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2011/11/20 on air  「受験の意義って何ですか?」                   (guest)  松永暢史さん


学校じゃ教えない「子供のアタマ」を良くする方法 (ワニプラス)



学校じゃ教えない「子供のアタマ」を良くする方法


松永 暢史




(オープニング)

「こんばんは、岡田准一です。 今夜も始まりました 『Growing Reed』
この番組では、毎週 一つのテーマの専門家をお呼びして、徹底的に質問。
番組の終わりには “考える葦” として、
僕も、みなさんと一緒に、成長したいと思います。

今日のゲストは、教育環境設定コンサルタントの、松永暢史さん です。
松永さんは、受験のプロとして 活動。
最低点法、音読法、作文法 など、独自の教育メソッド で知られている方 です。

受験のプロ、という方が いるんですよね。
どういう方法論 なんでしょうか。

松永さんの著書には、受験関係の本の他、
『結婚できない男は12歳までに つくられる!』 や、 『男の子はもっと遊ばせろ!』 などの、
育児論も 出版されています。

そんな 松永さんに、今日は、“受験の意義って何ですか?” をテーマに、
お話を お伺いしたいと思います。

まぁ、今ね、受験に向けて 勉強されてる方も、
たくさん、このラジオを聴いていただいてると思いますし、
受験とは 何なんだ、と。 何のために勉強してんだ、と。
それも含めてね、今日は どんどん聞いていきたいと思います。

J-WAVE 『Growing Reed』
新しい一週間、最初の60分。 ぜひ、一緒に お付き合いください」



(曲)
『TEENAGE DREAM』 WARBLERS
Glee: The Music presents The Warblers


岡田くん
  「教育環境設定コンサルタント って、これ、どういう お仕事なんですか?」
松永さん
  「まぁ、みんな、世の中が 複雑になったのと、
  前の世の中と 今の状態は、少子化したり、核家族化したり、
  また、今日のテーマである、受験が盛んになったりで、
  一人しか、子供 いないでしょ?
  どうしたらいいか、わかんないんだよね。
  日本人 て、昔と違って、隣と 益々 関係ない、生き方に なったでしょ?」
岡田くん
  「うんうん」
松永さん
  「近所の主婦情報 集めても、わかんないから、
  本当のところ、うちの子供の勉強、
  できなかったり 上手くいかないのは、どういうことなんだろう、とか、
  そういうこと相談したいから、来るわけよ」
岡田くん
  「うん」
松永さん
  「だけど、普通、誰も、本当のこと教えないよね? 怒るじゃん、相手が。
  そんな、本当のこと 教えたら。
  それは誰も言わないんだ。
  私は、お金をいただいて、本当のことを言うのが 仕事なんですよ」
岡田くん
  「うーん・・・」
松永さん
  「教育環境が良くなんないと、子供が勉強をしても、効果が上がらない」
岡田くん
  「環境を整えてあげたい、っていう・・・」
松永さん
  「環境を整えないと、効果は上がらないね」
岡田くん
  「うーん。 て いうと・・・」
松永さん
  「環境を整えて、
  そのうえで、勉強ができるようになる算段をする、という、二段構えなんですけど」
岡田くん
  「その、環境 っていうのは、どういう あれですか?
  もう、学校、変えろ、とかっていう・・・」
松永さん
  「いや、最近、多いのが、
  塾に通わせたら おかしくなったけど、どうしたらいいか、っていう相談ね」
岡田くん
  「うーん」
松永さん
  「これは、本来の、
  人間は 例えば、A段階 B段階 C段階 D段階、って能力があるとするじゃない?
  A段階の能力で、B段階の はじめ頃は やれるわけよ。
  でも、A段階の能力なのに、C段階の能力が なきゃいけないことを、
  塾に入って、やらされたとするじゃない。
  そうするとね、半年ぐらいで おかしくなるんだよ」
岡田くん
  「うーん」
松永さん
  「いくらやっても わかんない、壁に ぶつかってるみたいになるから、
  やっぱり、少しずつ 上がっていく っていうのが 無いからさ、そういうのは。
  だけど、そんなに きめ細やかに、塾も やってくれないと思わない?
  20人も詰めて、やってるんだから」
岡田くん
  「そうですね」
松永さん
  「だから、子供が おかしくなるわけよ」
岡田くん
  「急に、なんか、ハードル高い 勉強法をやっても、
  ついて行けない子は、ついて行けない、ってことですね」
松永さん
  「下が無いと」
岡田くん
  「土台が ね」
松永さん
  「その ベースが無いと、上に行けないわけだから。
  だから、ベースはね、与えてくれないのよ、塾では。
  家庭で やるしかないんだよね」
岡田くん
  「うーん」
松永さん
  「家庭が、その ベースを与えられてないで、塾の コマーシャルに、間違えて 引っ掛かって、
  塾、通うと、子供は フラフラに なるだろう。
  勉強、大嫌いで、もう絶対、塾も 学校も 嫌だ、っていうふうになる子供も出るし、
  そういった場合、どうしたらいいか わかんないじゃない。
  で、相談 できないじゃない。
  表に そういうの、あんまり出ないのよ。
  だから、私のとこへ 相談に来る」
岡田くん
  「元々、何 やられてたんですか? 松永さん て」
松永さん
  「家庭教師 よ。
  大学4年の時に、当時、いまから 30年ぐらい前で、
  月収が 30万円以上、40万近く あったから、就職しないことに なっちゃったわけよ」
岡田くん
  「家庭教師で、結構やっけるんで・・・」
松永さん
  「そうそう、それで しばらく やってて、
  その間は、まぁ、文章を書いてたわけだけど、
  バイト なんだよ、ずっと、基本的に。 でも、そのうちね、いつ頃かなぁ・・・
  今から 20年ぐらい前ね、結構、都市がきれいになってきた頃さ。
  それから、マンションに住む人が 多くなってきた頃に、
  いままでだったら、どんな子供でも、勉強できるように出来たのに、
  勉強できるように ならない類型の子供達が、結構 多く 現れた。
  今は もう、非常に多くなっちゃった」
岡田くん
  「それは、ご自身の経験で ですか?」
松永さん
  「いや、単に、遊ぶ面積が減って、塾だとか 何とか、忙しくなって、  
  子供が 子供の時にするべき、おもいっきり遊んで、友達同士で こすれ合って、
  泣いたり 失敗したり 立ち直ったり、そういうことの繰り返し、
  人間が持ってるはずの、エネルギー みたいなものが 順調に育って来ないで、
  中学生や 高校生になるわけよ。
  そうすると、なんかさ、草食系化の前触れみたいなんだよね」
岡田くん
  「うーん」
松永さん
  「そういう子供達に、覇気を入れて ガッツで勉強しろ、つっても、無理じゃない。
  だから まず、そういうふうな状態に、できるだけ なるように、
  子供の状態を環境設定して、変えて、できるだけ外へ、
  親に連れてってもらう でも、なんでも、焚火に連れてくでも、やってもらって、
  コンディション良くしてから、勉強するように しないと。
  だって、せっかく お金 払って、塾 行って、
  子供が潰れてたり、勉強 嫌いになっちゃったら、行ってる意味が無いでしょ?」
岡田くん
  「それは、教えてて 気がついたんですか?
  ちょっと、伸び・・・」
松永さん
  「伸びねえなぁ・・・前だったら、簡単に出来るとこだったのに、
  簡単に出来ない子供達が 増えてきたな、っていう感じ。
  特に、都市部でやると、そうなわけよ」
岡田くん
  「うーん」
松永さん
  「だから、住環境とか、交通の便が良くなって、車が いっぱい通ってるのとか、都市的な生活。
  虫やなんか捕まえて、ちぎってみるとか、そういうことが 十分に やられてない。
  木登りだとか、十分に やってない子供達が、伸び悩んでる。
  今は、草食 っていう言い方に なってるけど」
岡田くん
  「うーん」


(曲)
『I FOUGHT THE LAW』 CLASH
Clash


岡田くん
  「あのー、今回、受験を聞きたいんですけども、
  日本の受験 っていうのは、どういうふうに こう、変わってきたっていえますか?」
松永さん
  「変わってきた、っていうのは、いつ頃からのこと 言ってるの?」
岡田くん
  「ここ30年、ぐらいから ですね」
松永さん
  「ここ30年はね、まぁ、戦前の教育システムが あったんだけど、
  旧制高校出た人は、みんな 国立大学、とくに、東京大学なんかに、
  優先的に入れるような仕組みが あって、
  その人達が 日本のリーダー っていうものを生み続けてた、
  旧制高校から 東京大学、あるいは、京都大学 って、
  旧帝大を出た人達が 日本のリーダー である、ってことが、つい最近まで、続いてたんだけど、
  旧制高校は、戦争に負けて、アメリカによって やめさせられちゃった」
岡田くん
  「うん」
松永さん
  「だって、賢い人間が 日本から どんどん出てきたらさ、支配できないじゃない。
  植民地支配が・・・植民地、つっちゃ いけないけど、
  擬似的な植民地支配をするために、日本人が あんまり賢くならない必要がある。
  アメリカの言うこと聞くような人材である 必要がある」
岡田くん
  「うーん」
松永さん
  「で、アメリカの・・・英語教育やったって、6年間で 喋れるようにならないだろ?
  なんのために やってるか、全然わかんないよ。 それらも全部、容認されてるわけよ。
  それから、1960年代後半に、学生運動 ってのが あったね。
  それは 別に、左翼になる必要は なかった、って、みんな 言うんだけど、
  旧態然とした大学の仕組みや、儒教的な環境を覆そうと思った 若い人達の動きがあって、
  それで、東大の入試は、一回、それで中断されてるわけ。
  試験が出来ない時が あったわけ。 安田講堂も全部、防水車で、学生は叩き出・・・」
岡田くん
  「はい」
松永さん
  「ということからね、学生運動を起こさないように するために、
  できるだけ、学生達が 本を読んだり、共に語ったりする、
  時間的余裕を少なくするような 教育が 広がったと思う、私」
岡田くん
  「うーん。 それ、狙いで ですか?」
松永さん
  「だって、学校 壊されたりすると、困るじゃん、やっぱし」
岡田くん
  「(笑)」
松永さん
  「授業できなくなったりすると、困るじゃん」
岡田くん
  「それは、自然に そうなっていった わけではなくて、
  その、やっぱ、安田講堂とか、ま、学園紛争が起こってから、
  そういう教育方針をやめよう、っていうのに なっていった ってことですか?」
松永さん
  「いやいや・・・」
岡田くん
  「流れがあった・・・」
松永さん
  「だってさあ、教育 ってのは、何のために やるか、っていうと、
  個々の人間が 賢くなるために、やるんじゃないぜ。
  教育 っていうのは、国のためや 国家のために、役に立って、よく言うこと聞いて、
  働いて、電車に乗って、毎日 勤める人間を作るために、やってんだよ。
  学校の授業を 朝から晩まで受けてさ、
  6時間、受けてるだろ?」
岡田くん
  「うん」
松永さん
  「就職したらさ、5時まで おんなじようなこと やっててだよ、
  座って、事務かなんかで、電話とったりしてて、それで、給料が出るんだぜ。
  平気で働いちゃうじゃない。
  だけど、30年間 電車に乗って、往復したらね、
  ちょっと、騙されてたのかもしれないな って、普通は思うと 思うんだ、ちらっと。
  他の選択肢が あったんじゃないかな、と思うけど、
  もう、50に なってるし、しょうがねえよ、って感じに なるわけよ」
岡田くん
  「うーん」
松永さん
  「オレ達はね、きっとね、平和な世の中でね、
  やりたいことをやるために、生まれて来たんだよ。
  やりたいことをやるためには、やりたいことを持たなきゃ いけないんだよ。
  それと、やりたいことやる、時間が必要なんだよ。
  そのために、できるだけ 労働時間を短くする必要が あるわけよ。
  だけど、そんな人間が多くなっちゃったらさ、困るじゃない」
岡田くん
  「(笑)ま、そうですね」
松永さん
  「困るだろ? やってけないよ。
  だから、そういうことは、ちらっとも教えないで、
  できるだけ 我慢して、提出物をよく出して、内申点をよく取って、
  真面目に暗記して、試験で きれいに書いて、合格するような。
  だけど あんまり、言葉ができたり、文章が書けたりするんじゃない人間を作るようにするのさ」
岡田くん
  「でも、そんなに、バカ ばっかじゃない じゃないですか。 日本の人間て」
松永さん
  「だけど、考えてみろよ。 今回の震災で、見ただろ?
  あいつらさ、科学者だって、東大卒の エリートだぜ。
  それから、官僚だって、東大卒 やなんかの エリートだぜ。
  政治家達だって(・・・聞き取れず・・・)一応、エリートじゃん」
岡田くん
  「はい」
松永さん
  「そいつらが なんだよ。 判断して、次 どうしたらいいか って、言えないんだよ。
  無能じゃないか、そんなの。
  ほんとに エリートで、リーダー だったら、
  次 どうしたらいいか、っていうことを 決断して、みんなを いい方向に。
  だから、こういうことを考えると、着想力、発想力、それから 判断力 ってものは、
  ただ 知識を詰め込むだけの学習をさせられると、減退するものと みられる」
岡田くん
  「その・・・知識を詰め込む学習が もう、ダメだよ、っていうことを気づいてる人達は、
  いま、増えてるし、いっぱい いるじゃないですか」
松永さん
  「うん」
岡田くん
  「でも、みんな 言ってるじゃないですか、知識を・・・
  あの、ここ何年だろうな、ゆとりの後半、ゆとりの前ぐらいから、
  もう、ダメだろう、この教育じゃあ、って。
  知識を詰め込む教育は、ダメだろう。 海外、見てみろ。
  論文を書かせるだろう、なんか あるだろう、みんな、言ってるのに、
  変わらないじゃないですか」
松永さん
  「うん」
岡田くん
  「それは、何で ですか?」
松永さん
  「こうやって、ズルズルの、
  国家財政が赤字に なってくるのが 天下りに関係する、ったって、みんな 辞めないだろう?
  最初はね、子供に ゆとりを与えて、
  いじめ だとかさ、学級崩壊だとか、しないようにさせようとか思ってるけど、
  途中で 全部、変えられちゃうんだよ、上手いこと そういうふうに。
  だから、変わらないよ」
岡田くん
  「(笑)・・・変わらないで やってて、虚しくないですか?
  あ、これ、変わんねえんだから、って」
松永さん
  「いや、だから、僕は主張してるわけよ。
  個々の人達が 主体的に、自分が正しいと思うことをやり、
  それによって、どんどん どんどん、自分を磨いて、
  絶えず高まる習慣を つけちゃった方がいい、つってるわけよ」


(曲)
『SCRAMBLING ROCK'N'ROLL』 OUTLAW
GREEN~A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI


岡田くん
  「具体的に、受験 って どうですか? 必要ですか?」
松永さん
  「受験 っていうのはさ、学校 入ってからさ、ついて行ける能力があるかどうか、
  チェックするためのものでしょ? そもそも」
岡田くん
  「うん」
松永さん
  「だって、今さ、フランスなんかさ、
  バカロレアの試験やると、理系の試験でも、最初、哲学小論文だったりするわけ。
  哲学小論文が書けなかったら、理系の大学も行けないんだよ。
  日本じゃ、どうだよ。
  フランスでは、文章が書けなかったら、大学に入れてくれないのさ。
  日本だって、そうするといいと思うよ。
  文章が書けるように なんなかったら、大学に入れないようにする」
岡田くん
  「うん」
松永さん
  「でも、徐々にさ、AO入試だとか、そういう、
  推薦入試 その他の形が広がってきて、小論文入試なんか、そうは なってんだけど、
  徹底しては、行えないね」
岡田くん
  「うーん・・・」
松永さん
  「あと、面接で採る、っていうのは やってるわけ。
  でも、SFC の先生なんか・・・SFC っていうのは、慶応のね、
  SFC の先生なんか、面接で採った生徒の方が、中へ入って出来る、っていうわけよ。
  でも、九州大学みたいな 国立大学では、
  面接で採った生徒が 中で勉強しないから、面接試験をやめたりするわけよ。
  採る側が、中で 能力を発揮するかどうか、見破れないんだって、
  先生の方が無能だ、ってことを証明してるようなもんじゃないね。
  中へ入ったら、この若者は よく勉強するだろう、ってことを見抜けない。
  いい子だろう、ってふうなことしか思わない」
岡田くん
  「教育 って、じゃ、どうしたらいいですか?」
松永さん
  「え?」
岡田くん
  「どうしたらいいと思われますか?」
松永さん
  「どうしたらいいか?
  どうしたらいいかって、その、具体的な政策・・・」
岡田くん
  「じゃ、日本で、その・・・
  いま、受験をして、聴いてくれてる方も たくさんいるんですよ、たぶん、今ね。
  日本でも頑張って、勉強中の子供達が聴いてるので、なんだろうな、
  日本の教育、どうしていったらいい って思いますか?」
松永さん
  「これは 言った通りね、大学教育も、つまんない オッサンが教えてるだけで、
  週に一回しか、聴きたい授業なんか ないし。
  高校の先生だって、公務員ぽくて面白くないし、
  予備校の先生は、面白い人 いるけどもね、
  だけど、学校教育も つまんないわけ、上に行くほど。
  だから、つまんない、っていうことを考えたらね、
  私達は、勝手に 面白くならなきゃ いけない。
  つまんない時に、
  つまんなくなったから、オレも、つまんないし、
  面倒くさいし、かったるいよ、と思うのは、良くない」
岡田くん
  「うん」
松永さん
  「すぐに、自分の やりたいことは何かを考え、
  それを本で調べ、読んで、なんでこうなんだろう と思って、
  自分の頭を 鍛える」
岡田くん
  「うん」
松永さん
  「数学をやる時でも、そんな 大したことないと思って、
  自分で本当にできるようになるには どうしたらいいか と、うんと勉強した後で、
  塾や なんか、行ったりするんだけども、
  最初から、塾へ行かないと 勉強できるようにならない、と思うのは よくない。
  それと、結局さ、でも 日本ではさ、一種の イニシエーションだからさ、儀式だからさ、
  受験に勝ちたいわけだよね。
  受験に勝つためには、何が必要かというと、いっぱいの勉強時間なんだろ。
  でも、いっぱい勉強すると、自分の やりたいことは やれないから、伸びないわけだよな。
  つまんない人間に なっちゃうわけだよな。
  ということは、勉強時間を短くすることに集中する」
岡田くん
  「うん」
松永さん
  「だから、どうやると、この英単語を 余分に 多く、きちっと覚えられるのか とか、
  自分の頭が どうやると良くなるのか って、研究する。
  普通、遊びの時はさ、麻雀で いい牌 つもりたいとは思うかもしれないけど、
  どうやったら、自分の頭が良くなる とは、考えないわけさ。
  だけど、勉強はさ、まさしく、自分が頭が良くなるために やることの、宝庫なんだよ。
  だから、勉強。 自分が頭が良くなること。 すなわち、学習時間を短くすること。
  すなわち、将来、残業しないで、一発で帰れる人間に なるようにすること。
  そういうふうにすることを夢見て、
  頭を良くするための機会だと思って、勉強すると 意味があるが、
  単に、点数とるために暗記してる みたいなこと やってると、
  後で 絶対、後悔すると思うね」
岡田くん
  「うーん・・・」


(曲)
『DEMO、恋はサーカス』 チャットモンチー
chatmonchy has come


岡田くん
  「松永さんて、いい先生と出会ったこと ありますか?」
松永さん
  「たくさん あるね」
岡田くん
  「おー・・・」
松永さん
  「ほとんど、僕ね・・・」
岡田くん
  「いるじゃない ですか」
松永さん
  「いい、と思った先生と、1対1じゃないと学べない。 教室で、学べないの」
岡田くん
  「あぁ・・・まぁ、基本 そうですよね」
松永さん
  「だから 逆に、こっちが教える側に なるじゃない。
  すごくよく、生徒の気持ちが わかるわけよ、1対1で やる時には。
  だから、いい先生は 僕、いっぱい習ったよ。 ここだ って、節目 節目 節目で、あぁ、って。
  それは、子供の 10年 20年先のことを見据えて、
  その時の子供を 活性化させようとしてくれた、先生達だったな」      
岡田くん
  「うーん。 じゃ、学校は大事だ、っていうことは あるんですよね?」
松永さん
  「学校はね、やっぱしね、私達、日本人として生きていくとね、
  ものすごく様々な、日本人も 外国人も、いろんな人がいる。
  そういうことを生で知れるのは、学校みたいな チャンスが無いと、難しいと思う」
岡田くん
  「うんうん」
松永さん
  「だから、学校 行って、こうやって 知るわけよ、
  将来の ビジネスの相手になる 人間。
  将来、ものを売りつける相手に なるかもしれない。 将来、敵に なるかもしれない。
  そういう人間が、小学校の時で まだ、差が無いんだからさ。
  そういうことをみんな やって、いろんな遊びして、こすれ合うのが いいんだよ、小学校はね」
岡田くん
  「でも、学校の勉強の質は、生きることを教えてないじゃないですか。
  生きること、つったら 変だけど、人生の楽しみ とか」
松永さん
  「アナタさぁ・・・あなた、音楽 好き?」
岡田くん
  「音楽、好きですよ」
松永さん
  「ブラジル って、音楽、盛んだよね?」
岡田くん
  「はい」
松永さん
  「それで みんな、サンバだとか、踊りだとか、歌だとか上手いと 思わない?」
岡田くん
  「はい」
松永さん
  「ブラジルの学校で、どんな音楽教育をやってると思う?」
岡田くん
  「え? どういうことですか?」
松永さん
  「ブラジルでは、どんな音楽教育をしてるから、
  ブラジルの人は、踊ったり 歌ったりが 上手いと思う?」
岡田くん
  「サンバ、じゃないですか?」
松永さん
  「えっ?」
岡田くん
  「サンバ、じゃないですか?(笑)」
松永さん
  「学校で?」
岡田くん
  「はい・・・どういうことですか?
  ブラジルで、音楽教育・・・」
松永さん
  「ブラジルはね・・・簡単なんだ。
  ブラジルはね、学校で 音楽を教えない」
岡田くん
  「あー・・・教えない。 うんうん」
松永さん
  「だから、削っちゃって、どうしても これだけ、っていうことにして、
  それを子供達に、しっかり定着するように 教えて、
  午後からは、音楽やるか、スポーツやるか、自分の好奇心の探究 やるか、
  どっか調べるために 本屋や図書館に行く、だとか、
  フィールドワーク みたいなことに しちまえば、
  子供達も 面白いと思って、学校に来ると思うよ」
岡田くん
  「うん」
松永さん
  「今のままじゃ、子供達、面白くなくて 死にそうよ、学校 行くと」


(曲)
『AGUA DE BEBER』 SERGIO MENDES FEAT.WILL.I.AM
モーニング・イン・リオ(期間限定特別価格)


岡田くん
  「まぁね、大人が ちゃんとしなきゃ いけないですよね」
松永さん
  「うん。 大人は、欲にまみれて ちゃんとしない」
岡田くん
  「そんな、夢の無いこと 言わないで下さいよ」
松永さん
  「え?」
岡田くん
  「ハハハ!」
松永さん
  「だから、大人がね、でもね・・・」
岡田くん
  「教育に対して、もうちょっと 夢のある話、しましょうよ」
松永さん
  「うん、勝手に やればいいんだよ。
  大人が 自分の やりたいことをやってみせれば いいんだ、子供に。
  大人が電車の中で、疲れた顔を見せるの、やめた方がいいよ、子供に」
岡田くん
  「そりゃ、そうですよ」
松永さん
  「だけど、みんな 一斉に。
  今日なんか、地下鉄 乗ったら、みんな 一斉に、やってるよ。
  携帯電話みたいの やってるもん」
岡田くん
  「もっと、上 向けよ! って、言えばいいんですよね」
松永さん
  「子供達は、どういうふうに見てんだろうな、そういうのな」
岡田くん
  「まぁ、どうしようかなぁ・・・希望のある話、しましょうよ」
松永さん
  「希望のある 話・・・」
岡田くん
  「希望の。 教育に ついて、受験に ついて」
松永さん
  「うん。 希望、無いよ」
岡田くん
  「極論じゃない話が したいんです」
松永さん
  「はい、どうぞ」
岡田くん
  「極論、言っちゃうと、
  変わんないよ、とか、なっちゃうと思いますけど」
松永さん
  「はい」
岡田くん
  「いま、勉強してる子供は、どうすれば いいか。 いま、聴いてる・・・
  システムは、変わんないわけじゃないですか」
松永さん
  「うん」
岡田くん
  「例えば もっと、ま、世界的に いえば、考える勉強、
  いま、日本では 詰め込み式だから、
  それよりも、考えれる勉強のやり方とか、出てきてますけど、
  そういうの受けられない、と。
  とにかく いま、日本では、詰め込まなきゃ いけない、と。
  いま 勉強して、詰め込んで、計算式 覚えて、慣れて
  それは 処理能力としては、上がっていくわけじゃないですか、やれば やるほど」
松永さん
  「うん」
岡田くん
  「・・・どうすれば いいですか?」
松永さん
  「向いてる 向いてないとか、いろいろ あると思うけど」
岡田くん
  「まぁ、そうですね」
松永さん
  「一緒くたにね、羊の集団じゃないんだからね、
  一緒くたに、おんなじ方向に向かって走れ、っていうのもね、無理があると思うわけよ」
岡田くん
  「うん」
松永さん
  「それから、自分達が 自分達で、高まる習慣があれば、
  勉強は できるようになる、って 私は言ってるんだから、
  もしか、学校の先生が つまんなくてもだよ。
  教卓にさ、何にも いないとするじゃない。 黒板と教卓だけだとするじゃない。
  それで、40分間 我慢してるの、辛いよ、それ。
  先生が来て、何かを演ずるわけだよな。
  その時に、この人は 家で洗濯物 干したかなぁ、とかさ、
  父ちゃんと、仲良く やってるかなぁ、とかさ、
  そういうことを想像して、その人間を、
  リアルに、目の前で演技をしてくれてる人間を 観察するんでも いいんだよね。
  だから、観点を変えれば、何でも楽しめるんだけど、
  とりあえず、授業内容が面白くば、そうは ならないわけ、いい先生に 当たらない限り。
  あ、マイナスになっちゃ いけないんだな。 えーと(笑)希望ね・・・」
岡田くん
  「ちょっとぐらい、マイナスは いいですよ」
松永さん
  「うん。 だから、子供達にさ、オレさ、
  勉強させるのの 名人なんだけど、
  それ、コツは何か っていうとさ」
岡田くん
  「コツ、教えてくださいよ」
松永さん
  「コツは な、
  『お前、頭 良くなりたいと思わないかよ』 って言う。
  で、みんな、頭 良くなりたいと思ってるの」
岡田くん
  「そりゃ、そうです」
松永さん
  「運動神経、良くなりたいな、って思ってるのと同じように、頭 良くなりたい。
  じゃあ、頭 良くなる勉強しようぜ、って言うの。
  そうすると、わりと やるよ。
  だけど、成績 上げようぜ、とかじゃなくて、
  とくかく、頭が良くなってる、ってことを感じるためには、
  自分が 何か、作業をやった時に、活性化して 良く出来てて、
  その手ごたえがある状態を作んなきゃ いけないわけだね」  
岡田くん
  「うん」
松永さん
  「そうすると、さっきの A B C D の 4段階の、
  A の人が、A より ちょっと上か、B の下の方かなんか やって、
  良く出来て 嬉しい、みたいなことを繰り返すと いいわけだよね」
岡田くん
  「うん」
松永さん
  「そういうふうに やってると、出来るし、
  それと、僕はさぁ、私立の学校受験する・・・中学をね、受験する子たちに 言うわけよ。
  落っこったり 受かったり、結構 つまんないことでさぁ、
  ショック受けたりするわけよ、子供 って。
  だけど、オレは 思うんだけどさ、
  何といっても 大切なのは、やりたい事だよね。
  さっきから言ってる、私の主張してるのは、
  やりたい事やって、それで伸びるのが大切だ、って言うんだけど、
  やりたい事やるために 必要なのは、時間だよね。
  だから、無理に ブランドに引っ掛かって、遠くの学校に行くのは、良くない。
  家の近くの学校へ 行くのがいい。
  別に、どこか 近くの、適宜な学校へ行って 勉強して、
  それで、自分のやりたい事を うんとやって、東大 行ったって、同じじゃない、それは」


(曲)
『ミラクルジャンプ』 岡村靖幸
ミラクルジャンプ


岡田くん
  「でも、いま多いんですよ。 やりたい事が無い って。 それは、
  そういう子達に・・・」
松永さん
  「それはね、その人達はね。
  別に こんなこと、その人達に アドバイスしてるわけじゃないんだが、
  するのはね、2週間ぐらいの間、絶えず、年中ね、
  オレが 一番やりたいことは何か? オレが 一番やりたいことは何か?
  暇さえあれば、自分に聞くの。
  すると、2週間ぐらいすると返るよ、やりたい事が。
  今、ポケッとさ、
  オレ、何やりたいかな? 焼き鳥 食いたい! とかってさ、そういうんじゃなくて、  
  オレが 本当に やりたい事は 何なのか? って、
  自分の中にいる、もう一人の自分に対して、2週間ぐらい 連続で聞くと、
  やりたい事は、ホイ って 返る。
  でも、とりあえずな、やりたい事が見つかんない人は、
  私は、焚き火をするのが いいと思う」
岡田くん
  「また・・・変なの出てきました。 何で ですか?
  自分の中に、返る・・・」
松永さん
  「だから、コンピューター ゲームで おかしくなった子供の相談を いっぱい受けてるうちに、
  これは、どうやったら治るようになるか、と思ったら、
  焚き火に行かせると、よく治るね」
岡田くん
  「それ、根拠は 無いですよね?」
松永さん
  「百聞は一見に如かず。 絶対、正しい」
岡田くん
  「アハハハハ!」
松永さん
  「絶対、正しい」




岡田くん
  「教育・・・教育は変わらない、と」
松永さん
  「変わり難い。 極めて、変わり難い。 現状では」
岡田くん
  「変えましょう」
松永さん
  「変えたいね!」
岡田くん
  「ハハハハハ!」
松永さん
  「変えたいね。 ほんとに、変えたいね」
岡田くん
  「変えましょうよ」
松永さん
  「変えたい」
岡田くん
  「変えなきゃ、でも、ダメですよね」
松永さん
  「でも、変えるためには どうしたらいいか、っていうのは、小学校で・・・
  もう とにかく、考え無し よ。 変えたいんだろ?
  みんなの価値観だとか、頭で決まってる考え、常識を飛ばしたいわけよ。
  それは、どうしたらいいか。 小学校の校庭で、毎週、焚き火をするといい」
岡田くん
  「・・・・」
松永さん
  「焚き火するとこ、ねえんだもん。 小学校の校庭しか ねえよ!」
岡田くん
  「(笑)いやいや・・・
  焚き火・・・」
松永さん
  「小学校の校庭にだな、すぐ、蓋をすると消える 焚き火の装置を付けてだな。
  毎週 末になるとな、お父さんも みんな集まって来て、
  ビール飲みながら、焚き火するんだよ」
岡田くん
  「(笑)それは、でも、解決策じゃない じゃないですか」
松永さん
  「いや、違うんだよ。 だから まぁ・・・価値観や意識を変えなきゃ いけないんだから、
  最初、飛ばすことを やんなきゃ いけないんだよ、頭を」
岡田くん
  「あ、一個 一個?」
松永さん
  「そうだよ。 それには、火がいいんだから、
  小学校の校庭で、焚き火をする運動をやればいい」
岡田くん
  「でも、ほ~んと、受験関係の本、いっぱい 出してますよね。
  今年、何・・・本、出したんでしたっけ?」
松永さん
  「今年は、すでに 5~6冊で、あと 4~5冊 かな?」
岡田くん
  「それ、焚き火、書いてないですよね?」
松永さん
  「書いてるよ!」
岡田くん
  「あ、書いてますか?」
松永さん
  「書いてる」
岡田くん
  「焚き火 しよう、って」
松永さん
  「そこにあるのには 無いけど、焚き火が とくかく大切、つってるよ」
岡田くん
  「大事、なんですよね? 焚き火・・・」
松永さん
  「もう・・・歴 35年の教育コンサルタントが 言ってんのよ。
  子供に、最も やらせるべき事は、焚き火なんだよ」
岡田くん
  「うーん・・・一番いい教育 って、何だと思いますか?」
松永さん
  「一番いい教育は、単純に言えばさ、松下村塾じゃないけどさ、いい先生に 出会ってさ、
  吉田松陰とか、すごい先生に 出会って、すごい先生のことを尊敬して、
  その先生に近づこうと思って、一生懸命、勉強することだよね。
  そういうふうな、やっぱし、人物に刺激されんじゃない? やっぱし。
  じゃなかったら、何があるんだよ。 人物に、刺激されんの。
  それで、吉田松陰のやってたことは、ずうっと 本を読んでることだよ。
  これまでに現れた、自分より偉いかもしれない人達の本を、次々と読むことだよ」


(曲)
『青春の日々』 GAKU MC
word music 2



(対談が終わって、岡田くんの感想)

「さあ、ということで、松永さんと お話しをさせていただきました。
そうですねぇ、うーん。 まぁ、極論を結構 言ってこられるので、その、なんだろう、
聴いてる みなさんも、こう、
それ言うか! みたいな、ツッコミどころも、多分、たくさんあったかも しれないですけど(笑)
でも、言いたいことは、きっと、なんか 自分の中に、なんか ま、
火を見ろ、とか、そういうのも含めてだと思うんですけど、
自分の中に、きっと、いっぱい話をして、
環境は、そんなに変わらないから、
なんか見つけて、なんか、勉強がんばって、
楽しい人生を送ろうよ、って 言いたい だろうな、って感じがするんですよ。

でも、そうなんだと思うんですよね、勉強する って。
いい人生、っていうか、ね、送るには、やっぱり こう、どうしたらいいか? って。
いろいろ やってみて、いろいろ勉強して、
あ、オレ 数学が苦手だな、とか(笑)
オレ 文系なんだがな、とかっても いいですけど、
興味を持つ、っていうことを 第一歩だと思うし。
もちろん、勉強に興味が持てない、っていう人も いるし。

日本の教育の やり方はね、おかしい、って いわれてますけど、
生きるために学ぶ、っていうことは、
学ぶ楽しさを知るために 勉強する、っていうことだって、ある程度、必要なことだと思いますし。

うーん。 なんか、でも、一概には言えないじゃないですか。
今も、リーダー、リーダー。 リーダー 不在、リーダーを育てるには、って言ってるけど、
やっぱ、フォローするっていうことも知らない・・・気がするんですよね。
いま足りないのは、フォロワー な、気もして。
そういうのが やっぱ、こう、これから もっと、必要になってくることだと思いますし。

学校の勉強だけじゃないですけど、
やっぱり でも、学校の勉強も必要なので、
いま、受験ね、頑張ってる人。
学ぶ、って 楽しいんだな、って、年取ってから 気づきますよね(笑)だから、
若いうちに、無理にでもいいから 勉強して。
いろんな 勉強の仕方があるから、それは もう、自分で たぶん、今、ネットとかで調べれるから、
あ、論文 書ける って、どういうことなんだろう? とか、
頭がいい って、どういうことなんだろうか? っていうことも考える、っていうのもね、
いいかもしんないし。

なんか・・・頑張りましょうよ!」


(曲)
『夢番地』 RADWIMPS
RADWIMPS4~おかずのごはん~



(松永さんからの コメント)

「僕は 勉強 っていうのはね、世の中に騙されないために やるんだと思う。
だから、妥協せずに、自分で 一生懸命に 勉強してほしい。
それとね、中学校入試、高校入試でも 現れるんだけど、特に、大学入試をやる時にはね、
自分で どうしても、ここんところが終わり切れない、覚えきれない、
どうしても、何回も間違える、っていう、大きな問題が出てきたことをね、
自覚できる と思うんだよ。
その問題を解決しようと思って、集中的に時間を使って、努力して、
その問題が クリアされた時。
それはね、頭も 良くなってるしね、手ごたえも 大きいしね、受験にも受かるしね、
落ちたとしても、後悔しない。
  
だから、自分が 頭が良くなるように、勉強するようにするといい、っていうのが、
私の主張だな」

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