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2010/02/21 on air  「10代から 今まで、どう成長してきましたか?」            (guest) 藤原竜也さん


竜也 いまの俺



竜也 いまの俺






(オープニング)

「こんばんは、岡田准一です。 今夜も始まりました 『Growing Reed』
この番組では、毎週一つのテーマの専門家をお呼びして、徹底的に質問。
番組の終わりには “考える葦” として、
僕も、みなさんと一緒に、成長したいと思います。

えー、今夜のゲストは、二つ年下の方です。
俳優の、藤原竜也さんです。

いやあ、今日は、ほんとに楽しみです。
実は・・・なんですかね、知り合いって言や 知り合いだし、
仲いいのか、近いのか遠いのか。 まあ、連絡先とかは知らないんですけども、
友達とかとは 繋がりがあるので、近いようで遠い、ちゃんと話したことは無い みたいな。
だから、今日 すごく、話せるのは楽しみですし、
やっぱり、同世代で、ちょっと下の方で っていうのが、
この番組に来てくれるっていうことがね、
しかも、同じ仕事をしていて っていうのは、すごく楽しみにしています。

そんな 藤原さんは、1982年生まれ。
1997年、15歳のときに、蜷川幸雄さんの演出の舞台 『身毒丸』 でデビュー。
ロンドン公演では “天才新人 現る” と評判になったそうです。
2000年、映画 『バトル・ロワイアル』 の主演に抜擢され、一般に知名度が広がり、
以後、映画に舞台に活躍しているのは、みなさん ご存知の通りです。
昨年は、蜷川さん演出の舞台 『ムサシ』 で、小栗旬くんと 共演していましたよね。

えー、俳優として、やっぱ “天才” と呼ばれてる人ですから、
僕、舞台をやってる人は、尊敬してるんですよね。 そんなかで “天才” と。
『身毒丸』 すごかったですからね。
そっからね、ちょっと 聞いて行こうかなぁとは思っていますが。

実は 僕も、15歳になる直前、14歳で “V6” として デビューしました。
共に、10代半ばでデビューして、もう 10数年、この世界で生きて行ってるっていうのは、
僕も彼も、同じなんですよね。
そこで 今日は、この 10数年で 僕らは、いったい どう “Growing”
つまり、成長してたのかを 話し合ってみたいと思います。
そうすることで、僕らは これから、どこへ向かえばいいのかが 見えて来るかもしれません。

“10代から 今まで、どう成長してきましたか?” 

J-WAVE 『Growing Reed』
新しい一週間、最初の60分。 ぜひ、一緒にお付き合いください。」



(曲)
U2 『PRIDE(IN THE NAME OF LOVE)』
The Unforgettable Fire


岡田くん
  「(笑)なに、ニヤニヤしてんの、藤原くん。」
藤原くん
  「いやいや・・・」
岡田くん
  「よろしく お願いします。」
藤原くん
  「よろしく お願いします。」
岡田くん
  「こうやって、ちゃんと話すのも・・・」
藤原くん
  「そう・・・初めてじゃないですか?」
岡田くん
  「初めてかなぁ・・・観てるよ!」
藤原くん
  「いや、僕も 観てますよ(笑)」
岡田くん
  「アハハハ! こうやって、なんかこう・・・」
藤原くん
  「会ったこともないですし・・・会ったことはあるけど。」
岡田くん
  「あるよ!」
藤原くん
  「普段ね、会わないですし。」
岡田くん
  「普段。 だから、プライベートでは 会ったことは無いから・・・」
藤原くん
  「僕も、でも、観て・・・映画 観たり、ドラマ 観たり。」
岡田くん
  「小栗と、仲いいでしょ。」
藤原くん
  「仲いい・・・まあ、一緒に、2本ぐらい やってるんで。」
岡田くん
  「結構、芝居ね。 観に行ってるから。
  それで、小栗とは オレ、知ってるから。」
藤原さん
  「あぁ、そうなんですか。」
岡田くん
  「それで・・・なんか まあ、友達の友達みたいなのは あるけど。」
藤原くん  
  「そうですね。 岡田くん、堀越でしたよね?」
岡田くん
  「堀越。」
藤原くん
  「あぁ、そうだ。 先輩・・・オレ、4日ぐらいしか行ってないですからね。」
岡田くん
  「辞めたんだっけ。 あれ?」
藤原くん
  「4日ぐらいで。 行って、もう・・・」
岡田くん
  「1年 とき。」
藤原くん
  「はい。」
岡田くん
  「あ、そうや・・・」
藤原くん
  「行って・・・」
岡田くん
  「全然、忘れてた。」
藤原くん
  「肌に合わねぇな と思って、辞めて来ました。」
岡田くん
  「1年とき。 そうだ、来たよね(笑)」
藤原くん
  「入学式とか、行きましたもん(笑)」
岡田くん
  「おったよね!(笑)」
藤原くん
  「アハハ。」
岡田くん
  「あ、そう。 オレ、3年ときに、1年で・・・」
藤原くん
  「卒業したんですか?(笑)」
岡田くん
  「オゥ、卒業するわ、そら(笑) 3年まで おって、辞めるわけないやろ(笑)」
藤原くん
  「すごいなぁ。」
岡田くん
  「そう、3年とき、1年。 おった! そう。」
藤原くん
  「(笑)」
岡田くん
  「でも・・・すぐ 辞めたよね。」
藤原くん
  「そうです。 だから、4日間で辞めました。 スパッと。」
岡田くん
  「ハハハ。 思ったもんね。 『身毒丸』 やってた 藤原くん や、って。」
藤原くん
  「(笑)」
岡田くん
  「3年で。 あんまり、3年からさ、1年に話しかけるって、なかなか・・・」
藤原くん
  「まあ、そうですよね。」
岡田くん
  「出来ないから。」
藤原くん
  「若かったですからね。」
岡田くん
  「若いしね。」
藤原くん
  「え? いま、もう・・・9。 29ですか?」
岡田くん
  「29。」
藤原くん
  「30手前ですか?」
岡田くん
  「そうだよ(笑) 27やろ?」
藤原くん
  「そうです。 今年、8です。」
岡田くん
  「27。もう、いい年やね、お互いね。」
藤原くん
  「オヤジですね、もう。」
岡田くん
  「オヤジ・・・(笑) どうしてんの? まあ、最初から、
  デビューの話から しましょうか。
  デビューは、えーと 『身毒丸』 ですよね。」
藤原くん
  「そうです。」
岡田くん
  「これ、もう、すごいなぁと思うのは、最初から 出来てるでしょ。」
藤原くん
  「何がですか?」
岡田くん
  「お芝居が。」
藤原くん
  「(笑)出来てないじゃないですか。」
岡田くん
  「出来てるやろ。 なんで、ロンドンで、
  “天才新人 現る” って、言われてんねんて話に なるんや(笑)」
藤原くん
  「(笑)それは、まあ、やっぱ 演出・・・」
岡田くん
  「何が出来たの?何で そんなに 出来たの。」
藤原くん  
  「僕ねえ・・・」
岡田くん
  「元々、やってたの?」
藤原くん
  「勉強してなかったんですよ、オレ、ちっちゃい頃から。」
岡田くん
  「うん。」
藤原くん
  「で、こう、頭ん中が空っぽだったって、みんなに言われて、
  だから、言われたことが、すんなり入って来たって、みんな 言ってます。」
岡田くん
  「いやいやいや(笑)」
藤原くん
  「でも、言ってもね・・・」
岡田くん
  「空っぽで? オーディション受けて・・・」
藤原くん
  「そうです。」
岡田くん
  「それまでは、なんも やってなかったの?」
藤原くん
  「何にも やってなかった。 サッカーしか やってなかったです。」
岡田くん
  「お芝居とか やってなくて、入って・・・」
藤原くん
  「でも、言ってもね、オレ、何年前かに、ちょっと なんか、ビデオテープですか?」
岡田くん
  「うん。」
藤原くん
  「ちょっと見たらね。
  言っても、大した芝居してねーって、ありましたけどね、なんか(笑)」
岡田くん
  「いやいや、でも、舞台、オレ あんまりやらないので、あれですけど。
  舞台をやる人を 尊敬するのは、外に発してる 気合 っつったら変だけど、
  “気” ってあるじゃないですか、人間に。」
藤原くん
  「はい。」
岡田くん
  「それが、舞台の人って、外に 思いっきり出ると思うんですよ。
  藤原くんの、何本か観てるけど、やっぱ それが、ハンパない、人より。
  “気” というか、なんか、ガー! って。
  声に出す出さないにしても、外に発してるときに 見てて、なんか、
  オォ! って、押されるみたいな感覚を出せる人って、なかなか いないと思うんですよね。
  それ、台詞が ガー! って、言えれば言えるけど、
  言わずに もう、立ってて、一歩 ちょっと フォ! って出るだけで、
  その感情で ウウッ! って押されるみたいなのを出せる人って、
  なかなか いないと思ってて、
  藤原くん、そんなかで、やっぱ すごい! と思ってるわけで、舞台 観て。
  だから、そういうのが最初から あるわけじゃないですか 『身毒丸』 のときから。」
藤原くん
  「最初って・・・」
岡田くん
  「それは もう、持って生まれたものなのか・・・」
藤原くん
  「でもねぇ、あの、変なことばっかり やってました。
  10代の頃から、継母との近親相姦だったり・・・」
岡田くん
  「(笑)」
藤原くん
  「女性の、こう・・・唐十郎の こう、
  女の人の手首 切って、その血を浴びて 性的興奮するとか、もう。」
岡田くん
  「アハハハハ!」
藤原くん
  「東京大空襲で、なんか・・・射精するぐらい絶頂に陥る青年とか。」
岡田くん
  「ハハハハ!」
藤原くん
  「そういう、濃い~のしか やってないからさ(笑)」
岡田くん
  「ちょっと、だから、藤原くん 変わった人になるよね、
  そういう作品ばっかり やってたら。」
藤原くん
  「そう、10代のときは、ほんと 変わってましたよ。
  岡田くん、しのぶさんと やられたのって、あれ・・・『エレクトラ』 で。」
岡田くん
  「えーとねぇ、あれねぇ、
  『エレクトラ』 は・・・その話は あんまり しないでほしいんだけど(笑)」
藤原くん
  「そうなんですか。」
岡田くん
  「いや、全然(笑)」
藤原くん
  「岡田くんが やったのって、オレステス ってやつですか?」
岡田くん
  「オレステス。」
藤原くん
  「その後に 俺、オレステス やったんですよ。」
岡田くん
  「あっ、ほんとに。」
藤原くん
  「そうなんですよ。」
岡田くん
  「同じ、オレステス じゃん。」
藤原くん
  「はい。」
岡田くん
  「(笑)
  いや、でも、舞台できる人、尊敬するわ。」
藤原くん
  「やらないんですか?」
岡田くん
  「だから、あれ以来、話 来ないもん。
  映像は いただくんだけど、舞台の話は あれ以来、来ないもん。」
藤原くん
  「やりたいんですか?」
岡田くん
  「うーん・・・そう言われるとねぇ~・・・」
藤原くん
  「やってほしいなぁ。」
岡田くん
  「いや、なんかねぇ・・・いや、観るのは 好きなんだけど・・・難しいよね。」
藤原くん
  「難しいですよね。」
岡田くん
  「舞台・・・」
藤原くん
  「毎日、体のケアして、声の調子 整えてね。」
岡田くん
  「どうなの? そういうの、ちゃんとしてるんですか?
  ストイック って 聞くよね、藤原くんは、やっぱり。」
藤原くん
  「みんなに 言われるんですけどね(笑) 全然。
  なんか、2回公演の前日に限って、深酒しちゃうしね。」
岡田くん
  「酒、飲むんだ。」
藤原くん
  「飲みます、飲みます。
  明日、2回公演だ って、わかってんのに 飲んじゃうとか。」
岡田くん
  「ほー。」
藤原くん
  「適当ですよ、オレ。」
岡田くん
  「ハハハ(笑) 適当じゃないでしょ。 天才 なんだから。」
藤原くん
  「どこが・・・(笑)」
岡田くん
  「天才 なんだから。」
藤原くん
  「もう、フラフラっと。
  今日もう、やっちゃおうか、行こうか~ ってかんじで、舞台上。」
岡田くん
  「自分としては、どういうスタンスなんですか?
  その、なんだろう、舞台として生きて行くっていうかんじなのか、
  それとも、なんか、もの作りをしているっていう人なのか、
  映像も やりたい。 映像も 今度、映画も やってるし。」
藤原くん
  「僕、映画は好きです。 映画は、すごい好きで、
  年間通して ずっと、映画は やっていたいっていうタイプなんですけども、
  ただ、演劇の場合っていうのは、絶対的な その、なんだろうな、
  俳優としての存在価値というか、力を試される場所でもあるし、
  やっぱり、どんな作品でも そうだけど、演劇って なんかこう、
  ダメなものは ダメですけど、いいやつ観たら ほんとに、人の人生をも左右するような、
  ものすごい力があると思ってるんですね。」
岡田くん
  「うん。」
藤原くん
  「僕も同様に、演劇で突っ走ってる人って、すごい力が あると思ってるんですよ。
  だから、上手く バランス取れたらいいんですけれども、
  舞台っていう場所は、自分は、大事に やって行かなければ、
  俳優として、ダメになっちゃうんじゃないかなっていう思いは ありますけれども。」


(曲)
GORILLAZ 『STYLO』
プラスティック・ビーチ (スタンダード・エディション)


岡田くん
  「どうやって、作って行くの? 台本 読んで。」
藤原くん
  「これは、難しいです(笑)」
岡田くん
  「アハハ(笑)どうやって、作っていくの?」
藤原くん
  「岡田くん、どうですか?」
岡田くん
  「オレはぁ、うーん・・・」
藤原くん
  「細かそうですね、役作り。」
岡田くん
  「うん 昔はね、すごい 役作り 細かくしてたけど、
  なんていうのかな、台本に 全部 書き込んだりとか、
  こういうの ある、こういうの あるって、書き込んでやってたけど、
  今は、うーん・・・ま、役柄にも よると思うけど。」
藤原くん
  「そうですね。」
岡田くん
  「主演でやる場合の、群像だったり、それとも、自分で突っ走って行けるものなのか、
  自分が インに入って行く役だとすると、
  点 を置いて行く、こう “譜面” みたいなもんに なって、
  ここで “ド”
  で、ここで、じゃあ、次のシーン、ちょっと下げなきゃいけないから
  “ソ” ぐらいまで、上げた方がいいのかな とか って、
  全体のバランスの中で芝居をする役が、オレの場合は 多いから、
  それで、譜面を書いてる みたいな感じで、
  あ これは、この感じは、ここまで見せておいた方がいいのかな とかっていう感覚で、
  やって行ってるかな 今は。」
藤原くん
  「自分も、そうですね、映画の場合は。 全体、見ますし。」
岡田くん
  「舞台の場合は、どうなの?」
藤原くん
  「舞台の場合は、僕 こう、俳優同士が、なんか、わかんない、
  例えば、居酒屋とか そういう 控室で、芝居のこと話してるの すごい嫌いなんですね。」
岡田くん
  「あ、一緒。 オレも嫌い。」
藤原くん
  「そんな話してるんだったら、
  じゃあ、板の上で 何が出来るか、やってみたらいいじゃねーか、って。」
岡田くん
  「(笑)」
藤原くん
  「話は出来るのに、板の上で 何も出来ない人って いっぱいいるから。」
岡田くん
  「あー。」
藤原くん
  「とりあえず、じゃあ やってみろよ! って 僕は思うから。 とりあえず、僕は・・・」
岡田くん
  「いない? 『芝居っちゅうのは~』 みたいな。」
藤原くん
  「いっぱい いますよね。 引っぱたいてやりたいですよ。」
岡田くん
  「アハハハ。 引っぱたいてやりたい・・・(笑)あ、そういう キャラなんだ。
  そういう キャラなんだ。 でも、もっと、オレ、イメージでは 真面目な、
  『いや、芝居っていうのは~』 っていうかんじの人かなと思ってた。」
藤原くん
  「全然、もう・・・汚い言葉 使おうとしたけど ダメだ。」
岡田くん
  「(笑)」
藤原くん
  「もう、全然です。」
岡田くん
  「全然なんだ。」
藤原くん
  「とりあえず、じゃあ やれよ、って、僕 いつも思ってるんで。」
岡田くん
  「あー。」
藤原くん
  「もちろん、演出家によっても、テーブル稽古、こう、なんだろう、
  台詞の奥を探る作業って、大事だって言う人も いますけど、
  僕は 少なくとも、とりあえず じゃあ立って、
  何を表現 出来るか、じゃあ やってみて下さいっていう環境で育ったので、
  舞台の場合は、やる っていうことですよね。」
岡田くん
  「うーん。 最初に、自分が成長したなあって感じたことは ありますか?」
藤原くん
  「いや、それは無いですね。」
岡田くん
  「今も?」
藤原くん
  「10代の頃は、一つ一つの作品を終えた瞬間に、
  あっ、一歩 次に踏み出せたかな っていうふうに思ってましたけど、
  今は 割と、これやったから成長したなとか 無いですね。
  この人と出会って 良かったな、っていうのは ありますけど。」
岡田くん
  「おっ、誰? 誰と。」
藤原くん
  「例えば 俳優さんでも、この人と出会って、この芝居がやれて良かったな、
  この監督と出会えて良かったな、っていう人も いますけれども。」
岡田くん
  「出会いは あるけど・・・」
藤原くん
  「そうですね、成長したなぁとは・・・思ってても言えないですよね(笑)」
岡田くん
  「アハハ(笑)言えない。 思わないよね、自分で 成長したなぁとか。」
藤原くん
  「やらしいでしょ、なんか。」
岡田くん
  「やらしいって・・・(笑)」
藤原くん
  「オレ、成長したなー、つって。」
岡田くん
  「(笑)なんだろうね。
  オレも 昨日、映画の仕事してて、あっ ミスったなー って思ってんのね。
  で、今日、ヘコんでんの。 昨日の芝居に・・・(笑)ヘコんでたりする、
  そういうのは ある?」
藤原くん
  「あります、もちろん。」
岡田くん
  「あ、あるんだ。 あるかぁ・・・」
藤原くん
  「ありますねぇ。 やっちまったな~ っていうのも、ありますしね。」
岡田くん
  「うーん。 やっちまったな~ って・・・そういうとき、どうする?」
藤原くん
  「・・・そう・・・岡田くんと同じ状況だったら、もう、昨日 撮ったわけですから、
  それはもう、振り返りません。 で、撮り直ししてくれとも言わないし。」
岡田くん
  「うん。 ま、そうだよよね、言わないよね。」
藤原くん
  「それで、まあ、自分の責任として 受け止めますけども。」
岡田くん
  「今と昔で、仕事の楽しさって 変わりましたか?」
藤原くん
  「うん、変わりました。」
岡田くん
  「どう 変わった?」
藤原くん
  「あのー、しっかりと、やっぱり こう、俳優さんと、こう、なんか、
  ちゃんと向き合えるようになって来た楽しさが あるんですね。」
岡田くん
  「俳優さんと 向き合う っていうのは?」
藤原くん
  「なんかこう、なんて言ったらいいのかなぁ。
  もちろん、これも 現場によっても違うし、委縮しちゃうときって あるけれども、
  何かこう、俳優同士の会話が出来るというか。」
岡田くん
  「うん、うん。」
藤原くん
  「あの・・・すごく、やっぱりこう、
  視野というか、そういうものが 広くは なりましたけれどもね。」
岡田くん
  「うん・・・俳優って何?」
藤原くん
  「・・・俳優。」
岡田くん
  「フフ(笑)俳優って何? って思ってる?」
藤原くん
  「俳優って、何でしょうね。」
岡田くん
  「俳優って、何だろうね。」
藤原くん
  「俳優、という生き物なんじゃないのかな。 わかんない。」
岡田くん
  「アハハ! 生き物ね。」
藤原くん
  「そうですよね。」
岡田くん
  「そうだよね。」
藤原くん
  「キツイ仕事ですけどね、俳優さんて。」
岡田くん
  「うん、そうねぇ。 なんか、昔と今じゃ 変わって来たりしてないですか?
  例えば、演出家をやりたいとか。 監督やりたいとか。」
藤原くん
  「全く無い。」
岡田くん
  「無い。 演じ手 だけで。」
藤原くん
  「そうですね。 もっと、
  例えば、岡田くんと まだ一緒に やってなかったら、一緒に映画 撮ってみたいとか、
  そういうのは あります。
  この人と出会って、こういう芝居やりたい、舞台やりたい って、
  どんどん、発信して行けるようには なりましたね。」
岡田くん
  「企画とかは、やりたい とかっていうのは、どう? ・・・は、無い。 演じるだけ?」
藤原くん
  「そうですね。 例えば、映画って、こっちが強烈に求めたら、瞬間的に離れていっちゃうし、
  なんにもない状況のときに、いい台本が来たりするわけじゃないですか。
  だから、例えば、いま 20代だったら 20代の若者だけで、
  めちゃくちゃ面白い エンターテイメントの作品やったら、どうなんだろうって、
  ある映画監督に しゃべったら 『あ、それは 非常に面白いから 考えてみる』 っていう、
  いろんな監督とか 俳優さんと、会話が出来るようになったのは 楽しいですけど。」
岡田くん
  「うーん、そういうのは あるよね。 年を重ねてというか。」
藤原くん
  「そうですね。」
岡田くん
  「それ、でも、企画の 一部じゃん。
  演じるというだけではなくて、自分が その、
  『こういうのやったら、面白くないですか?』 って言うことって。
  与えられた、こういう話があるよ、原作があるよ とか、台本があるよ、っていうものを、
  あー、どうかなーって、どう演じるかなぁ だけではなくて、
  こういうのやったら面白いよ、っていうのって、もう、企画じゃない。」
藤原くん
  「企画は、結構 好きかもしれないですね。」
岡田くん
  「そういうふうに、なって行くよね。 年を重ねると。」
藤原くん
  「ご自分も、そうですか?」
岡田くん
  「うーん、自分も そう。」
藤原くん
  「でも それは、悪いことだとは思わないですけどね。」
岡田くん
  「今やってる映画とかも、
  自分で、作家さんと 『やろう』 って言って やったものだから。」
藤原くん
  「あー、いいじゃないですか。
  どっかの。 渋谷あたりで、一緒に舞台やって、演劇界を盛り上げる って、どうですか。」
岡田くん
  「舞台ねー・・・」
藤原くん
  「はい。 再来年ぐらい。」
岡田くん
  「ねー、舞台ねー、そうねえ・・・(笑)」
藤原くん
  「考えて下さいよ。」
岡田くん
  「いや、オレは 全然、もう(笑)
  いやぁ、ちょっとね、足 引っ張るで。」
藤原くん
  「いやいやいや(笑)」
岡田くん
  「アハハ! 舞台に関しては、足 引っ張るで、オレ。」
藤原くん
  「(笑)いやいや・・・楽しいなぁ(笑)楽しいって言ったらあれですけど(笑)」
岡田くん
  「映像は まだ、慣れてるから(笑)慣れてるって言ったら変だけど、
  映像だと オレ、ごまかせるかもしんないけど、舞台は、足 引っ張るで。」
藤原くん
  「いや、全然(笑)いや、違う(笑)」
岡田くん
  「一人だけ、声 ちっちゃいから。」
藤原くん
  「いや、アハハハ!(笑)」
岡田くん
  「アハハ!(笑)」


(曲)
SUPER FURRY ANIMALS 『JUXTAPOSED WITH U』
Rings Around the World


藤原くん
  「面白い俳優さん、いっぱい いますからね、同世代の。」
岡田くん
  「面白い俳優さんも いるし、企画 上げる人もいるし、いっぱい いるけどねえ。」
藤原くん
  「そうですね。 僕らも ほんとに、今 20代の俳優同士で 『オーシャンズ 11』 みたいな、
  究極のエンターテイメント やっても 面白いと思うし、
  沖縄版 『仁義なき戦い』 みたいなの、じゃあ やろうかって 言ってくれた監督もいるし。」
岡田くん
  「アハハハ!」
藤原くん
  「滅茶苦茶なことばっかり みんな言うけど、まとまったら 面白いだろうなと・・・」
岡田くん
  「昔、小栗と、よく そういう話してたんだよ。」
藤原くん
  「あぁ、そうなんですか? ヤツも、熱いですからね。」
岡田くん
  「うん。 みんなで やろう! つって。 いつかね。」
藤原くん
  「ダメに?」
岡田くん
  「いや、ダメには なってない。」
藤原くん
  「うん。」
岡田くん
  「いつか、やろう っつって、頑張ってます(笑)アハハ!
  いきなり、一緒に なんかやろうよ、じゃあ。」
藤原くん
  「ぜひぜひ。」





岡田くん
  「なんか “どう成長したか” なんですよ、今日のテーマが。
  この10数年で、自分が どう成長したか、変わったか。」
藤原くん
  「て言っても、まだ、20代ですからね、僕らは。」
岡田くん
  「うーん。」
藤原くん
  「成長は してないと思うなぁ。」
岡田くん
  「どういう、自分が表現者でいたいと思ってる。」
藤原くん
  「うーん・・・というのも無いんです。 僕は、思い描く 俳優像っていうのも無いし。
  5年後、10年後。 ああいう作品やってみたいな、っていうのは思うけれど、
  俳優として どうありたいな、っていうのも 思わないし。
  ただ、表現者としては、やっぱり。 うーん・・・でも まあ、疾走、
  走り続けるからこその発言 出来たりするとき って、あるじゃないですか。」
岡田くん
  「うーん。」
藤原くん
  「だから こう、やり続けては いたいな とは思いますけどね。
  なんか こう・・・わかりますか? なんかこう・・・」
岡田くん
  「わかるよ。」
藤原くん
  「エヘヘ(笑)」
岡田くん
  「でも、大変じゃない? 自分の存在が こう、知らず知らずに・・・
  無くすのも簡単だし、出るのは難しいけど、無くす っていうのは 簡単じゃない。」
藤原くん
  「ええ。」
岡田くん
  「それで、ちょっとした一言で、周りが ガー って動いてくれたりとか、
  それで、なんかこう、誤解をまねいたりとか、いろんなことって あるじゃない。
  そういうのが、しんどくなったりとか しない?」
藤原くん
  「いや、しんどくは ないでけれどね。 なんだろうな、
  残酷なものだと思ってます、俳優って仕事、なんか・・・」
岡田くん
  「というのは?」
藤原くん
  「わかんない、こう。 つい この間も あったんですけどもね、映画の話で。
  スパッと 切らなきゃいけないときは、切らなきゃいけないし、結局は・・・
  こんなこと言ったら、また 調子に乗ってるとか思われたら、あれだけど。」
岡田くん
  「いや、だいじょぶ。 思わない!」
藤原くん
  「なんかこう、自分を守るべき人って、やっぱ 自分しかいないと思うから、
  そこでの なんかこう、芯の部分は、ブレちゃいけねーかなあって、ずっと思ってるんで、
  切るときは切る。 知らない、アンタなんか、
  とか(笑)そんなような感じですよね。」
岡田くん
  「(笑)それをさあ、でも こう、難しいじゃない。 し続けると・・・」
藤原くん
  「もちろん。 ときには、聞きます。」
岡田くん
  「アハハ! ときに、聞かなきゃいけないけど、し続けると、
  難しい人だ、って言われたりとか。」
藤原くん
  「思われること ありますね。」
岡田くん
  「その、なんだろう、いろんなこと言われるでしょ? 藤原くんも。」
藤原くん
  「言われます。 言われるんですか?」
岡田くん
  「言われるよ。」
藤原くん
  「アハハ。」
岡田くん
  「アハハハ! 言われるよ。 言われるだろうし、なんだろう、難しくない?」
藤原くん
  「難しいです。 でも・・・」
岡田くん  
  「たぶん、オレら、生き難い時代になって来るよ、きっと。
  仕事ってさ、こだわることが、仕事じゃない。
  我儘って、眠いとかさ、オレ 今日は行きたくねー とかさ、そういうのだと思ってるから、
  そういうことは 言わないじゃない、絶対に。 その、我儘と思うこと。」
藤原くん
  「うん。」
岡田くん
  「でも、仕事に対しては、例えば、これは こうだと思う とかっていうことは、
  聞かれたら 答えるじゃん。」
藤原くん
  「うん。」
岡田くん
  「でも、それが 反感を買ったり とかっていうことも あるじゃん。」
藤原くん
  「うん。 ものすごく ありますよ、僕。」
岡田くん
  「へえ? つって、で、我儘だとか うるさいとか、言われることってあるじゃん。
  いや、聞かれたから答えたんだしとか。
  仕事って、こだわることでしょ? 仕事って、こだわることじゃないの?
  って あるけど、そうじゃなく、
  それを、そう とってもらえない とか。
  で、人伝手に伝わって、変なふうになって行くっていうことって、
  よくあるじゃないですか。 そういうとき、どうしてる?
  もう、放っておくしかないけどね。」
藤原くん
  「放っておきます。 それは、自分の発言に 責任を持って、
  それは そうだよ。 僕は、こう言ったよ、ってことを、言って行きますけどね。」
岡田くん
  「まあ、そうするしかないけどね。」
藤原くん
  「やっぱりね、こう、会話しなきゃ ダメですよね。」
岡田くん
  「うーん。」
藤原くん
  「なんか・・・」
岡田くん
  「それは、何? わかってもらう ってこと?」
藤原くん
  「うーん。」
岡田くん
  「会話できるようになったの? 昔から できてた?」
藤原くん
  「いやぁ、やっぱり 10代の頃は、我儘だとか いろいろ言われてました。」
岡田くん
  「ほんと? 全然、聞かなかったけどな。 10代の頃の方が、言われなくない?」
藤原くん
  「僕は、わりと 言われてましたね。」
岡田くん
  「(笑)そうだっけ?」
藤原くん
  「はい。 最近、会話できるようには なりましたけど。」
岡田くん
  「あ、ほんと? 10代の頃の方が、言われてたかなぁ。 あ、でも、そうか。」
藤原くん
  「ま、10代の頃は、大変でしたね。 なんかこう、苦しんでた感じが ありますけど。」
岡田くん
  「うーん。 今の方が、楽になった・・・」
藤原くん
  「そうですね。 なんかこう、例えば、なんか 抑え込まれてるような芝居してても、
  三島由紀夫だったり、唐十郎だったり、
  そういう作品だったからこそ、なっちゃったのかもしれないけど。」
岡田くん
  「そういうのを やってるとさ。 ずうっと やってるとさ・・・」
藤原くん
  「おかしく なりますよ。」
岡田くん
  「おかしくなるでしょ。」
藤原くん
  「おかしくなる。 こんな でっかいハゲが、5つぐらい出来たり。」
岡田くん
  「10円ハゲ みたいの。」
藤原くん
  「なんで、こんな、考えてるんだろうな とか。」
岡田くん
  「(笑)三島由紀夫さんとかさ、文学系の 昔の やってたらさ、こう・・・」
藤原くん
  「難しい、あと。」
岡田くん
  「(笑)」
藤原くん
  「難しいもんは、難しいですよ。」
岡田くん
  「時代が合わないというか、今の自分の感覚では 全くないないし。」
藤原くん
  「そうですね。
  今はね、だから、逆に 楽しくなって来ましたね。
  一緒に、芝居を作って行く過程だとか。」
岡田くん
  「うん。」
藤原くん
  「なんか・・・僕、映画 好きなのは、セットが、映画のセットが 大好きなんですね。」
岡田くん
  「へえー、セットが好きなの。」
藤原くん
  「どんなに待たされても、別に、苦にならないし、
  スタッフさんの動き見てるだけで、なんか、落ち着くというか、カッコいいなって思うし。
  いま、逆に、そういうことで すごい楽しくなって来ましたけど。」
岡田くん
  「ほぉー・・・楽しむって、すごいね。」
藤原くん
  「表現、間違ってるかな。 楽しくないですか?」
岡田くん
  「いや、合ってる 合ってる。 だから、苦しいことも あるじゃない。
  演じるってさ、そんなに、好きか嫌いかっていったら、大好きだけど、
  でも、楽しいだけじゃ ないじゃない。」
藤原くん
  「うん。 もちろん、そうですね。」
岡田くん
  「苦しいじゃない。 わかんない、オレにとってはね。
  オレは、すごく、芝居って好きなの。 大好きなんだけど、
  一番 苦しいのよ。お芝居することが。 でも、一番 好きなの。
  だから、その、ポンポン出来ない。
  お仕事 いただいても、これを やるって決めたら、
  年間で、そんなに 数は やらないって決めてるから、
  周りも、断わらなきゃいけないし、
  で、断わり続けると 来なくなるし。」
藤原くん
  「うーん、そこが ツライ・・・」
岡田くん
  「(笑)アイツ、難しいんだ とか、なっちゃうじゃない。」
藤原くん
  「そこなんですねぇ。」
岡田くん
  「で、映画って、飛ぶ可能性も あるからさ。
  その作品 やるって言って、じゃ 年間で それで、
  うわっ、いっぱい 仕事来た! って思っても、それ やるって決めてるし、
  特に、自分で 始めようって言った企画だったら、
  それに懸けなきゃいけないから、責任もあるし。
  じゃ、他の仕事 やれません、て言って、その作品が、例えば 飛んだり 延期になったら、
  うわっ! 今年 やってねー! って話になったりとかもしちゃう・・・」
藤原くん
  「そういうことが、あったんですか?」
岡田くん
  「ありました(笑)あったけど、なんか、難しいじゃない。」
藤原くん
  「難しい。 ほんとに、難しい。 それは、僕も 同感で、
  やはり、一つの作品、一つの役に、時間かけて 集中するべきだと思うし。
  ただ・・・わかんないな。
  自分の場合は、例えば 映画やって、すぐ 芝居の稽古 行かなきゃいけないとか、
  映画やったら、次の映画が控えてるとか、
  そういう状況が、自分は、嫌じゃないんですけれども。 でも、難しい。
  これ、役が 全く違ったら、例えば 肌の色 一つ とっても、
  ズレて来ちゃうわけじゃないですか。 そういう やり方は、非常に、
  俳優さん、みんな思ってると思うけど、日本的なんだろうなって。」
岡田くん
  「うーん。 芝居って、苦しいもん? 楽しいもん?」
藤原くん
  「苦しいですね。」
岡田くん
  「なんで そんなに好きなの?」
藤原くん
  「まあ・・・ほんとに大変で 苦しいけども・・・
  同じですよね、やっぱ、好きですもんね。 楽しいですもんね。」
岡田くん
  「なんか、企画 やった方が いいよ。」
藤原くん
  「ええ、やりますよ、やりますよ。」
岡田くん
  「若い人で、なんか、企画やろうよ、みんなで。 みんなで、集まって。」
藤原くん
  「20代のうちに。」
岡田くん
  「もう、時間ねぇよ。」
藤原くん
  「アハハハハ!」
岡田くん
  「アハハ! 来年・・・今年、30だから、オレ。」
藤原くん
  「じゃ、一人 30代で。」
岡田くん
  「アハハハ! いいの? それ、いいの?」
藤原くん
  「全然、いいじゃないですか。 発信して行きましょうよ。」
岡田くん
  「宣伝で なくなるで。 20代のうちに、つって。」
藤原くん
  「アハハハ(笑)」
岡田くん
  「あは、越えちゃったね っつって。
  宣伝要素が減って行くと、OK もらえねーから。 今の時代は。」
藤原くん
  「 (笑)せ、宣伝の・・・(笑) 『足 引っ張るで』 っつって(笑)」
岡田くん
  「アハハハ!」
藤原くん
  「(笑)足 引っ張る・・・(笑)」


(曲)
JAY Z/MR.HUDSON 『YOUNG FOREVER』
The Blueprint 3


岡田くん
  「オレ、でも 最近になって、20代後半 なってからは やっぱ、
  下の世代の相談が、多くなった。」
藤原くん
  「どうですか? 若い世代は。」
岡田くん  
  「うーん・・・どうだろうな、オレが言うことでは ないかもしれないけど、なんか、  
  どういう、自分が、クリエーター っていうか、もの作りをする人であるのかっていう、
  芯を、きちっと 見つけてほしいなぁと思うけどね。
  芯がある人に、あればあるほど、生きづらい世の中に なって行くと思うんだよね。
  これからというか。 でも、芯がある人が、勝つと思ってもいるけど。
  オレは、仕事をして行くうえで、いつ この仕事が出来なくなるかっていうことは、もう さ、
  わかっている と言ったら変だけど、
  ずうっと、いい調子で行けるっていうことは、無いと思っていて、
  そんなかで、じゃ、自分が どういうクリエーター だったのか、
  もの作りだったのか っていうことを して来たのか、っていうことって、こう、
  何か やったんだ、残したんだ っていうものを、きちっと やって行って、
  終わるなら 終わりたいというか、消えるなら 消えたい っていう方を、選んだ人なのね。
  芝居に関しては。」
藤原くん
  「はい。」
岡田くん
  「だから、自分で 企画もやるし、知り合いと、こういうのやろうよ って言って、
  企画書 作って 持って行って、いまも、映画さしてもらってるけど、
  そういうのを 始めたんだよね。 自分で やりたいものを やりたいし、とかっていう。
  でも、なんかこう、うーん・・・
  一個 一個 きっちり、自分がやって来たんだ っていうものを残したい って思うんだけど。」
藤原くん
  「うん。」
岡田くん
  「うーん、なんかこう、自分が どういうものを やりたいとかっていうことが、
  あまり無い人が、多いなあっていうのを・・・」
藤原くん
  「オレ、出会ってないからから かもしれないけど、ただ、才能ある人は いるでしょうね。」
岡田くん
  「才能あるのはね、たぶん、いっぱいいると思うんだよね。 いっぱいいて、  
  なんか、面白いこと やりたいけど とか。
  でも、ただ 売れたいとかさ、人気者になりたい っていうのか だけではさ。
  で、いく人も いていいと思う。」
藤原くん
  「もちろん。」
岡田くん
  「でも、そういう人が やっぱ 多いから、
  キミは 何がやりたいの? どういうものが やりたいの? とかっていうものが・・・」
藤原くん
  「浮いてる感じがするってこと? 」
岡田くん
  「うーん。浮いてる・・・そうね、なんかこう、芯?
  (笑)芯 って言ったら変だけど、なんか、紙一重じゃない。
  いただくものに感謝をして、仕事なんだから 感謝をして、もう、
  ありがとうございます ってやるのが 当たり前じゃない。
  それは、当たり前だから、100点ではない。 平均点なわけ。
  そのあと、どういうものが出来るかっていうものだから、
  それは、基本に、みんな 思わなきゃいけないものだから、
  そっから先、何が考えられるかでしょ? って思うんだけど、
  でも、あんまり それを 伝えてもな と思うから、伝えないというか。」
藤原くん
  「もちろん、そうですよね。」
岡田くん
  「それは、本人の生き方だから、あんまり伝えないし。」
藤原くん
  「ぼくなんか もう、私生活なんて どうでもいいと思ってるんですよ。
  多少、ブレていたって。 例えば、舞台にしろ 映画にしろ テレビにしろ、
  そこで、しっかりとした表現が出来るのであれば。」
岡田くん
  「うん。」
藤原くん
  「だから・・・でも、難しいですよね。 そんな、やるためには、
  どうしたらいいのか っていう話になって来ますから。」
岡田くん
  「うーん、やっぱり、出会いだと思うけどね。」
藤原くん
  「そうですよね。」
岡田くん
  「出会いだし、いろんなものを読んだり、いろんなものを観たり、
  勉強を し続けて行けるのかとか。
  例えば、オレは 本とか人とかさ、いろんな こう、なんだろう、
  海外から 台本 取り寄せて、カット割りの勉強したりとか、いっぱい してたけど、
  で、人と出会って、なんか 得るものあって とかっていうの、勉強してたけど、
  なんか そういうの、って言ったら変だけど、なんか・・・」
藤原くん
  「まあ、そうですね。 出会ってくために・・・
  そう、自分もあります、人との出会い。 いい監督、演出家、いい本と出会うために、
  じゃ、いま どういう行動をするのかっていうのは、考えたりもしますけどね。」
岡田くん
  「うん。 まあ、でもねぇ。 正解が無いからね。」
藤原くん
  「そうですね。
  僕、去年、ちょっと、3か月ぐらい ロンドンに住んでて、そしたら、
  向こうの俳優さんと、大勢 合いましたけど、同世代、26,7,8 ぐらいの人。
  ちょっと・・・やられた感じがしますね。 なんか、
  自分の口で、しっかりと 自分を語れて、宗教対立を語れて、テロを語れ・・・」
岡田くん
  「知らないことを 恥じるじゃん。 海外の人って。」
藤原くん
  「うーん。」
岡田くん
  「あ、じゃあ、こういう作品をやるっつって、
  宗教対立だったり、例えば、なんだろう、
  日本のやつやろうよ、っつっと、日本の、例えば 原爆の話だったり、
  全然 そんな、細かいこと知らないって なったら、向こうの人は 恥じるんだよね。
  あっ、何で こんなこと、勉強してなかったんだって、恥じるし・・・」
藤原くん
  「そうですね。」
岡田くん
  「だけど、下の世代に それを求めんのは、もう、オッサンだからかなー とかも思うし。」
藤原くん
  「(笑)」
岡田くん
  「ああ そう、なんつって、相談 受けるなら、聞くだけにしてたりとか。」
藤原くん
  「求めては・・・ないわけですか。
  求めなくても、いいような感じもしますけどね、自分は。」
岡田くん
  「下の世代に?」
藤原くん
  「うん。」
岡田くん
  「うーん。」
藤原くん
  「やっぱ、自分も そうだったけれども、発見して 勉強して、学んできましたから。
  いらない、余計なものを崩しちゃえばいいのにな なんて、僕は思ってるタイプだから。」
岡田くん
  「(笑)」
藤原くん
  「それは、大人の事情とか いろんな事情で・・・」
岡田くん
  「オレも、思ってるタイプだから。」
藤原くん
  「よく・・・あるでしょ。 よく、わかりますけれども。
  そしたら もっと、いいものが作れて、
  大きく出来るんじゃないかな とは思いますけれども」
岡田くん
  「 『面白けりゃ いいじゃん』 て、昔 進んでた人達・・・」
藤原くん
  「(笑)」
岡田くん
  「(笑)だからさあ、あるじゃん。
  『面白けりゃ いいんだよ。 面白いもの作りゃ いいんだよ』 って。
  『後の調整は するからさあ』 っていう、豪快な人に なりたいよね、
  アハハ! なんか(笑)」
藤原くん
  「そうなったら、面白いですよね。」
岡田くん
  「(笑)なんか そういう、なんか。 いろんなことが あるのは、その なんだろう、
  いままで やって来た システムとか 流れとかって、わかるんだけど、
  それを やっぱり、なんかこう、破壊したり、新たに作れる 強いものが必要なんだよね。
  それが、オレ達がやってる 役者の立場なのか・・・」
藤原くん 
  「行動ですね、そのためには。」
岡田くん
  「うん・・・行動ね。」
藤原くん
  「うーん。」
岡田くん
  「行動を、みんなで。 みんなで っていうかね、
  強い存在にならないと、アイツら、なに言ってんだ? って なるけど。」
藤原くん
  「面白いね、でも。
  『じゃ やろう!』 っつって 『台本 なんかないの?』 こう、パッパ パッパ、
  で 『これにしちゃおう!』 とかね。 そう決めてっても 面白いですしね。」
岡田くん
  「 『出来ちゃったんですけど、どうしたらいいですか?』 まで行かないと、たぶん(笑)」
藤原くん
  「アハハハ!」
岡田くん
  「あの・・・(笑)」
藤原くん
  「出来ちゃったんですけど?(笑)」
岡田くん
  「勝手に・・・(笑)」
藤原くん
  「あー(笑)」
岡田くん
  「勝手に、どっかから 金 引っぱって来て、あの・・・作っ・・・そのねぇ。」
藤原くん
  「(笑)いろんな問題が あるだろうね、それ。」
岡田くん
  「あるよ、あるよ。 公開するにあたって、
  ハァ!? つって、ふざけんな! って言われるのを、負けずに 突き進む。
  『あっ、すいませんでした・・・』 って。 『でも・・・』 って言える、
  そのねえ、しぶとさがいるんだよね、きっと、今の時代って。」
藤原くん
  「そうですね。」


(曲)
KILLERS 『READ MY MIND』
Sam's Town



(対談が終わって、岡田くんの感想)

「さあ、とういことで、藤原くんと お話をさせていただきました。
いやあ、ね、大好きな俳優さんなので、面白いですよね。
同世代の俳優さんと、あんまり、ま、話すけど、
僕、ちょっと、距離をとってしまうクセがあるんですよね。
仕事で 一緒に、なんか するかもしれないから つって、
仲良くなりすぎると、言いたいこと言えるように なってしまうっていうのがあって、
例えば、ふざけんなよ とか(笑)
仲良くなりすぎるとね、言ってしまうっていうのがあって、
あんまり こう、一定の距離は保つようには してしまうんですけど。

やっぱり 面白いですよね。
いろんな俳優さんと、ほんとに、仕事したいなぁと思うし。 同世代のね。
会いたいなぁと思うし。

うーん。 なんか 『こういうの やってみようぜ! こういうの やろうぜ!』 って言って、
ま、僕らから出て来るものは、聞いてもらえないかもしれないですけど、
でも それが実際 こう、面白いものの企画を上げれれば、
周りが納得するようなね、企画を上げれれば、
うーん、なんか、僕らが ほんとに 『面白いよね』 って言うようなものを、仲間 集めたら。
まあ、いま 仲間 集めたら、相当 人気者なメンツが(笑)結構 集まるので、
ほんとに、友達伝手でね、友達、友達 って集めたら、ま、日本ではね、
日本では、相当 人気者なメンツばっかり集まるので、
そういうので やってみたりとかね、っていうのも、
いつかは やりたいなって、本気で思いますけどね。」


(曲)
COLDPLAY 『SPEED OF SOUND』
X&Y



(藤原さんからの コメント)

「やっぱり その、彼が走り続けている理由というか、
やはり、この時代、しっかりした人が発言するってことは、非常に大事なんだなっていうのを、
刺激を受けましたね。 面白かったです。」

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