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2009/08/30 on air  「サッカーの魅力って何ですか?」                  (guest) 高橋陽一さん


キャプテン翼GOLDEN-23 12 (ヤングジャンプコミックス)


キャプテン翼GOLDEN-23 12 (ヤングジャンプコミックス)


高橋 陽一



(オープニング)

「こんばんは、岡田准一です。 今夜も始まりました 『Growing Reed』
この番組では、毎週一つのテーマの専門家をお呼びして、徹底的に質問。
番組の終わりには “考える葦” として、
僕も、みなさんと一緒に、成長したいと思います。

えー、この番組はですね、いままでに、
井上雄彦さん、浦沢直樹さん、弘兼憲史さんといった、
マンガ界の超大物の方に 来ていただきましたが、
今日も、なんと すごいです。
この方がいなければ、今の日本のサッカー界は無かった、
それほどの影響を与えた方といえば、おわかりでしょう。
そうです。 『キャプテン翼』 の作者、マンガ家の高橋陽一さんが、本日のゲストです。

(アニメ 『キャプテン翼』 のテーマ曲が流れる)
キャプテン翼 コンプリート・コレクション
おっ!
さあ、これはねぇ(笑)
これ聴くと もう、ちょっと 燃えて来ますよねー、僕世代の人は。
僕のまわりでも、サッカー選手とか、いまのサッカー選手とかは、
『キャプテン翼』 に憧れて、プロ選手になったりとか、多いんじゃないでしょうかね。
身近にも、たくさんいまして、ちょっと これ、なんか 燃えますよね。
小学生の記憶の、青春を思い出すというか ありますけども。

『キャプテン翼』 は、1981年より、少年ジャンプにて連載開始。
キャプテン翼 (第1巻) (ジャンプ・コミックス)

単行本の売り上げが、累計5000万部を超す 大ヒットとなり、
1983年には アニメ化され、サッカーブームの火付け役となりました。
以後、続編として、
『キャプテン翼 ワールドユース編』 『キャプテン翼 ROAD TO 2002』
『キャプテン翼 GOLDEN-23』 を発表。
キャプテン翼―ワールドユース編 (1) (ジャンプ・コミックス)

キャプテン翼―Road to 2002 (1) (ヤングジャンプ・コミックス)

キャプテン翼―GOLDEN-23 (01) (ヤングジャンプ・コミックス)

日本だけではなく、世界各国のサッカー少年たちにも、絶大な人気を誇り、
平成16年には、マンガの中で、主人公の大空翼が在籍する、
スペインの名門チーム “バルセロナ” から招待され、
なんと 高橋さん、貴賓室で、試合を観戦したそうです。

そんな高橋さんに、今日は、
“『キャプテン翼』 の魅力って何ですか?” をテーマに、お話を お伺いします。
そして 今日は、衆議院議員選挙 開票速報のため、12時45分までの放送となります。

J-WAVE 『Growing Reed』
新しい一週間、最初の45分。 ぜひ、一緒にお付き合いください。」



(曲)
RICKY MARTIN 『THE CUP OF LIFE』
Music Of The World Cup: Allez! Ola! Ole!



岡田くん
  「すごいですよね! 今日、来ていただけるなんて。 ありがたいですけども。」
高橋さん
  「とんでもないです。」
岡田くん
  「あの、まずはですね 『キャプテン翼』
  やっぱり、高橋先生といえば 『キャプテン翼』 ということで。」
高橋さん
  「はい。」
岡田くん
  「 『キャプテン翼』 という作品が、生まれたきっかけを お聞きしたいんですけども。」
高橋さん
  「高校生のときに、アルゼンチンのワールドカップを テレビで観まして、
  それで、サッカーっていうスポーツに、すごい ハマってしまったというか。
  それまでは、自分は、野球ばっかりやったり 観たりしてたんですけど。 エへへ(笑)」
岡田くん
  「(笑)やってなかったんですか?」
高橋さん
  「サッカーは、全然 やってなかったんですけど。」
岡田くん
  「それで、マンガにしようとか。」
高橋さん
  「そうですね。」
岡田くん
  「へえー! 野球マンガには、全然 しなかったんですね。」
高橋さん
  「野球マンガも 描いてたんですけど。」
岡田くん
  「はい。」
高橋さん
  「はい。 こっから、サッカーマンガも描くようになったっていうかんじです。」
岡田くん
  「持って行ったんですか? これ、編集部の人は・・・」
高橋さん
  「最初は 『キャプテン翼』 ではなかったんですけど、新人の頃は、持ち込みで、
  サッカーマンガと野球マンガを 交互に描いてたみたいなかんじです。」
岡田くん
  「へぇー。
  『これ、いけるじゃない!』 って、編集部の人に 言われたんですか?」
高橋さん
  「入選したのが 『キャプテン翼』 だったので、
  そこからは、じゃあ、こっちで行こう みたいな。」
岡田くん
  「当時としては、だって その、サッカーが、
  そんなにメジャーじゃなかった つったら・・・言ってもいいですかねぇ・・・」
高橋さん
  「はい。」
岡田くん
  「・・・ときじゃないですか。
  そんときに 『ワールドカップに行きたいんだ!』 みたいな、
  翼くんが言ってるようなマンガは、無かったじゃないですか。」
高橋さん
  「はい。」
岡田くん
  「そこらへんのバランスは、全然 だいじょぶだったんですか?
  ワールドカップっつっても、わかんねえだろー みたいな。」
高橋さん
  「そうですね。 誰も まだ(笑)ワールドカップっていう言葉自体も、
  知れ渡ってない時代だったんで・・・」
岡田くん
  「・・・ときに、結構 その、
  チャレンジして書いてんだろうなってかんじがしたんですよ。」
高橋さん
  「あぁ・・・」
岡田くん
  「当時はもう、スゲー! つって読んでたんですけど、
  大人んなって 考えてみると、結構その、マニアックなっつったら変ですけど、
  『キャプテン翼』 で “オフサイドトラップ” ってものを知ったし。」
高橋さん
  「あぁ・・・はい(笑)」
岡田くん
  「その なんだろう、ワールドカップってものを知ったし。
  ルールとか そういうのも全部 『キャプテン翼』 で。
  『少年ジャンプ』 で、描いて OKだったのかな、
  これは これで 行きたいんだ! って、編集部の人と戦ったのかなとか・・・」
高橋さん
  「ああ、逆に、野球マンガは、すごい いっぱいあったので、
  サッカーの方が 描き尽くされてないというか、
  まだ、誰も手を付けてないみたいなところがあったので、
  自由には描けた分、手本にするものが無かったので、
  自分で 全部 考えなきゃいけなかったりとかっていうのは、
  ちょっと 大変だったですかね。」
岡田くん
  「手探り状態で。」
高橋さん
  「そうですね、はい(笑)」
岡田くん
  「でも、当たるっていう自信は、あったんじゃないですか?」
高橋さん
  「いや、最初は無かったですね。」
岡田くん
  「ほんとですか?」
高橋さん
  「はい。 最初の試合を、
  翼くんと 若林くんが、対決するんですけど・・・」
岡田くん
  「はい、はい、はい。」
高橋さん
  「その 一試合を 描き終わったぐらいに、
  あっ、こうやって描けばいいのかな? みたいなのは、ちょっと感じたんですけど。」
岡田くん
  「あー。」
高橋さん
  「それまで ずっと、手探り状態で、これでいいのかな? っていうかんじでした。」
岡田くん
  「どれぐらいで、反応は 返って来たんですかね。」
高橋さん
  「えー・・・」
岡田くん
  「若林くんと、もう、対決し終わったぐらいには、
  もう、絶大な人気になってたんじゃないですか?」
高橋さん
  「あー、そうですね。 その頃は・・・
  評判も、試合自体に入ったら、評判も良くなったので、
  連載の4回目ぐらいで、翼くんが、オーバーヘッドキックをやるんですけど、
  そこぐらいからですかね。」
岡田くん
  「あー・・・じゃあ、その オーバーヘッドで。」
高橋さん
  「そうですね、はい。」
岡田くん
  「アッハッハ!」
高橋さん
  「それからは、もう、困ったときは オーバーヘッドキック(笑)」
岡田くん
  「アッハッハ! いや、いや・・・」
高橋さん
  「その、4回目のお話を、実は、描き直ししてて・・・」
岡田くん
  「一発目のオーバーヘッドって、あれでしたっけ? あの・・・
  ゴールポストに当てたのを、跳ね返してきて(笑)それで、オーバーヘッドですね。」
高橋さん
  「はい。」
岡田くん
  「あれが、一発目ですよね。」
高橋さん
  「そうです、はい。」
岡田くん
  「あー、懐かしいなあ・・・もう、さっきも 音楽が、
  先生を紹介してるときに 『ダーッシュ、ダーッシュ、ダッシュ♪』
  強いですよね、やっぱりね。
  あの曲 聴くだけで、この、スタッフが、オー!! っていう顔するぐらい(笑)
  曲のインパクトとか、マンガのインパクトが やっぱ 僕ら世代は もう、すごいんですよ。」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「全然 そんな、自覚とかは あるんですか?」
高橋さん
  「いや・・・無いですね。」
岡田くん
  「どういう気持ちなんですか?」
高橋さん
  「アニメーションになったときは、なんか やっぱり、
  自分のものが動いてるっていうのは、すごい、感動した覚えがあるんですけど。」
岡田くん
  「すごかったですよ! 僕が 子供んときですけど。
  みんな、サッカーボール持って、ボール 友達だって言って。」
高橋さん
  「(笑)はい・・・」
岡田くん
  「先生、ボールと友達ですか?」
高橋さん
  「えぇ・・・成りきれていないかも・・・(笑)」
岡田くん
  「アハハハ!」


(曲)
GNARLS BARKLEY 『RUN』
Run


岡田くん
  「幅広い層から、支持を受けたと思うんですよ。 『キャプテン翼』 って。
  そうでもないですか。」
高橋さん
  「そうですね。 女の子のファンが、昔は 多かったりとかしたり・・・」
岡田くん
  「先生は こう、狙って描くタイプですか?
  それとも、なんだろう、なんか大きい技がほしいなぁと思って、
  オーバーヘッド入れたら 当たっちゃった! みたいなかんじなのか・・・」
高橋さん
  「あー・・・」
岡田くん
  「いるじゃないですか。 なんだろう、そういうの こう、たぶん、
  井上雄彦さんとか 来て下さったんですけど、
  あの人は、もう ほんとに、なんだろう、
  体の動き方とかも、研究して描かれる人だと思ったし、
  浦沢直樹さんは、結構、狙って描かれたりとかも するだろうし。
  あの(笑)タイプがわかれると思うんですよ。 どっちですか? 先生。」
高橋さん
  「どっちですかね・・・」
岡田くん
  「ノリですか? ノリで つって・・・」
高橋さん
  「計算とかも してはいるんですけど、
  しつつ、その場になると変わったりとか、
  勢いっていうか、その場の流れだったりとかで、方向性は変わったりとかもするし・・・
  みたいなかんじですね。」
岡田くん
  「どこまで 出来上がってたんですか? 頭ん中では、最初。」
高橋さん
  「最初ですか? いや・・・」
岡田くん
  「ワールドカップ 行くまで! っていうのも・・・」
高橋さん
  「あー・・・一応、漠然とは、そう思ってはいたんですけど、
  描いてるうちに、だいぶ変わって来たりとかはしますね。」
岡田くん
  「うーん。」
高橋さん
  「てか、途中の話が、すごく 長くなってしまったりとか、
  一試合を描くのに、すごい時間がかかったりとか(笑)」
岡田くん
  「アッハハハ! そうですよね。
  すごい、かかって来るし、個性豊かなキャラクターが、たくさん出て来ますし。
  モデルとか いたんですか? 大空翼のモデルは。
  よく、カズだろうって 言われたりとかするっていうのは、あるとは思うんですけど。」
高橋さん
  「カズさんの前に、水島武蔵選手っていう選手がいて、
  その選手が ブラジルに渡って、プロになったんですけど。
  一応、その選手の自伝なんかは見て、参考にしたりとかはしたんですけど。」
岡田くん
  「へえー。」
高橋さん
  「その当時は、日本に、プロが無かったので、サッカーで 飯を食って行こうと思ったら、
  海外 行くしかないなぁみたいな時代だったんで。」
岡田くん
  「うーん。 みんな、ハァー っていう顔して・・・
  僕も すいません、ちょっと知らなかったんですけど(笑)武蔵選手。
  高校から、翼くん、ブラジル行ってましたよね。」
高橋さん
  「そうですね。 中学卒業してから。」
岡田くん
  「卒業してから、行ってましたね。
  それと同じように、カズも 行ってたりするじゃないですか。」
高橋さん
  「あ、そうですね、はい。」
岡田くん
  「自然に、重なったかんじですか?」
高橋さん
  「あ、そうですね、はい。
  カズ選手も、その当時は たぶん、日本にプロが無かったんで、
  ブラジルに渡ったんだと思うんですけども。」
岡田くん
  「なんかこう、ご自分で描かれてたのが、
  実際に、やっと追いついて来てるっていうかんじは ありますか?
  そういうの、僕、よく聞くんです。
  高橋先生が描いてたものが、だんだん 現実に、
  日本のサッカーも、そうなって来ているとか。」
高橋さん
  「そうですね・・・」
岡田くん
  「あの人は 神だ! って言ってる うちの知り合いがいます。」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「ハハハ! 『読めるんだよ、先が』 つって。」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「ハハ! 今度 会うって言ったら、
  『未来 読めるから あの人。 宇宙人だと思うから。宇宙人ですか? て聞いといて』 って、
  言われたんですけど。」
高橋さん
  「いえ。 こうなったらいいなっていう思いで描いてるのが、はい。
  そうなったりとかはしてるみたいに 聞きますから。」
岡田くん
  「 『キャプテン翼』 を描くにあたって、影響受けた作品とかって ありますか?」
高橋さん
  「えー・・・小さい頃は 『あしたのジョー』 とか 『ドカベン』 とか、
  やっぱり、スポーツマンガが好きだったんで、そういう・・・」
岡田くん
  「先生の中で、スポーツマンガって部類なんですか?」
高橋さん
  「そうですね、一応 そのつもりではいますかね、はい。」
岡田くん
  「へぇー・・・スポ根とは、ちょっと違うじゃないですか。
  でも、その前までっていうのは、スポ根じゃないですか。」
高橋さん
  「あ、そうですね・・・」
岡田くん
  「 『キャプテン翼』 うーん、スポ根ていうのかな?
  もっと、泥臭いじゃないですか 『巨人の星』 とかも そうですけど、
  スポーツマンガにしては、なんだろう・・・」
高橋さん
  「楽しくやろうっていうかんじ・・・アハハ(笑)」
岡田くん
  「泥臭くないというか、なんだろう、成長は もちろんして行くけど、
  そういう感覚を受けるんですけど。
  なんか、Jリーグの皆さんとか、いまは。
  いま その、サッカー選手とか、もろ、
  先生のマンガを観て、プロになってる人が多いじゃないですか。 俊輔選手とかも・・・」
高橋さん
  「よく言われますね。 はい。」
岡田くん
  「よく 言ってますよね。 そういうのって、あの、
  どんな選手から言われたりとか よくあるんですか。
  海外の選手とかも、あるんじゃないですか?」
高橋さん
  「そうですね、はい。」
岡田くん
  「例えば、誰なんですか。」
高橋さん
  「ジダン選手とか、ラウル選手とかは、ちっちゃい頃 観た・・・」
岡田くん
  「ジダンが! ジダン・・・ジダンが、先生の作品 観て、サッカー始めたと。
  それは、すごいですね。
  どうなんですか? 自分で(笑)
  自分で、その感覚を味わってみたいっていうのは。 その・・・(笑)
  サッカー。 テレビ観られますよね。 サッカー、もちろん好きで、観てて、
  『うわ、この選手、スゲーな!』 っていう、思ってんのが、
  『あなたのマンガで、サッカー始めたんですよ』 って言われるのって、
  どういう気持ちなんですか?」
高橋さん
  「うーん(笑)いや、なんか、変なかんじがしますよね。
  嬉しいことは 嬉しいですけど。」
岡田くん
  「実感を出来ない・・・」
高橋さん
  「そうですね、はい。」
岡田くん
  「ジダン、ラウル、俊輔選手、あと誰だろう・・・」
高橋さん
  「中田選手とか、能活選手とか・・・」  
岡田くん
  「中田選手も、そうですね。 あー、すごいなあ・・・
  全然、自分では、どういうふうに感じてるっていうのは ないんですか?
  サッカー界における功績というか・・・」
高橋さん
  「そうですね、はい(笑)
  まあ、自分は、描いてるだけ・・・」
岡田くん
  「無いよなぁ・・・ あったら怖いなぁ・・・無いですよね。
  でも、サッカーだけじゃないじゃないですか。
  例えば、自衛隊が 海外に行くっていうときにも、
  イラストが、やっぱり 描かれてると、向こうの人達が、仲良くしてくれるというか、
  友好を持ってくれるから、使わしてくれとか。」
高橋さん
  「世界中で、結構、アニメーションは流れてるんで、
  結構みんな、世界、サッカーがあるとこに行けば、そのアニメーションが流れてて、
  現地の名前になってたりとか、翼くんが。」
岡田くん
  「翼くん、他では、なんて名前になってるんですか?」
高橋さん
  「ベンジとか・・・」
岡田くん
  「どこですか? フランスですか? ベンジーって なんだろう。ドイツでもない・・・」
高橋さん
  「ホリーとか(笑)」
岡田くん
  「ホリー。」
高橋さん
  「 『ホリー・ベンジ』 っていうのが、イタリアかな?」
岡田くん
  「イタリア。」
高橋さん
  「はい。」
岡田くん
  「あー・・・じゃあ、いろんなとこで、翼くんではなくて、いろんな名前になって。」
高橋さん
  「中東だと、マージドとかいう名前になってるとか。
  『キャプテン・マージド』 とかって(笑)」
岡田くん
  「ハハハハハ。 なんか、すごいですね。 なんかちょっと、違うイメージになります。
  そういうのは、どこまで許すんですか。 『いいよ~』 って なるんですか?」
高橋さん
  「そうですね、はい。 ま、言ってもらえれば・・・」
岡田くん
  「一応、聞かれるわけですよね?」
高橋さん
  「いや、もう 勝手に付けられ・・・現地で勝手に付けられるってかんじ・・・」
岡田くん
  「そうなんだ。 そこまでは、関与しないんですか? 世界中で・・・」
高橋さん
  「そうですね、はい(笑)」
岡田くん
  「そうなんだー・・・」


(曲)
JIM NOIR 『EANIE MEANY』
Eanie Meany [12 inch Analog]


岡田くん
  「もう、どういうかんじですか? 『キャプテン翼』 という存在は。
  子供みたいなかんじですか。 自分自身みたいなかんじですか。」
高橋さん
  「そうですね、もう だいぶ長く描いてるんで、
  ある意味 ずっと 日記を書いてるようなかんじもするし・・・」
岡田くん
  「うーん。 続編を手掛けられたときは、どういうかんじだったんですか。」
高橋さん
  「一回、終わったんですけど、
  ドーハで、日本が、ギリギリ、ワールドカップへ行けなかったのがあって、そこで、
  あー、でも、日本のサッカーが ここまで来たんだと思って。
  で、ワールドカップに、今度こそ行けるようにという思いで、
  それに ちょっと応援できるかなと思って、
  もう一度、っていう気持ちが湧いて来たっていう・・・」
岡田くん
  「先、読めちゃいますからね。」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「アハハハハ。」
高橋さん
  「いえ・・・(笑)」
岡田くん
  「 “優勝” っていうの描いたら、もしかしたら 優勝まで行くかもしれない。」
高橋さん
  「ねえ・・・(笑)」
岡田くん
  「ほんと、読める・・・実現して来てますから、そういう選手が出て来たりとか。」
高橋さん
  「ワールドカップ行くのが 当たり前になってきましたからね。」
岡田くん
  「ねえー。
  どうですか、南アメリカは。」
高橋さん
  「予選突破、とりあえず 行ってほしいかなとは思いますね。」
岡田くん
  「どこまで行けると思いますか? 予選突破、ちょっと厳しいですか。」
高橋さん
  「いや、出来なくはないと思うので。」
岡田くん
  「出来なくはないですよね。」
高橋さん
  「岡田監督は、総とっかえ してますけどね。」
岡田くん
  「うーん。」
高橋さん
  「それ 目指して、予選突破してくれたら、まあ・・・」
岡田くん
  「(聞き取れず・・・)選手とか、感じてますか。」
高橋さん
  「やっぱり、中村俊輔選手ですかね。」
岡田くん
  「ねえ。 でも、選手、たまに出してると、反応 高いんじゃないですか、選手から。
  マンガで、こう、出したりとか・・・」
高橋さん
  「結構、みなさん、出してくれ 出してくれと(笑)」
岡田くん
  「嬉しいですよね。 なんか、自分が選手やってて 『キャプテン・・・』
  子供の頃の、観てて、サッカー選手で自分が、マンガに出てたら、嬉しいですもんね。
  それ やっぱり、選んで出すんですか? 気に入らない選手、出さないとか。」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「 『お前、もうちょっとだな』 みたいに。」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「言わなそうじゃないですか。 言ってもいいですよ、別に。」
高橋さん
  「そろそろ、じゃあ、今度(笑)」
岡田くん
  「 『もうちょっと練習したら、出してあげるよ』 みたいな。
  たぶん 『ハーイ!』 って、言う。
  『なに言ってんだ、あのヤロー』 とは言われないですよ、高橋さんは。」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「 『マジっすか! ちょっと 頑張ります』 って言うかんじに(笑)思われるから。」
高橋さん
  「それを 入れたりして・・・」
岡田くん
  「入れたりして 練習してもらってね。
  先生に かかってますから、ワールドカップ優勝っていうのはね。」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「あの・・・でも、どうですか、日本 サッカーっていうのを、実際に こう、
  願いを込めて描かれてるわけじゃないですか。
  いま、どこらへんまで来てるとかっていうのは ありますか?」
高橋さん
  「ほんとに、やっぱり 最初は、
  日本が ワールドカップに行けるっていうのも、信じられないくらいだったんで、
  日本で ワールドカップが開かれるっていうのも、全然 予想してなかったものだったので、
  ある意味、自分の想像よりは もう、
  日本のサッカーは、超えて行ってるなと思ってるんですけど。
  翼くんは やっぱり、ワールドカップ優勝を夢として、目標として やってるんで、
  まあ・・・生きてるうちに、
  日本の ワールドカップ優勝が見れたらいいなあとは思いますけど。」
岡田くん
  「描いてくれれば・・・まあね、早く描いちゃうと 終わっちゃうからねー。
  終わらないでほしいですよ、やっぱり、サッカー小僧たちは。
  翼くんが、ワールドカップ優勝したら、日本も 優勝できるという、この、
  一つのジレンマを(笑)かかえて・・・」
高橋さん
  「その前に、優勝してほしいですね。」
岡田くん
  「その前にねー、優勝してほしいですよねー。」


(曲)
PET SHOP BOYS 『GO WEST』
Very


岡田くん
  「自分の中で、一回 こう、続編を描くまえに、終わった的な感覚は あったんですか?
  別に、それは無かったですか。」
高橋さん
  「うーん。 連載が 7年くらい続いたので、自分の中では、
  サッカーだけじゃなくて、他のスポーツも描きたいなっていう思いが すごい強かったので、
  とりあえず、一回 やめようなかと。」
岡田くん
  「あったんですか? そんな、他のスポーツ描きたいっていう・・・」
高橋さん
  「はい。 ええ・・・はい。」
岡田くん
  「野球ですか?」
高橋さん
  「野球だったり、テニスだったり、ボクシングだったりとか、
  ま、いろいろ、手は付けてるんですけど、
  なかなか、翼ほど、ヒットはしてないんですけど(笑)」
岡田くん
  「いやいやいや・・・翼くんね。
  どうなんですか、ぶっちゃけ・・・ぶっちゃけ、大きなもの 作りすぎたじゃないですか、
  あんなような(笑)失礼かもしれないですけども、
  自分の想像を超えるものを作ったっていっても、おかしくないですよね。」
高橋さん
  「そうですね。 勝手に動いてくれてるっていうのも、すごい 多いんで。」
岡田くん
  「勝手に動き過ぎて、成長しすぎて、
  世界中が認められるような、大きなもの 作っちゃったじゃないですか。」
高橋さん
  「はい。」
岡田くん
  「それ こう、次の作品 描くときに、ジレンマになったりしないですか。」
高橋さん
  「うーん・・・」
岡田くん
  「 『当たり過ぎちゃったなあ、翼』 みたいな。」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「アハハハ!」
高橋さん
  「(笑)無いですけど。」
岡田くん
  「無いですか。
  僕が 先生だったら、ちょっと 思うかな。」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「やり過ぎたなぁ、みたいな(笑)やり過ぎたっていうか、
  次 描くとき、なんか、翼のイメージもあるし、そこも残さなきゃいけないのかなぁとか、
  ちょっと なんかもう、めっちゃくちゃなの描いてやろうかなとか 思ったりとかするけど、
  うーん、やっぱ 子供達も、
  自分の “高橋” って名前でも読むだろうし、とかっていう、
  考えとかも よぎったりするじゃないですか。
  そういうのは、無いですか?」
高橋さん
  「うーん。 あんまり、自分の中で 描きたいものがあって、それを描いちゃうと、
  もうそこで、ある程度 終わってしまうとうか、まあ いいや、と思って。
  あんまり、その後のことは、考えてないんで。」
岡田くん
  「あー、ほんとに、ピュアな・・・」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「素晴らしいですね、変わんないって。
  変わらないでいれるって、すごいなぁ・・・」
高橋さん
  「子供の頃から、やっぱり、体 動かすのが好きで、外で遊んで、家 帰って来て、
  夜中 寝るまで マンガ描いたりとかっていう生活だったんですけど、
  それが、いまでも あんまり変わってないというか、
  マンガ描く時間が増えただけで・・・(笑)」
岡田くん
  「偉いですよね。 偉いですよ!
  いるじゃないですか、マンガ家の人でも、まあ ちょっと、あんまり言うと あれですけど、
  あのー・・・もう飽きたからって言って 急に終わらしたりとか、
  まあ、編集者が終わらせっていうのもあるとは思うんですけど、
  『ちょっと休むね』 みたいな。 ま、誰とは言わないですけど、あるじゃないですか。
  よく、ご存知だと思いますけど・・・そういうの 無いですもんね。」
高橋さん
  「あー・・・責任感が強いんですかね。 わかんないですけど。」
岡田くん
  「偉いなあ・・・
  先生、なんか、あんまり言いづらいと思いますけど、好きな選手っているんですか?」
高橋さん
  「その時々によって、違うんですけど。」
岡田くん
  「いま、いまでは。」
高橋さん
  「いま・・・ああ、
  やっぱり、すごいなと思うのは、メジとか、クリスチャン・ロナウドとかは、
  いまは、すごいなとは思いますけど、結構、頑張る選手が好きなんで、
  ネドベド選手とか、日本だと(聞き取れず・・・)北澤選手とかっていう、
  頑張り系の選手が、なんか・・・」
岡田くん
  「熱い、走りまくる・・・」
高橋さん
  「はい。」
岡田くん
  「うーん。
  キャラクター出すときに、その選手を重ね合わせたりするときも あるんですか?」
高橋さん
  「そうですね。 葵新伍っていうキャラクターは、北澤選手がモデルだったりとか。」
岡田くん
  「いいなあ・・・絶対、一生 自慢するよね。
  『これ、オレがモデルだぜ』 みたいな。」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「言わないか・・・恥ずかしくて言えないかな、なんかこう、自慢すんのがね、
  実は、っていうのが、いいかんじですけどね。
  バルセロナに招かれたときは、どんなかんじだったんですか? 貴賓室で観たときには。
  相変わらずですか? 『あ、すいませ~ん』 みたいなかんじで(笑)」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「 『ほんと すいません』みたいな。
  『なんか こんなとこ来ちゃっていいんですか~?』 みたいなかんじで 行ったんですか。」
高橋さん
  「あー、そうですね。」
岡田くん
  「凄かったですか?」
高橋さん
  「あ、でも、カンプ・ノウ 何回か行ってたんで。
  ま、バルセロナの会長とかが、前にいるなぁとかっていうかんじですか。」
岡田くん
  「あー・・・」
高橋さん
  「あと やっぱり、バルセロナのスタジアムに、ミュージアムみたいなのがあって、
  そこに、翼くんの絵が 飾られてたとかしたので、
  それは すごい、なんか、嬉しかったですね。」
岡田くん
  「あー・・・すっごいなあ・・・いろいろ経験できないこと されてますもんね。
  なんか、レアルの会長に 『翼を、なんで うちに入れないだ』 って、言われたって。」
高橋さん
  「あ、そうですね(笑)」
岡田くん
  「まさか、移籍があったりとか。」
高橋さん
  「ちょっと、しづらいですね、移籍・・・」
岡田くん
  「アハハ!
  先生の夢って、なんですか?
  全然、関係ない話 するんですけど、先生の夢って なんですか。 なんなんですか。」
高橋さん
  「死ぬまでに、ちょっと、映画とか、
  一本ぐらい撮ってみたいかなとは 思う・・・けど・・・」
岡田くん
  「撮った方がいいですよ。 みんな出ますよ、ジダンとか。
  (笑)いま、サッカー選手とか、みんな出ますよ! たぶん。」
高橋さん
  「(笑)」
岡田くん
  「スポーツ映画ですか?」
高橋さん
  「あ、そうですね。 できれば、はい。」
岡田くん
  「スポーツ、みんな出ますよ! それ。
  サッカー小僧で、先生のを好きだった、先生のあれで 映画化なりたいっていう。
  もし、サッカー映画だったら、みんな出ますよ。
  絶対 作って下さい、それ。」
高橋さん
  「はい。」
岡田くん
  「お願いします。」
高橋さん
  「はい(笑)」


(曲)
DAMN YANKEES 『HIGH ENOUGH』
Damn Yankees



(対談が終わって、岡田くんの感想)

「さあ、ということで、高橋さんと お話をさせていただきましたけども、
こう、思いっきり ピュアな人でした。
尖ってなくて、ほんとに なんかこう、
『あ、こういうの楽しいよな~』 つって、こう、若いときに描いてたら、
予想以上に 大ヒットしちゃったっていう(笑)かんじがするというか、あの、
いまだに 実感が持てないみたいなのが、正直な感想なんだろうなっていう かんじでしたね。
もう、いい人すぎて、ほんとに。
ちょっと褒めると、ちょっと こそばゆいのか、
こう なんか、ちょっと ちっさくなって こう、腕 ずっと掻いてて・・・
『はぁ・・・はぁ・・・』 みたいなね。
すごく いい人だったなあっていうのが ありますし。

でも、間違いないですからね。
サッカー選手というか、日本のサッカー界における 影響っていうのはね。
高橋さんがいて、セルジオ越後がいて みたいな(笑)かんじになってきてますからね。
ほんとに、高橋さんの影響は、サッカーをやる人口を増やしたっていうだけでもね、
『キャプテン翼』 のおかげで、
こんなに、ワールドカップだ なんだかんだって盛り上がれる自分達がいるのも、
やっぱり、高橋さんが、その基盤を作ったって言っても 過言ではないですから。
サッカー好きにとってはね やっぱり、
こんなに サッカーを面白くさしてくれて ありがとう! っていう気持ちは、
みんな思ってるだろうし。

でも、いいですよね、本人が自覚してないっていうのが。
そういう人になりたいですよねえ。
やっぱり、嫌らしい大人んなっちゃったな オレ、って思っちゃうんですよね。
『予算 どうしようか?』 みたいな、嫌らしい話しかしないもんね、あの・・・(笑)
だけど、高橋さんて、ほんとに ピュアに生きられて、羨ましいですし、憧れますし、
見習いたいですよね。」


(曲)
QUEEN 『WE WILL ROCK YOU』
Greatest Hits



(高橋さんからの コメント)

「サッカーは、少年を大人にして 大人を紳士にするスポーツ、って言われているので、
いがみ合ってても、最後、ゲーム 終わったら、友達になれるような関係が、
やっぱり スポーツの素晴らしいところだと思うんで、
そういうのは、描きたいかなと思ってます。」

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素晴らしい番組内容を残したくて
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