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2009/05/03 on air 「コーヒーの真実を教えてください」                   (guest) 川島良彰さん


コーヒーハンター―幻のブルボン・ポワントゥ復活



コーヒーハンター―幻のブルボン・ポワントゥ復活


川島 良彰



(オープニング)

「こんばんは、岡田准一です。 今夜も始まりました 『Growing Reed』
この番組では、毎週一つのテーマの専門家をお呼びして、徹底的に質問。
番組の終わりには “考える葦” として、
僕も、みなさんと一緒に、成長したいと思います。

えー、今日は、ラジオの前のみなさんに、香りをお届けできないのが 非常に残念です。
今日のゲストの方は、コーヒーのスペシャリストなんですねー。

もう僕、実は、コーヒーは大好きで、
ブラックで頂きたいというね、こだわりのコーヒー好きというか。
ま、缶コーヒーは、ブラックではないですけど。
いつもコーヒーを、なにかしら、食後には コーヒーを飲みたいタイプでしてね、
今日は、ほんとに楽しみなんですけども。

今日は、なんと、この場で豆を挽いて、コーヒーを作っていただけるということで、
ほんとに楽しみですね。
なんと、幻のコーヒー豆が出て来るかもしれないというね、情報まで手に入ってますから。
幻ですよ。 これは見逃せないと思いますけどね。
  
えー、そんな、コーヒーを飲ませて下さる今夜のゲストは、
日本サスティナブル・コーヒー協会理事の 川島良彰さんです。
川島さんは、なんと、コーヒーの焙煎をやっている家に生まれ、
18歳で、中米エルサルバドルに留学。
現地の、国立コーヒー研究所で、栽培技術を学んだ後、
25歳で、日本の UCC上島珈琲に就職。
退職後は、自然環境や、生産者の生活、人権、教育を守りながら コーヒーの栽培を続ける、
サスティナブル・コーヒーを、日本に広める活動を続けてらっしゃいます。
まさに “コーヒーのスペシャリスト” と呼ぶにふさわしい川島さんに、
『コーヒーの真実を教えてください』 というテーマで、お話をお聞きします。

J-WAVE 『Growing Reed』
新しい一週間、最初の60分。 ぜひ、一緒にお付き合いください。」


(曲)
NATALIE COLE 『COFFEE TIME』 
Still Unforgettable






(カラン・・・カチャカチャ・・・コーヒーを淹れる準備の音がするなか、
川島さんと、川島さんの女性スタッフの方との会話)

川島さん
  「これ、開栓用?」
スタッフの方
  「はい。」
川島さん
  「どっち 開けようか。 両方とも、開けていいの?」
スタッフの方
  「大丈夫です。」
川島さん
  「はい。」
岡田くん
  「そろそろ、これ、準備は いいかんじですかね?」
川島さん
  「あっ、もう大丈夫ですよ。」
岡田くん
  「ほんとですか。
  川島さん、実は、もう回ってるんですよ。」
川島さん
  「あ、そうですか(笑)」
岡田くん 
  「アハハハ! 実は、もう回ってまして。
  今日は、極上のコーヒーを頂けるということで。」
川島さん
  「いやもう、かつてない、世界基準の・・・」
岡田くん
  「ほんとですか!」
川島さん
  「もう、ぜったいに喜んでいただけます。」
岡田くん
  「僕は、実は、コーヒーには ものすごい うるさい男でして。」
川島さん
  「そういう人、大好きです(笑)」
岡田くん  
  「アハハハ! 実は、うるさいんですよ。 コーヒー大好きなので。
  しかも、あの、普通はブラックでしか飲まないっていう、
  ほんとの 豆の良さを味わいたいという、こだわりの男なので。」
川島さん
  「うちの店には、ミルクも砂糖も、置いておりません。」
岡田くん
  「おっ! そうですよね。」
川島さん
  「はい(笑)」
岡田くん 
  「早速、そのコーヒーを淹れていただいて よろしいでしょうか。」
川島さん
  「あっ、では、いきましょうか。」
岡田くん
  「はい。」
川島さん
  「じゃ、最初に、グァテマラのサン・サンセバスチャン農園。」
岡田くん
  「はい。 サンセバスチャン。」
川島さん
  「この農園は、1890年に、
  サルバドール・ファジャという スペインからの移住者が作った農園で、
  ですから、120年ほど前に なりますね。」
岡田くん
  「へーえ。」
川島さん
  「この農園を 僕が見つけたのが、ちょうど今から20年前、1989年に見つけまして、
  日本に初めて紹介したんですけど、
  あまりの品質の良さに、僕は 驚きまして。
  ですから、いま、結構、グァテマラ・コーヒー好きの方の中では、
  サンセバスチャンといえば、非常に有名な農園です。」
岡田くん
  「サンセバスチャン・・・
  その。 なんていうんですか、その瓶に入っているじゃないですか。」
川島さん
  「はい。」
岡田くん
  「その、シャンパンの瓶ですよね、それ。」
川島さん
  「そうです。」
岡田くん
  「それがなんかもう、おしゃれ過ぎますよね。
  なんで、瓶にしたんですか?」
川島さん
  「これは、焙煎したコーヒーを保存する、最高の方法です。」
岡田くん
  「あー。 そういうのは、コーヒーが発酵したりするからですか?」
川島さん
  「いや、そうじゃなくて、
  コーヒーというのは、焙煎した後に、二酸化炭素を出すんですよ。」
岡田くん
  「二酸化炭素を出す。」
川島さん
  「だから、通常よく買われるコーヒーっていうのは、
   ワンウェイバルブ というのが付いていて、中に溜まったガスを 外に出して、
  で、外の空気が入らないから、酸化させないという考え方なんですね。」
岡田くん
  「はい、はい。」
川島さん
  「ところが、あのバルブが無いと、
  結局、袋がパンパンになって、爆ぜてしまうわけです。」
岡田くん
  「うん。」
川島さん
  「ところが、ガスが出るときに、香気成分も 連れて出してしまうので。」
岡田くん
  「はぁー。」
川島さん
  「僕が、今回、4カ国 6農園の生産者と、世界最高基準のコーヒーを作りましたから、 
  これを、最後の最後まで、お客様に、最高の状態で届けるのに、すごく苦労したんです。」
岡田くん
  「うん、うん。」
川島さん
  「で、考えたのが、その、二酸化炭素に耐えられるような、
  コーヒー自体が出した、二酸化炭素に耐えられるような容れ物に入れれば、
  コーヒーのガスが充満して、コーヒーの豆に加圧をして、
  アロマを閉じ込めるんじゃないか、という仮説を立てたんです。」
岡田くん
  「うん、うん。」
川島さん
  「それで、実験したのは、最初、普通の ジュースのペットボトルに入れたんですけど、
  変形しちゃうんですよ。 そのぐらい、ガスが強いんです。」
岡田くん
  「結構、出るんですね、ガスが。」
川島さん
  「そうですね。
  で、次に炭酸系のペットボトルに入れたら、見事に 品質が保てたんですけど、
  やっぱり、寂しいじゃないですか、ペットボトルに、コーヒーが入ってるっていうの。」
岡田くん
  「そうですね。」
川島さん
  「で、行き着いたのが、この シャンパンボトル。」
岡田くん
  「はあー!」
川島さん
  「ところが、そこで大きなハードルがあったんですけど、
  シャンパンボトルって、日本で作ってないんですよ。」
岡田くん
  「はー、そうですよね。 海外まで行って・・・」
川島さん
  「いや、それで、たまたま、日本に瓶を輸入している会社を見つけて、
  何本か分けてくれっつったら、相手にしてくれなかったんですよ。」
岡田くん
  「はい。」
川島さん
  「ところが、コーヒーを詰めるって話をしたら、面白がって、手伝ってくれまして。」
岡田くん
  「へぇー。」
川島さん
  「で、実験したところ、やっぱり、最高の保存方法でした。」
岡田くん
  「はあー!
  じゃあ、デザインで決めたわけじゃなくて、」
川島さん
  「そうなんです。」
岡田くん
  「もう、最高の保存方法が これだったっていう。」
川島さん
  「これが、加圧包装という方法で、
  コーヒーで利用して加圧包装をしているのは、ウチだけです。」
岡田くん
  「はーぁ。 そこまで・・・すごい。」
川島さん
  「開けましょうか?」
岡田くん  
  「あ、開けてください。」
川島さん
  「行きますよ。」
岡田くん
  「はい。」
(ポンッ! シャンパンボトルの、栓を抜く音)
岡田くん
  「うわぁ。 いい音しましたね、シャンパンみたいな。 匂い嗅いでいいですか?
  おぉー! いい匂い!!
  これは、相当いい豆じゃないですか!」
川島さん
  「もちろん。 豆は、最高級です。」
岡田くん
  「香りが、すごいですね。   
  こんだけで幸せになる 匂いですが(笑)」
川島さん
  「ありがとうございます。」
岡田くん
  「こんなに閉じこもってると・・・
  すごいですね、でも、ちゃんと日付まで書いていて。」
川島さん
  「あ、もう、焙煎日も、全部入ってます。」
岡田くん
  「こんなに、やっぱ、二酸化炭素というか、香りというか、
  アロマが閉じこもっているっていうことですよね。 これで、味が・・・
  僕、うるさいですからね。」
川島さん
  「あぁ(笑)」
岡田くん
  「アハハハ! ここまでして、あれですよ。 こう、なんだろう。
  僕、申し訳ないですけど、まだですね、
  まだ、コーヒーの、最大限の違いってのを、わかってないと思うんですよ。」
川島さん
  「うーん。」
岡田くん
  「コーヒーの、最高に美味しいって、どんなんだろう?って、まだ思っていて。
  これ、今日、ちょっと 味わえるかな。」
川島さん
  「まあ、口で言うよりも、ぜひ、飲んでみて下さい。」
岡田くん
  「はい、わかりました。
  目の前で、淹れていただいて。 お願いします。」
(コーヒー豆を挽く音)
岡田くん
  「おっ! 粉(豆?)を入れて・・・
  いや、いい匂い! いい匂い。 これ、いま。
  これ、いま、挽いてる状態ですよね。
  匂いが広がりますねえ。 すごい、いい匂いですよ。
  これ、ラジオで伝わんないのが残念。
(豆を挽く音が止む)
  残念だなあ。
  びっくりするぐらい、いい匂いですよ。 なんだろう、なんかこう、
  摘んだ実を、潰して、嗅いでるみたいな・・・」


(曲)
SERGIO MENDES AND BRASIL '66 『GOING OUT OF MY HEAD』
マシュ・ケ・ナーダ





川島さん
  「コーヒーって、農産物なんですよね。
  ところが、日本の、いまのコーヒーっていうのは、もう、
  職人技の焙煎とか、遠赤外線焙煎とか、
  まあ、抽出にしても、すごい細かいことを いっぱい言うじゃないですか。」
岡田くん
  「うんうん。」
川島さん
  「で、まあ、巷に行けば、自動販売機で お金入れさえするば、
  ボコッと、コーヒーが出て来る。
  そういうところも みんな、ダブルドリップだとか、そういう、
  すごく、小手先の話ばっかりなんですよね。
  だから、ま、業界の人も そうなんですけど、
  一般消費者の方達が、割と、コーヒーを工業製品みたいに思ってらっしゃいますけど、
  やっぱりこれは、農産物ですから。
  まあ、ですから、農産物だと思えば、扱い方も、当然 変わって来ますよね。」
岡田くん
  「生っぽいんですよね。 匂いが。」
川島さん
  「そうなんです。」
岡田くん
  「その場で、生えてる実を、噛んで潰してるみたいな・・・」
川島さん
  「何故かっていうと、この元麻布に、世界で初めての コーヒーセラーを作りまして、
  生豆の管理を、きちっとしてるからなんです。」
岡田くん
  「はぁー。」
川島さん
  「18度で。 年間通して、18度で。」
岡田くん
  「ちゃんと、セラー、ワインセラーみたいなのを、作ってるってことですよね。」
川島さん
  「そうです。」
岡田くん
  「コーヒーセラー。」
川島さん
  「コーヒーセラーです。」
岡田くん
  「世界に、ありますか? それ。」
川島さん
  「(笑)うちだけです。」
岡田くん
  「(笑)一個だけですよね。 聞いたことないですもん。 コーヒーセラーって。」
川島さん
  「やっぱり、いいコーヒー。
  例えば、その、農産物ですから、大体、日本の梅雨、7月8月の高温多湿な夏。
  この3か月で、 6,7,8月で、
  コーヒーってのは、目に見えて 劣化するんですよ。」
岡田くん
  「はぁー。」
川島さん
  「で、いいコーヒーほど、劣化か激しいです。
  何故かっていうと、失うものが それだけ多いですから。
  ところが、一般的には、麻袋に入れたまま、倉庫に入れてますよね。
  麻袋って、匂いが すごい強いんですよ。
  で、油が すごい含んでますから、匂いが移るし。」
岡田くん
  「付いちゃいますよね、コーヒー自体に。」
川島さん
  「で、もう、通気性が、すごくいいですから、
  湿度の影響も、受けやすい。 温度の影響も、受けやすい。」
岡田くん
  「輸入する段階で、いろいろ、変わって来ちゃうってことですよね。」
川島さん
  「そうです。
  大体、日本に来るまでの間に、赤道を越える間、船の中、コンテナの中って、
  60度以上になりますから、そこで、劣化しちゃいます。」
岡田くん
  「あー。
  じゃ、本物のコーヒーってのを、僕等は味わってないっていうことですか。」
川島さん
  「そうです。
  このコーヒーは、全部、空輸しました。」
岡田くん
  「ここで、今夜、味わえちゃう・・・
  次の過程に、お願いします。
  あっ、お湯を。 これ、何度ですか?」
(お湯を注ぐ音)
川島さん
  「いま、これ、沸騰させましたけど、
  ちょっと、ポットに移して、少し時間を置いて、
  大体85度から90度ぐらいにして、淹れます。」
岡田くん
  「“美味しいコーヒー90度”って言いますもんね。」
川島さん
  「(笑)」
岡田くん
  「僕、セリフで言ったことあります。」
川島さん
  「ああ、そうですか!」
岡田くん
  「はい。 アハハハ!
  僕ねえ、何故か、コーヒー好きな役が多いんですよ。」
川島さん
  「ああ、いいじゃないですか。」
岡田くん
  「なんかねえ、コーヒー好きな・・・今度、映画も やってるんですけど。」
川島さん
  「あ、そうですか。」
岡田くん
  「5月に公開される。
  もう、ずっと コーヒー豆を挽いてる、」
川島さん
  「えっ!」
岡田くん
  「(笑)役なんです。 偶然にも。」
川島さん
  「あっ、そうですかぁ。」
岡田くん
  「ずっと、コーヒーを、家で、たいていて、
  おとなりさんが、そのコーヒーを挽く音が、すごく心地いい、みたいな。」
川島さん
  「ふぅーん・・・」
岡田くん
  「『おと・な・り』っていう映画なんですけど(笑)」
川島さん
  「あ、そうですか(笑)」
岡田くん
  「ちょっとしたね、宣伝も入れつつ。 アハハハ!
  いい匂い! これ、でもね、感じてもらいたい。
  なんか、毛穴から汗が出る、こう、なんていうか、
  本物を嗅いでるなっていう、匂いですね。」
川島さん
  「じゃ、いまから 抽出で、まず 蒸らしますから、30秒ほど。
  この時に、見ていただきたいのは、膨らみです。」
岡田くん
  「ドリップね。 ああ、細かい・・・」
川島さん
  「この、膨らみを見てください。」
岡田くん
  「おっ! すごい! 何ていうんだろう。 泡みたい。
  泡みたいに、こう、ポワーンて。 お湯を、粉の上に注いだ段階で、モワァーって。
  泡みたいに膨らむんですね。」
川島さん
  「これ、よく、うちのお客さん達は 『マグマのようだ』 と(笑)」
岡田くん
  「マグマみたいです。 ほんと、マグマみたいですけど。」
川島さん
  「これはもう、シャンパンボトルに入れた成果ですね。」
岡田くん
  「こんなに違うってことですね。」
川島さん
  「ぜんぜん違います。」
岡田くん
  「わぁ、いい匂い!
  うわぁ、いい匂い! ちょっと、テンション上がるな これ。
  コーヒーで、こんなテンション上がるとは思わなかったな・・・
  うわっ、すごい! マグマみたい。 また、お湯 注ぐと。」
川島さん
  「というのは、一粒づつ。
  挽いた後も、一粒づつの、コーヒーのかけらに、炭酸ガスが十分 詰まってますから、
  だから、こんなに泡が立つんです。」
岡田くん
  「これ、炭酸ガスが 詰まってるんですか。」
川島さん
  「はい。」
(ドリッパーから、コーヒーが落ちる音)
岡田くん
  「すっごい、いい匂い。 これ、嗅いでもらいたいスね!」
川島さん
  「いやもう、ぜひ。」
岡田くん
  「すーっごい、いいなあ。 コーヒー・・・」
(カップに、コーヒーを注ぐ音)
岡田くん
  「あっ! そして、ようやく一杯目が。
  これは、頂いていいんですか?」
川島さん
  「どうぞ、どうぞ。」
岡田くん
  「これねえ、まずね、色が違う。 なんでだろ?
  コーヒーの色っていうよりも、なんなんだろうな・・・
  薄めとは、また違うんですよね。 なんかね、琥珀色じゃないけど、なんていうのかな。
  何色っていうんですかね?」
川島さん
  「いわゆる、こう、澱んだ色じゃないですから。」
岡田くん
  「澱んでない、そうそう。 クリアな。 相当、クリアな色ですけど。
  これ じゃあ、いただきます。
(コクン、コクン・・・岡田くんが、コーヒーを飲む音)
  おー! 美味い。(笑)
  こーれは、なんだろうなあ!
  朝、飲みたいなー!
(コクン・・・)
  これは、全然 違うわ!」


(曲)
SEU JORGE 『BURGUESINHA』
America Brasil O Disco





岡田くん
  「こーれは、どこ産でしたっけ?」
川島さん
  「グアテマラです。」
岡田くん
  「グアテマラ。 グアテマラ、行ったみたい! アハハハ! わっかんない。」
川島さん
  「グアテマラのアンティグアの。 これは、酸味のコーヒーなんです。
  でも、たぶん、いままで知ってらっしゃる酸味とは違うと思います。」
岡田くん
  「酸味。 違いますね。 その、なんだろう、コクと、苦みと・・・」
川島さん
  「ボディーが、ありますから。」
岡田くん
  「ボディーがある。 そう、ボディーがある。
  (笑)“ボディーがある”って、コーヒーで、使ったことないですけど、
  ボディーがありますね。」
川島さん
  「もう一つの特徴としては、甘味を、後から感じていただけるんじゃないかと。」
岡田くん
  「うん、うん。」
川島さん
  「やっぱり、うちのコーヒーの特徴は、最初は、すごくスムーズで、
  飲んだ後のアフターテイストで、酸味と甘みを感じていただけます。」
岡田くん
  「なんかねえ、こうね、極上なかんじですよね。
  なんだろう、宮殿にいるみたいな。 わかんない(笑)なんていうか。
  コーヒーひとつで、まわりの場所が変わるみたいな。」
川島さん
  「お客様の中には、
  『とんでもない美味しいお水を飲んだような気持ちだ』って言われましたけど(笑)」
岡田くん
  「あー・・・コーヒーと、違いますよね。
  コーヒーなんだけど、いままで飲んでたコーヒーとは、ぜんぜん違う。」
川島さん
  「これが、本当のコーヒーの味です。 ですから、特に、僕は、
  運悪く、生まれて初めて、とんでもない不味いコーヒーを飲んでしまって、
  コーヒーが嫌いになった方には、ぜひ、飲んでいただきたいんです。
  “これがコーヒーの味だ”っていうことをね。」
岡田くん
  「なんか抜けるのかなあ、なんか、スーって。 風。 風が抜けるみたいな。
  そんなかに、コクと、渋さと、甘さと・・・
  なんか、口の中だけじゃなくて、体に広がるみたいなかんじですよね。」
川島さん
  「そうですね。 それと、もう一つ、雑味が無いことが、お気づきかと思います。」
岡田くん
  「純度が高いっていうのかな。」
川島さん
  「よく、コーヒー飲んだ後に、えぐ味が残るやつがありますよね。
  これ、なんで雑味が無いかって言いますと、100パーセント完熟豆しか使ってないんです。
  コーヒーの収穫って、大体、100日ぐらいあるんですけど、
  このコーヒーは、その中のピーク。
  収穫のピークの中の、さらに3日間だけで積んだコーヒーなんです。」
岡田くん
  「うーん。」
川島さん
  「一番、密度の高いところだけを、穫ってきましたから。」
岡田くん
  「すっごいなあ。 こーれは・・・」


(曲)
ALL SAINTS 『BLACK COFFEE』
Saints & Sinners





岡田くん
  「プロフィールを。 川島さんのプロフィールを見してもらってて、こんな・・・
  なんで、そんな、
  コーヒーに はまったというか。」
川島さん
  「(笑)はまったのですか?」
岡田くん
  「はい。」
川島さん
  「僕、実家が、静岡の焙煎屋でして。
  長男で生まれて、物心ついたときから、周りは全部、コーヒーばかりでしたから、
  遊び場も、コーヒーの麻袋が積んであるところで 遊んでいまして。
  そういう環境で、世界中から来る コーヒーの袋を見ながら、
  いつか、産地に行ってみたい とは、ずっと思ってたんですね。
  で、高校出たときに、ちょうど、大学行く予定だったんですけど、
  ほんと運良く、父の知り合いが、サルバドルの偉い人だったので、
  で、向こうの大学に入ることになりまして、
  ただ、僕は、コーヒーの勉強したかったから、
  どうせ、家を継ぐなら、栽培から勉強したかったんです。」
岡田くん
  「はぁー。」
川島さん
  「その当時、コーヒー屋の息子っていうのは、カップテイスターっていう、
  いわゆる、ワインでいうと、ソムリエですよね。  
  そちらに行く人達が、ちらほら出始めた頃だったんですけど、
  僕は、それよりも まだ先の、栽培からやりたくって。
  でも、エルサルバドルって、遠いですから。 当時、今よりも、行くの大変でしたから。
  向こうに行ってしまえば、親の目が届かないんで、
  一応、大学に入るってかたちで行って、
  で、向こうの研究所に、押掛け学生として入りまして。」
岡田くん
  「はー。 でも、この味は知らないわけですよね、まだ。」
川島さん
  「いや、そのときは もう、ほんとに、ただ単に、栽培の勉強だけに行きましたから。
  で、将来は、静岡の実家を継ぐつもりで、コーヒーの栽培の勉強をしたんですけど、
  実際に、栽培の勉強を始めたら、面白くて面白くて(笑)」
岡田くん  
  「へーぇ。 どういうとこが、面白かったんですか?」
川島さん
  「やっぱり、まず、こんな風にコーヒーが出来てるかさえも知らなかったじゃないですか。
  で、それを、面白かったって、もう一つ良かった点は、
  僕が行った研究所ってのは、その当時、世界三大研究所と言われた・・・」
岡田くん
  「コーヒーの中での。」
川島さん
  「はい、ブラジル、コロンビア、エルサルバドルが、一番、研究が進んでたわけですよ。
  で、全然そんなこと 知らないで、そこに飛び込んでって、
  所長室に行って『コーヒーの勉強をさしてくれ』っつったら、追い出されまして。
  で、ひと月間、所長室に座り込んで、所長がついに諦めて。」
岡田くん
  「映画みたいじゃないですか。」
川島さん
  「で、ついに諦めて、僕を部屋に呼んでくれて、
  電話取って、若手の農学博士を呼んで来て、
  『この日本人のために、2年間のカリキュラムを作れ』っつって、
  僕は、その国立研究所、最初で最後の学生として、受け入れられまして。」
岡田くん
  「はあー。」
川島さん
  「だから、マンツーマンで、2年間、びっしり教えてもらえたんです(笑)
  だから、そこで もうすっかり没頭しちゃいまして、
  で、もう、こっちで生きようって、決めたんです。」
岡田くん
  「はあー・・・」
川島さん
  「でも、残念ながら、その後、エルサルバトル、何戦が始まっちゃいまして、
  僕の身元引受人だった 向こうの偉い人も、暗殺されちゃったり。」
岡田くん
  「じゃあ、どういう状況だったんですか。 中南米ですよね?」
川島さん
  「そうです、そうです。」
岡田くん
  「内戦が起こった時に、ずっとそこにいて・・・」
川島さん
  「そのまま いました。
  2年間のカリキュラムが終わってからは、
  研究員として、受け入れてもらいまして。」
岡田くん
  「はぁー・・・じゃあ、銃弾の飛び交う中、コーヒー豆を守ったりとか。」
川島さん
  「研究してました。
  そんときは、僕は、最後の、コーヒーの病気の研究のチームに入ってまして、
  あんときは、だから、地方、どんどん どんどん、山がゲリラに占領されてって、
  僕の実験区は、結構、地方だったんですけど、
  そこに、朝、チームと一緒に出る時、僕だけ 所長に呼ばれて、会議に出ろって言われて、
  で、僕、行かなかったんです。
  行ったのは、国立の研究所ですから、車も、国のナンバーじゃないですか。」
岡田くん
  「はい。」
川島さん
  「行った連中が、全部 ゲリラに捕まっちゃいまして、国の車だから 焼かれて、
  みんな、サルバドル人でしたから、戦争税を取られて。
  戦争税っていうのは、要は『我々の革命のために寄付してくれ』って、
  みんな お金を取られるわけですけど、それでまあ、開放されたんですけど、
  もし、僕が行ってたら、絶対、外国人ですから、人質になっちゃったし。
  ていうことで、それから、所長が、外へ出してくれなくなっちゃいまして。」
岡田くん
  「うーん。 じゃあ、その中で、コーヒー豆を。
  じゃあ、銃弾 飛び交う中、
  コーヒー豆を採取してたりとかっていうことを、してたわけですか?」
川島さん
  「はい。 僕、機関銃で撃たれたことありますよ。」
岡田くん
  「アハハ! そういう状況で、帰ろうとは思わなかったですか?」
川島さん
  「全然、思わなかったんですけど、
  いよいよ、首都大攻防戦がありまして、70時間の市街戦があったんですよ。
  その、ちょっと前に、革命が起きましたし、いよいよ危なくなったんで、
  1981年に、ロサンゼルスに疎開しまして、
  で、ロスで、タコス屋でタコス焼いてたんですけどね(笑)」
岡田くん
  「ハハ! 相当、面白い人生ですよね。 相当、面白いじゃないですか。」
川島さん
  「そのとき、サルバドル 帰るつもりでしたから。
  日本に戻っちゃったら、もう、親に捕まって、出れなくなっちゃうんで(笑)」
岡田くん
  「いやいや(笑)そういう話じゃないですよね。
  そこまでして、コーヒーに、なんだろう、懸けた人生じゃないですか。」
川島さん
  「はい。」
岡田くん
  「何があったんですか? コーヒーで。」
川島さん
  「そのときは、やっぱり、まだ多分 あの当時は、
  研究所の生活と勉強が、面白くてしょうがなかったし、
  また、ラテンの国が、僕に ピッタシだったんですよね。」
岡田くん
  「ほー。」
川島さん
  「もう、小学生ぐらいから、僕、ラテン音楽が好きで、ラテンばっか聴いてましたし、
  で、行ってみたら、やっぱり、もう 僕の肌にピッタシ合う人達で(笑)
  でもう、すっかり僕は、『お前は、サルバドル人だ』とまで言われましたから(笑)」
岡田くん
  「認められて。」
川島さん
  「はい。」
岡田くん
  「へぇー。
  いや、あの・・・何故、じゃあ、日本に帰るっていう気になったんですか?」
川島さん
  「いや、帰るって言ったのは、だから、
  タコス屋で働いてるときに、日本のコーヒー会社が。
  その当時、誰も、焙煎屋さんが農園を持つなんてこと、
  考えることがなかった時代なんですけど、
  そこの会社が、ジャマイカのブルーマウンテン農園の開発をしたいので、
  ところが その、社内に、栽培がわかる人間がいないからってことで、
  創業者が、ロスまで、僕に会いに来まして、
  『うちの会社 入って、ジャマイカに行って、農園開発やってくれないか』
  って言われて。」
岡田くん
  「うーん。」
川島さん
  「でも、一旦断ったんですけどね。 僕、サルバドル 帰りたかったんで。
  ところがね、一旦帰ったんですけども、内戦が、もっと酷くなってしまっていて、
  僕の恩師も、国を出てしまっていましたから、
  で、その、日本の会社に、お世話になることになって。」
岡田くん
  「うんうん。」
川島さん
  「で、たぶん、その時に言ったのは、
  『僕は、栽培の勉強してたけど、農園経営の勉強してませんから、
   いきなり、農園 任されても自信がない』っつったんですけど、
  その、創業者は、関西の人で、
  『お前、コーヒー育てること知ってんだから、わしより マシやないか』
  って言われて(笑)」
岡田くん
  「『大丈夫やろ!』つって。」
川島さん
  「で、行って いきなり3つ、農園を買ったんですよ、会社が。
  で、1000エーカーの農園開発をやることになって。」
岡田くん
  「ほぉ・・・」
川島さん
  「そこで、ジャマイカで農園を覚えたんですけどね。」
岡田くん
  「それで。」
川島さん
  「で、その後、ハワイ 転勤になって、ハワイ・コナの開発やって、
  その間に、インドネシアの開発やって、
  あと、アフリカで 絶滅種の発見とか、また、コーヒー産業の復興をさせたり、
  っていう事を、ずうっとやって来まして、  
  2003年に、入社して初めて、本社勤務になったんです。
  

(曲)
BITTER:SWEET 『TROUBLE』
Drama





岡田くん
  「なんか、世界のコーヒーを、たくさん調べたんですか?
  “幻のブルボン・ポワントゥの復活” とか。
   『コーヒーハンター』っていう本を、出されてますけど。」
川島さん
  「それは、いまから300年前に、インド洋のレユニオン島。
  当時、ブルボン島っつったんですけど、ブルボン王朝の時代。
  フランスの植民地だったんですけどね。
  そこに、エチオピアから行った ティピカっていう品種が、
  その島で 突然変異を起こしまして、ブルボン種って出来たんですよ。」
岡田くん
  「はい。」
川島さん
  「いま飲んでいただいたのが、ブルボン種です。 グァテマラの。」
岡田くん
  「あー。 じゃあ、いま、幻の 飲んでたんだ・・・」
川島さん
  「いや。 ところが、ブルボン種で、普通のブルボンと もう一つ、
  ブルボン・ポワントゥという、この細長い、この豆。
  これは、カフェインが半分しか無いうえに、非常に甘味の強い、
  すごくいいコーヒーだったんですけど、生産性が低かったために。
  当時、やっぱり、品質よりも量でしたから、
  いつの間にか、誰も植えなくなってしまって、無くなってしまったんです。
  だから、その品種が出来たのは、1700年代の初めぐらい。
  で、もう途中で、もう無くなってしまって。
  1999年、ちょうど10年前です。。
  僕、その島まで、その木を探しに行ったんですよ。」
岡田くん
  「はい。」
川島さん
  「ところが、もう今、フランスの海外県になってしまっていますから、
  もう植民地じゃなくて、
  近代的な、ほんとに、南仏のリゾートみたいなかんじのところですから。
  そこで、『コーヒー探しに来たんだ』っつったら、みんなに笑われまして。
  『コーヒーなんか、ないよ』って言われて。
  もう、ほんとに、コーヒー産業、無くなっちゃったんですよ。
  で、もう、諦めて、帰ろうとしたんですけど、最後に、どうしても諦めきれずに、
  レユニオン県庁の農政局長まで会いに行って、
  実は、こういう目的で来たんだって話をしたら。
  その、生い立ちも全部、コーヒーの植物学的な説明も全部したところ、
  局長が、すごい興奮して。
  で、その島自体が、フランスの海外県ですけど、
  失業率31パーセントで、本国の支援がなければ、やって行けない島なんですよ。
  それで、その局長が、
  『3日間、仕事をキャンセルするから、一緒に探してくれ』って言われて、
  で、島中、ずうっと探して、最終的には、28本見つけたんです。」
岡田くん
  「あったんですね。 まだ、生き残ってたんですね。」
川島さん
  「そうなんです。 で、技術サポートしてほしいと言われて、
  僕は、そのとき、会社員でしたから、そのときの、2代目の社長に、その話をしたら、
  もう『ぜひ やれ』ってことで、OKが出て、
  で、技術サポートすることになったんですけど、
  ただ、やっぱり、お金がかかりますから。 もう、コーヒー無いとこで。
  で、ほんとに運良く、フランス本国政府が、100万ユーロ。
  当時のお金で、2億5000万円、開発金を出してくれて、
  90戸の農家と一緒に、その種(しゅ)の復活と、
  コーヒー産業の復興のプロジェクトをやったんです。」
岡田くん
  「で・・・」
川島さん
  「で、2007年に、最初の収穫200キロを、日本に持って来まして、
  前職の会社で、売ったんですけど、100グラム、7350円で。
  アッという間に、売り切れちゃいましたね。」
岡田くん
  「そうですよね。 幻のコーヒーですもんね。
  じゃあ、復活されたりとかっていうことも、してらっしゃるんですね。」
川島さん
  「ああ、僕はそっち。 だから、自分の会社 作るまで、
  僕、コーヒーを売ったことなかったんですよ(笑)」
岡田くん
  「へぇー。 じゃあ、そういう、
  世界のコーヒーの復活だったりとか、守る だったりとか。
  言うと、だって、その国の復興にも役立ってるわけじゃないですか。」
川島さん
  「そうですね。 絶滅種の保全とか、あと、種の研究ですよね。 で、栽培の研究。
  まあ、だから、社内では有名でしたよ。
  “一度もコーヒーを売ったことない男” という(笑)」
岡田くん
  「でも、世界のコーヒーの、
  コーヒー栽培における問題点て、なんですか?」
川島さん
  「問題点ですか?
  やっぱりその、いま、地球環境っていうことを考えると、
  コーヒーっていうのは、地球環境にとって、すごくいいパートナーなんですよ。」
岡田くん
  「というのは?」
川島さん
  「というのは、例えば、いま、森林を、また復活させようとか、
  原生林に戻そうっていう運動をしてますけど、
  実際、木を植えても、地元の人達っていうのは、食べていけないわけですよね。
  ていうのは、木が育つまで 30年40年かかりますから。で、換金作物が無いわけですよ。
  ところが、カカオとコーヒーは、
  農作物の中でも、本当に数少ない、日陰で育つ木なんですよ。」
岡田くん
  「はい。」
川島さん
  「てことは、低地に行けば カカオ。
  高地に行けば、森を戻すときに、大きな木と一緒に、コーヒーを植えれば、
  それが、換金作物になりますから、地元の人達は、それで食べて行けるわけですよ。」
岡田くん
  「うんうん、うん。」
川島さん
  「だから、そういう点でいうと、いま、1990年代から、いろんな環境団体が、
  コーヒーのプログラムを作り始めてるんですよ。」
岡田くん
  「うーん。」
川島さん
  「だから、その、環境に いいコーヒー。
  それには、いろんな厳しいルールがあるんですけどね。
  ですから、そういう環境に いいコーヒー。
  例えば、そういうルールが決まったところでは、使っていい農薬も決まってますし、
  例えば、河川の保護とか、生物多様性を保全する という事が、
  メインのテーマになって来るわけですよね。
  だから、そういうコーヒーを積極的に、先進国の人が飲んでくれれば、
  もっともっと、活動が広がって来ますよね。」
岡田くん
  「うーん。
  他の飲み物にないコーヒーの良さとかって、なんなんだろうと思ってますか?」
川島さん
  「あの、逆説的になりますけど、コーヒーって。
  例えば、ワインとか お茶っていうのは、すごく きちんとした情報が、もう、
  みなさん 持ってらっしゃるじゃないですか。
  ワインなんか、特にそうですけど、まあ、お茶も そうですよね。
  例えば、日本茶だったら、日本で作って、日本で消費されるわけですよね。
  ワインもそうですけど、ワインも、ほとんど先進国で作られて、先進国で消費されますけど、
  コーヒーの場合には、ほとんど、途上国で作られたものが、先進国で飲まれる。
  そういう点でいうと、ほんとに、
  正確なコーヒーの情報っていうのが、伝わってないんですよ。」
岡田くん
  「うーん。」
川島さん
  「だから逆に、これから、コーヒー好きな方達が、もっともっと新しい発見とか、
  新しいものを見つける余裕が、いっぱいある飲み物なんですよ。」
岡田くん
  「ほーぉ。」
川島さん
  「だから、簡単に言えば、都市伝説みたいなものが、いっぱいあるんですよ、コーヒーに。
  まあ、僕は、産地が来るたんびに、それを見ると、笑っちゃってたんですけどね(笑)」
岡田くん
  「コーヒー伝説みたいなのが、たくさんある・・・
  そんなかでこう、なんだろう、いま、お薦めのコーヒーっていうのは、
  なんていう名前ですか?」
川島さん
  「あっ、これは “グラン クリュ カフェ”
  ワインと同じ “グラン クリュ” 特級畑で作られたコーヒーという意味です。」
岡田くん
  「“グラン クリュ カフェ”」
川島さん
  「農園の中にも、いい農園の中にも、特に最高のものが出来る、特級畑ってあるんですよ。
  ワインと同じなんですけど。
  その畑を、存在を知っていた生産者もいれば、
  全然 知らなくて、僕が見つけた生産者もいます。
  で、一緒に作って行ったのが、このコーヒーです。」
岡田くん
  「うーん。 なんで “カフェ”っていう名前にしたんですか?」
川島さん
  「 “グラン クリュ” 自体が、フランス語なんですよ。
  そこで、まあ、“グラン クリュ カフェ” で、
  フランス語に統一してしまったんですけど、
  実際に、説明書に書いてあるのは、
  バリバリの、スペイン語圏の話ばっかりなんですけど(笑)」
岡田くん
  「へーえ・・・
  なんか、川島さんにとって、コーヒーとは、なんですか?」
川島さん  
  「僕の人生 です。」


(曲)
BROWN EYES 『WITH COFFE』


(対談が終わって、岡田くんの感想。)

(カチャカチャと、コーヒーの器具を片付けている音のなかで・・・)
「さあ、ということで、川島さんと、お話をさせていただきましたけども、
なんていうんでしょうねえ、面白い人生を送ってますよねー。

もう いま、まわりで、スタッフの方が、お片付けを(笑)していただきながら、
最後の感想っていうことなんですけども。

もう、川島さん、面白いし、
もう、銃弾の飛び交う中、コーヒーを集めて、コーヒーの研究して、
で、最高のコーヒーを作り上げた と。
ねえ。 本当の、幻のコーヒーを、復活させたりとかね。
それを、飲めてるわけですから。

なんか、僕が思うコーヒーって、やっぱ、最高の贅沢だと思うんですよね。
なんか、あの、なんだろう。 朝一杯の。
やっぱね、僕、なんかこう、淹れてもらいたいなー、とか、
朝 起きたときに 『コーヒー淹れようか?』っつって、コーヒー淹れてもらったら、
これ以上の幸せは ないというか。

そんなかでこの・・・
(コーヒーを淹れる、お湯の音)
あっ、いまもう、作ってもらってますけども、スタッフ用にね。
スタッフ用に、作ってもらってますけど。
この匂い! たまらんですよ。
ぜひ、“グラン クリュ カフェ” これでしか味わえないので、ぜひね。
ぜひ、飲んでもらいたいですよね。

最後に一杯だけ、ちょびっと もらっていいスか?
ちょびっと飲んで、締めたいと思います。
いただきます。 じゃあ。
(コク、コク、コク・・・)
(スーっと一息) 美味い・・・
うん。 これ、美味いなあ!
ぜひ、皆さんも、
飲みたくなったでしょ?」


(曲)
PHIL WOODS 『I'VE NEVER BEEN IN LOVE BEFORE』
Groovin' to Marty Paich


(川島さんからのコメント)

「いやもう、はっきり言って、嬉しかったですね。
あの、ほんとに、美味しい という顔をしていただけましたし、
また、コーヒーが お好きだって聞いてましたから、
余計に、そういう 好きな人に、褒めていただくっていうのは、
ほんと、こんなに、コーヒーマンとして、嬉しいことはないです。

コーヒーは、やっぱりその、緩衝材にもなりますし、
また、その、話の合い間 合い間で、コーヒーの話題っていうのは 尽きないですから、
まあ、そういう点では、
いろんなオケージョンで、いいパートナーになってもらえるんじゃないかと思います。」




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