪オープンで、準優勝されました。
ですが、昨年の9月、惜しまれながら、引退を されてしまいました。

世界で活躍した、トップアスリートである 杉山さんに、
僕らの知らない、プロテニスプレーヤー としての生活や、
テレビを観ているだけでは わからない、テニスという競技の魅力を お聞きしたいと思います。

“世界のテニスについて教えてください”

J-WAVE 『Growing Reed』
新しい一週間、最初の60分。 ぜひ、一緒にお付き合いください。」



(曲)
NATALIE IMBRUGLIA 『GLORIOUS』
グロリアス:シングルズ97-07



岡田くん
  「はじめまして なんですけど。」
杉山さん
  「そうですね。」
岡田くん
  「やっぱり ちょっと、なんか、変わられましたよね。」
杉山さん
  「引退してですよね。」
岡田くん
  「はい。」
杉山さん
  「変わりましたね。 もう、生活は 一変しました。」
岡田くん
  「顔が、優しく・・・(笑)」
杉山さん
  「あ、そういう意味ですか?」
岡田くん
  「いやいや(笑)」
杉山さん
  「外見的に?」
岡田くん
  「いや、外見的にも、なんか、いや、変わられ・・・」
杉山さん
  「そうですねえ。」
岡田くん
  「変わられた っていうのが。」
杉山さん
  「まあ、あの、勝負の世界では ないので、もう、顔は 怖くないですよね。」
岡田くん
  「そうですよね。」
杉山さん
  「でも やはり、報道で こう、テレビにしても、試合してるときなので、
  やぱり、ピリッとした顔 してますし、特に、新聞とかは・・・」
岡田くん
  「ま、そうですよね。」
杉山さん
  「打ってるところも、変顔選手権ナンバーワン みたいな顔で・・・」
岡田くん
  「アハハ!」
杉山さん
  「撮られるので、
  そういうイメージを、たぶん、みなさん 持ってらっしゃると思うので。」
岡田くん
  「ま、でも、戦ってるときの、やっぱり 僕たち 観るのは、本気で戦ってて、
  しかも ねえ、世界の中で 戦ってるときだから、やっぱ、そうですよね。
  顔は 違う・・・」
杉山さん
  「そうですね。」
岡田くん
  「そこばっかりとは、ねえ。 家での杉山さんとかとは、
  やっぱり、違う部分も あったとは思うんですけども。」
杉山さん
  「そうですね。 やっぱり 現役のときも、
  オフコートは、まあ、スマイルが多いというふうに 言われていたので、
  常に、怖い顔していたんでは ないんですけど、もちろん。
  でも やっぱり、みなさんの前に現れる 写真 ていうのは、怖い顔してたので、
  たぶん いまと、相当、印象が違う というか。
  みなさんに、なんか、女性らしくなった とか(笑)優しい表情。
  いま、たぶん、優しい表情には なったと思うんですけれども。」
岡田くん
  「なってますよ。」
杉山さん
  「あ(笑)そうですか?」
岡田くん
  「いや、はじめまして ですから、あんまり(笑)」
杉山さん
  「アハハハ!」
岡田くん
  「あれですけど・・・
  引退をされて。」
杉山さん
  「はい。」
岡田くん
  「なぜ、あのタイミングで、引退を選ばれたんですか?
  まだ 出来た って、言われないですか。」
杉山さん
  「いや、でも、ほんとに もう、
  自分の中では、あれ以上 いいタイミングは無かったな っていうほど、
  完璧なタイミングで 引退できたなと思ってるんですね、いまでも。」
岡田くん
  「何が そんなに、あれだったんですか?」
杉山さん
  「うーん。 やはり もう、精神的にも 肉体的にも、いっぱい いっぱい のところで。
  で、特に、2009年の終わり、10月に引退したんですけれども、
  2009年、スタートは すごく良くて、全豪でも、ダブルス 準優勝したり、
  シングルスでも、まあ、3回戦で、自分の思うような パフォーマンスが出来たので、
  すごく 充実していたんですけども、中盤に入って、なんか こう、
  やはり、自分が思ったものが、なかなか出来なくて、
  頭でイメージしてるものが、体で 表せなかったんですね。
  で、負けも かなり続いてしまって。
  そのときに、やっぱり、自分のフィットネスレベルが、ちょっと 落ちてるな。
  これを、自分のイメージ通りのパフォーマンスをするには、もっと プッシュして、
  体をフィットさせないと出来ないな というふうに思って。」
岡田くん 
  「うーん。」
杉山さん
  「で、もう、ツアー中だったので、かなり、大会 続いてたんですけれども、
  普段の大会 プラスアルファ で、トレーニングを かなり、きつめのものをして。
  で、やっぱり、体 っていうのは 正直で、やって行くと、それに 応えてくれるので、
  だいぶ、自分のイメージ通りのパフォーマンスが出来たんですけれども。
  でも、それを こう、やっていたときに、肉体的にも 精神的にも、ほんとに きつくて、
  これを また来年、ま、今年に なるんですけど、2010年、続けて出来るか って思ったときに、
  あ、これはもう、自分には出来ない って思って。」
岡田くん
  「うーん。 まあ、それは もう、プロと呼ばれる方の 宿命 と言ったら、変ですけど、
  みなさん、そう、おっしゃいますよね。」
杉山さん
  「そうですね。」
岡田くん
  「やっぱり、オリンピックとか、やっぱり プロって、
  テニスとかも そうですけど、陸上とかも そうですけど、
  もう、このトレーニングは もう、来年 できない、とか って言うほど・・・」
杉山さん
  「うん。 私は ほんとに、そう感じましたね。」
岡田くん
  「追い込まれて。 まあ、格闘家でも、そういう方が いらっしゃるのを 聞きますけども。
  でも やっぱり、もったいない って、たくさんの方から・・・」
杉山さん
  「言っていただけるのは、ほんと ありがたいですけれども・・・」
岡田くん
  「言われる中での結論て、こう、難しくないですか? その・・・たくさんの、
  自分一人じゃない って感じることが、やっぱり たぶん、
  スポーツとかも、何でも そうだと思うんですけど、プロで やられてたら、
  多い・・・く なっちゃうじゃないですか。」
杉山さん
  「そうですね。」
岡田くん
  「いろいろ こう、サーポートしてくれたり・・・」
杉山さん
  「うん。 もちろん、そうですね。」
岡田くん
  「いろいろ、応援してくれてる方だったり って中で、こう、自分の結論を出した時の・・・
  気持って、どういう気持なのかな・・・」
杉山さん
  「でも もう、やはり、引退する前、2~3年ぐらい前から、
  自分は、いつ 引退するんだろうか とか、
  自分らしい引退の仕方 っていうのは、どんなんだろうか っていうのを、
  30過ぎたぐらいから、考えだしていて。 でも、その時は、
  あっ、まだ、私にとっての 引退の時期じゃないな、っていうのは、
  やはり、肉体的にも、テニスのレベルも、
  トップで戦っていける っていう、確信 ていうのが、自分の中にも あったし。  
  で、まあ、そういうふうに やって行くなかでも、長いキャリアがあったので。
  17年、結局、現役生活の長さが あったんですけれども、
  やはり、これだけ長く やってるので、自分で こう、ピリオドを打つのでは なくて、
  たぶん もう、神様が、いいんじゃない? って、
  肩を叩いてくれる日が、来ちゃうんじゃないかな って、思ったんですよね。
  なので、自分から、やめよう って思うよりも、
  もう出来ない、もう いいですか? っていうふうに(笑)
  神様に 問い掛けたくなるような、そこまで やろう、みたいな。
  やっぱり、現役生活 っていうのは、どんだけ長くても、まあ、20年。」
岡田くん 
  「ま、いつかは終わる っていう・・・」
杉山さん
  「いつかは 終わってしまう。 なので、ま、終わらされてしまう、
  ケガをしてしまうかもしれないし、大病してしまうかもしれないし、
  いろんな引退の仕方が あると思うんですけど、
  私は ラッキーにも、ほんとに、ケガが無い、17年間を過ごせたので。
  ほんとに、これだけ長かったのも、丈夫な体も あったから だなあと思うんですけれども。
  でも、最後は ほんとに もう、これ以上は出来ない というところまで、
  自分の、体も 気持も、プッシュできたと思うので。」


(曲)
CORRINNE MAY 『LITTLE SUPERHERO GIRL』
セイフ・イン・ア・クレージー・ワールド
  

岡田くん
  「現役時代 って、一番 感覚が良かった時って、コートに立ってると、何が 見えるんですか?」
杉山さん
  「あのね、一番、自分が、心身ともに充実している時は、
  取れないボールが無い、っていう感覚なんですよ。  
  私は、フットワークが いい っていうことを、自分の中で、自負して やっていたので、
  もちろん、エース も、ウィナー も、取られてるんですけど、実際は。
  でも、どんなボールにも、すぐ 反応して。」
岡田くん
  「なんだろう こう、コートの中で 構えたときに、
  自分の 制空権が、広がってる感じですか? 制空権 ていうか、ここまでは行ける というか・・・」
杉山さん
  「そうですね。 それが、すごい 広かったですね。」
岡田くん
  「その感覚 って、どう 説明できるんですかね。 もう・・・」
杉山さん
  「まあ、なんていうんだろう・・・」
岡田くん
  「それが、広い って、たぶん、普通の人が感じる広さじゃない じゃないですか。」
杉山さん
  「そうかもしれないですねえ。」
岡田くん
  「あの、テニスコート、何メートル 何メートル でしたっけ?」
杉山さん
  「10メートルぐらい、ありますね。」
岡田くん
  「10メートル 10メートルぐらい、まあ、もっと長いくらいの あれを、
  “全部 拾える ワタシ” っていう感覚って・・・」
杉山さん 
  「そうですねえ・・・」
岡田くん
  「その(笑)どういう感覚なのかな っていう。」
杉山さん
  「まずは、ボールに反応することが、一番じゃないですか。
  その反応が、もう、研ぎ澄まされてるかんじで、
  相手の打って来るところが、なんとなく、読めたり。 あとは こう、ほんとに こう、上手く、
  自分の立ち位置によって、次、ボールが どこに飛んで来るかも 予知できて、
  それで 反応して、っていうふうな、プラスアルファ が、どんどん重なることによって、
  自分の守れるところが 拡がって、あと、動きとかも こう、フロー っていうんですかね、
  力 が入らずに、力まずに、流れるように 体が動く とか。
  そういう、心と体の一体感 みたいな、充実感 ていうのは、気持ちいいんですよね。
  まあ、たぶん、ゾーン みたいな。」
岡田くん
  「ゾーン ですよね。 それは まあ、達人と言われる人達が、みんな言う 言葉 なんですよね。」
杉山さん
  「(笑)」
岡田くん
  「それは(笑) なんだろう。 それって、感じれる人 って、なかなか いないじゃないですか。」
杉山さん
  「うーん、そうかもしれない。」
岡田くん
  「何かに向き合って来ないと、やっぱり、見つからない境地だし。 しかも、体を使ったもので。
  でも、みなさん、スポーツで、プロで やられてて、どっか、大きな大会に出るような方は、
  みなさん そういう、なんか、どっかで繋がっているようなことを おっしゃるんですよ。
  達人の域 というか・・・」
杉山さん
  「(笑)
  あれはね、でも、私も そんなに、ゾーンに たくさん、はいれてるわけではないので、
  もう ほんとに、数えるほどしか、
  これがソーンか! っていうのを、経験してないですけど、
  すごく、気持ちいいんですよね。」
岡田くん 
  「この一戦、て あるんですか?
  私の この一戦は、自分で ベストな 一戦だったとか。」
杉山さん
  「ほんとに、総合的に充実していたなあ っていうは、2003年の3月に 行われた、
  アメリカの スコッツデール っていうところで行われた 大会なんですけど、
  自分にとっては、ツアー 5年ぶりの優勝で、その 5年の中では、一回、どん底も味わっていて、
  一回、テニス やめようかなと思った時が あったんですね。 
  それが、今回の引退を 決意したときの前に、初めて、やめたいと思った時で。
  私は、テニスを、4歳で始めたんですけど、ずーっと好きで やってたので、
  やめたいと思ったことがなくて、その、
  自分にとっては、25歳の時だったんですけど、その時は、やめたいと思って、
  もう、自分のテニスも 見失って、自分も 見失って、
  なんにも、打ち方 どうなってんの? みたいな、
  そこまで、落ちてしまった時があって。
  そういう、辛い時期を乗り越えての 優勝だったんですね。」
岡田くん
  「うーん。」
杉山さん
  「その日が、4試合 あって。 ていうのも、前日の・・・」
岡田くん
  「4試合・・・」
杉山さん
  「そうなんですよ。」
岡田くん
  「4試合も、やるんですね。」
杉山さん
  「やらなくちゃ いけなくて、まあ、バットラック といえば、バットラック だったんですけど、
  土曜日の 準決勝の日が、雨が降ってしまって。
  私は、単複。 シングルスも ダブルスも やっていたので、
  シングルスも ダブルスも 残っていて。 で、準決勝が、両方とも 日曜日に流れて。
  なので、単複 両方。 準決勝と決勝、やらなくては いけないという、
  日程も、すごい キチキチの 一日だったんですけれども。
  それも、でも、体力が すごく 自分は、 そのとき あったので、
  まあ たぶん、4試合やって、全部 勝ったのは、
  WTA といって、サスシエーションの中でも、その日だけだったと思うんですね。
  で、選手は、3試合までは やらされるんですけど、
  4試合目は もう、自分のチョイスで出来るので。」
岡田くん
  「うーん。」
杉山さん
  「私は もう、3試合、次の日 起きれないなと思ったぐらい、ボロボロに もう疲れていたので、
  このまま、アドレナリンも出て、興奮状態で 体も 暖かいうちに、じゃあ 次、やる! って言って、
  4試合目も やったんですけれども。
  その日は もう、自分にとっては ゾーンにも入れたし、
  もう 体力の限界まで、自分をプッシュすることも出来たし、精神的にも すごい充実していたし、
  ほんとに、その日は、忘れられない 一日ですね。」
岡田くん
  「やっぱ、なんかこう、どの競技よりも テニスが、
  やっぱり、プロとしてやるには すごく しんどい っていうことを聞いたりしたことが あるんですよ。
  特に、女性とかになると、もっと 大変だし、
  体も もう、ほんとに おかしくなる っていうことを聞いたりとか、
  どのぐらい、やっぱり、大変ていうのが あるんですか? ツアーとか。」
杉山さん
  「そうですね、テニス って、ほんとに、いろんな要素があるので、なんだろう、
  メンタルスポーツでも あるし、あと、トレーニングの要素も、
  筋力も必要だけど、瞬発性、持久力、中距離 みたいなものも必要だし、
  いろいろな要素が、すごく 含まれてるので、
  技術も 大変ですし、基礎体力。
  なので、いろんな、もう ほんと、総合バランスが 上回った選手が、強いんですよね、やっぱり。」
岡田くん
  「あー。 やっぱ 総合的なものが、強い。」
杉山さん
  「総合的なものが、ほんとに こう、上手く整ってる人じゃないと。」
岡田くん
  「日本人は、向いてるんですか。」
杉山さん
  「日本人でも、出来ると思いますね。
  もしかしたら、体力的に、背とか 考えると、やっぱり 大きい方が、
  サーブで有利だったりとか、あるかもしれないですけれども、
  やっぱり その人の、得手というか 得意なところがあれば、十分に、世界で戦えると思いますし、
  私自身も 実際に、あんまり 大きくはないですけれども、
  フットワークとか、バランスが崩れたときの 体制の整え方とか、上手く 返球できるとか、  
  何か、持ち味というか、自分の、ここで戦える っていう 自信を持った点があれば、
  戦えると思いますね。」
  

(曲)
JORDIN SPARKS 『BATTLEFIELD』
Battlefield


岡田くん
  「杉山さんの こう、向き方が その、
  動きが 俊敏性だったり、拾える体制を 元に戻せる って、いつ頃、気づかれたんですか?
  自分の武器が、それだ っていうのは。」
杉山さん
  「うーん。 意外に遅いです。」
岡田くん
  「遅かった。」
杉山さん
  「遅かったですね。 私、17歳で プロフェッショナルに なったんですけれども、
  そのときは ほんとに、好き 好き という気持ちだったですし、
  自分の好きなことが 仕事になって、プロと言って、ツアー 回ってましたけれども、
  自分と向き合うとか、自分のテニスを 客観視するとか、そういうのが なかなか出来ていなくて。
  で、この 25歳で どん底を味わったときも、
  そういう きちんとした、向き合った作業が無かったから。
  ほんとに、25までは、若さの勢いで ダー! って来れたと思うんですよ。
  実際に、実力も、勢いで どんどん付いてって、ランキングも 付いてって、順風満帆。
  自分も そう思ってましたし、周りからも たぶん、そういうふうに思ってたと思うんですけれども、
  でも やっぱり、その勢い っていうのは、
  なかなか 勢いだけでは どうにもならない っていうことが あると思うんですね、
  トップに行くには。」
岡田くん
  「うーん。」
杉山さん
  「それで こう、だんだん、自分と向き合う作業を することになって、いろいろ、
  打ち方 どうしたらいいか、効率よくするには、どういった動きがいいのかとか、
  リズムとかも 勉強したり、あと、トレーニングとかも もっと、きちんと細かく、
  こういう動きを したいんだけど、それには、どういったところを鍛えればいいか とか、
  細かい 作業が 始まったんですけど。
  なので、自分の良さ っていうのも、なかなか 理解してなくて、
  もちろん、足は速いな とかは、わかっていたり、そこが たぶん、自分の武器だろうなと思ったり。
  あと、いろいろな方に、組み立てが上手だね とか(笑)ジュニアのときも言われてたので、
  あ、そうなのかなあ ぐらいは思ってましたけど、
  あんまり、自分の いいところとか 苦手なところとか、意識して やってなかったですね、若い頃は。
  だから、私にとっては、25からが、本当に、
  真のプロフェッショナルとして やってきた って言えるかもしれないです、自信を持って。」
岡田くん
  「25から・・・」
杉山さん
  「うん。」
岡田くん
  「世界には、なんてサーブ打つんだ! みたいな選手とかも、
  フザけんなよ! みたいな(笑)サーブとかは、あると思うんですよ。」
杉山さん
  「(笑)うん。」
岡田くん
  「卑怯だ! ぐらいのとか、そんなかで やっぱりこう、戦って行ける 強さ っていうのって、
  ご自身で、なんだったと・・・」
杉山さん
  「やっぱり こう、自分の、無いものねだりしても 始まらないと思うんですよね。
  自分にあるもので、戦わなくては いけないですし。  
  その 良さ っていうのは、伸ばして行けるし、
  悪いとこも、普通に、イーブンに持って行くぐらい、埋めて行けると思うので、  
  じゃ、自分は、どういったテニスをしたら、この 世界と戦えるか みたいなのが、
  イメージ出来ることは、すごく 大切だなと思いますね。」
岡田くん
  「うーん。」
杉山さん
  「あっ、これが出来るから、こういう人達にも こうやってやったら 勝てるかな っていう、   
  そういう、なんとなくの 図でもいいし。」




岡田くん
  「杉山さんの中で、テニスを 完全に わかった、っていう思いは あるんですか?」
杉山さん
  「いやぁ・・・」
岡田くん  
  「それとも まだ、テニス わかんねえな、っていうとこがあるのか。
  たぶん、死ぬほど、テニスのことなら 考えて来た、って言えると思うんですよ。」
杉山さん
  「そうですね。 その自信は、ありますね。 やっぱり。」
岡田くん
  「そんだけ、テニス イコール 自分のことと、向き合って来ただろうし、
  死ぬほど、自分のこと イコール テニスのことも、考えて来たんだ っていうなかで、
  テニスは、もう わかった って、思えるんですか?」
杉山さん
  「いやいやいや・・・」
岡田くん
  「まだ、思えないんですか?」
杉山さん
  「テニスは、わかったとは 思えないですね。
  やっぱり、自分が こう、テニスを通して、自分探し しようみたいなのがあって、
  自分の、テニスに対する 考え方 っていうのは、だんだん明確になって来ましたし、
  あ、こうやって考えると、自分は、自分のパフォーマンスを発揮しやすいとか。
  そういうふうに、テニスを通して、自分を見てますけれども、
  テニスも わかった、っていうのは、ないなぁと思いますねえ。」
岡田くん
  「やっぱり でも、何かに 向き合って来た、
  テニスを通して 自分、と おっしゃいましたけど、
  その こう、向きあい方って、いろんなとこに通じると思うんですよ。」
杉山さん
  「そうですね、それは、すごく あると思います。」
岡田くん
  「きっと、聴いてる方も、なんか、
  あっ、そういうふうに、こう、向き合って行けばいいのか、
  こういうとき こうすりゃいいのか、みたいなことは・・・」
杉山さん
  「ツアー生活自体が、もう ほんと、修行の場みたいな感じで、
  いろいろな国に行くので、自分の 当たり前だと思ってた、
  日本で、これが 当たり前だと思ってたことが、海外に行くと、当たり前では なくって、
  あ、そういうこと? みたいな、意外な こう・・・」
岡田くん 
  「一番、びっくりしたこと って、何ですか?」
杉山さん
  「いや もう、中国とか行けば、初めは 戸惑うことばっかりで、
  大会の雰囲気であったり、あとは もう、人の こう、なんていうんですかね、
  エレベーター 一つ、出入りにしても、人が 押すのは 当たり前だったり(笑)
  あ、こういうところでは、これが普通なんだ、みたいな、戸惑いとかは たくさんあったし。
  あと、日本は、きちっ きちっ と、
  時間にも、みなさんが きちっと してらっしゃるから、スムーズに行くことも、
  海外のトランスポーテーション、
  いろいろ、送迎の車とか バスとか あるんですけど、そういうのも、
  オンタイムじゃないのは、当たり前だったりする国もあるので。
  試合の日とか、自分の ウォームアップする時間、決まってるのに、
  なかなか、車が来なくて、やきもきするとかも あったりしたんですけど、
  それも やっぱり、あっ、ここの国は そういう、ルーズな感じなんだと思って、 
  だんだん こう、気持も、それに備えて、準備が出来るようになったりとか。
  自分が変わらないと、向こうは 変わらないので。
  こう、鈍感力 というか、フレキシビリティー というか、
  そういうのは すごい、必要だなぁ と思いましたね。」
岡田くん
  「試合前に、こう、持って行き方 って、どういうふうに、
  最初の頃とは ぜんぜん違うとか、あるんですか?」
杉山さん 
  「違いますねえ。 やはり、どんどん・・・」
岡田くん
  「最後の方、どうだったんですか?
  音楽 聴いて、上げるとか っていうものでも なくなるんですか?」
杉山さん 
  「うーん、音楽 聴くときも ありましたけれども、
  私は どちらかというと、自分のやりたいプレー とか。
  ま、相手が だいたい、わかっているので、どういうプレー をするかとかいうのは。
  なので、その相手に対して、じゃ 自分は、どういうプレー をしようかみたいな。
  まあ、メンタル・ビジュアライゼーションというか、
  メンタルトレーニングみたいなの、よく使うように。
  どういった動きで、どういうリズムで、どういう攻め方をするか っていうのは、
  具体的にイメージして、結構、入ってましたね。」
岡田くん
  「フフフ(笑) そっか、もう、達人ですよね。」
杉山さん
  「いえいえ、全然。」
岡田くん
  「そういう、なんかね。」
杉山さん
  「でも、相手のいる スポーツなので、
  自分が そうやりたくても、そうさせてもらえないのが、現実なので。
  なかなか、やりたいようには やらせてもらえない。
  しかも、相手にとっても、そうでありたいというのが、
  駆け引き であったり、ゲームの面白さ であったり。」
岡田くん 
  「スイッチは、どうやって 入れてたんですか? 自然に入るのか・・・」
杉山さん
  「入りますね。」
岡田くん
  「徐々に 入るタイプなのか、パーン! つって入るとか。」
杉山さん
  「うーん。 ま、勝手に 入っちゃいますね、徐々に。
  前日の夜とかから もう、結構 テンションが上がって、  
  調子がいい時は、ワクワクしますし。 早く やりたいな って思うけど、
  調子が悪い時は、不安というか、
  やっぱ、不安要素になって、なかなか寝付けなかったりしますね。」
岡田くん
  「でも、笑顔が多い って 言われてましたけど、あの笑顔は、どうやって さしてたんですか(笑)
  あの、自然に出て来るもんだったんですか?」
杉山さん
  「ダブルスとかですか? 試合中とか?」
岡田くん
  「はいはい。」
杉山さん
  「試合中、ダブルスは、そうですね。
  私、あの、贅沢なので、自分の好きなプレーヤー としか、組んでないんですよ。
  すごく、ツアー でも、仲のいい選手としか、ダブルス 組んでなくて、
  ダブルス 組むの って、この大会 組まない? とか、今年 一緒にダブルス 組まない?っていう、
  話し合いで決まるんですね、自分のパートナー。
  まあ、もちろん、ランキングの兼ね合いとかがあるので、
  誰とでも組めるわけでは ないんですけれども。」
岡田くん
  「ランキングで、ダメだ とかっていうのも あるんですか。」
杉山さん 
  「まあ、相手が低すぎてしまって、一緒に申し込んでも、
  上から何組 っていうふうに取るので、  
  下に なり過ぎてしまうと、出場する権利すらない っていう状態に なってしまうので、
  ある程度、やはり、お互いが ランキングがないと、出れないんですけれども、  
  私は、だいたい 常に、トップテンに いれたので、
  そういう意味では こう、チョイスが たくさんあって(笑)
  で、自分の好きな人と 組んでるので、そういう意味で、パートナーのミスも 許しやすいし、
  なんか、イラ っと来ないんですよ。
  お互い、ベストを尽くしてのミスだから、しょうがないじゃん、て思って。
  そこで、イラ っとして、そういうリアクションしたところで、
  絶対、いい方向に 行かないじゃないですか。
  だから、もう ほんと、ドンマイ ドンマイ、じゃ、次! みたいに思えたのが、
  もしかしたら、ダブルス、成績良く 残せた要因かなあ と思います。」
岡田くん
  「それは、何でだと 思われますか? その・・・」
杉山さん
  「なんでか・・・」
岡田くん
  「普通はね、試合が かかってて、やっぱり ってなったら、
  ミス ったら 『オイ、ちょっと待てよ~』 みたいなことになったりとか(笑)」
杉山さん
  「(笑)」
岡田くん
  「で、まあねえ、いろいろ あると思うんですよ。
  『オイ、いまのは 行けんだろ~』 とか、『何 ミスってんだよ~!』 みたいなとか。」
杉山さん
  「(笑)まあ、たまには、そういうことも ありますけどね。
  でも たぶん、自分にとっては、
  シングルスが、常に、ファースト・プライオリティー だったんですよ。  
  ダブルスが、世界ナンバーワンになったり、成績が、グランドスラム 三つ取れたりとか、
  そっちの方が 成績がいいので、
  そっち メインかなっていうふうに思ってる方も いらっしゃるかもしれないんですけど、
  自分の中では 常に、シングルスプレーヤー 杉山愛 が、一番 はじめにあって、
  で、練習も、だから、ダブルスというよりは、シングルスの練習しか してなかったので、
  やはり シングルスがあって、もう ほんとに、真剣勝負。
  自分だけで いろいろ考えて、試合中とかは、やらなくてはいけない、
  そういう、真剣勝負の場があって、
  ダブルスは、せめて、こう、自分の好きなパートナーと、
  楽しい時間をシェアしようというふうに思ったので、
  ちょっと ゆとりというか、遊びが、ダブルスをするときには あったんですね。」
岡田くん
  「うーん。」
杉山さん
  「なので たぶん、自然と、スマイルも出て、
  うーん、楽しい時間を過ごせたのかなぁ と思います。」


(曲)
元気ロケッツ 『SMILE』
Star Line/Smile


岡田くん
  「あの、こっから、テニスを始めたいとか、
  日本でも、テニスの ウインブルドン 目指してる って子は、多いとは 思うんですけども、
  いいテニスプレーヤー って、
  プロテニスプレーヤー って、なんだよ って、いつも言ってるんですか?」
杉山さん
  「自分が現役のときに、ツアーを回っていても、若手の選手、
  有望な選手が、どんどん、次から 出て来るじゃないですか。」
岡田くん
  「はい。」
杉山さん
  「この子は、上に来るなぁ、トップに来るなぁ、来そうだな っていう子 っていうのは、
  なんとなく わかるんですよ。
  その子たちを見てると、人間の器が大きいというか、
  一 アスリートとして、一 人間としての、大きさを感じるんですね。
  ていうのも、ま、当たり前のことなんですけれども、
  きちんと 挨拶が出来るとか、こう、なんていうんだろう、リスペクトがあるとか、
  あとは まあ、練習。 どんな結果でも、常に 前向きな姿勢が見られるとか、
  ものごとの受け取り方が、すごい ポジティブだったり、
  やっぱり こう、おんなじ事柄が起きてても、どう 自分が、受け取って 感じるかによって、
  次の行動が、変わって来ると 思うんですよね。」
岡田くん
  「うん。」
杉山さん
  「上に来る子たち っていうのは、そういうのが すごく、こう、ポジティブというか、
  プラスのエネルギー を発してる子たちが多いので、
  それは すごく、基本的に 必要なことなのかな。
  ま、何をするにも、そうだと思うんですけど、
  やっぱり こう、ウジウジしてる子は、いないですね。」
岡田くん
  「それは、でも、鍛えて来て なれるものですかね。」
杉山さん
  「と思いますね。 うーん、やっぱり、昔は こう、感情的になって、
  ラケット バキバキ折って、やっていた 男子の選手もいても、
  やっぱり トップになると、それなりの風格があって、そんなことは しないし、
  もしかしたら 部屋に帰って、バキバキやってんのかも しれないですけど(笑)
  でも ほんと、きちんと こう、気持が整理されてるというか、
  なんか こう、人間としても、素敵だなあ って思える オーラが出て来るので、 
  なんか、そういうのは すごく、私は、一 プレーヤー として見るときに、
  強けりゃいいとか、そういうんじゃなくて、
  いろんな風格が備わってる選手が、素敵だなあ というふうに思いますね。」
岡田くん  
  「日本と海外とでは、育成期間が違う とか っていうのは、あるんですか?」
杉山さん
  「うーん、まあ ほんとに、国によりますね。  
  やはり、グランドスラムのある国は、お金が集まりやすいので、
  特に、フランスとかは、すごく、ジュニア・プログラムとか、
  ジュニアから プロになる、移り変わりのプログラムだったり、
  そういった ソフトの部分も、充実してるし。
  まあ、ハードも、お金があれば すごく、設備も、きちんとしたもの 出来るので、
  だから、次から次へと、フランスは、選手も 生まれて来てたりするので、
  やっぱり、かけるところには、お金もかけてるし、人材もあるなあ っていうのは、感じますね。」
岡田くん
  「テニスを、今後 やる子たちに、世界を目指してる子たちに、
  一番、なんかこう、厳しい・・・」
杉山さん
  「クールな?」
岡田くん
  「リアルな ・・・」
杉山さん
  「リアルに。」
岡田くん
  「リアルなものを見て来た 目線 て、あると思うんですよ。」
杉山さん
  「うーん。」
岡田くん
  「きっと その、大まかに言えば 人格だったりとか、そういうのは、
  上がって来る子は、そういう子たち、
  そういう子を 育てなきゃいけない っていうのは、あると思うんですけど、
  リアルな、プロの世界 見て来て、技術面でも、何でもいいんですけど、
  たぶん、そういう子たちも、プロのテニスとか、テニスの奥深さとか 見てる子たちが、
  やっぱり、杉山さんが、何が 大事で・・・」
杉山さん
  「私自身が、これが あったから出来たんだ っていうような、
  言葉の言い換えに なっちゃうかも しれないんですけど、
  これは、テニスに対する “ラブ”
  もう、私は、テニスが大好きで、この ラブ が、テニスに対しての パッションというか、
  ラブ があったからこそ、どんなトレーニングとか、どんな練習してても、
  これが楽しい、に なるんですよね。
  で、自分の イメージしてる強さ。
  こういう 強い選手になりたい、こういう プレーヤーになりたい っていうのがあって、
  それに向かう エネルギー量 っていうのも、
  この ラブ があれば、どんどん、エネルギー量も 増えて来るし。」
岡田くん
  「うーん。」
杉山さん
  「だから たぶん、ハードルも 低くなる というか、勝手に。
  好きじゃないことをやると、苦で、大変になって来るじゃないですか、どんどん。
  でも、好きだったら、大変なことも、簡単に 越えられるというか、やりがいを感じられるから、
  ああ、こんなの簡単に出来ちゃう みたいな。 トレーニングにしても、練習にしても。 
  で、やれれば また、自分が、より強くなってたり、上手くなったり、
  出来ないショットが 出来たりすると、また、楽しさが 増えて来るので、
  そのエネルギーも、どんどん大きくなるし、
  結果も また、付いて来てくれれば、プラスになるから、
  このテニスに対しての “ラブ” は もう、
  私は、誰にも負けない っていう、自信があります。」
岡田くん
  「全英、全仏、全豪、全米 の、四大大会 っていうのは、やっぱ、
  テニスプレーヤー として、特別な・・・」
杉山さん
  「そうですね。 グランドスラム、四大大会は 特別ですね。」
岡田くん
  「それぞれ やっぱり、ちょっと 違うんですか?」
杉山さん
  「違います。 すごく、雰囲気は 違います。
  でも、それぞれに、その国の 色というか、味があって、すごく素敵な場所で、
  テニスプレーヤー は、毎週 試合があるんですけれども、でも、グランドスラム、
  四大大会に ピークを合わせて、そこで、ベストの 体調と調子に 持って行くために、
  普段のこう、ツアー を回ってますね。」
岡田くん
  「あの、一番 好きな大会 っていうのは、どれだったですか? ウインブルドン・・・」
杉山さん
  「もう、それぞれに 素敵なので、全部 好きなんですけれども、
  どれに 一番、優勝したいですか? っていうふうに聞かれたら、ウインブルドン て答えます。」
岡田くん
  「うーん。 やっぱり、そうなんですよね。」
杉山さん
  「やっぱり、特別ですね。
  ほんと、子供の頃から、お家に、階段のところに、上がると こう、
  ウインブルドン センターコートのポスター が、貼ってあって、
  それを、階段を上がるたんびに、なにげなーく見てるんですけど、
  たぶん、そこに いつか、自分も立ちたいなあ って思いながら、日常、過ごしてたので、
  ほんとに、自分が センターコート 立った時は、やっぱり、足も震えるというか、
  もう、特別なんですよね。
  芝生も、ふかふかな 絨毯の上を 歩いてるような感覚ですし、
  屋根が、少しだけ あるんですね、センターコート っていうのは。
  閉まり具合 というか。 すごくオープンだと、バー って広く 感じてしまうかもしれないんですけど、
  少し閉じてるので、少し こう、閉鎖された感じがある、神聖な場 みたいな、
  気持ちいい空間でしたね。」


(曲)
SANTANA FEAT.MICHELLE BRANCH 『THE GAME OF LOVE』
Hotel Paper (CCCD)



(対談が終わって、岡田くんの感想)


「さあ、ということで、杉山さんと お話をさせていただきました。
やあ、ねえ、ほんとに、なんかもう、行き着くとこは 愛 だよ、っていうね。
ま、そうなんでしょうね。 みなさん、そうなるんですよね。
まあ、杉山愛さんですから “愛” に行くのも (笑)ま、そんなことは ないッスけど。
みんな、でも、やっぱり 行き着くとこは 愛 とかって、みなさん、おっしゃるんですよね。

でも、僕は、スポーツ選手を すごく尊敬するし、好きなのは、やっぱり、
どんだけ、それに対して 考えて来たか っていう量が、
ハンパじゃない っていうことなんですよね。
やっぱ、スポーツ選手とか、芸術家とかも そうですけど、
特に、体 動かすもの っていうのは、すごく、自分と対話したり、
もう、キツイとか、出来ないとか なったときに、出来んのか? とか、やれんのか? とか、
すごく、対話を すごい して来た人だから、
それって、いろんなとこに繋がってて、人生経験だったりとか。
なんだろう、ほんとに、やっぱ ちょっと、違うな っていう かんじがするのが、すごく、
話をしてて、面白いんですよね。 プロの方で、やってる方 っていうのは。
だから、すごい 好きなんですけども。

ほんと、大変だったんだと思うんですよね。
それも、敢えて こう、いろんなことは 言わないですけど、
すごく、杉山さん自身が、人格者なんだろうし。
  
帰り際に 聞いた時に、テニス って、一言で言うと 何ですか? っつったら、
まあ、ネットを挟んだ 格闘技です、って、
トゥル っと おっしゃてましたけど、
やっぱ、そのぐらい こう、戦って来るというか、間合いの遠い 格闘技 っていうか、
切り結び合ってる感じが するんですよ って、ねえ、ちょっと 言ってくれましたけど。

なんだろう、僕が見たい世界を、みんな 見てるというか。
こう、なんかね、違う感覚があるんですよ。 一個、上の。
僕らが こう、運動してて、経験したいなぁ と思ってる 先のがあるのがね、
すごい、こう、羨ましいし。
うーん。 なんでも、プロ ってやってる人の話を聴くのは、面白いなあって、
あらためて 思いましたね。」


(曲)
DAMN YANKEES 『HIGH ENOUGH』
Damn Yankees



(杉山さんからの コメント)

「日本で行われる大会とかは 特に、静かにしなくちゃいけない っていう こう、
緊張感みたいなのを 持ってらっしゃると思うんですけれども、
実は そうでもなくて、ポイントとポイントの間は、
もっと こう、ザワザワしてて いいんですけれども、
日本の(笑)お客さんていうのは、すごく 礼儀正しいので、もう、必要以上に静かになっていて、
日本での そういった、シーンとした会場を感じるときは、なんか いつもよりも、緊張したりしますね。
でも まあ、四大大会にしても、お客さん た~くさんいて、ザワザワしたかんじの中で、
ポイントの前にだけ シーンとなるのは、すごく 気持がいいですし、
特に 集中しきってる時は、その中でも、こう、いろいろな、
自分と向き合う時間の中で、すごく、頭がクリアになっていて、
自分を 少し、外側から見れるような、客観視できているところもあって。
ほんとに、ゲームの駆け引きを楽しめたり、ゲームに入り込めてるときは、
テニスの楽しさ そのものを、エンジョイしてる 自分がいました。」

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