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2009/12/06 on air 「明日のプレゼンに勝つには どうすればいいですか?」         (guest) 箱田忠昭さん


できる人になる!コミュニケーション 成功の法則 (ビジマル)



できる人になる!コミュニケーション 成功の法則


箱田 忠昭



(オープニング)

「こんばんは、岡田准一です。 今夜も始まりました 『Growing Reed』
この番組では、毎週一つのテーマの専門家をお呼びして、徹底的に質問。
番組の終わりには “考える葦” として、
僕も、みなさんと一緒に、成長したいと思います。

“プレゼンテーション” という言葉を、
ここ数年の間に、本当に よく聞くようになったと思いませんか。
“プレゼン” と略したりもしますが、元々は、広告業界で使われていた用語で、
広告代理店の人が、クライアント、つまり、依頼主の 新規獲得や、更新にあたって、
広告計画案を提示することを 指していました。

それが いまでは、広い意味で、
“何かを売り込むこと” を、プレゼンテーションと言うようになり、
物だけではなく、自分を売り込むことも “プレゼン” と呼ぶようになってきました。
そう考えると、ある意味、合コン だって プレゼンですし、
家族旅行で どこに行くのか、自分の意見を主張するのも プレゼンですし、
もちろん、バイトや 就職、転職の面接だって、プレゼン なわけです。
きっと コミュニケーションの始まりに、プレゼンテーション があるという時代なんでしょうね。

何も言わなくても わかり合える 認め合う、という、
古き良き 日本的コミュニケーションの時代が過ぎ、
言わないと わからない、という時代になったのではないかと思います。
だから いま、これだけ、プレゼンテーション能力を求める人が、
増えているんじゃないでしょうか。

そんな プレゼン時代に、注目を集めている 『箱田式面接術』 の開発者で、
プレゼンテーションをはじめとする、コミュニケーション教育を専門にする、
インサイトラーニング株式会社代表の 箱田忠昭さんに、
今日は、お話を お伺いします。

箱田さんは、日本プレゼンテーション協会理事長も、務めてらっしゃいます。
月曜日に、プレゼンを控えている方も 多いんじゃないでしょうか。

“明日のプレゼンに勝つには どうすればいいですか?”

J-WAVE 『Growing Reed』
新しい一週間、最初の60分。 ぜひ、一緒にお付き合いください。」



(岡田くんの 曲紹介)

「意見が ぶつかるたびに、すぐ 楽なやり方に逃げてしまう。
もう少し 勇気を持てば、もっといい やり方が見つかるかもしれない。
間違いのない やり方が。
THE TRAMPOLINES 『(TAKING THE )EASY WAY OUT』 」




岡田くん
  「いやぁ もう、箱田さん。 ビックリしました!
  どっから来たんです・・・(笑)テンガロン ハットに・・・
  テキサスから、来ましたか?」
箱田さん
  「そうです。」
岡田くん
  「アハハ!」
箱田さん
  「ダラス、テキサス。」
岡田くん
  「すごい、ビックリしました。
  いや 僕は、あの もう、プレゼンテーション協会理事長だって お聞きしてたし、
  もう、カリスマだってこと 知ってるわけですよ。
  で、デール・カーネギー、僕も 読みました、
  デール・カーネギーの、公認インストラクターですか。」
箱田さん
  「そうです。」
岡田くん
  「だったっていうことを聞いて、もう、どんな方なんだろうな と思ったら・・・
  テンガロン ハット!(笑)」
箱田さん
  「ちゃんと、背広 着て ネクタイして・・・」
岡田くん
  「(笑)いや、いや。
  アメリカで、バリバリ やられてたっていう、こう、イメージもあるから、
  その、いま来られて(笑)ビックリしました。
  あの でも、笑顔と目が やっぱり、優しいですね。」
箱田さん
  「ありがとうございます。」
岡田くん
  「優しいっていうか、こう、なんだろう、
  いや、変な言い方すると、最初から こう、なんだろう、
  敵じゃないという感じがするというか。
  そういう なんか、オーラは こう、やっぱり 出されてますよね。」
箱田さん
  「ありがとうございます。」
岡田くん
  「それは なんか(笑)あるんですか? コツとか っていうのは、プレゼンの中での。」
箱田さん
  「今日ねぇ、岡田さんに会ったときね、握手したでしょ?」
岡田くん
  「はい。」
箱田さん
  「そういうスキンシップって、すごく 親しくなれるわけですよ。」
岡田くん
  「はい、はい。 はい、はい。」
箱田さん
  「私は 必ず、相手の目を見て 話してるわけですよ。
  そうすると、相手は 『あっ、関心 持ってくれてるな』 と思うじゃないですか。
  で、ニコニコしてるでしょ。 そうすると、相手は、
  いま、岡田さんが おっしゃったように、
  『あっ、この人 敵じゃないんだな。 フレンドリーだな』 というふうに。
  だから、第一印象、すごく大事なんですよ、ものすごく。」
岡田くん
  「第一印象。」
箱田さん
  「ええ。」
岡田くん
  「第一印象も、プレゼンですか。」
箱田さん
  「(笑)そうですよ。」
岡田くん
  「あー。 あの やっぱり、プレゼンテーションというのは、
  いま 日本でも、すっごく注目されて、平積みになってたりとか、
  プレゼンの時代だ、プレゼンの時代だって、
  ま、世界中っていっても 過言じゃないですけど、 
  日本でも やっと追いついて、プレゼンだ プレゼンだって、なるようになって来ましたけど、
  プレゼンテーション というのは、生きて行くうえで、
  どのぐらい大事なものっていうふうに、お考えですか。」
箱田さん
  「あのね、人生の大事なことって、誰が決めてると思います?
  他人が決めてるんですよ。」
岡田くん
  「うん、うん。」
箱田さん
  「例えば この前、石原さんが プレゼンしましたね。 オリンピック誘致で。」
岡田くん
  「はい、はい。 オリンピック、日本に来てくれ って。」
箱田さん
  「招致でね。
  で、オリンピックを東京にするか リオにするか、マドリードにするか、
  誰が決めてますか? 石原さんじゃないんですよ。
  他人が決めてるんですよ。」
岡田くん
  「はい。」
箱田さん
  「大事なこと 全部、他人が決めてる。
  例えば、給料 誰が決めてるか。 自分じゃ決められない。
  社長室 行って 『僕に、給料 3000万 下さい』 と。決められない。
  『お前は、400万だ』 って言われれば、 それで終わり。
  あるいは、仕事だってね、
  『お前、経理の仕事 向いてないから、営業やれ』 って。 他人が決めてんですよ。
  住むとこだって そうですよ。
  『岡田くん、今度 北海道 行ってくれ』
  『えっ、なんですか?』
  『転勤だ』
  『僕、寒いとこ 嫌いなんですよ』
  『好きとか嫌いの問題じゃない。会社が行ってほしいんだ』
  住むとこも、他人が決めてる。」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「家庭だって そうでしょ。
  『ミチコさん、結婚して下さい』
  『あんたなんか、やーよ』
  と言われて、これで終わりだ、ということは、
  よくよく考えてみると、人生の大事なことは、全部 他人が決めてる。
  だから、他人に対する説得力、交渉力、プレゼン力 って、すごく大事なんですよ。」
岡田くん
  「うーん。 まあ だから、すべて関わって来てる ってことで・・・」
箱田さん
  「そうなんですよ。」
岡田くん
  「自分を 形作るのも そうだし、いろんな人を こう、生活して行くうえでも 全部、
  他人と関わりがあるから というふうになっている。」
箱田さん
  「そうなんですよ。」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「だから、営業でも、どんなにいい商品 持っていても、
  買う 買わない 誰が決るか。 他人が決めてる。
  だから、いい商品であるってことを、相手に伝えなきゃいけない。
  その 伝達能力、コミュニケーション能力、これを “プレゼン” て言うわけです。」
岡田くん
  「うーん。 どっから どこまで プレゼンですか?」
箱田さん
  「全部、そうですよ。」
岡田くん
  「生活の中のことも、プレゼンですか。」
箱田さん
  「他人とのコミュニケーションというのは、プレゼンテーションでしょうね。
  例えば、この前 選挙がありましたけど、選挙でも、
  政治家は、自分のポリシーとか 人柄を、プレゼンしなければ 票が集まらない。
  下手だったら、絶対 票を入れてくれない。
  ねぇ、宗教家だって、自分の 宗教的な教義を、他人に売り込まないと、信者が来ない。」
岡田くん
  「うーん。 そうですよね。」
箱田さん
  「そうですよ。
  全て、他人との関わり合いっていのは、プレゼンテーションじゃないかなと、
  私は 思いますね。」
岡田くん
  「プレゼンが出来る 出来ない だと、生き方って変わってきますか?」
箱田さん
  「全然、変わりますね。 プレゼンの下手な人は、絶対 損しますよ。
  例えば、自分一人で生きてる、
  例えば、小説家とか、自由業の人。
  他人と あんまり、関わりがないわけですよ。 原稿用紙 書いてればいい。
  でも、それを 出版社に売り込む。 これ また、プレゼンですからね。
  それが下手だと、出版してもらえない。 損しちゃいます。」
岡田くん
  「うん。」
箱田さん
  「結局、プレゼンの下手な人は、人生 損するってことは、間違いないと思うんですね。
  というのはね、私、19年 サラリーマン やったんです。
  で、これ 本当の話なんですけど、
  外資系の会社 勤めてまして、27歳で 課長になりました。
  29で次長、33で部長になって、38で ヘッドハントされて、
  イヴ・サンローラン ていうブランドの 社長になったんですね。
  ものすごい、出世 早かったわけです。」
岡田くん
  「早いですよね。」
箱田さん
  「(笑)」
岡田くん
  「38 で、社長ですよね。」
箱田さん
  「38 で。」
岡田くん
  「早い・・・」
箱田さん
  「それで、なぜ社長になったか。 能力あったから、じゃない。
  能力あると、他人が誤解したからですよ。」
岡田くん
  「フフフフ(笑)」
箱田さん
  「私、プレゼン 上手いですから。」
岡田くん
  「誤解される・・・」
箱田さん
  「プレゼン、上手いですからね。
  私のプレゼンテーションを聞いた サンローランのオーナー達がですね、
  こりゃ タダ者じゃないな と、ね。
  すごいパワーを持った男であるというふうに、誤解しちゃったわけです。
  で、38 のときに 『箱田さん、日本の社長 やって下さい』 と 『5年契約しましょう』 と。
  で、一挙に 給料 3倍になりました。
  ところが、私は、経営能力って ないんですよ。 それが バレまして・・・」
岡田くん
  「ハハハ!」
箱田さん
  「3年で 解任されました。」
岡田くん
  「へぇー。」
箱田さん
  「これは、ほんとの話。 でもね、私 言いたいのは、
  プレゼンが上手いと、曲がりなりにも 出世が早くなると。
  金持ちになると。 それから、モテる。
  大体、この、男の 3つの、ま、欲望というか 願望。
  大体 達成させてくれるのは、プレゼン力 なんですよ。」


(曲)
U2 『DESIRE』
魂の叫び


岡田くん  
  「プレゼンの、なんか、極意っていうのって あるんですか?
  簡単には言えないと思うんですけど、いいプレゼン 悪いプレゼン ていうのは・・・」
箱田さん
  「あのね。」
岡田くん
  「極端に言うと、何が いいプレゼンで 悪いプレゼン ていうのは。」
箱田さん
  「悪いプレゼン ていうのはですね “NTT” なんですよ。」
岡田くん
  「 NTT 」
箱田さん
  「日本テレグラフ・アンド・テレフォン じゃないですよ。
  “ 眠い ・ 辛い ・ 退屈だ ” 」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「大体、人の話 15分聞いたら、眠くなりますよ、大体において、ね。
  辛い、そして、何 言ってるか わからないし、オレの人生 あんまり関係もないな、
  っていうふうになっちゃう。 “NTT”
  で、良いプレゼン というのは、私は “TWA” って言ってるんですね。
  TWA。 これは、トランスワールド・エアウェイ じゃないですよ。」
岡田くん
  「うん、フフフ(笑)」
箱田さん
  「 “T” っていうのは “楽しい”」
岡田くん
  「楽しい。」
箱田さん
  「 『でも、箱田さん、僕ね、SE で、技術的な話が多いんで、楽しくないんですよ』
  という人がいるんですけど、内容じゃないんです。 人柄の問題なんです。
  パーソナリティー って、すごく 大事なんです。
  明るい人柄、前向きな人柄の話は 聞きたいと思うけど、
  根暗で否定的でね 暗いヤツの話、聞きたくないでしょ?」
岡田くん
  「うん、うん。」
箱田さん
  「ね。 だから “楽しい” っていうのは、人柄の問題で、
  例えば、ま、岡田さんも、中学 高校のときですね、
  物理とか 化学とか 数学とか、技術的な先生でも、
  人気のある先生っていうのは、楽しい先生でしたよ。」
岡田くん
  「そうですね。」
箱田さん
  「ねぇ、間違いなく楽しい先生。 そういうふうに、
  プレゼンテーション そのものを、楽しい雰囲気でもっていかなければいけない。
  それは、人柄の問題。 前向きな人柄ね。
  “W” っていうのは “わかりやすい”
  わかりにくいから、嫌になっちゃうわけですよ。 だから、わかりやすく話す。
  例えば、具体例を 多くするとか。
  大きな声で 話すとか。 ハキハキ 話すとか。 
  あるいは、スライドを作って、見やすいグラフを作るとか。 図解してみるとか。  
  そういったような、いわゆる、わかりやすいプレゼンスタイルですよね。
  つまり、デリバリーの技術なんです。 発表技術ですよ。」
岡田くん
  「うん、うん。」
箱田さん
  「それから “A” っていうのは、内容です。 “ありがたい、役に立つ ”
  あっ、来て良かった。 彼の話 30分聞いて、スッゲー 勉強になった、とか、
  あるいは、いいノウハウが 手に入ったとか。 いい情報、手に入った。
  『来て 良かったね』 というような内容じゃなきゃいけない。
  それは、相手のニーズに合った 内容です。
  この “TWA” “ 人柄 ・ 伝え方 ・ 内容 ” この 3つが揃ったものを、
  私は、いいプレゼンテーション というふうに 言ってます。」
岡田くん
  「うーん。 それが やっぱね、なかなか出来ない・・・
  海外とかでいうと、当たり前ですよね。
  なんか、若いうちに、えーと、ま いっぱい、社長が残してるのって、
  若いうちに、プレゼンの勉強をしたからだっていうのは なんかね・・・」
箱田さん
  「おっしゃる通り。 アメリカの サンデータイムズ っていうところの調査によると、
  1500人の 社長 会長 副社長、アンケート取ったらしいんですね。
  “あなたは 何故、社長になれたんですか?” と。
  アメリカで 社長になるっていうのは、すごい大変ですよ。 だって、競争社会ですから。
  ものすごい優秀なヤツが、お互いに 足を引っ張り合って、頑張ってるわけですから。
  そこで 何故、社長になれたんですか? って言ったら、
  『オレが社長になった理由? それは、プレゼンが上手いからなんだよ』
  72パーセントの社長が、答えたということなんです。 72パーセントの社長がね。」
岡田くん
  「うん、うん。」
箱田さん
  「だから、アメリカでは もう、早い時期から、
  プレゼンテーションの重要性を認識してたけど、
  日本では “沈黙は 金だ” とか “言わぬが花” とか言ってですね、“腹芸” とか言って、
  黙っていれば、わかってもらえるはずだ と。 頑張れば。
  というふうな風潮があったけど、いまはダメでしょう。
  絶対、わかってもらえないんです。」
岡田くん
  「へぇー。 苦手な人でも、学べば 上手くなりますか?」
箱田さん
  「その通りなんです。 スポーツと同じです。
  イチローや 松井が、なぜ 本番で打てるか っていうと、
  相当、練習してるからですよ。 子供の頃から ずうっと。
  プロになって、いまでも毎日、2時 3時まで練習してると、
  この前、NHK で やってましたけどね。 プレゼンも そうです。
  で、日本人の場合は、ぶっつけ本番が 多いんですよ。
  “KDD” なんですよ。 さっき、NTT って。
  KDD って何かって言うとね “ 経験 ・ 度胸 ・ 出たとこ勝負 ” (笑)」
岡田くん
  「あー・・・良くないってことですね。」
箱田さん
  「良くないですよ、出たとこ勝負は。
  だから、プレゼン やれ! っていうとね、
  『突然の ご指名によりまして、一言 話せと言われました』 というような、
  ほんとに、やんなっちゃうような オープニングで始まるわけです。
  引き付けられないんですよ、それじゃ。
  そういうところっていうの、学ばないと。 学べば、絶対 上手くなる。 スキルです。」
岡田くん
  「なんだろう、声の出し方とか 顔の作り方とか、
  そういうのも 大事になって来るじゃないですか。」
箱田さん
  「全部、学ぶんです、それは。」
岡田くん
  「全部、学べます? 声の出し方とか。
  声って、一人一人 違うから、プレゼンに向いてる声とか、やっぱり 表情とか、
  えーと、いろいろ あるじゃないですか。」
箱田さん
  「あります。」
岡田くん
  「そういうのも、全部 学んで・・・」
箱田さん
  「全部。 全部 学べるんです。
  というのは、私ねぇ、ほんとのこと言うと、田舎もんで、
  人前で 話をするとか、大っ嫌いだったんですね。
  いわゆる、対人恐怖症というか 赤面恐怖症。
  それで、会社へ入ったら、営業やれ って言われて。」
岡田くん
  「大事な・・・」
箱田さん
  「営業とかっていうのは、知らない人のとこに行って、売り込む、
  セールス・プレゼンテーション。 そこで 私は、決めたんですよ。
  これは ダメだ、と。 少し、勉強しよう っていうんで、
  話し方の勉強したり、プレゼンの勉強、デール・カーネギー・コース で勉強したりして、
  そしたら、徐々に 上手くなって来たんです。」
岡田くん
  「うん。」
箱田さん
  「で、ある時、アメリカからですね、
  外資系でしたから、ボブ・アリソンという、セールスの教育部長が来たんですね。
  教育部長が来て、我々 若手営業マンを教育したわけです。
  ところが、英語でやるから、みんな 寝ちゃうわけですよ。
  で、私は まぁ、英語が趣味でしたから、得意でしたからね、
  その、アリソン先生のプレゼンが、ものすごい感動的で 惹きつけるんで、
  タダもんじゃないなぁ と思って、
  『アリソンさん、感銘 受けました。
  あなたのプレゼンテーション、スピーチっていうのは、すごい 惹きつけられました。
  みんな、英語 わかんない人は寝てるけど、私は 多少わかるんで、感銘 受けました』
  って言ったら、その人が、
  『いや、箱田くん。 実は オレも、ほんとのこと言うと、下手だったんだよ。
  ミシガンの田舎に生まれて、田舎もんでね。 山猿だった』 と。
  『でも、会社に入って、正しい研修 正しいトレーニングを受けて、上手くなって来て、
  いまじゃ こうやって教えてるんだ。』 」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「 『箱田くん、キミもね、心配すんな。
  練習すれば、必ず 上手くなるよ。 オレ、教えてやるから』 って言うんで、
  まあ、彼、日本に来て 寂しかったんでしょうけど、
  私を 自宅に呼んだりして、教えてくれたんです。
  それで、だんだん 上手くなって来た。
  で、ある時ですね、部長に呼ばれた 『箱田、ちょっと来い』 と。」
岡田くん
  「うん。」
箱田さん
  「 『今度の 新製品発表会、お前、プレゼンやれ』 って。  
  『えっ! 私がですか? 私、苦手なんですけど』
  『いいから、やれ』 って。
  『ちょっと、僕は出来ません。 先輩の 黒川さんか長谷川さん・・・』
  『いいから、やれ。 実は、アリソン部長から、推薦があった。
  今度のプレゼン、箱田に やらせてくれ と』
  『あっ、そういうことだったんですか。 わかりました』 っていうんで、
  アリソンさん 付きっきりで練習してですね、
  スライドも作って、ホテルオークラでの新製品発表会、やったんですよ。
  まあ、曲がりなりにも 一応、やり通したんですね。
  そしたら 最後の、その日 夕方の懇親会で、何人かの 出席の社長さん達が、
  『箱田さん、あんた、プレゼン 上手いなぁ。 話 上手いね。
  今日 話した中で、一番 わかりやすかったよ』
  何人かの人が 言ってくれて、
  私は、ほっんとにね、嬉しかった。」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「オレみたいな 気が弱い、赤面恐怖症のヤツが、話 上手いって言われた。
  これは、練習すれば 上手くなるっていうことなんだな って、こう、
  これは 少し、徹底的に 極めよう と。」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「それで、ずうっと勉強して、いまじゃ 教える方に なっちゃった。」
岡田くん
  「へぇー!」


(曲)
BLACK EYED PEAS 『MEET ME HALFWAY』
Meet Me Halfway


岡田くん
  「経験では ないんですね。
  経験も あるだろうけど、経験じゃなくて、勉強で 上手くなる。」
箱田さん
  「経験は 大事で、場慣れするってことが大事です。
  ただ、いま 岡田さんが おっしゃったように、
  声の出し方とか ジェスチャーとか、そういったものも、
  やっぱり、習わないとね。」
岡田くん
  「どうやって、練習するんですか?
  なんかこう、一回 じゃあ 作って、プレゼンするっていう、講義みたいな。」
箱田さん
  「そうですね。 例えば、テーマを与えて 話してもらうと。
  そうすると みんな、まあ、下向いて こうやって ボソボソボソ っと話す。
  だから、もっと 顔上げなさいと。 手を前に組むな、って。 ジェスチャー 入れろ と。
  ジェスチャーは 例えば、上から下へ こういうジェスチャー入れろ とかね。
  出来るだけ 大きく、手を広げるとかね。
  『とっても小さな 魚です』 と、小さく示せ とか。
  そういったことを、教えないと わからない。」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「それから、さっきから聞いてて わかるように、
  私 ときどき、大きな声 出すんですよ。」
岡田くん
  「出しますねぇ。」
箱田さん
  「これはね “怒涛 波返しの術” っていうんです。」
岡田くん
  「怒涛・・・」
箱田さん
  「あるときは、怒涛のように 大きな声を出して、あるときは、スー っと引くように。
  アマチュアの人はね、一本調子なんです。
  鶴なんです。 “鶴” わかる?」
岡田くん
  「鶴・・・」
箱田さん
  「 “タンチョウ” 」
岡田くん
  「はい、はい。 “単調” 」
箱田さん
  「アッハッハ!」
岡田くん
  「たまに、ジョークも 交え。」
箱田さん
  「そうです(笑)」
岡田くん
  「波を作る ってことですよね。」
箱田さん
  「そうです!」
岡田くん
  「たぶん、内容にも 波を作るんだろうし・・・」
箱田さん
  「そうです。」
岡田くん
  「会話の中でも、波を作って、
  大事なとことかは、熱意を ぶつけたいときは、ちょっと大きく ワァー って言うし、
  ちょっと 聞かせたいときには こう、小さくも。
  小さな声の方が 逆に、聞いたりとかもするし。」
箱田さん
  「もう、ポイント突いてる(笑)その通りです。」
岡田くん
  「そういう技術を・・・」
箱田さん
  「そうなんです。」
岡田くん
  「学ぶんですね。」
箱田さん
  「そういうの、教えないとね。」
岡田くん
  「うん。」



岡田くん
  「これ、でも、苦手っていう人、多いんですよ。
  特に、今日、寝て起きたら プレゼンだ! っていう人は 結構 多いと思うんですよ。
  これは どうすればいいか・・・」
箱田さん
  「いくつかね、ポイントがあります。」
岡田くん
  「はい。」
箱田さん
  「まずね、会場に 早く行くことね。」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「いきなり バッと行っちゃうと 失敗。
  この前も、ま、言っちゃなんですが 鳩山さん。
  いきなり バッと行って やって、単なる 原稿の棒読みでしたよ。」
岡田くん
  「はい。」
箱田さん
  「オリンピックの招致に行ってね。 準備不足は、明らかでしたよ。
  だから、相当 準備をするってことが大事です。 リハーサルをする。
  私は それをね “JR” と言ってますね。」
岡田くん
  「JR。 また、単語を。」
箱田さん
  「(笑)準備。」
岡田くん
  「“J” は 準備。」
箱田さん
  「そう。 練習、リハーサルね。 “準備と練習” なんです。
  だから、前の日、明日やる場合はですね、徹底的に、
  ま、奥さんとかね、いない場合は、鏡に向かってでもいいですから、
  リハーサルをしたらいい。 絶対、準備して。」
岡田くん
  「うん。」
箱田さん
  「準備もですね、原稿をですね、一字一句 書いて暗記する。 これ、良くないんです。
  よく しますよね、例えば、結婚式の披露宴で 頼まれるとね、
  『本日は、お日柄も良く・・・』 全部、書いて覚える。 あれ、よくないんです。」
岡田くん
  「一語一句は、良くないんですね。」
箱田さん
  「まず、暗記するのは 大変でしょ。 暗記したものは、本番で緊張して、必ず忘れるんです。
  忘れると、パニックになるんです。 しどろもどろになっちゃう。
  だから、ポイントだけ書いた 原稿を用意するんです。 で、練習をすると。
  で、早めに行くのは、なぜかと言いいますと、
  早めに行くとですね、まず、機材とか、
  例えば マイクの調子とか、スライドの調子とか、パソコンの調子とか、
  そういったものを、完全に準備できます。
  それが 失敗しちゃうとですね、滅茶苦茶に なっちゃうんです。」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「例えば、みなさん おはようございます、って始めて、
  パソコン、スイッチ入れたら 映んなかったと。
  これでもう、完全に失敗ですから。 あ どうしようと、ね。
  4~5分、パソコン がちゃがちゃ がちゃがちゃ やってね、もう どっちらけになっちゃう。
  だから、準備とか、すごく大事なんです。
  それから、その前にですね、早めに行って、
  主立った人と、名刺 交換しておいた方がいいんです。」
岡田くん
  「うん。」
箱田さん
  「名刺 交換して、雑談して。
  雑談しておくとですね、その人のパーソナリティーとか わかるし、
  つまり、全然知らない人の前で話すのは 緊張しますけども、
  始まる前に、何人かと もう、友達関係になってる。
  そうすると、話 しやすいんですよ。」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「誰だって、友達の前で話すのは 楽ですから。 全員 知らないと、緊張しますから。
  早めに行って、名刺 交換してですね、雑談しといた方がいい。」
岡田くん
  「環境づくりを、まず最初にしろっていう ことですよね。」
箱田さん
  「そうなんです。 それでですね、プレゼンは 最初、
  “ The first 4 minutes ” っていう説があって、
  これは、ズーニン という心理学者の説なんですけど、
  “全ての コミュニケーションは、最初 4分で決まってしまう” と。
  ですから、最初の出だしの部分を、
  何度も 何度も 何度も 何度も 何度も、練習した方がいいんですよ。  
  練習して、見事に やった方がいい。」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「例えば、ラジオ聴いてる人の中には、英語でプレゼンやる人なんか いると思います。
  英語なんかの場合、日本人は 英語 下手ですから、ともかく、最初の部分はですね、
  徹底的に、練習して 練習して、元気よくやる。
  そうすると、聴いてる 外国人は “この人、なんか、すごい プレゼン上手いな” って、
  軌道に乗っちゃうわけですよ。 軌道を外しちゃうと、ダメなの。
  だから、最初の 4分間、徹底 練習する と。」
岡田くん
  「試合 みたいですね。」
箱田さん
  「そうです、そうです。」
岡田くん
  「(笑)最初の 5分勝負だ! みたいな。」
箱田さん
  「ズーニン という心理学者の説は、最初の 4分間で・・・」
岡田くん
  「流れ 掴むんですね。」
箱田さん
  「プレゼンターに対する 評価が決まっちゃう。
  プレゼンルームの 空気が決まる。 明るい空気、暗い空気。
  それから、聴いてる人の、やる気 やらない気。 それも、決まっちゃうんですね。
  もう一つはね、自信ある人を、私達は 信用するんです。」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「小泉さん みたいに、自信ある人は、
  人気もあったし、みんな 信用して、ついて行ったわけですけどね。
  その次の人、一年で辞めちゃいまして、なんとなく 自信なさそう と。
  自信ない人は、信用できない。
  だから ともかく、右向け右! と、言い切れるだけの自信。
  それは、どういうことかと言うと、
  あなたのプレゼン内容に対する 思い入れ、なんですよ。」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「熱意なんですよ。
  この提案は、絶対、貴社にとって いい提案だ と。
  お役に立つという、その 信念、熱意。 それを 映さなきゃいけない。
  結局、話してるのは、みんな 聴いてるふりして、聴いてない場合が あるわけです。
  例えば、聴いてるふりしながら、今晩の ご飯 なに食べようかな? とかね(笑)
  今度の土日 どこ行こう? たいてい、そういう人が多いですよ。
  真剣に聴くっていうのは、結構しんどいですから。
  だから 結局 『あの人、熱意あるね。 信用できそうだね』 っていうのが、
  結論なんですよ。」
岡田くん
  「うーん。」  
箱田さん
  「今度の提案に関して、これが すごくいい商品だっていう、
  あの熱意はすごかったね、っていうのが、印象に残っちゃってる。
  だから、熱意なんです。 大事なのはね、伝えようという 熱意ね。」
岡田くん
  「例えば、あの、誇張したりとか っていうの、嘘ついたりとか、
  僕の場合は 例えば、はじめに、多少 誇張したことで、こう、
  相手に テンション上げさすために、言ったりもするんですよ。
  その、ま、企業のプレゼンではないので、
  一緒に何かやろう って なったときに、
  なぜ、君の力が必要なのか。 なんのために、こういうものを用意してるのか とか、
  そういうの こう、例えば、
  嘘は ついてないです。 嘘は ついてないけど、多少 誇張して、
  説得というか、したりもするっていうことが あったとすると、
  それは、悪いことなんですか?」
箱田さん
  「いえ、ケースバイケースなんですよ。
  例えば、就職面接なんかの場合ですね、
  嘘と ほんとの、ギリギリまで 言った方がいいわけですよ。
  例えば、昨年 手がけたプロジェクトはね、100パーセント 成功しました と。
  『それは、あなたの力で出来たんですか?』
  『はい、99パーセント 私の力だと、確信 持ってます』
  というふうに、言っちゃった方が いいわけですよ。
  ほんとは、80パーセント 70パーセントかもしれないけども(笑)
  誰も わかんないんだから。」
岡田くん
  「うん、うん。」
箱田さん
  「というふうなことで、誇張して 言った方がいい場合もあれば、逆に、
  『私は どちらかというと、気の弱い方で、
  こういうプレゼンテーションするの、非常に 苦手なんですけど』
  と言ったときにですね、同情してくれる場合も ありますからね。
  ケースバイケースなんです。」
岡田くん
  「うーん。」
箱田さん
  「問題はね、やっぱり、自慢話とか、あるいは、そういう 誇張した話っていうのは、
  どちらかというと、避けた方がいい、というのは 結局、
  自分の弱点とか欠点を はじめからさらけ出すと、相手は あなたを信用するっていう説が、
  これ、チャルディーニの原理っていうんですけど。
  そういう説もあるから、ケースバイケースで使った方が いいと思います、それは。」
岡田くん
  「うーん。 じゃあ こう、とにかく、下準備が大事なんですね。
  たぶん、空気だったり 相手だったり、その時に変えられる能力。
  重要な、上級テクニックになるんですね。」
箱田さん
  「そうですね。 それはね、相当 経験が必要でして、
  例えば 私の場合は、話すのが仕事ですから、会場 行ったときにです。
  ああ、今日は 若い女性かと思ったら、おばさんばっかりだったと、40、50のね。
  話の内容、変えなきゃいけない。
  最初の話と ちょっと違うな、お母さんばっかりだな と思ったら、
  お母さんに合った話をするっていうふうに、変えられるわけですよ、私の場合は。
  引き出し たくさんあるからね。
  無い場合は、非常に困っちゃうわけです。
  だから、事前の下準備と、それから 聴衆分析とかね。
  年齢構成とか 男女差とか、職業とか、そういったものは、
  徹底的に調べといた方が いいですね。
  調べておいて、主催者とも話し合って、どういう話をしてもらいたいんだ ってことを、
  事前に 情報を入れておかないと、ずれちゃった場合は パニックになりますから。」
岡田くん
  「うーん。」


(曲)
JAZZANOVA FEAT.PAUL RANDOLPH 『LET ME SHOW YA』
Of All the Things


岡田くん
  「あの、一個 聴きたかったんですけど、学校とかで教えたりしてるんですか?
  その・・・学校っていうか、普通の大学とか。」
箱田さん
  「大学では 教えてません。
  今の大学で、教える気 おきます? みんな、寝てるじゃないですか(笑)」
岡田くん
  「いや、教えて下さいよ。 ちょっと 僕、一回、あの 変な話ですけど、
  大学のプレゼンを、見に行ったことがあるんですよ。」
箱田さん
  「ええ。」
岡田くん
  「酷かったんですよ!」
箱田さん
  「でしょう?」
岡田くん
  「あのねえ、いや、ほんとに! あのねえ、
  プレゼン教育って・・・
  僕、何年も前から、プレゼンが すごく大事だと思って 生きて来たタイプの人なので、
  ていうか、ある人に、プレゼン ていうのは大事だよ って、いって、
  自分でも、企画だったり なんとかって、動くようになってから、
  すごく、それを意識して 生活するようになって、
  プレゼン て、どういうことを教えてんだろうと思って、一回 見に行った、
  こう、あんまり言わないですけど、大学のとか、いろいろ見たんですよ。
  美術館で、学生が、自分達が作ったものは どういうものなのか、とか、
  アート系の あれも、見に行って。 学生が、
  あぁ 発表会があるんだ っつって、
  プレゼンもするんだ と思って、見に行ったんですけども、酷くて!
  先生、なに教えてんのかな みたいな、言えないですけども、もう しゃべり・・・
  『私が・・・・・これを考えたのは・・・・・』 みたいな、なんか(笑)
  それ、なにやってんの? みたいな。 聴く気がおきないんだけど、みたいなかんじで。」
箱田さん
  「そうですね。」
岡田くん
  「その間(ま)いらないから みたいな。 点( 、)とか、丸 ( 。)とか、気にしないで、
  自分の気持ち、まず、どういう狙いなのか とか。
  丸暗記したの 言わないでくれよ って思うんですけど。
  ちょっと、教えて下さいよ。
  たぶん、プレゼン が すごく大事な世の中になると思うので。」
箱田さん
  「まあ それは、さっき言った 典型的な NTT。 “ 眠い ・ 辛い ・ 退屈だ ”
  でね、私の息子は、アメリカの高校 大学 大学院 出てるんですね。
  見てますと、プレゼン 上手いんですよ。
  というのはね、アメリカでは もう、中学 高校のときから、
  スピーチ コミュニケーションていう 科目があるんですよ。」
岡田くん
  「うん、うん。」
箱田さん
  「日本で、学校で学びました? スピーチとか、プレゼン・・・」
岡田くん
  「いや、学ばないです。」
箱田さん
  「ないですよね。 100パーセント ないですよ。
  向こうの場合は、ビックリしたのは、うちの息子、高校のときに 電話して来て、
  『お父さん、戦後の日米関係に関する資料、送ってくれ』
  『なんだ、それは』
  『実は、スピーチ コミュニケーションの ディベーティングがあるんだ、ディベートが。
  それが、テーマになっちゃったんだよ』 と。
  『オレは、日本側に立って、やんなきゃなんないから、資料 送ってくれ』 って。
  そういうの、高校のときに やってる。
  だから、プレゼンテーション、ネゴシエーション、ディベーティング、ファシリテーション、
  こういったような コミュニケーションのことを、ずっと 学校で勉強してる。
  だから、上手いんですよ。 全般的に アメリカ人は。
  日本人は、それが無いですね。」
岡田くん
  「それを 知ってるから、日本も ちょっと、ちゃんと・・・ちゃんとっていうか、
  高校生で、大学でもいいですよ、大学でもいいから、ちゃんと・・・」
箱田さん
  「教えるべきですね。」
岡田くん
  「教えないと、きっと、社会人 一年目から 習うのと、なんだろう、
  大学で やっぱり、大学でも、
  高校でも 後半からで、3年生からでもいいから、
  そっから習うのとでは、だいぶ 変わって来ると思うんですよ。」
箱田さん
  「そうですね、おっしゃる通りです。」
岡田くん
  「だから・・・」
箱田さん
  「ただね、私 見てますとね、
  昔の日本人と 今の、岡田さんのように 若い人では、
  はるかに、若い人は プレゼン 上手いですよ。」
岡田くん
  「まあ、それは そうかもしれないですけどね。」
箱田さん
  「気さくになってる。 だんだん、人間 オープンになって来た、日本人も。
  アメリカ人が プレゼン上手いのはね、さっき言ったように、学校で学ぶっていうことと、
  それから、彼等の国民性が、非常に オープンですよ。
  例えば、私 大学院 向こうに、若い頃 行ってたんですけど、
  キャンパスで学生と目が合うと 『Hi, Good morning!』 必ず、挨拶するんですよ。
  『Hello!』 きれいな女子大生と 目が合うと 『Good morning!』 挨拶する。  
  エレベーターに乗って来る時も 『Good morning!』 と、入って来るわけですよ。
  日本人は、絶対 目があっても、下を向く、あるいは 顔そむける。
  で、もっとすごいのは、アメリカの国内線 乗ると、隣に座ったアメリカ人が 私 見てね、
  『Where are you from?』 とね。」
岡田くん
  「しゃべりかけて来ますよね。」
箱田さん
  「 『I'm from Japan. 』 日本から来た。
  『おお そうか、日本か!
  オレも行ったことがある。 横須賀 いたんだ。 ミチコって知ってるか?』
  『いや、ミチコって言われても・・・』(笑)」
岡田くん
  「アハハ。 『知らないよ』 みたいな。」
箱田さん
  「そういうね、すぐね、冗談 言ったりしてね、気さくに振舞って来る。
  だから、プレゼンなんかもですね、そう かしこまってやるってことがないんですね。
  だから、その二つじゃないかと思うんです、彼等が上手いのは。
  いまの日本人も、だんだん 気さくになって来たから、フレンドリーになって来たから、
  上手い人 多いですよ、若い人は。」
岡田くん
  「うーん。
  まあ、じゃあ、最後にですけど、なにか、明日 プレゼン て人も いると思うので、
  アドバイスなど いただけると。」
箱田さん
  「明日、プレゼンする人はですね、さっき言いましたように、
  最初の 4分に気をつけるということと、
  それから、早めに行く っていうこと ありましたね。
  それから、これは アルバート・メラビアン ていう人、UCLA の、
  出してる説なんですけどね、
  コミュニケーション、プレゼンにおいて大事なのは、
  まず ボティーランケージ、55パーセント。
  声。 怒涛 波返し とか 大きな声。 声の発声が、38パーセント。
  内容が 7 、っていう説があるんです。
  これは アルバート・メラビアン ていう人、UCLA の、出してる説なんですけどね。」
岡田くん
  「うん。」
箱田さん
  「いまから 気をつけなければならないのは “し・て・よ・ニッコリ” なんです。
  最後の言葉として 差し上げます。
  “視線” なんです。 目に出ちゃうんです、自信の無さが。
  ソッポ見て話す、オロオロして話す、下見て話す、これ ダメなんです。
  聴衆の目を見て話す。 アイコンタクト、視線。
  “手” “し・て・よ・ニッコリ” の “て” はね、ジェスチャーを入れると 話しやすい。
  手は 前に組まない。 力強いジェスチャー。
  聴衆は、あなたを見てますから。 聴く前に 見てますから。
  見た感じで やっぱり 『あっ、自信あるな』 と思うじゃないですか。
  ジェスチャーは、大事なんです。
  “よ” っていうのは “良い姿勢” です。
  良い姿勢っていうのは、ポケット 手つっこんだり、腕組みしたり、
  手を前に組んで 猫背で話すと、良くないんです。
  リラックスして話す。
  気を付け はダメですよ。
  気を付け っていうのは、硬い姿勢っていいますから、リラックスして話す。」
岡田くん
  「全く動かないのも、問題だっていうことですね。」
箱田さん
  「そうです。 “し・て・よ・ニッコリ”
  ニッコリ っていうのは “顔” です。 顔は、必ず 見られてますから、ね。
  しかめっ面したり、作り顔したりしないで、にこやかにやります。
  フレンドリーな笑顔 ね。」
岡田くん
  「うん。」
箱田さん
  「それから、真剣なときは 真剣な顔をする。
  怒ったときは、怒りを込めて話す。 感情 出した方がいいんです、顔に。
  感情 出すと、いわゆる 共感されますから。 共感されるから 聴衆と。 いいんですね。
  この 4つですね。 視線・手・良い姿勢・ニッコリ。」


(曲)
元気ロケッツ 『SMILE』
Star Line/Smile



(対談が終わって、岡田くんの感想)

「さあ、ということで、箱田さんと お話をさせていただきました。
いやあ、ね、ほんとに でも、自分としても、ね、プレゼン 大事だと思ってますし、
箱田さんはね、こう やっぱりね、なんだろね、敵を作らないかんじですよね。
なんか 優しい、なんだろう、最初のインパクトから やっぱ上手いですね。
握手を ちゃんと、目 見て してくれて、笑顔で しゃべりかけてくれて、
『雑談する?』 みたいな(笑) 『雑談してから始める?』 みたいな。
『いや、行きますよ』 みたいな。
こっちも、そう来たら、こう ね 『いや、本番 行きます』 みたいな(笑)あの、
いい、こう なんか 『あ、そう?』 みたいなかんじで こう、
空気を、まず こう、作ってくれたりとか。

うん、でも、なんでも そうなんですよね。 た・・・たぶんていうか、
自分は、プレゼンていうのは すごく大事だと思って、こう、20後半、過ごして来ているので、
ま、上手く出来た方がね、いろんなことが。
僕の知り合いは、子育てで もう、プレゼンをさせてますからね。
『なんか買って欲しいんだったら、プレゼンしろや』 っつって(笑)
子供に言ってますからね(笑)
『なんで 欲しいのか、なんで 必要なのか、全部まとめて言え』 っつって。
『欲しいだけじゃ ダメだ』 っつって(笑)
なんで 欲しいんだ。お前に、なんで これが必要なんだ、ってことで、
『全部、プレゼンしろよ』 っつって。 アハハ!
そういう親も いますからね。
あの、子育ての中でもね、プレゼン教育っていうのは、
もしかしたら 出来るかもしれない、ですね。」


(曲)
BACKSTREET BOYS 『I WANT IT THAT WAY』
Millennium



(箱田さんからの コメント)

「緊張するのは、やっぱり 不安だからですよ。 自信があれば、緊張しないんです。
だから、練習した方がいいかな。
リハーサルは、人の 2倍も3倍も4倍も5倍も、徹底的に やらなきゃいけない。
リハーサルしないで ぶっつけ本番じゃ、
たぶん 失敗するんじゃないかな? と思うから、失敗するんですよ、ね。
これだけ練習すれば、絶対 成功するぞ!
よーし! なんとか 俺のプレゼンで決めてやるぞ!
というぐらいの 迫力を持たなければいけない。
それに、聴衆は呑まれちゃうんです。 迫力にね。
ま、そこんとこで、練習することを お薦めしますね。」

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