Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009/09/20 on air  「日本でいちばんいい学校とはどんな学校ですか?」             (guest) 金子郁容さん


日本で「一番いい」学校―地域連携のイノベーション


日本で「一番いい」学校―地域連携のイノベーション


金子 郁容




(オープニング)

「こんばんは、岡田准一です。 今夜も始まりました 『Growing Reed』
この番組では、毎週一つのテーマの専門家をお呼びして、徹底的に質問。
番組の終わりには “考える葦” として、
僕も、みなさんと一緒に、成長したいと思います。

えー、今夜のゲストは、
慶応義塾大学教授で、元慶応義塾幼稚舎長の 金子郁容さんです。

慶応幼稚舎。
お受験を目指す 親御さん達の、あこがれの学校ですよね。
そんな金子さんが、昨年の10月、
『日本で「一番いい」学校』 という著書を、お出しになりました。
名門校を よく知る金子さんが考える “一番いい学校” とは、どんな学校なのか、
気になりますよね。

この本、結構ね、読みやすくて いい本ですよ。
やっぱりね、いま、僕が考えるのはですけども、教育問題とかね、
大人んなるに連れて、考えなきゃいけないなと。
大事にしなきゃいけないなというテーマですので、
みなさんも一緒に、今日は、考えてもらえたら嬉しいなと思っています。

“日本でいちばんいい学校とはどんな学校ですか?”

J-WAVE 『Growing Reed』
新しい一週間、最初の60分。 ぜひ、一緒にお付き合いください。」



(岡田くんの 曲紹介)
「君は子供だった。 這って向かって行ったのを見てた。 母は、誇りに思ったんだ。
でも、君の声は、大き過ぎるんだ。 僕達は、君が笑っているのを見るのが好きなのさ。
MGMT 『KIDS』 」
オラキュラー・スペクタキュラー



岡田くん
  「金子さん見てると、指揮者みたいなイメージがあるんですけど。」
金子さん
  「あのねえ、昔、三枝さんと ちょっと仲良くて、一緒にいた頃、
  付き人だと思われたりしたこと あるんですけど(笑)」
岡田くん
  「アハハハ!」
金子さん
  「音楽関係と言われる可能性、ちょっとありますね。」
岡田くん
  「音楽家というか、なんで 指揮者に見えるんだろうなと思ったら、
  いろんな 多岐に渡られること、やられるじゃないですか。
  いろんなもの見てるっていうのが、印象的で あるんですけど。」
金子さん
  「大学の先生のように、専門性が あんまり深くないんですよ(笑)」
岡田くん
  「専門は、何て言ったらいいんですか?」
金子さん
  「うーん。 35歳までは、数学です。」
岡田くん
  「あー・・・数学なんですか。 それ以降・・・」
金子さん
  「それで、阪神淡路大震災があって、
  岡田さんも、関西ね、出身ですけども。」
岡田くん
  「はい。」
金子さん
  「それで 考えが変わって、すこし 社会のことに関心を持つようになったと。
  まあ、すごく正直 言っちゃうと、
  数学では芽が出ないなと、ちょとと思いつつもですね(笑)」
岡田くん
  「ハハハ! そうなんですか。」
金子さん
  「まあ あの、それは、30歳までに、数学って大発見しないと、なかなかね、
  良くないなと思って。」
岡田くん
  「あー、はいはい。」
金子さん
  「そろそろかなぁと思って、
  やっぱり、社会、いろんな複雑なことがあって、
  ほんのちょっとしたことで、すごく変わるじゃないですか、社会って。
  それで、35ぐらいから ずっと、社会の方を。
  で まあ、教育なんかにも少し、関心を持って やってます。」
岡田くん
  「慶応の幼稚舎の舎長に。」
金子さん  
  「これは、慶応ってですね、日本で一番 古い学校で、
  幼稚舎も、もう 128年ぐらいなんですけどもね。
  “舎長” っていうんですよね、幼稚舎なんでね。
  それで、小学校は普通 “校長” ですけども、私 “舎長” だったんですよ。
  慶応は、小学校 中学校 高校 と、ずっとあって、
  中学校 行くと、普通部 中等部 なんで “部長” なんですね。
  格下げに なっちゃうんですよね。」
岡田くん
  「はい、はい。」
金子さん
  「で、高校 行くと “校長” で、一番上が “塾長” なんですね。
  まあ、幼稚舎舎長は、一番 偉いかなと。 まあ、これは、冗談ですけども(笑)」
岡田くん
  「アハハハ!」
金子さん
  「まあ、いろんな ちょっとね、なかなか 歴史的な言い方があるんですけども、
  舎長 舎長と言ってます。」
岡田くん
  「これは どうだったんですか。 戸惑いは無かったんですか。」
金子さん
  「私の中では、子供達と接している面では、最高の 3年半でしたね。」
岡田くん
  「うーん・・・」
金子さん
  「大学のね教員で、いきなり 小学校の校長っていうのも、これ おかしなもんで、
  普通は、小学校の先生になるには、免許って いりますよね、勉強してね。」
岡田くん
  「はい。」
金子さん
  「校長だけ、免許 持ってなかったりするわけです(笑)
  でも、バレンタインには、200個ぐらい貰ったりですね。
  いま なんか、もう、ほとんど貰えないですけどもね。 まあ、それはちょっと別にして、
  子供って、すごい正直じゃないですか。
  だから、遊びに来てくれて、いたずらっ子はね、名前を聞くんですよ。
  『わたし、なんだった?』 で、忘れちゃうと聞きますよね。
  2回目まで許してくれるけど、3回目だったら、もう絶対 来てくれない。」
岡田くん
  「うーん。」
金子さん
  「やっぱり、こっちが関心 持っていれば、むこうも関心 持ってくれる。
  すごい正直なんで、怖い反面、すごく楽しかったですね。」
岡田くん
  「へえー。」
金子さん
  「で、怖いのはね、
  大人が子供に、これぞと思って、何か教育的なことを言おうとしたときのことって、
  子供は覚えてなくて、意外と、そうでないときのことって 覚えてるじゃないですか。」
岡田くん
  「ふとしたとこ ってことですか?」
金子さん
  「ふとしたこと、うん。
  だから 逆に、これを教えようとした時のことは伝わらないで、ちょっとした 日常的な、
  さっきのように、名前を ちゃんと覚えてくれるかとか、接し方ですよね。」
岡田くん
  「そこらへんは、やっぱり すごく気にして変えて行かれたんですか? 慶応幼稚舎では。」
金子さん
  「私は ほんとに、校長だけですから、慶応の全体の中で、一貫教育の中の一つ。
  で、私は また、たまたま卒業生だったんで。
  すごくいい学校なんですけども、いろいろ おかしなこともあるので、
  まあ、普通の学校に近付けようということで(笑)いろいろ やりましたけどね。」
岡田くん
  「それ、伝統文化ってことですか?」
金子さん
  「125年も やってますんでね、いろんなことが溜まっててですね、簡単に言うと、
  例えば、5、6年生で油絵やるんですけども、
  たまたま 画材が、すごく高い画材だったんですよ。
  昔はね、幼稚舎っていうと、そういう お金持ちの人が来たっていうイメージがあるんで、
  よかったんですけども、あるお母さんから メールが来てね、
  うちの子ね、絵を描いてると とても嬉しいんだけど、
  油絵でね、赤で バーミリオンとか、高いじゃないですか、
  使うたびに 心が痛むんです、って言うから、調べてみたら、
  かなり高いセットを買うことになってて、それじゃ おかしいなっていうんで、
  絵画の先生に相談をしたら、別に その人も、あぁいいですよ、って言うんで、
  いつくか、セットのうち、選んでもらうようになったんですよ。
  そういうの、気が付かないで ずっとあるけども、外から見るとね。
  なんか、月光荘の すごく高いやつなんですよ(笑)大人が使うようなね。」
岡田くん
  「ちゃんとした絵の具をね。」
金子さん
  「ちゃんとしたやつですよね。」
岡田くん
  「実際、現場で経験されて、なんかこう、
  子供達が変わってたとか、マズイなと思うことは あったんですか?」
金子さん
  「幼稚舎の子供っていうのは、すごく 愛情たくさん受けて、育ってる子供達なんですよ。
  良くも悪くもですけどね。
  たぶん、普通の公立学校だと、親がね、一緒にいたくてもいられないとか、
  夜 働きに出なけきゃいけないとか、そういう人達も たくさんいるし、
  例えば、保護者会をやろうとしても、来られない、
  親が来られないっていうようなこと、たくさんあるじゃないですか。
  幼稚舎の場合には、いま ずいぶん変わって来てますけど、それでも、
  比較的 余裕のある人達なんで、すごく大事に育てますよね。
  あんまり大事にしすぎるとですね、とんでもないことも出来るんですけども(笑)」
岡田くん
  「フフフ(笑)」
金子さん
  「でも やっぱり、小さい子って、
  親に やはり守られてるって すごく大事だと思うんですよね。
  だから、変に自信があると困るけども、やっぱり、世の中に対して、すごく肯定的なので、
  そういう意味では、すごくいい学校になってますね。 結果としてはね。」


(曲)
MIKA 『WE ARE GOLDEN』
We Are Golden


岡田くん
  「 “いい学校” っていうの、聞きたいんですよ。」
金子さん
  「そうですね、難しいですね。」
岡田くん
  「 “いい学校” なんですか?」
金子さん
  「 岡田さんは でも、枚方・・小学校は、何ですか?」
岡田くん
  「枚方一中。」
金子さん
  「一中。 小学校は?」
岡田くん
  「殿山第一小学校。」
金子さん
  「殿山第一は、どうでしたか? 思い出としては。」
岡田くん
  「いや、全然 良かったんですけどもねー。 子供だったから、不満もなく。
  それが、子供は与えられた環境に、100パーセント楽しもうとするじゃないですか。
  わかんない。 昔の子供は。 いまの子供は、不満に思うのか わかんないですけど、
  小中じゃ 別に、先生が、例えば、好き嫌いとか そのぐらいだし、
  友達100人できるかな、ぐらいだし、あと、勉強とかを習うにしても、こう・・・」
金子さん
  「校舎は 汚くたって、別に 子供は関係ないしね。」
岡田くん
  「関係なかったし、なんだろう、うん、楽しかったですけどねー、仲間も・・・
  もっと、先生達が、結構 熱かったですし、怖かった。」
金子さん
  「先生って・・・怖かった、うん。」
岡田くん  
  「僕が最後ですね。 僕の ちょっと下になると、もう なんだろう、なんだろね、
  叩いたり、殴ったりってのは、なくなったんですけど、
  僕等んときに、まだ、竹刀 持って歩いてました。」
金子さん
  「あ、そうか そうか、ほんとに?! すごいな。」
岡田くん
  「ぐらいの、時代ですね。 あの、指導・・・」
金子さん
  「生活指導。」
岡田くん
  「生活指導の先生達は、もう、竹刀 持って。」
金子さん
  「あ、ほんとに。
  ま それが、ほんとは出来るような学校が、いい学校だと思いますけどね。」
岡田くん
  「うーん。 で、どういう・・・いい学校って、どういう あれですか?」
金子さん
  「私、ずいぶん いろんなところ、夏休みなんかなると、
  呼ばれると、行けるときは必ず行くようして、いろんな学校、見て来てるんですけども、
  いい学校だなと思う学校は、やはり、たくさんの大人が 係わってる学校ですね。
  先生だけじゃなくて、保護者も、地域の人も、いろんな勝手な人が来たりですね。
  でも、なかなか学校って、いろんな人 入れたがらないんですよね。」
岡田くん
  「うーん。」
金子さん
  「だから やっぱり、大人がたくさん係わってて、子供も そうすると、親だけでなくて、
  いろんな人から 褒められたり、怒られたりするというところが、
  だいたい いい学校かなって、一つだけ挙げるとしたら、
  たくさんの大人が係わって、子供に接している学校が。
  となると、私立よりも、公立の方が、チャンスはあるんですよね。
  私立は なかなか、地域の人って、来てくれないじゃないですか。」
岡田くん
  「来ないですね。」
金子さん
  「だから、公立学校ね、すごく今、問題になってるけども、
  すごくチャンスはあると思ってます。」
岡田くん
  「だから、前の、和田中を校長されてた藤原さんが、やっぱり、
  学校と地域の連携っていうの、すごく強調してたんですけど、
  いまは、金子さんの中で、学校教育って、日本全体で、
  上手くいってるところは いってると思うんですけど、全体を見て、
  どのぐらい上手くいってると思われてますか? 学校自体が。」
金子さん
  「問題はですね、いい先生って、たくさんいると思うんですよ。
  でも、たまたま なんですよね。」
岡田くん
  「たまたま とは。」
金子さん
  「たまたま、いい先生がいて・・・」
岡田くん
  「あー、その学校にいて・・・」
金子さん
  「それで、校長先生が たまたま理解があって、
  または、教育長、行政の長ですよね、が、たまたまいいというときに。
  藤原さんなんかの場合もですね。
  もちろん、藤原さん、すごいエネルギッシュで、私も 良く知ってる友達なんですけども、
  すごくいい学校、作りましたけども、でも それは、
  彼は、校長だったんですけども、
  東京都の条例まで作っちゃって、あの人を来れるようにしたんですよ(笑)
  会社に入りつつ・・・」
岡田くん
  「リクルートから。」
金子さん
  「リクルートから。
  まあ、もちろん、リクルートのフェローですから、社員じゃなかったんですけどもね。
  いろいろと、東京都もバックアップしたし、杉並区もバックアップして、
  それで もう、自由にやって下さいというんで、すごくいい学校、出来たんですけども、
  なかなか それって、他のとこじゃ出来ないじゃないですか。」
岡田くん
  「うーん、そうですね。」
金子さん
  「それから、授業やるにも、すごく こう、
  学校の教育って、先生だけじゃ出来ないじゃないですか。
  英語とか、IT じゃなくてもね。 いろんな人の助けを得なきゃいけないんだけども、
  なかなか そういうことって、学校 許してくれなかったりするので、
  たまたま そういう、いろんなことやりたいって思う先生がいて、
  校長先生、いいよ と言ってくれると出来るんだけど、
  校長先生、異動になっちゃうと出来なかったりとかいうことが、
  とても大きな問題だと思います。
  やっぱり、もっともっと良くなる可能性はあるのに、なかなか上手く行かないで、
  いい学校っていうのが、あちらこちらにポツリポツリとあって、
  隣の学校は、あいかわらず・・・ということが多いですね。」
岡田くん
  「そうですよね。 なかなか、ちょっとこう、低迷してるじゃないですか、
  日本の教育っていうのは。」
金子さん
  「全体にね。」
岡田くん
  「全体にですけど。 上手くいっているところは、いってるし、それはもう・・・」
金子さん
  「増えてはいると思いますよ。」
岡田くん
  「増えてはいるし。 でも その、持続力があるかっていうと、なかなか、
  持続力がある学校っていうのは、転校しちゃったり、いい先生が いなくなったりとか、
  っていう意味では、難しいじゃないですか。」
金子さん
  「あのね、昨日ちょっと、日本人の女性で、スイスに、
  国際機関に働いてる方がいらして、ちょっと お話を、ちょっと びっくりしたんですど、
  岡田さん、普通 いま、あれですか、PCで書いちゃいます? それとも、手で書きます?」
岡田くん
  「PCで、書いちゃいます。」
金子さん
  「書いちゃいますね。 普通そうですよね。
  日本でも、もし 手で書くときは、何で書きます?」
岡田くん
  「ボールペンで書きます。」
金子さん
  「ボールペンで。 『あー、また出ない!』 みたいな、そういうかんじですよね。
  で、そこの、彼女の子供が通っているところは、
  インターナショナルスクールなんですけども、
  そこはですね、鉛筆でも書かない、ボールペンでも書かない。
  ある学年までは、PCもいけない。 何で書くと思います?」
岡田くん
  「えー? 何で書くんだろう・・・シャー・・・」
金子さん
  「シャーペンも なし。」
岡田くん
  「シャーペンも なし。 なんもないってことですよね?」
金子さん
  「万年筆で書くんですって。」
岡田くん
  「はあー!」
金子さん
  「やっぱり これ、ヨーロッパだなと思いました。
  絶対、万年筆じゃなきゃいけないってことではないらしいんだけども、
  宿題とか、テストとかは全部、インキの万年筆なんですって。」
岡田くん
  「インキのやつで・・・
  子供に使わせたら、大変そうですけどね。 真っ黒になっちゃう。」
金子さん
  「でも、小学校の2年生って言ったかな。 万年筆でもって 宿題やるんですって、試験も。」
岡田くん
  「へぇー。」
金子さん
  「なんか ちょっと、ヨーロッパ 深いなぁと思っちゃいましたよね(笑)」
岡田くん
  「いろんな効果を狙ってるんでしょうね。 万年筆で書かせる理由っていうのが。」
金子さん
  「やっぱり、私が・・・私は 万年筆、いま 使ってないですけど、
  子供が、万年筆で書くと、ゆっくり書きそうじゃないですか。
  それから、筆圧とかを・・・」
岡田くん
  「丁寧に。」
金子さん
  「丁寧に。 もちろん そこは、英語なんでね、日本語だと、
  もっと万年筆が書きやすいかもしれないけど。
  かんじとして、ワープロか手書きかって話じゃなくて、
  万年筆を みんなで使いましょう なんていう学校があると、
  なんかすごく、良さそうなかんじがしちゃったんですよね(笑)
  余裕があるっていうかね。」
岡田くん
  「余裕とか、ま、丁寧に書かなきゃ書けないですからね。」
金子さん
  「それから やっぱり、インクが擦れないかとか。
  いまは、インク瓶から やるわけじゃないと思うけども、
  やっぱり、丁寧に ものを考えるっていうようなことで、
  穴を埋めて、はい次! というかんじとは、だいぶ違う教育なのかなっていうふうに、
  昨日、ちょっと話しただけですけどもね、
  そんなふうに思ったんですけどもね。」


(曲)
MAURICE WHITE 『STAND BY ME』
スタンド・バイ・ミー


岡田くん
  「 “育てる” って何ですか?」
金子さん
  「あの、いま 岡田さんの手元にね、
  『日本で「一番いい」学校』 って、置いていただいてるんですけども、これに書いた、
  徳島県の伊座利(いざり)っていう、ちっちゃなちっちゃな学校があるんですね。
  130人ぐらいの集落で、子供は20人ぐらいで、
  ほとんどは 地元の子供じゃないんですけども、
  ここは、10年ぐらい前に、ほとんど 子供は いなくなって、廃校になりそうになったんで、
  みんなが いろんなアイディアを出して、いま 復活してるんですけども、
  もう、何べんも行ってるんですけどね、
  ここは、ちょっと特殊なんですけども、すっごい面白いとこで、
  町っていうか そこ、集落なんですけども、
  道から そこに入るともう、そこに、門ていうか、碑が立ってるんですよね、
  『こっから 伊座利校だ』 みたいな。」
岡田くん
  「うーん。」
金子さん
  「それで、東京から、例えば 小学校の低学年、1年2年ね。 いい環境で。
  そこは、すごい山が深くて、それで、ちょっと終わって、すぐ もう、太平洋なんですよ。
  だから、すごく厳しい環境なんだけども、自然は すごい豊かで、
  そういうとこで子供を育てたいっていう 親がいたりですね、
  それから、徳島市内の方で、移ってきたりっていう子供達がいるんですけども、
  話を聞くとですね、もう、お母さん達が、来たその日に、
  自分の子供が見えなくなっても、安心できると。
  そういうとこなんですよ。 いろんな人が、やはり、見てくれてるから、
  そこは、川もあり、山もあり、海もあるんだけども、
  簡単に言うと、町中っていうか村中がですね、親になって、それで、
  親身になって怒ることも含めてね、やってくれるというのが、
  その日のうちに わかっちゃうって言うんですよね。 そういう雰囲気があるんですよ。
  そこは さっき言った、たくさんの大人が係わってるっていう、大変いい例なんですけども、
  例えば、アトピーの子供なんか来てもですね、みんな知ってるわけですよ。
  だから、学校出たら、誰かアメをくれちゃって、具合が悪くなるっていうこともないし、
  みんなが係わっていて、しかも、すごくシビアなんですよね。」
岡田くん
  「うーん。」
金子さん
  「危ないことしたら、それこそね、怒鳴りつけられるっていったような、
  漁師ですからね、危ないこと わかってます。
  台風が来たら、絶対 川には入んな! みたいなことで。
  なかなか今、これ難しいんですけども、
  やっぱり、みんながその気になって、子供達を見るっていうことがね、
  そこは たまたま、奇跡的に出来てるんですけども、すごく いいかんじですよ。」
岡田くん
  「どうしたら それが、日本中になりますか。
  文部省の問題だけではないと思うんです。」
金子さん
  「うん、全然 違いますね。」
岡田くん
  「文部省だけが悪いわけではなくて、
  いま、親御さんたちと 学校の、
  バランスも ものすごく悪くなっていたりしてしまうじゃないですか。
  そういう問題とかって、どうやって解決するのかなぁとか、していけばいいんですかね。」
金子さん
  「たくさんの大人に係わってもらうには、
  やっぱり大人達が係わるだけのものが学校に無いと、なかなか、来てくれないですよね。
  係わるだけのものがあるっていうのは、
  学校に来ると お金が儲かるとか、特殊ってことじゃなくて、
  自分達の考え方が、ちゃんと伝えられて、それが、いい考えだったら、
  ちゃんと取り入れられるってことじゃないかと思うんですね。
  私が、2000年に、教育改革 国民会議っていう、小渕首相が、
  すぐ、亡くなっちゃったんですけども。」
岡田くん
  「はい。」
金子さん  
  「そのときに提案した “コミュニティースクール” っていうのが、
  その後いろいろ、紆余曲折あったんですけども、2004年に法制化して 作れるようになって、
  いま、500校ぐらいあるんですけども、
  難しい話は別にして言うとですね、
  地元の人とか保護者達が教員なんかと一緒になって、学校の経営に 少し参加をする と。
  学校評価をしたり、学校の先生を採用するのを、例えば、
  地元の人で、たまたま教員免許を取った人だったら、
  『じゃあ、ナントカさん、今度来てね』 っていうようなことが推薦できたりね。
  例えば、校長先生が定年になっちゃうと。
  次の校長、どんな人か 全然わかんない人が、ドッと来るわけですよ。
  嫌じゃないですか? せっかくみんながやったのに。 だから、次の校長の候補を、
  住民の人達が、ちゃんとインタビューをして、
  ちゃんとそれは、教育委員会に選んでもらってですね、校長になれる人を何人か。
  それで、こういう人達がいいってことを推薦すると。
  まあ、決めるわけじゃないんだけども。
  そういうことが出来るようになったのが、コミュニティースクールなんですね。」
岡田くん
  「うーん。」
金子さん
  「で、これ、あるコミュニティースクールの会長さんが言ったんですけども、
  『カードを持ってる』 と。 いろいろ言えますからね。
  でも、カードは なるべく使わない方がいいんだ っていうふうに その人は言ってたんです。
  カードを持ってるから、いつでも言ってたら、
  学校の方は もう、疲弊しちゃいますよね。
  それから、言っても言っても 何も起こらないと、嫌になっちゃうじゃないですか。
  やっぱり、ある程度の権限というか、仕組みを持っていて、
  いざという時にはね、保護者も ちゃんと、住民の人達も、
  自分達で、何か きちっと言えるような仕組みが、コミュニティースクールなんですね。」
岡田くん
  「うーん。」
金子さん
  「和田中も、コミュニティースクールになってますけども、
  そういう仕組みを作ることによって、
  親達とか地元の人達が、参加する意欲を持つというのが、
  一つの やり方かもしれません。」
岡田くん
  「結構、上手くいってますか?」
金子さん
  「いや、上手くいってるとこもあるし。」
岡田くん
  「難しいですね。」
金子さん
  「難しいです。」
岡田くん
  「上手く行かないとこも もちろんあったりとか、興味持ってもらうにしても、
  なかなか 持ってもらえない現状もあったりとか・・・」
金子さん
  「要するに、仕組みを作れば良くなるってもんじゃないんだけれども、
  ただ、いろいろと調べると、やはり、親達が。
  杉並のある学校はですね、早稲田のラグビー部の監督、中竹さんていうんですけども、
  もう、すっごい忙しい人ですよね、
  早稲田のラグビー部っていったら もう、すごいブレッシャーのあるとこで。
  その人が、汗まみれになってですね、毎月一回か二回 必ず来て、教員と話をして、
  やっているんですけども、そういう なけなしの時間をはたいても、
  自分の気持ちが伝わり、学校が変わるっていうことが わかれば、
  地元の人もですね、参加をしやすくなると思ってます。」


(曲)
BREAD 『MAKE IT WITH YOU』
Retrospective [2 CD SET]


岡田くん
  「なんか、こうして、繋がるっていうことが 大きなテーマに、
  全部、繋がって行くってことが テーマにあると思うんですけど、
  それは、間違ってないですか?」
金子さん
  「岡田さん、どう思います?
  この10年ぐらいでね、日本てすごく、
  社会として繋がりが無くなっちゃったなぁと思うんですけども、
  そんな感じは ないですか?」
岡田くん
  「うーん、もともと あったのかな、でも、わかんないですけど、
  海外とか見てて、この前、北欧に行ったときに思ったのが、
  おじいちゃん おばあちゃんが、ものすごく大事にされてる。」
金子さん
  「うーん。」
岡田くん
  「サイクルが、上手く出来ていたってことです。
  そいういうとこから、教育にも 地域にも、
  いろんな密着が出来てくるっていうのを、なんとなく感じたんです。
  でも、日本になると、そうは なれないじゃないですか。
  まあ、暮らしていくのも、おじいちゃん おばあちゃんも 大変だし、
  そうなると、そこを直して行って、教育も直して行ってって、こう、
  めっちゃめちゃ大変な事業じゃないですか。」
金子さん
  「うん。」
岡田くん
  「でも その、地域を密着とかして行くには、
  やっぱり、国力というか、国力の問題じゃなくて、やっぱり、
  若い子は 無理をしてでも、上の人を ちゃんと慕える。
  上の人達も、そういう自覚を持って、知識とか いろいろ経験が詰まっている、  
  下に伝えなきゃいけないんだと。
  僕達より、生きて来たものを伝えなきゃいけないんだ下に。
  怒るとこは怒んなきゃいけないんだ みたいな、
  ちゃんとしたシステムが、日本は ちょっと、崩壊をして来ていて、なんだろう、
  繋がりにくいというか・・・」
金子さん
  「そうですよね。 昔が良かったってふうには言いたくないし、
  そんなことも無いかなぁと思うんですけども、
  やっぱり、この10年ぐらいで、日本社会は、健康から教育から、その人の、
  大人になったら 稼ぎから、幸せまで、全部 その人次第っていうようなね、かんじが、
  少し強調され過ぎてると思うんですよね。」
岡田くん
  「うーん。」
金子さん
  「私は 子供の頃、日本にいて “みんなが一緒” みたいなの すごい嫌で、
  大学卒業した瞬間に、アメリカに行ってしまったんですけど、
  ま、ずいぶん昔の話ですけども、
  だから、みんな手を繋いで っていうのが良いっていうことは、
  私は言ってるんじゃないんだけれども、
  でも、アメリカに12年 いましたけれども、ニューヨークなんかの ごく一部の人以外は、
  そんなに競争的じゃないんですよね。
  のんびりして、大丈夫かと思うくらいですね(笑)田舎の人なんかはね。
  だから、日本は ちょと、アメリカの一番 激しいところが全部 来ちゃって、
  全部やはり、学力を取らないとダメみたいのがあると、やはり すごく焦りますよね。」
岡田くん
  「うーん。」
金子さん
  「だから、そういうのは少し、行き過ぎかなぁという気はしますけどね。」



岡田くん
  「競争社会は、競争社会なんだけど、
  あんまり他の人のこと、気にしてないですよね。 自分の中で、きっちり
  ベストを尽くせるのか 尽くせないのかっていうことに重点を置いていて、
  その後 先に、競争が・・・」
金子さん
  「これ、だからね、すごく難しくて、
  あまりに 周りを気にし過ぎると、ろくなこと無いですが・・・」
岡田くん
  「でも、日本は、なんていうかな、競争が一番先に来てますよね。」
金子さん
  「はい、いまはね。」
岡田くん
  「競争が当たり前であって、
  教育改革でも、競争させないようにとか、ジェンダーフリーだって言い出しましたけど、
  そこに 重点を置き過ぎて、なんだろう、競争は当たり前なんだけど、
  そこを最初に、上の人が提示を 『やめましょう!』 とか、提示をしちゃうと、
  そこは激しくなるというか。 だから、なんだろう、
  若い子達も、競争とか、弱肉強食とかって、よく言いますけど、
  でも、みんな、そこは あんまり見ないようにしている・・・」
金子さん
  「岡田さん、小学校の頃は、
  徒競争 みんなでゴールするとか、そういうのは ありました?」
岡田くん
  「ないです、ないです、全然ないです。」
金子さん
  「もう、ガンガン行くみたいな。」
岡田くん
  「ガンガン、順位つけられましたね。」
金子さん
  「慶応幼稚舎で いいことは、すごくそういう、競争・・・切磋琢磨って言ってますけども、
  かるた大会とかね、百人一首なんかも、4年生のチームが、6年生 負かしたりとか、
  冬になると、縄跳びがあって、30種目くらいあるんですよ(笑)
  それで、歴代のチャンピオンみたいのが全部 張り出してあって、
  30種目ぐらいあると、どれかでもって チャンピオンになれたりね。
  あるときは、すごい単純に、前回し かなんかで 2時間やったみたいな子がいて、
  新記録だったんですけども、そのときはですね、先生が、トイレに行きたいのを我慢して、
  ずっと計ってたっていうね(笑)
  偉い! って言ったんですけども。
  まあ、これはね、私立だから、受験とかないから出来るんですけども、
  なんか やっぱり、競争が悪いんじゃなくて、仕方だと思うんですよね。」
岡田くん
  「仕方ですね。」
金子さん
  「競争の仕方で。
  私 いま、教育だけじゃなくて、医療の問題もやってて、
  岩手県に遠野市っていうところがあってね、そこで ちょっと お手伝いしてるんですけども
  そこのお年寄り達が、みんな 万歩計を持ち出したんですよ。
  そうすると やっぱり、万歩計で、少し競争するわけですよ。
  『私は今日は、一万歩 歩いた』 とか 『あなたは どうなの?』 みたいなかんじで。  
  だから、そういうのは いいと思うんですよね。
  それで結局、みんな一緒に、朝の散歩をしだして、その、競争があってですね。
  だから、競争が悪いっていうんじゃなくて、やっぱり、競争の仕方で、
  さっき、岡田さんが言ったように、孤独になっちゃうというか、
  他の人に関心を持たなくて、自分のことだけってなっちゃう、
  その瀬戸際っての、結構 難しいと思うんですよね。」
岡田くん
  「バランスが取れなくなってるんですよね。」
金子さん
  「うん、あると思いますね。」
岡田くん
  「いいバランスとか “いい塩梅” とかって言うじゃないですか、日本語で。」
金子さん
  「見当とかね。」
岡田くん 
  「いい言葉だなぁと思うんですけども。 『いい塩梅ですねぇ』 とかって。
  “いい塩梅” って、国とか、教育ん中では、いいなぁと思うんですけどね。  
  無いですか? いい塩梅って。」
金子さん
  「いい塩梅をするには、やっぱり、その人のことに関心を持って、
  いろんなことを知らないといけないですよね。」
岡田くん
  「うーん。」
金子さん
  「自分だけで、いい塩梅って 無いじゃないですか。  
  その人との距離感とか、ちょっと ここはマズいかなというようなことだと思うんですよね。
  私も、若いときは、アメリカで ずっと生活しましたけど、
  アメリカは、すごく競争社会だと言われてて、そういうとこも あるんですけども、
  実は、大学の中では、例えばですね、非常に重要な案件があったときなんかには、
  もう たくさんの人から、電話があってね、
  『明日 どういう発言する?』 とかですね、
  これ、日本と同じだなぁと思ったりしたんですけども、
  やっぱり そういう、お互いに関心を持つとか、そういう、
  自分一人で全部 切り開く っていうことじゃないと思うんですよね。」
岡田くん
  「うーん。」
金子さん
  「繋がりをつけるって、お互いに関心を持って、
  出来ないっていうことも、ちゃんと 合わせて、みんなでもって やって行くっていうことが
  まあ ちょっと、日本いま、少なくなって来ちゃいましたよね。」
岡田くん
  「そういうの、コミュニティースクールで、解決して行くために、
  今後 コミュニティースクールっていうの、広がっていくんですか?」
金子さん
  「アメリカにですね、ちょっと似た “チャータースクール” っていうのがあって、
  80年代、すごく広まったんですけど、
  それが大体、いま、アメリカの公立学校の3パーセントぐらいなんですね。
  ですから、そんなに コミュニティースクールも、
  そこらじゅうに出来るってもんじゃないと思いますけども、
  コミュニティースクールは、法律で決まってるので、
  やろうと思ったら どこででも出来るんですね。
  さっき言ったように、なんか、有名な先生がいて、理科の授業 すごく上手いよ、と。
  その先生、いなくなっちゃったら、無くなっちゃうっていうんじゃなくて、
  その学校が選べば、街の教育委員会が選べば、そこ、コミュニティスクールになるので
  ある種の伝統が出来るんですよね。 町の人を支えるっていう。
  そういう意味では、チャンスは増えると思います。  
  でも、コミュニティースクールになったからといって、問題解決するわけじゃなくて、
  繋がりを付けるための、ひとつの方法。
  嫌だけど、みんな来なきゃいけないとかですね、それから、
  いろんなこと 議論しなきゃいけないんですよね、
  校長先生もですね、親とか地域の人に 説明しなきゃいけないんですよね。
  どういうことをするかみたいなね。
  だから、そういうことの中で みんな、
  おっ、結構あの先生も いいじゃないか、みたいなね、
  そういうことを出来るような、一つの仕組みじゃないかなと思ってます。」
岡田くん
  「あの・・・日本の学校は、改革できますか?」
金子さん
  「これって、誰がやるかというと、みんな、一人一人がやるしかないんですよね。」
岡田くん
  「そうですよね。 みんなが・・・」
金子さん
  「もちろん、法律を作るのは 国会議員ですよね。
  でも、例えば、コミュニティースクールは、私を含めた何人かの人が、
  絶対これ やろうってことで、いろいろ働き掛けて、
  我々は もちろん、法律は作れません。 けれども、4年間で出来ちゃったんですよね。
  まあ、それは いろいろとあってて、はじめは、文科省も反対してたけれども、
  だんだんと、いいんじゃないかってことがあったりとか、
  その当時は、小泉政権でしたから、かなり痛めつけられたわけですよね(笑)文科省にね。
  みたいのもありましたけども。
  だから、官僚の中にも、なかなか いい人もいますし、そういう人を捕まえて、
  いろいろと働き掛る。 そうすると、モデル校が出来て、
  京都の御所南とか、いま すごいいい学校になってますけども、
  いろんなとこで実験が始まると、みんな いいねえと言ってくれる と。
  やれば出来るんだなぁというふうに 思ったんですよ。」
岡田くん
  「うん。」
金子さん
  「だから、学校の教授っていうのもですね、
  これもちょっと他の教授を批判するわけじゃないですけど、
  なにか、偉そうなことだけ言っているんじゃなくて、やっぱり、
  法律を作るとか、学校に足を運ぶとか、誰かを説得するとかね、
  そういう役割ってあると思うんですよね。 研究者っていうのは。
  親は親で、自分のなけなしの時間をはたいて、ちょっと行ってみるとか、
  先生の方も 少しね、校長に ちょっと言ってみるとかね。
  今度、実は、青森の方でですね、ちっちゃな町で すごい盛り上がってて、 
  コミュニティースクール作りたいっていうことで、行って来ますけど、
  10人ぐらい来るか わかりませんけども、そういうとこ行くようにしてるんですけども、
  ほんとに そういう人達が、やりたいと思った時には 出来るようになってるのが、
  コミュニティースクールなんですよ。」


(曲)
SHERYL CROW 『SWEET CHILD O'MINE』
Sweet Child O' Mine



(対談が終わって、岡田くんの感想)

「さあ、ということで、金子さんと お話をさせていただきました。
うーん、難しいですね、教育。
いろんな人がいて、いろんな考えがあって、これは まとまらないですよね。
でも、それが、地域だし、学校だし。

これはねー、やっぱりね、どこもかしこも、絶対的なリーダーが必要ですよね。
リーダー不足なんですよね。
日本はね、リーダーが出来にくいんですよ、環境的に。 やっぱり、いまの時代。
美学的なこともそうだけど、みんなが言うことを 黙って聞くことも、美学だし とか。 
ちょっと失言したら、役職 追われるみたいなのって、ちょっと やめてもらいたいですよね。
やめてもらいたいって言ったら変だけど(笑)僕はね。
それがね、あんまり強すぎると、妥当なことしかしなくなりますから、人間て。

あのね、見えない暴君がいるって時代だと思った方がいい かんじがするんですよ、僕は。
めっちゃ怖い殿がいて、失言すると必ず殺されて とか、
自分の意思ではなくて、なんかの、
大きなものの意思の中での いいことしか出来ない時代というか。  
例えば、会社なら会社とか、
会社上の立場的に言わなきゃいけないとかね。
たまに、ぶっちゃけ言うと、どうでもいいよって思うときがあるというか(笑)
あの、こういうこと言うと・・・ね、困りますけど。
  
うーん、だから、いい国にしようとか、良くしようって言って、
叩けばいいっていう問題でもないっていうことをね。
どうでもいいことと、いいことの、こう、割合を、
きちんと それぞれが持ったり、メディアが きちんとね。
なんでもかんでも やり出すと、最終的には、こう、誰もやれなくなるというか、
うーん・・・嫌われないように やるしかないなって なって行くというか。
やる側にとってはね。
ちょっと、気をつけなきゃいけないなぁとは思いますし。

まあ、難しいですねえ。
人、人、人、ってのはね。」


(曲)
SIMPLY RED 『IF YOU DON'T KNOW ME BY NOW』
GREATEST HITS



(金子さんからの コメント)

「まず、学校に行って、見て、
もし、行くの断られたら、ちょっと 他の親と相談してですね、校長先生に談判するぐらいな。
まずですね、なんか気がついたら、ちょっと やってみる。
で、もしそこで 上手くいかなかったら、まわりと一緒になって、押してみようと。
いまは、そういうことをしたら、必ず 出来ます。

さっき、番組の中でも言ったけど、いろんな役割の人がいるので、
法律を作る人は、いい法律を作ればいいし、
でも、法律だけじゃ、世の中 変わらないので、
やっぱり、一人一人が、ちょっと気がついたら行動する。

私もですね、この港区に住んでるんですけども、
道路で、ボールとか蹴っ飛ばしてる子供が いるとですね、
まず、こんなとこで ボール遊びしちゃダメだよ! って、怒るようにしてるんですけども、
こんなことが みんな出来るとね、いい地域になるんじゃないかなと思います。」


Appendix

Archives

全ての記事を表示する

02  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12 


Growing Reed

J-WAVE
every Sunday
  24:00~25:00
Navigator
  Junichi Okada
  ・・・・・・・・・・・・・・・・

J-WAVEとは関係のない
一般のリスナーですが、
素晴らしい番組内容を残したくて
『Growing Reed』を
文字にしています。


Blog Search


QRcode

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。