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2009/07/12 on air 「二人で何か面白いこと しかけましょう」                 (guest) 箭内道彦さん


風とロック



風とロック


箭内 道彦



(オープニング)

「こんばんは、岡田准一です。 今夜も始まりました 『Growing Reed』
この番組では、毎週一つのテーマの専門家をお呼びして、徹底的に質問。
番組の終わりには “考える葦” として、
僕も、みなさんと一緒に、成長したいと思っています。

えー、今夜のゲストは、クリエーターの箭内道彦さん。
コピーライターであり、CMプランナーであり、クリエイティブディレクターでありと、
いろいろなかたちで、ものを作るということを なさっている方です。

えー、箭内さんねぇ、たぶん、これを聴いてる方は、知ってる方が多いんじゃないでしょうかね。
例えば、タワーレコードの 『NO MUSIC, NO LIFE.』 っていう言葉をつくったりですね、
あと 『きっかけは、フジテレビ』 これもそうですね。
あと 『23区』 とか 『Photo is』 とか 『uno』 のCMとか 『TOKYO HEART』 とか、
また 『風とロック』 っていうね、フリーペーパーですね、0円の、やつを作っていたり、
『トップランナー』 の司会もなさってますね。

元博報堂で、2003年に 『風とロック』 っていう会社を作って、
ほんとにねえ、もう いろんなとこにね、参加してるんですよ。
もう、いろいろ見て、あ、これ 誰やってるんだろうな って思うと、
どっかに名前は 入っているっていうね、ていう方でございます。

実は、僕はですね、なんだろう・・・
なんかね、どっかで すれ違って 『あ、箭内さんですよねぇ!』 って言って、
そっから 知り合いに(笑)なったんですよ。

あとねえ、CMでも、ご一緒させてもらったりとか、
ほんとに、ものづくりのね、として、尊敬する箭内さんと、今日は、何を話そうかと。
あんま、テーマを決めてないんですね、今回は。
それで、なんかこう 今日は “なんか やりましょう” ということで、
企画会議をしたいと思います。
この番組の中で、何か面白いことを 二人で始めれたらなという話をして、
もし 何か、実現可能なことを思いついたら、実際にやってみるかもしれないというですね、
公開企画会議を、今日は 行いたいと思います。

どんな話になるのか、ほんとに決まっていないので・・・わからないですね。
でも、楽しい一時間になると思います。 ぜひ、聴いてください。
本日のテーマは 『二人で何か面白いこと しかけましょう』

J-WAVE 『Growing Reed』
新しい一週間、最初の60分。 ぜひ、一緒にお付き合いください。」


(曲)
MOBY 『IN MY HEART(MANHATTAN CLIQUE REMIX)』
Go: The Very Best of Moby Remixed


岡田くん
  「箭内さん。」
箭内さん
  「はい。」
岡田くん
  「メールの返事、くださいよ。」
箭内さん
  「いやいや・・・」
岡田くん
  「ハハハ!」
箭内さん
  「なんか そう・・・」
岡田くん
  「返事くれないじゃないですか。」
箭内さん
  「ただ まあ、岡田くんのメールは、意外と 返事しづらいメールですよ。」
岡田くん
  「ハハハ! なんでですか?」
箭内さん
  「なんかねえ、もう そこで完結してるんだよね。
  『ありがとうございました~』 みたいな。」
岡田くん
  「いえいえ、そんなことないですよ!
  箭内さん、でも、携帯 見ないんですよね? ていう話を聞いたんですよ。」
箭内さん
  「見ない、見ない。」
岡田くん
  「全然、取れないんで、つって、社員の方に、
  『あの人、ほんとに連絡取れないで、すいません!』 みたいな。」
箭内さん
  「(笑)いやいやいや・・・」
岡田くん
  「それで、いや、それを聞いたときに、なんか オレ、
  はじめ、嫌われてるのかな? と思ったんですよ。」
箭内さん
  「いや、そんなことない! オレ、岡田くんには、相当 オレ、返信してるほう。」
岡田くん
  「ええ? ほんとですか!?(笑)」
箭内さん
  「ほんとに、返事 相当してるほう。」
岡田くん
  「メール入れても 返って来ないし。 んで、たまに 返って来るんですよね。
  で、それが、すごい優しいメールだったりとか。」
箭内さん
  「フハハハ!」
岡田くん
  「 『あそこ 見ましょうよ』 みたいな。
  あれ、これ 嫌われてないのかな? みたいな。」
箭内さん
  「嫌ってない! 岡田くん、嫌ってないよ。
  でも、その、岡田くんのね、さっきも話してたんだけど、メールが、
  『いいとも』 の お花の お礼をくれて、
  『この前は、お花 ありがとうございました』 って、メールのはずが、
  『お話 ありがとうございました』 ・・・」
岡田くん
  「変換ミスですよ。」
箭内さん
  「変換ミスで。」
岡田くん
  「(笑)さっき 『わざと やってんでしょう?』 って・・・わざと やってないですよ!」
箭内さん
  「わざと やってると思うなあ・・・」
岡田くん
  「(笑)かわいこぶって~ みたいなこと、言ってましたけど。」
箭内さん
  「でもさあ、オレ、この番組、ずうっと前からさあ、
  来週 オレかなあ、来週 オレかなって思ってたのに・・・」
岡田くん
  「絶対、ウソだ。 絶対、ウソ・・・」
箭内さん
  「いま頃 呼ばれて、まあ、ねえ・・・」
岡田くん
  「あのねえ、こっちはねえ、呼んでますよ。」
箭内さん
  「呼んでないよ(笑)」
岡田くん
  「オレねえ、だって、これ 何年前だろう、もう結構 4年ぐらい経ちますよね。」
箭内さん
  「経ちます。」
岡田くん
  「始まって 4年ぐらい経つんですけど。」
箭内さん
  「6年目? 5年目?」
岡田くん
  「5年目ですよ。」
箭内さん
  「なんで、オレが 説明してる・・・」
岡田くん
  「最初の頃から “箭内さん” って言ってますから。」
箭内さん
  「言ってます?」
岡田くん
  「5年かかって、やっと出てくれたんです。」
箭内さん
  「何を そう・・・(笑)それは、聴いてる人を、また、誤解するじゃないですか、
  僕が・・・」
岡田くん
  「箭内さんは、忙しくて・・・」
箭内さん
  「まだ早いと思ってたみたいに 見えちゃうじゃない。 もう、全然 そんな・・・」
岡田くん
  「だって、選んでるじゃないですか? 仕事選んで やってるじゃないですか。」
箭内さん
  「選んでないよ!」
岡田くん
  「アハハハハ! やっと選んでくれたんですよね?」
箭内さん
  「この番組、なに? こういう番組なの? いきなり。」
岡田くん
  「そうですよ。 フリーですよ。」
箭内さん
  「ただ、先輩の話を、なんかこう、丁寧に聴くみたいな番組じゃないの? アハハハ!」
岡田くん
  「(笑)いや、丁寧に聴く番組ですけど・・・」
箭内さん
  「いやいや、だから 嬉しいですよ。
  この番組に出ることが、僕、ひとつの、まあ・・・」
岡田くん
  「(笑)よく言いますよ・・・」
箭内さん
  「ひとつの ゴール?」
岡田くん
  「よく言いいます・・・
  箭内さん、いま、何に興味が あるんですか?」
箭内さん
  「いまですか?」
岡田くん
  「今日も、ファンキーですよね。」
箭内さん
  「うーん。 いま、何に興味があるかなあ・・・」
岡田くん
  「いま、何に興味があるんですか?
  なんか、いろいろ、こう、やられてるじゃないですか。」
箭内さん
  「いろいろ やってますねえ。」
岡田くん
  「自分が 楽しいと思うことを、引っ掛かってやってるんですか?」
箭内さん
  「そう! まあ、楽しいだけじゃなくて、自分の中で なんか 意味を見つけたくて。」
岡田くん
  「うん。」
箭内さん
  「まあ、本業、広告じゃないですか。」
岡田くん
  「はい。」
箭内さん
  「タワーレコードの広告 やったり、資生堂の広告 やったりしてるけど、
  なんかもう、なんでも広告だなと思うんですよ。」
岡田くん
  「というのは?」
箭内さん
  「『岡田准一のさあ、このラジオ、面白いよね~』 って誰かにしゃべったら、
  それ、広告じゃない、すごく。」
岡田くん
  「うんうん。」
箭内さん
  「この前 聴いたCD、すごい良かったから 貸してあげるよ って言うのも広告だし、
  なんか、そういうことがしたいなぁと思うんだよね。」
岡田くん
  「そういうのが、大きく?」
箭内さん
  「自分が応援したいものとか、面白いと思うものを、
  もっとたくさん、人に知らせたい みたいな。」
岡田くん
  「ほぉー。」
箭内さん
  「そのことには 興味ありますね。」
岡田くん
  「昔から そうなんですか? 博報堂にいた頃とか・・・」
箭内さん
  「いや、博報堂にいた頃は もう・・・」
岡田くん
  「全然、だって、それが出来る仕事じゃない じゃないですか。」
箭内さん
  「そうそうそう、なんか 嫌なね。」
岡田くん
  「(笑)」
箭内さん
  「好きじゃないものも、広告しなきゃなんない・・・」
岡田くん
  「いまだって、あるんじゃないですか?」
箭内さん
  「いま、ないですよ。 いま、ない。」
岡田くん
  「好きじゃないものは、やんない?」
箭内さん
  「いま 『好きじゃないもの、広告しません』 て宣言してるから、仕事 来ないもん。」
岡田くん
  「ウソだ(笑)」
箭内さん
  「ほんとに(笑)」
岡田くん
  「ウソ、ウソ。」
箭内さん
  「ほんと 来ない。」
岡田くん
  「どこでも聞きますよ、箭内さんの名前。」
箭内さん
  「いや、何を言ってる・・・」
岡田くん
  「悪いですけど。」
箭内さん
  「いやいやいや・・・」
岡田くん
  「箭内さんの肩書きって、いま、何が一番 自分で楽しい・・・」
箭内さん
  「いや、わかんないですけど・・・」
岡田くん
  「それ、考えましょうよ。」
箭内さん
  「一応、クリエイティブディレクターって言ってるんだけど。」
岡田くん
  「それだけじゃない じゃないですか。」
箭内さん
  「ま、そうね。 そうなんですよ。」
岡田くん
  「でも、プロデューサーは、嫌なんですか?」
箭内さん
  「いや、嫌じゃない。 嫌じゃないんだけど、100% プロデューサーだと、
  なんか、信用してもらえないような気がして・・・」
岡田くん
  「ほう。」
箭内さん
  「プレイング・プロデューサーみたいでいたいなぁと思うんだよね、なんとなく。
  ちょっとだけ だけどね。
  でも、プロデューサー・・・プロデューサー、嫌じゃないですよ。」
岡田くん
  「プロデューサー、嫌じゃないですか。」
箭内さん
  「嫌じゃない。 うん。」
岡田くん
  「自分で、この言葉は しっくり来るっていう言葉は、あるんですか?」
箭内さん
  「無いですねえ・・・」
岡田くん
  「無い?」
箭内さん
  「うん。 “生きることは、肩書きを探す旅である” 」
岡田くん
  「フッハハハハ!」
箭内さん
  「いま、適当なこと言っちゃった(笑)」
岡田くん
  「アハハハハ! 出ましたね。 いいキャッチフレーズが!
  “NO MUSIC, NO LIFE.” に続き・・・」
箭内さん
  「肩書きって・・・あれ、岡田くんは 何?」
岡田くん
  「僕、会社員です。」
箭内さん
  「ナハハハハ!」
岡田くん
  「ジャニーズ事務所の会社員ですよ。」
箭内さん
  「ほんと!? 保険証に、ジャニーズ事務所って書いてあんの?」
岡田くん
  「僕、だって・・・いや、保険証・・・
  書きますよ、だって なんか、えーと、なんか買ったりとか、なんか するじゃないですか。
  それに、肩書きみたいなとこに、会社員て書きますもん。 普通に。」
箭内さん
  「あー・・・飛行機 乗るときとか。」
岡田くん
  「飛行機 乗るときとか、会社員ですよ。」
箭内さん
  「スゲー会社員だねえ・・・」
岡田くん
  「(笑)いやいや、なんですか。」
箭内さん
  「いいねえ。 いいな、会社員 いいな。」
岡田くん
  「一応、会社員ですよ。」
箭内さん
  「へえ。 じゃあ、サラリーマン?」
岡田くん
  「サラリーマンですよ。」
箭内さん
  「サラリーマン(笑)」
岡田くん
  「そりゃあねえ、会社に ちゃんと勤めて、お金もらってるっていうことは・・・
  なんかねえ、でも、自由に生きてる感じがするんですよね。
  楽しんでる。 人生の楽しみ方? それ、なんですか?」
箭内さん
  「それはね、それは、心掛けてますよ。
  人生の楽しみ方は、いま 岡田くんが、自由に生きてる感じって言ってくれたけど、
  その “感じ” なんですよね。」
岡田くん
  「雰囲気?」
箭内さん
  「実際、自由に生きてるのかっていうと、あやしいもんなんだけど、
  自由に生きてる感じでいたいなぁとか、楽しい振り。」
岡田くん
  「(笑)」
箭内さん
  「楽しい振りしてると、みんなが 『アイツ いいなあ チクショウ、楽しそうだなあ』
  って思って来て、そうなって行く。」
岡田くん
  「いや、絶対、普通だったら 成立しないことって多いと思うんですよ。
  箭内さんだから 成立すること、多いですよ。 携帯を見ないとか。
  どうするんですか、急ぎの連絡とかあったらって思うじゃないですか。」
箭内さん
  「うん、まあ、誰かが 呼びに来てくれるとか。」
岡田くん
  「(笑)普通だったら、普通の社長だったら あり得ないことを、
  箭内さん、普通にしてるじゃないですか。 それで、怒られないじゃないですか。」
箭内さん
  「まあ、怒られることも ありますよ。」
岡田くん
  「ありますか?」
箭内さん
  「うん。 まあ、それから見れば、怒られないね。」
岡田くん
  「いま、だから、何に興味がありますか?
  今日、企画会議をしたい・・・」
箭内さん
  「あっ、そうか、そうか・・・」
岡田くん
  「何に興味・・・」
箭内さん
  「いや、オレ、興味あるのは、勝手に、勝手に なんかやりたいなと。
  ま、結局それが、企画会議なんだけど。」
岡田くん
  「勝手に、なんかするんですか?」
箭内さん
  「勝手に、頼まれてもいないのに やることに、興味がありますね。」
岡田くん
  「あー・・・」
箭内さん
  「そうでしょう? 岡田くんも、すごいでしょう?」
岡田くん
  「それは でも、自分の中でなんですか?」
箭内さん
  「そうそう、自分の中で。
  人に頼まれてやる仕事が、やっぱり いままでは多かったけど、
  頼まれてもいないのに、むしろ迷惑だって言われるのに 勝手にやってると。
  例えば、なんだろう・・・痴漢を減らしたいと。」
岡田くん
  「(笑)」
箭内さん
  「そんなの 誰にも、警視庁から オレ、オーダーされたわけでもないし、
  女性団体から、力を貸してくれって 言われたわけでもないけど、
  何か、そのためのアイディアってないかなぁ みたいに考えるのは、すごい楽しいですね。」
岡田くん
  「あー・・・」
箭内さん
  「だから、世の中を元気にしたいとか、うーん、なんか、
  楽しいことを増やしたいとかも そうだけど。」
岡田くん
  「うん。」
箭内さん
  「だから、堅く言うと、社会貢献というかね。」
岡田くん
  「あー・・・」
箭内さん
  「社会貢献なんか、オレ、最も正反対にいた人間なんだけど、
  これ たぶん、歳とってきて・・・」
岡田くん
  「昔、悪さ してたものが・・・」
箭内さん
  「そうそう、そのねえ、なんかこう、罪滅ぼしというかね。」
岡田くん
  「(笑)罪滅ぼし・・・」
箭内さん
  「恩返しというか、なんか そういう気持ちが湧いて来るのが、
  こんなあたりの年齢なのかなぁと思いますねぇ。」


(曲)
ROYKSOPP 『HAPPY UP HERE』
ジュニア


箭内さん 
  「だから、例えば、道の・・・これは 怒られるかもしれないけど、
  なんか、ちょうど 植込みのところにね、勝手に 花の種 蒔いたりとか(笑)
  だれにも 気づかれないように。」
岡田くん
  「(笑)」
箭内さん
  「そうすっと、何ヶ月か経つと、すてきな気持ちに なるかもしれないじゃないですか。」
岡田くん
  「あー・・・」
箭内さん
  「なんか、そういう “余計な お世話” 」
岡田くん
  「いや、でも、なんか でも、形にした方がいいんじゃないですか?
  余計な お世話の方がいいんですか?」
箭内さん
  「いや、余計な お世話を、形にしたい。」
岡田くん
  「あー、余計な お世話から、形にしたいみたいな。」
箭内さん
  「そうそうそう。」
岡田くん
  「例えば、オバマの広告の、なんだっけ あの・・・
  アーティストが一人で作って、壁に貼りまくってたのを、オバマが気に入って、
  広告のやつにした みたいな。」
箭内さん
  「そういうことです、そういうことです。
  僕、だからねえ “ギャングスタープランナー” って、それ 名づけてんだけど、
  そのプロジェクトを、結構やってるんですよ。」
岡田くん
  「へえー。」
箭内さん
  「 『少年メリケンサック』 宮崎あおいちゃんと宮藤さんのときにも やったんだけど、
  そんときは、オレが考えただけじゃなくて、結局ね、みんなに呼び掛けて、
  みんなで広告つくろうぜ! っての、いま やってるんですよ。
  結局、広告って、広告代理店が 真面目にね、議論を重ねて作る、
  すごいエリート達が 広告を作る、それもまあ、たしかに いいんだけど、
  広告が、それによって、なんか 似たものになって来ちゃったんじゃないかなぁと。
  それよりは、広告つくりたい人って、もっとたくさんいるはずだし、
  何か 世の中の役に立ちたいって思ってる人って、たくさんいるはずだし、っていうんで、
  ラジオのリスナーとか、僕 『テレビブロス』 で連載してて、その 読者の人とかに呼びかけて、
  なんか 世の中のためになることを、広告の力で やってみようよ! って言って、
  例えば 『少年メリケンサック』 のときは、ガソリンの値段が すごい上がったときで。」
岡田くん
  「はいはい。」
箭内さん
  「で、ガソリンスタンドに 『少年メリケンサック』 っていうステッカーを、
  置いてもらうんですよ。 で、それを 車にペタンて貼ってくれると、
  次 来たとき、ガソリンが割引になるみたいな。」
岡田くん
  「ほぉー・・・」
箭内さん
  「結局、自分の車が 広告媒体になるというかね、なんかそういうふうな、
  ステッカー貼ってる分、東映さんが お金を ちょっと補助するみたいな仕組み。
  なんか そんなことやったり・・・」
岡田くん
  「新しいモデルとか考えてるんですか?」
箭内さん
  「新しいモデル?」
岡田くん
  「例えば、テレビならテレビで、どういうふうに、ものを作るために こう、
  今までのシステムが、ちょっと 変えなきゃいけないって、出て来るじゃないですか。」
箭内さん
  「出て来ますねー。」
岡田くん
  「商売として・・・」
箭内さん
  「うーん。」
岡田くん
  「スポンサーとか、広告と こう、みっしつに(密接に?)伝わって来るじゃないですか。」
箭内さん
  「伝わって来る。 うんうん、うん。」
岡田くん
  「でも、ちょっと変えなきゃいけないっていう、いま、時代になってる中、
  なんか、考えたりするんですか?」
箭内さん
  「いや、考えてますよ(笑)」
岡田くん
  「深い。 深い、何か ありますよね?」
箭内さん
  「でも、オレ ほら、岡田くんと たぶん 一番最初に仕事したのは、
  資生堂の 『uno』 と 『木更津キャッツアイ』 のコラボレーションのときで、
  ま なんか、ああいうのは ああいうので、ああいうのだけど、やっぱり なんか、
  いままで通りの広告の仕方じゃない やり方は ないかなあっていうのは、
  僕なりに 日夜、悩んでますね。」
岡田くん
  「うーん。」
箭内さん
  「システムの問題は、やっぱり 一番 多いよね。」
岡田くん
  「うん。 いや、一番 そういうのに、広告とか やってると、やっぱり、
  近いんじゃないかなあっていうのは、あるんです。 僕の、勝手なイメージですけど。」
箭内さん
  「うん。」
岡田くん
  「やっぱ、なんかこう、箭内さんに聞くべきでは ないのかもしれないけど、
  予算以内でやってくれとか・・・」
箭内さん
  「あ、そんなこと言われますよ、オレ。」
岡田くん
  「当たり前に 言われるじゃないですか。」
箭内さん
  「当たり前に 言われます。」
岡田くん
  「そんなかで、それの 超えるものを出して来てるわけじゃないですか。」
箭内さん
  「ま、たまに・・・(笑)」
岡田くん
  「たまに(笑) 出すわけじゃないですか。 そういう苦労とか、無いのかなぁと思って。」
箭内さん
  「いや、それは ありますけど。 うーん・・・
  逆に、でも、そういう制約があった方が、面白いというか・・・」
岡田くん
  「どっから出て来るんですか? そういう発想って。」
箭内さん
  「そういう発想?」
岡田くん
  「うん。 箭内道彦を作るアイデンティティーって なんですか?」
箭内さん
  「アイデンティティーは、僕は “空っぽ” ってことですね。」
岡田くん
  「深いなあ。 哲学ですね。」
箭内さん
  「いやいや(笑)」
岡田くん
  「ハハハハハ! たま~に、深いこと 言いますよね。」
箭内さん
  「たまに!?(笑)」
岡田くん
  「アハハハ!」
箭内さん
  「(笑)だから・・・」
岡田くん
  「“空っぽ” って、どういうことですか?」
箭内さん
  「空っぽな状態で、今日も ここに来てるし、空っぽな状態で、何か 問題と向き合う。
  そのときに、目の前に起きてることから、何か 考え始めて行くというか。」
岡田くん
  「うーん。」
箭内さん
  「それが、基本なんですね。
  先に、こんなことを やりたいなぁとか、こんなふうに しようかなぁとか、
  例えば、岡田准一のラジオに出るんだったら、
  一発 こんなかんじで かまして来ようかなぁ みたいにね、
  思って、J-WAVE のエレベーター昇って来ると、  
  もうすでに、そんな感じに なってないわけじゃないですか。」
岡田くん
  「うーん。」
箭内さん
  「それで、なんか パニクって来るわけじゃないですか。
  まあ、そんなこと なんにも考えずに、なんか 岡田くんと 喋っているうちに何か、
  考えたり 思いついたりみたいな方が、僕は好きですね。」
岡田くん
  「うーん。 僕もどっちかっていうと そうですねぇ。」
箭内さん
  「そう?」
岡田くん
  「あんまり考えない方かなあ。
  ま、芝居とかだったら 考えますけど、でも、大まかです。
  大まかというか、現場で変わるっていうことが わかってるっていうね。」
箭内さん
  「そう、そう、そう。」
岡田くん
  「なんか、いろいろ変わって行くもんだし。 変わんのが楽しいっていう・・・」
箭内さん
  「そう。 だから、先に全部 準備しちゃうと、変わることに 付いて行けないというかね。」
岡田くん
  「それ、いつからですか? いつぐらいんときからですか?」
箭内さん
  「それ、結構まえ・・・」
岡田くん
  「博報堂んときからですか?」
箭内さん
  「博報堂の後半ですね。」
岡田くん
  「ほぉー・・・」
箭内さん
  「最初は、怖いですよね。 なんか、手ぶらで 結局、プレゼンに行ったりね。 なんにも・・・」
岡田くん
  「(笑)だから、それが 信じられないんですよ、オレ。
  博報堂にいて、プレゼンに行くときに、手ぶらで行く人って いないですよね。」
箭内さん
  「うん、とかね・・・まあ(笑)」
岡田くん
  「(笑)だいたい、徹夜で資料作って、こうこう こうこうで、
  クライアントさんに納得していただくために つって、資料作って行くのに、
  たぶん、手ぶらで行ってたんですよね?」
箭内さん
  「手ぶらで、まあ、資料作るときもあるけど・・・」
岡田くん
  「たまに いるじゃないですか、博報堂の廊下を スケボーで走ってる人とか。」
箭内さん
  「ああ、いますねえ、うん。」
岡田くん
  「アハハ。 そういうタイプだったんですね?」
箭内さん
  「まあ、もうちょっと真面目なタイプだけど。」
岡田くん
  「(笑)」
箭内さん
  「ただ、手ぶらで行って、
  うわ~! どうしよう、オレ、何にも持って来てねけど~ ってなったときに、
  パーン! て出んだよね。 それでね・・・」
岡田くん
  「追い込まれて・・・」
箭内さん
  「うん、追い込まれて。 火事場の馬鹿力を出すために、火事を起こすというかね。」
岡田くん
  「でも、それは・・・違う(笑)それは、人には薦められないじゃないですか。」
箭内さん
  「薦められない。」
岡田くん
  「基本があって、基本をやった後の、あれじゃないですか。」
箭内さん
  「あ、オレ、基本やってた。 その前。」
岡田くん
  「(笑)最初から、だって それ、若者 真似したら 大変ですよ。」
箭内さん
  「そうですよ。」
岡田くん
  「なんも 出て来ないですよ。」
箭内さん
  「若いうちは、やっぱ 抑圧されて、理解者もいなくて、
  そんな中から、いろんな、ファイトだったり アイディアだったり、生まれて来ますよね。」
岡田くん
  「うーん。」
箭内さん
  「ほんとに、若いと、いま 大変だと思うけど。」
岡田くん
  「なんか、伝えたいこととか ありそうですよね? 若い人にね。」
箭内さん
  「伝えたいことは、まあ いろいろ・・・ありますねえ・・・」
岡田くん
  「フフフ。」
箭内さん
  「アハハハハ!」
岡田くん
  「いま、追い込まれてる・・・いま、追い・・・これ、追い込むと出て来るんだよ(笑)」
箭内さん
  「この番組、これ 先週と来週と、トーン違うんじゃないか。 これ、大丈夫? 大丈夫?」
岡田くん
  「毎回 違いますよ。」
箭内さん
  「あ、毎回 違います?」
岡田くん
  「ゲストによって、変わりますから。」


(曲)
INTERVISION 『ALL I'M THINKIN' ABOUT』
Shades of Neptune


箭内さん
  「あとね、意外とね オレ、自分で考えてないときもあるね。
  例えば こうやって 『なんか 若者にメッセージないの?』 って言われて、
  まあ 思いつかねーや、ってなったときに、
  『ところで さあ、岡田くんは どうなの? いま 若者・・・自分は若者なの? 岡田くんて 今』
  みたいな話をしてって、で、岡田くんが なんか ちょこっと喋ったときに、
  あっ! それだったらオレ、これ ある、 みたいな」
岡田くん
  「(笑) なんでしょうねえ?」
箭内さん
  「一回、向こうに渡して、こっち持って来ると、ちょっといいっつうのはあるね。」
岡田くん
  「それ やっぱ、会話術ですかね?」
箭内さん
  「それは ありますね。 だから、人と会わないで、
  例えば、家の中で、ヨシ! 今日は なんか一発、いいアイディア考えるか! つって、
  白い紙 目の前にして、こう、鉛筆削って、っていうと たぶん なんにも思いつかなくて、
  やっぱり、人と話してるうちに、
  相手の脳みそと 自分の脳みそ 混ぜ合わせて 考えてくというか、
  だから、人に会わなきゃ 僕、なんにも思いつかない。」
岡田くん
  「僕も そうなんですよ。
  だから、箭内さんのこと、あれ なのかもしんない・・・」
箭内さん
  「“あれ” って何?」
岡田くん
  「いや、いや(笑)」


(曲)
MAGISTRATES 『GOLDLOVER』


岡田くん
  「逆に、自分の才能を 信用してないんですよ。」
箭内さん
  「ほぉー。」
岡田くん
  「僕の場合は。」
箭内さん
  「うんうん。」
岡田くん
  「みんなで ものを作って行くっていう感覚の方が強い・・・」
箭内さん
  「ああ、わかる、わかる・・・」
岡田くん
  「どっちかに 分かれるんですよね。
  アーティストとか、表に出る、テレビに出てる仕事をしてる人って。
  自分の力を過信してしまうか。 ま、大抵の人が そうですね。」
箭内さん
  「だいたい、そうね。」
岡田くん
  「僕、そっちに 行けなかったんです。」
箭内さん
  「あー、行ってないね。」
岡田くん
  「なんか、同じ日に、例えば、取材を受けて、
  例えば こう、10誌とか やるとするじゃないですか。バアーつって、一日 もう なんだろう、
  30分単位で 違う仕事、違う仕事みたいなの、やったりとかするときに、
  でも、同じ日なんですよ。 体調も一緒なんですよ。 メークも一緒なんですよ。
  でも、雑誌の媒体によって、見え方は 変わるわけです。
  それってもう、露骨にそれが表してるというか、
  その、カメラマンさん、スタッフさん、照明なり、いろんなものが、撮りたいものによって、
  自分は変わって行くし 変えられて行くんだっていう認識が強いんですよね。」
箭内さん
  「あー、それ、わかる・・・だから オレは、岡田准一が、あれ なんですよ。」
岡田くん
  「 “あれ” って なんですか?(笑)」
箭内さん
  「いや、アニキだと思ってんだよねー、オレ。」
岡田くん
  「テキトウなこと言って・・・」
箭内さん
  「でも、それは ほんとに そうだと思う。
  しかも、岡田くんが言うように、そうじゃない、自信を きちんと持ってる人が多いからね、
  テレビに出てる人って。」
岡田くん
  「そうですね。」
箭内さん
  「だから、岡田准一に似た人がいないというか、珍しい存在に見えるんだよね。」
岡田くん
  「あー・・・」
箭内さん
  「ただ、オレは、一個だけ 自信あるなぁと思ってる、
  一個だけ、オレ才能あるなぁ! と思ってることがあって(笑)
  基本、自信ないし、才能も ねえ! なんだけど、一個だけあるのは、ときどき起きる、
  奇跡が起きるわけじゃないですか、相手との組み合わせによって。」
岡田くん
  「化学反応。」
箭内さん
  「うん、化学反応だったり、バイオ反応なのか わかんないけど、
  それを割と 見つけるのは上手いと思うのよ。 見つけたり、もっと言うと、
  誰かに会える才能は あると思うよ。
  岡田准一と、どっかで やっぱ、巡り合うわけじゃないですか、オレが。
  テレビで見てて、うわ~岡田くん、カッコいい~ って思ってたのに、なんか どっかでね、
  どっかのホテルの一階で バッタリ会って(笑)」
岡田くん
  「ホテルの一階で会って、声掛けたんです。 『あれ、箭内さんですよねぇ』 つって。」
箭内さん
  「(笑)オレは 『ビックリした! 岡田准一が、オレの方に近づいて来た!』 と思って。」
岡田くん
  「アッハハハ。」
箭内さん
  「なんだ、なんだ! って思ったら、声掛けて、
  『ちょっと、話し合いたいことがある』 って言って(笑)」
岡田くん
  「バッタリね。」
箭内さん
  「バッタリ・・・ま、そういう、その なんていうんですかね、
  すごい人に会えるチャンスは、多いなぁと思いますね。」
岡田くん
  「それは、なんなんだと思いますか?
  でも、それは、自分が なんか発してるからじゃないですか? 匂いみたいなもの。」
箭内さん
  「それもあるけど、自分が やっぱり、なんていうのかな・・・
  自分が そんなに、スゴそうにしてないから、ま、岡田くんも そうだけど。」
岡田くん
  「うんうん。」
箭内さん
  「隙があるから。 意外と、隙あるでしょ? 岡田くんて。」
岡田くん
  「いや そう、隙は ありますよね。」
箭内さん
  「(笑)自分が、隙があるから、みんなが こう、入り込んで来てくれやすいというか・・・」
岡田くん
  「敢えて じゃ、隙をつくる。」
箭内さん
  「まあ、敢えて 隙をつくるっていうか、
  隙があったら そのままにしとくっていうだけですけどね。」
岡田くん
  「はぁー・・・意外!」
箭内さん
  「いや、オレ そうですよ。 オレ、だから オレ 割と、岡田准一タイプだと思うよ。
  人間を、岡田准一タイプと(笑)何タイプかな? に、分類すると。」
岡田くん
  「(笑)タイプが わかんないですけど・・・」
箭内さん
  「(笑)タイプ、二つに分けると・・・」
岡田くん
  「だから、何をやるか。」
箭内さん 
  「ちょっと、話、元に戻す・・・」
岡田くん
  「企画会議ですよ。」
箭内さん
  「やりましょう。 やろうよ、やろうよ。」
岡田くん
  「花まき・・・豆まきとかします? 豆まき・・・(笑)」
箭内さん
  「いや、花まくのも、種蒔くのも、いいと思うよ。」
岡田くん
  「なんか、海外で、なんだっけ? あれ、あるじゃないですか。 人形。
  大きな人形 作ったりとか。 知ってます?」
箭内さん
  「あの、開港博に来たやつでしょ?」
岡田くん
  「あぁ、そうです、そうです。」
箭内さん
  「あれ、すごいよねえ。」
岡田くん
  「ああいうのとかって、日本で出来ないんですか?
  あれを、あれを作って 操縦したいってヤツは、周りにいるんですけど。」
箭内さん・岡田くん
  「アハハハハハ!」
箭内さん
  「あれ、いいよ! あれ、ビックリした、オレも、あれを見て。」
岡田くん
  「なんか、日本で出来ないですか? ああいう、なんだろう、ビックリして、
  もう、街 通行止めにして。 日本で、出来ないことですよ。 銀座とか、通行止めにして、
  “銀座を、一個の絵本にしましょう” みたいなこととかって。」
箭内さん
  「いい。 いいじゃない、いいじゃない。」
岡田くん
  「出来ないですか?」
箭内さん
  「出来ない・・・出来るかもねえ。」
岡田くん
  「(笑)いま 一瞬、本音が出ましたけど。 出来ないって・・・」
箭内さん
  「どうなんだろう。 道路交通法というか、警察に、どういう交渉するかだと思うけど。」
岡田くん
  「僕、行きますよ、全然。」
箭内さん
  「また、そういうときね。 岡田准一 来た! ってなるとね、
  結構、断ろうって思ってたのに、つい・・・」
岡田くん
  「僕、一応 “SP” やってたんで。」
箭内さん
  「アハハハハハ!」
岡田くん
  「(笑) 警察の、上の方の人達、ちょっと 知ってるので・・・」
箭内さん
  「ああ、そうか。 あっ、そうだ、うん、わかります。」
岡田くん
  「知ってるっていうか、挨拶したことが・・・名刺、持ってるんで。」
箭内さん
  「警察に強いプロデューサーと、やってたもんね、仕事。 そうか。」
岡田くん
  「(笑)電話して(笑)すいませーん、つって。 絶対、許してくれないだろうけど。」
箭内さん
  「銀座でね。 “銀座を絵本にする” って、いいですねえ。」
岡田くん
  「わかんないけど、なんかそういう、こう、ビックリすることって ないのかなあって。」
箭内さん
  「ビックリするけど、優しいことでしょ?」
岡田くん
  「そう。」
箭内さん
  「ビックリするけど、チクチクすることっていうのは、いくらでもあるじゃないですか。」
岡田くん
  「うん。」
箭内さん
  「ビックリして やわらかいとか、ビックリして 優しいっていうのが、
  いま、世の中に欲しいことなんですよね。」
岡田くん
  「ビックリして 優しいことが、なんかないかな・・・」
箭内さん
  「でも、絵本ていうのは いいと思う。」
岡田くん
  「絵本とか、なんか・・・
  街の人が、ビックリして ワクワク出来て 『わっ、見たことない!』 みたいな。」
箭内さん
  「うん。」
岡田くん
  「なんかこう、でも、変な こう、語弊に聞こえたら 悪いですけど、なんだろうな、
  デザインとかって、結構、いっぱい見ると 見尽くしちゃうじゃないですか。」
箭内さん
  「見尽くしちゃう?」
岡田くん
  「見尽くしちゃうというか、いっぱい見ると こう、もっと新しいのが欲しいけど、
  これ、どっかで見たことあるな とか。」
箭内さん
  「ああ、そうなんですよ。」
岡田くん
  「なっちゃうじゃないですか。」
箭内さん
  「また、デザインていうのもね、また、変な プライドの高い、ちょっと、セレブのね。」
岡田くん
  「(笑)」
箭内さん
  「なんか、お楽しみごとみたいな部分も あるからね。
  あの、デザインの気高さが、オレ、嫌いなんですよ。」
岡田くん
  「ああ・・・」
箭内さん
  「もっと、みんなのものになればいいのにって。」
岡田くん
  「デザインてねぇ。」
箭内さん
  「うん。 わかる わかんないって、関係なく。」
岡田くん
  「うん。」
箭内さん
  「でも、何かが、オレ、街に登場するのは、すごい いいと思う!
  どのぐらいのビックで、どのぐらい 道路を封鎖できるか わかんないけど、
  すごく、だってさあ・・・もう、単純にさ、ミッキーマウスが その辺 うろうろしてたら、
  もっと、楽しくなるじゃない。」
岡田くん
  「(笑)そうですね。」
箭内さん
  「ディズニーランドに行く暇ない人にとっても。」
岡田くん
  「(笑)街に 出て来てくれればね。」
箭内さん
  「そこで、もうちょっと ビックリする 何か、ものが・・・」
岡田くん
  「なんか、でも、巻き込むのが好きです。 僕。」
箭内さん
  「うーん。」
岡田くん
  「いま、村 作りたいんですけど。」
箭内さん
  「村!?」
岡田くん
  「村長、なりたいんですよ。」
箭内さん
  「おっ!」


(曲)
BLUR 『COUNTRY HOUSE』
The Great Escape


箭内さん
  「村を作って、村長になりたいの?」
岡田くん
  「うーん、ていうか、いま、村が作りたくて。
  こう、まあ どっか、地方でも、まあ 一時間半ぐらいかなぁ、一時間ぐらい圏内で、
  山みたいな、ちょっと 手に入れて、安ーいとこで 手に入れて、
  もう、一からですよ。 広場があるとこを 手に入れるんじゃなくて、
  山を手に入れて、木から 倒して行きたいんですよ。」
箭内さん
  「あぁ。」
岡田くん
  「一から、なんか作りたくて・・・」
箭内さん
  「どんな村にしたいの?」
岡田くん
  「いや、だから、クリエーター達が こう、集まって、勝手に ものが作れる。」
箭内さん
  「はぁー。」
岡田くん
  「土日とか休みに来て、で、温泉 出れば最高だなぁと思って。」
箭内さん
  「最高だね。」
岡田くん
  「例えば、自分 個人の別荘みたいなの、いらないんですよ。
  みんなが集まって、なんかこう、知り合いが増えたりとか、
  なんか、看板つくってるヤツでもいいし、建具つくってるヤツでもいいし、なんかこう、
  じゃ、木にハンモック吊るして休んでるヤツも いてもいいし、ていう なんか、
  自由に みんながこう、アトリエも でかいのがあって、
  アーティストの友達とかが、でかい作品つくりたいっていうときに 作りに来れるとか、
  そういうの 作りたいですね。」
箭内さん
  「それ、いい! オレも、村会議員に立候補しようかな?」
岡田くん
  「(笑)入ってくれますか?」
箭内さん
  「で、その人達と、何か 世の中を繋ぐというか、東京を繋ぐというか・・・」
岡田くん
  「そうそう。」
箭内さん
  「そんなことをしたいね。 せっかく そこでさ、素敵なものが生まれて、
  そこの村人だけが楽しんで終わっちゃうのは・・・」
岡田くん
  「そうなんですよねえ。」
箭内さん
  「もったいないから。」
岡田くん
  「いま、いいらしいっスよ。 1000坪800万とか なんですよ。」
箭内さん
  「うわっ! ほんと?」
岡田くん
  「うん。」
箭内さん
  「買う?」
岡田くん
  「・・・1000坪800万で、1時間ちょっとじゃないですか、で、海があって、山もあって。」
箭内さん
  「えー? そんな安いとこ あるんだ!」
岡田くん
  「なんか ちょっと山になると 高くなるらしいんですけど、海の近くんなると、
  その、1000坪800万で。 ちょっと、あんまり言えないんですけど、
  ま、有名な人達も、ある場所に買ってて、そこがいいみたいですよ。」
箭内さん
  「へぇー。」
岡田くん
  「ま、でも、他にあるかもしれないですけど。」
箭内さん
  「でも、その距離とかは、すごい いいですよね。」
岡田くん
  「1時間ちょっと、だから みんな 目を付けて、安くていいっつって 手に入れてるみたいで。 
  でも、なんか 一から作りたいなぁと思って。
  なんか、広場があって、じゃあ ここ どうしようか? っていうのではなくて、
  ほんとに はじめ、なんかこう、テントみたいな いいのを置いて、みんなで作りながら、
  自由に みんなが、こう、勝手に来て泊れたりとか、そういうの作りたいなあっつって。
  入ってくれます? 村長 なってくれます? 譲りますよ(笑)」
箭内さん
  「や、村長、だって、村長いるじゃない、岡田村長が。」
岡田くん
  「譲りますよ。」
箭内さん
  「いや、オレは、あの、うん・・・でも、住民票は、そこに移すわ。」
岡田くん
  「(笑)土日とか、来ます?」
箭内さん
  「行く、行く。」
岡田くん
  「勝手に使っていい みたいな。」
箭内さん
  「行く、行く。 いい。 すごい いいですね。」
岡田くん
  「ほんとですか? もう、これの話をすると、二手に分かれるんですよ。
  『バカか!』 って言う人と 『面白い!』 って言う人と。」
箭内さん
  「うん、面白い。」
岡田くん
  「ほんとですか?」
箭内さん
  「いや、二手というか、オレ、バカか! とも思いつつ、面白いとも思ってるわけ。」
岡田くん
  「アハハハハ!」
箭内さん
  「面白いことっていうのは、だいたい、バカか! っていうことだからね。」
岡田くん
  「なんかねえ、この話するとね、大抵の人が、
  『なに考えてるの?』 ていうのと 『面白い! 参加したい』 とか・・・」
箭内さん
  「それさあ、まあ、岡田くんて・・・」
岡田くん
  「これ、どっちだと思います?」
箭内さん
  「(笑)」
岡田くん
  「これ、どうなんだろう。」
箭内さん
  「常にさ、あの、そういう中で 生きて来てるでしょ、岡田くんて。」
岡田くん
  「はいはいはい。」
箭内さん
  「だいたい、バカか? って思われてるようなこと やってるじゃない?」
岡田くん
  「はいはい。」
箭内さん
  「で、面白いっていう。 その比率って どのぐらいなの?」
岡田くん
  「なにがですか?」
箭内さん
  「バカか? って思う人と、面白いって言う人の、岡田くんの行動に対して、常に。」
岡田くん
  「6・4」
箭内さん
  「6・4(笑)結構、亀甲してるね。」
岡田くん
  「結構、亀甲ですけどね。」
箭内さん
  「面白いが 4 いるんだ。 いいかんじじゃないですか。」
岡田くん
  「うんうん。 面白い 4、バカか 6 とか・・・あ、でも、8・2 ぐらいかなあ・・・」
箭内さん
  「アハハハハ! 7・3 飛び越して、いきなり 8・2 行くんだ。」
岡田くん
  「8・2 ぐらいかな。 『なに考えてんの!?』 って言われることは、多いですね。」
箭内さん
  「でも、それ言われると、なんかこう、勇気100倍にならない?
  『なに考えてんの?』 って言われるの、スゲー大好き。」
岡田くん
  「そうですよねえ。」
箭内さん
  「 『意味わかんないよ!』 とかって言われると、よし! 絶対やれる みたいな、
  そういう気持ちになる。」
岡田くん
  「(笑) 逆にね、面白いと思われるかもしれないっていうことですからね。
  箭内さんは、やりたいこと ないんですか?」
箭内さん
  「いや、オレはねぇ・・・いや、オレ、でも、いま 話ししてたら、
  また、乗っかってて あれなんだけど、
  何か かわいいものが、銀座でも六本木でも、
  割と、大きさ 大きくて、歩くってのは やりたいなぁと思う。」
岡田くん
  「なんか、やりたいんですよね。 銀座で・・・」
箭内さん
  「なにか 配りたいな、そんで。 美味しいものとか。」
岡田くん
  「(笑)」
箭内さん
  「きれいな花とか・・・(笑)」
岡田くん
  「(笑)そうですよね。 なんか 優しいね。 ジャイアントロボみたいな・・・
箭内さん
  「そうそうそう。」
岡田くん
  「そうですよね。 薔薇の花を、こう、あやつって渡して行くみたいな。」
箭内さん
  「そうそう。 なんか、ジャイアントロボみたいなの、いいなあ。 10メーターぐらい?
  で、銀座 歩ってたら。 うん・・・」
岡田くん
  「銀座 歩いて・・・」
箭内さん
  「だから、いつもと違う風景になることによって、
  いつもの銀座を、もっと みんなが、見直したり 意識したりするし。」
岡田くん
  「そう。 しかも、発表せず やりたいんですよ。」
箭内さん
  「絶対、それでしょう。」
岡田くん
  「全く 『やるよ、この日に!』 って言わないで、急に現れるみたいなのが いいんですよね。」
箭内さん
  「うん。 いい、いい・・・」
岡田くん
  「なんか、突然 現われた みたいな。」
箭内さん
  「いい。 うん・・・」
岡田くん
  「そういうのが、やりたいんですけどねぇ。」
箭内さん
  「やる! オレ、それ やる!」
岡田くん
  「(笑)やります?」
箭内さん
  「なんかさ、あとさ、虹とかって 出せねえのかね?」
岡田くん
  「虹は 出せんじゃないですか?」
箭内さん
  「スゲー巨大なやつよ。 六本木から銀座に、こう、またがってる虹。
  『今日、出してみるか!』 みたいな。 岡田くんと オレで。」
岡田くん
  「だから、もしかしたらね、この、聴いてくれてる リスナーのみなさんが、
  どっかで、虹 見たら、僕たちが出してるって・・・」
箭内さん
  「そう、そう(笑)」


(曲)
ROLLING STONES 『SHE'S A RAINBOW』
サタニック・マジェスティーズ



(対談が終わって、岡田くんの感想)

「さあ、ということで、箭内さんと お話をさせていただきました。
いやあ やっぱりね、面白いね、えーと、言葉悪いですけど、面白いオッサンですよ。
ああいうオッサン、なりたいんですよね。
ああいうねえ、なんていうのかなー、自由な つったら変ですけど、なんか、
空っぽでいれる人って いないんですよ、やっぱり。
とか、やっぱこう 自分が、20後半ですけど、まあ、
上の世代で おっもしろいなーって思う人って、いっぱいいて、
その人達にねえ、面白いなあって思われたいと思いながら、ずうっと 20代、続けて来てたので、
なんとかねえ、こう ほんとに、面白いオッサン なりたいなあって、ずうっと思いますけどね。

実際、出来ればいいですよね。 なんか、大きいもの作って。
あのー、ここで 面白かったねって言うのではなくて、形になって、
『ラジオから始まった企画です』 みたいな。
“J-WAVE” って載せてね。 儲けちゃえばいいじゃないですか。
ハハハ! そんなこと言ったら・・・(笑)
なんか、はじめて、おっきいのをね、なんか、作って やれたり。
ま、別のことになるかもしんないですけどね、
なんか一緒にね、やりたいなぁと思える人なんですよ、箭内さんて。
だから、いろんなとこにね、呼ばれるんだろうし。

自分もそういう人でありたいなあって、すごく思うんですよね。
なんか、アイツとやりたいなーとか、なんか やりてーなぁとかって思われるかんじに、
なりたいなあって思っていて。

うーん。 僕も 空っぽにね・・・
でも、ダメですよ。 いろいろ 知識を経験して、歳を経て空っぽにね、
なりたいなあって、すごく思います。」


(曲)
BRUCE SPRINGSTEEN 『BORN TO RUN』
Born to Run



(箭内さんからの コメント)

「やっぱ、企画っていうのは、実現させなきゃ 企画じゃないんですよ。
企画が 企画のままで終わったら、絶対 つまんないので、
『ほんとに やったんだ!』 っていうふうに、絶対、このラジオ聴いてる人に思わせたいというか。
そして、このラジオ 聴いてる人も、これを 実現させる一員に巻き込んで行きたいなぁと、
今日、思いました。」



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Growing Reed

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一般のリスナーですが、
素晴らしい番組内容を残したくて
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