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2011/10/16 on air  「日本のアニメや漫画の持つ力について教えてください」       (guest)  安彦良和さん


愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN IX  ララァ編


愛蔵版 機動戦士ガンダム 
THE ORIGIN IX ララァ編


安彦 良和




(オープニング)

「こんばんは、岡田准一です。 今夜も始まりました 『Growing Reed』
この番組では、毎週 一つのテーマの専門家をお呼びして、徹底的に質問。
番組の終わりには “考える葦” として、
僕も、みなさんと一緒に、成長したいと思います。

今日のゲストは、漫画家の 安彦良和さん です。

安彦さんといえば、あの 伝説のアニメ “ファーストガンダム” と呼ばれる、
『機動戦士ガンダム』 の、キャラクター デザイン を された方です。
アムロ・レイ や、シャア、ララァ 等、キャラクター を描いたのが、安彦さん なんですよね。
今に続く、ガンダム人気は、シリーズ最初の ガンダムの 力が 大きいと思いますが、
ファーストガンダム の 大きな魅力の 一つが、あの、キャラクター デザイン だと思います。

安彦さん といえば、あれですよね、
“安彦立ち” っていう 立ち方が あるんですよね。
ちょっと、なんだろう・・・反ってる? 立ち方をしているのが、
安彦立ちだ~! っていう、
ファンの中では、有名な 立ち方があったりとか ですね。

僕も、結構、見てるんですよね。 『ナムジ』 かな・・・とか 見てて。
今日は、ガンダム時代の、いろいろなことや、富野監督との 関係や、いろいろね、
今だから言えることを こう、聞いていけたらいいなぁ と思ってます。

そして 安彦さんは、そのあと、アニメで表現しきれなかった世界を 再構築しようと、
マンガ 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』 を描き、今年、完結しました。
しかも、その マンガの アニメ化の話も、進んでいるようです。

そんな 安彦さんに、今日は、ガンダムの話は もちろん、
アニメや マンガにおける、キャラクター の魅力、
そして、日本の アニメや マンガの持つ、力 について、お聞きしたいと思います。

J-WAVE 『Growing Reed』
新しい一週間、最初の60分。 ぜひ、一緒にお付き合いください」



(曲)
『哀 戦士』 井上大輔
機動戦士ガンダム 劇場版総音楽集



岡田くん
  「この 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』
  完結されて、今度、アニメ化に なるんですよね」
安彦さん
  「ええ。 らしいです(笑)」
岡田くん
  「これ ちょっと、あれじゃないですか、
  もう、僕らとか、僕ら世代の上の、ガンダム ファンは、たまらないんじゃないですか?」
安彦さん
  「あー、やる人、大変だろうな と思って・・・」
岡田くん
  「いやいや、自分ですよ(笑)」
安彦さん
  「いやいや、僕は もう、引退してますから、やらないんです」
岡田くん
  「あっ、そうですか?」
安彦さん
  「ええ。 プロデューサー にね、ここへ来る前に、口止めされたんですがね」
岡田くん
  「はい」
安彦さん
  「打ち合わせをして来たんですよ」
岡田くん
  「あ、今ですか?」
安彦さん
  「うん。 で、何も言うな、って言われたんですけどね」
岡田くん
  「アハハハ!」
安彦さん
  「もう、言っちゃいましたけどね(笑)」
岡田くん
  「(笑)どういうことですか。
  言うな、っていうのは、どういうことですか?」
安彦さん
  「打ち合わせ ってのは、その、
  スタッフの方にね、丸投げをするという、そういう、
  セレモニー を 今、やって来たばかりなんです」
岡田くん
  「あっ。 もう渡しますよ、っていう・・・」
安彦さん
  「ええ。 どうぞ、よろしく やって下さい と」
岡田くん
  「それは、どうなんですか?
  ご自身で こう、なんか・・・やりたい、とかっていうのは 無いんですか?」
安彦さん
  「いや、もう、十分やって、それから 20年も経ちますからね」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「もう だめです、時差も あるし」
岡田くん
  「時差も・・・(笑)」
安彦さん
  「(笑)」
岡田くん  
  ( “幸村誠 咆哮!” と書かれている 『愛蔵版 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 8巻 オデッサ編』 の帯を見ながら)
愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN (8) オデッサ編



  「これ、でもね、幸村誠。 僕も好きですけど、
  幸村誠さんも 『咆哮!』 って書いてますから、
  みんなね、この オリジナルのやつを またね、やるっていうのも、また これ、
  ちょっと ドキドキしちゃいますよね。
  この、なんだろう、元々、なぜ、この オリジン を 描こうと思ったんですか?」
安彦さん
  「これも・・・話せば 長くなっちゃうんで」
岡田くん
  「全然、聞きますよ」
安彦さん
  「いやぁ。 断り切れなかった、っていうのが 一つ なんですね」
岡田くん
  「そうなんですか?」
安彦さん
  「それと・・・これを始めた時に、もう、
  ファーストガンダム っていうのは、放映してから 20年以上、経ってましたからね」
岡田くん
  「はい」
安彦さん
  「若い人、知らないわけですよ」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「最近の シリーズは、知っててもね。
  それが まぁ、ちょっと寂しかったといいますかね」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「昔、というか、元々は こんな話なんだよ、というのを、
  やっぱり わかってほしいな、という気に なった、ってことですかね」
岡田くん
  「でも、なんか この、ファーストガンダム というか、
  この、最初の ガンダムは、ちょっと違いますよね」
安彦さん
  「うーん、そうですね。 違ってたと思います」
岡田くん
  「なんだろう、人間味のある、というか・・・」
安彦さん
  「うーん・・・勝手に 作ったんですよね(笑)」
岡田くん
  「(笑)そうだったんですか?
  なんか やっぱ 僕ら、まぁ、こういうこと言っていいのか わかんないですけど、
  人間味があって、
  安彦さんが やらなくなってから ぐらいから、
  やっぱ ちょと、アニメに なってった気がしてるんですよね」
安彦さん
  「うーん・・・」
岡田くん
  「 “アニメ” って、その、悪く 言われちゃうと、あれなんですけど、
  ちょっと、なんか、キャラクター が変わってきてる というか、
  時代の流れも、あるかもしんないですけど」
安彦さん
  「やらなくなった っていうのは、もう、
  第2シリーズから、僕は やってない・・・」
岡田くん
  「やってないですよね」
安彦さん
  「ええ」
岡田くん
  「ちょっと、変わってる感じが・・・」
安彦さん
  「その頃、ご存じ?」
岡田くん
  「僕は、後で見た人 ですけど」
安彦さん
  「あぁ・・・ですよね(笑)」
岡田くん
  「後で・・・」
安彦さん
  「そういうことですよ(笑)」
岡田くん
  「ファースト、でも、その、なんだろう・・・読み返すと、すごいですよね。
  これは、この時代に やってたら、ビックリする・・・」
安彦さん
  「生まれてないですよね?」
岡田くん
  「生まれてないですかね(笑)はい」
安彦さん
  「遠い昔 です」
岡田くん
  「遠い昔・・・(笑)
  好きに やってた、って、すごい いい言葉ですけど、
  元々、漫画家、アニメーター、キャラクター デザイナー、
  これ、どこから 仕事を始められたんですか?」
安彦さん
  「アニメーター ですね、仕事は」
岡田くん
  「なんで、アニメーター に なろうと・・・」
安彦さん
  「アニメーター、ってね、どういう仕事かも よく わからないで、
  でも、何か、絵を描く仕事なら、食べていけるんじゃないかな と思って」
岡田くん
  「元々、得意だったんですか?」
安彦さん
  「うーん。 小さい頃ね。
  それから ずっと、関係なかったんですけど、
  学生時代にね、マッチを描く アルバイトをしたんですよ」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「スナックの マッチ、とかね」
岡田くん
  「マッチに、絵を描く・・・」
安彦さん
  「ええ、ラベル」
岡田くん
  「はいはい」
安彦さん
  「それで、お金を貰えたんですよ。
  それで、もしかしたら オレは、絵を描いて お金を貰える、
  これで食ってけるかもしれない、と思ってね」
岡田くん
  「うんうん」
安彦さん
  「それで、変な気を起こしたんです(笑)
  それで 東京へ 出てきて、虫プロ という会社に 入ったんですがね」
岡田くん
  「うーん。 大学時代とかは、どうだったんですか?」
安彦さん
  「大学時代は・・・僕らの大学時代、っていうのは、
  よく言われる、大学が騒がしかった時」
岡田くん
  「学園紛争 とかの時代ですね」
安彦さん
  「ええ、騒いでばっかりいて、授業に出なかったんで、クビに なっちゃったんだよね」
岡田くん
  「暴れてですか?」
安彦さん
  「ええ。 暴れて、って、僕は、暴れない方だったんだけど、
  まぁ、その仲間だということで」
岡田くん
  「(笑) クビに なって」
安彦さん
  「ええ、クビに・・・」
岡田くん
  「で、どうしようか と思って」
安彦さん
  「ええ。 なんか、絵を描くと、お金が貰えそうだと。
  ただ、地方都市でしたからね、そこには、そんな仕事は。
  マッチだけじゃ、ちょっと マズイので(笑)
  で、東京 行けば、なんとかなるという、お決まりの パターンで、出てきちゃった」
岡田くん
  「それで ずうっと、アニメーター を やられてたんですか?
  絵を描いて、虫プロに入られて」
安彦さん
  「アニメーター、20年 やりましたね」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「虫プロ って会社は、潰れちゃったんですがね、
  そのあとは フリーで、ちょうど 20年。
  辞めてからも、20年」


(曲)
『KEEP THE DREAM ALIVE』 OASIS
ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース
 

岡田くん
  「ガンダムの、キャラクター デザインを するようになったのは、
  どういう経緯から なんですか?」
安彦さん
  「あれはね、小さい会社なんですよ。 今は、大きく なっちゃったんですけども。
  そうすると、スタッフが いないんですよね」
岡田くん
  「うん」
安彦さん
  「それで、企画書を作るとか、局に 持ってかなきゃ いけない、とかいっても、
  描き手が いない。 それで すぐ、回って来ちゃう」
岡田くん
  「仕事が・・・」
安彦さん
  「アンタ 描いてよ、って」
岡田くん
  「(笑)」
安彦さん
  「だから、小さい会社 って、いいですよ」
岡田くん
  「いや、でも だから、ちょっと、違う なんか、あったんじゃないんですか?
  独特・・・独特 っていうのかな?
  安彦さんの絵 って、独特でもあるじゃないですか」
安彦さん
  「いや、個性、無いと思いますよ」
岡田くん
  「え~! どういういうことですか? それ。
  個性、無いんですかねぇ」
安彦さん
  「無いと思いますねぇ」
岡田くん
  「個性、有りまくり だと思いますけど」
安彦さん
  「いやいや(笑)そうだろうか・・・」
岡田くん
  「(笑)」
安彦さん
  「あれば いいんだけども(笑)
  アニメーター ってのは、いろんな仕事 しますんでね。
  いろんな絵柄を 描かなきゃ いけない」
岡田くん
  「はい」
安彦さん
  「だから、個性 というのか なんか、いろいろ ごちゃ混ぜになって、
  僕の味 みたいなもの、もしかしたら、できてるのかもしれないですね」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「なんでも やんなきゃ いけない」
岡田くん
  「一枚一枚、絵の切り方が ちょっと、独特な感じがしますけどね」
安彦さん
  「あー、そうですか。 そう言っていただけると、大変、心強いです」
岡田くん
  「だって “安彦立ち” っていわれる、立ち方もある・・・」
安彦さん
  「いやー、あれは、誰でも描いてますよ。 描いてると思う」
岡田くん
  「いやいやいや(笑) それを最初に始めたのは、安彦さん ですよね」
安彦さん
  「いや、あれは、虫プロで教わったんですよ」
岡田くん
  「あっ、そうなんですか?」
安彦さん
  「ええ、僕の・・・僕は、恩師と呼んでるんですけども、
  いろんなことを教わった中の 一つで。
  だから、同じことを いろんな人、教わってるはずだから、描いてますよ」
岡田くん
  「へぇー・・・ あの、こう、ガンダムは、回って来た って、
  最初、どう思われましたか? ガンダムの、こういうの やりたい って・・・
  誰から 言われたんですか?」
安彦さん
  「これはね、全く、まっさらな状態で、企画会議をやったんです。
  そこに、富野由悠季も いて、
  企画部長・・・もう 亡くなりましたけど、企画部長を中心に、やったんですよね」
岡田くん
  「うん」
安彦さん
  「企画室 という、6畳の和室で(笑)アパートの」
岡田くん
  「和室で」
安彦さん
  「ええ」
岡田くん
  「6畳の、アパートの 一室で」
安彦さん
  「車座に なってね、やったんです。  
  やったんだけど、何にも アイディアが出ないわけですよ。
  あれは やられちゃったね、これは もう使われたね、みたいなのでね」
岡田くん
  「うんうん」
安彦さん
  「それで、お開きになって、宿題だ、と。
  そしたら、富野由悠季が レポートを作って来たんですよ。 次の会議の時にね」
岡田くん
  「へぇー」
安彦さん
  「それが面白いというんで、みんなで 『これでいこう!』 と。
  さっぱり、わけわかんない話だけど、面白そうだ(笑)そう言って。
  それが最初でしたね」
岡田くん
  「わけわかんない話(笑)」
安彦さん
  「ええ。 で、キャラは オレが描く、と」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「で、メカは、大河原さんという方が おられて」
岡田くん
  「3人の関係性 って、どうだったんですか?」
安彦さん
  「えーと、特に無いですね。 無関係ですね。
  大河原さん という方は、それまで 会ったこともなかったし、
  富野由悠季も・・・富野由悠季とは もう、3本目ぐらいでしたかね、その時に。
  だいぶ、気心は わかってましたけどね」
岡田くん
  「うーん・・・じゃあ、その企画、面白い! って なって、
  どういう絵に していこう、っていう。 キャラクター を っていうのって・・・」
安彦さん
  「非常に、ツーカー で、決まりましたね。
  よく、いろいろ揉めたんでしょう? とかね、NG が出たんでしょう? とか言われるんだけど、
  全く、出なかったですね。 ツーカー で」
岡田くん
  「へぇー」
安彦さん
  「その時、異様に 気が合ったんですよ。 富野由悠季 って 人と。
  それで、阿吽の呼吸で」
岡田くん
  「ピタッと、はまったんですね」
安彦さん
  「ええ。 例えば、主人公、外人にしよう とかね。
  どうってことないんだけど、当時は とても(笑)大それたことだった」
岡田くん
  「なかなか、当時、無いことじゃないですか、外人を主人公にした・・・」
安彦さん
  「ええ。 それで、ちょっと、ネクラな子に しよう、とかね。
  そういうことも、スイスイ決まってくわけですよ。
  髪の毛は 赤毛だろう、とかね」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「そういうことが 良かったですね。  
  阿吽の呼吸 って、気持ちいいですね」
岡田くん
  「そういうのは、そこだけでしたか? それの後とかは・・・」
安彦さん
  「ちょっと そういうのは、その後は 無かったですね」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「ちょうど その頃、僕も 富野由悠季も、同じような苦労をしてたんだと思うんですよ。
  世間の風に 翻弄されてね(笑)
  それで、お互いに 積っていたものが同じだったのかな、と思うんです。
  性格は、全然 違うんですけどね」
岡田くん
  「うーん・・・積っていたもの って、
  その頃、何を抱えられていたんですか?」
安彦さん
  「うーん・・・やはり 二人とも、ちょっと ひねくれてるんで、
  要求されるものが、どうも ワンパターンだ と。
  違ったものが やりたい、って。
  ただ、違ったことを言うと、撥ねつけられる、と。
  ダメ、ということに なっちゃうんでね。 それで、どうやって、
  ゲリラ的にでも いいから」
岡田くん
  「好き勝手に・・・」
安彦さん
  「ええ。 好き勝手を通そうか、ということですね」


(曲)
『めぐりあい』 井上大輔
めぐりあい


岡田くん
  「あの・・・お会いした感じは、すごい優しそうな感じですけど」
安彦さん
  「(笑)いえいえ」
岡田くん
  「中には やっぱ、なんか いろいろあるのは、すごく わかるんですけど」
安彦さん
  「うん・・・」
岡田くん
  「どういう方 なんですかね?」
安彦さん
  「誰ですか?」
岡田くん
  「安彦さん」
安彦さん
  「僕ですか?」
岡田くん
  「はい」
安彦さん
  「うーん。 結構、キレるんですよ」
岡田くん
  「アハハハ!」
安彦さん
  「すぐ、キレる(笑)」
岡田くん
  「すごい、優しそうな感じもするし・・・」
安彦さん
  「富野由悠季 の方がね・・・さっきから、富野の話 ばっかりだけど、
  富野由悠季 の方が、しぶといですね。
  いま、変なオジサンに なって(笑)かなり、エキセントリックなようだけど」
岡田くん
  「一回、来てもらってるんです」
安彦さん
  「らしいですね」
岡田くん
  「はい。 結構、いろいろ言っていただいて、帰っていかれましたよ」
安彦さん
  「彼は、我慢強い人ですよ。 今は、どうか わからないけど」
岡田くん
  「アハハハ! じゃあ、その頃は、若い頃は いろいろ こう、体制 っていうか、
  いろいろ、やりたくても できない、っていうことに対して・・・」
安彦さん
  「うん。 あのね、たぶん これ、オフレコだろうから。
  昔、富野由悠季と、初めてやった仕事で、
  (・・・ ピー音 ・・・)に、テレビ局があって。 今も、あるようですけど」
岡田くん
  「ありますね」
安彦さん
  「呼びつけられたんですよ」
岡田くん
  「はい」
安彦さん
  「それで、僕は バカだから、
  一生懸命、仕事してたんで、テレビ局の人に 褒めていただけるのかな? と思って 来たんです。
  そしたら、怒られたんですよ。
  『勇者ライディーン』 という番組だったんですけど、
  つまらない、と。 絵も悪い、と。 偉い人に。
  それで、僕と、富野由悠季と、制作会社 プロデューサー、3人 いて、
  局の人に、そう言われたんです」
岡田くん
  「はい」
安彦さん
  「(・・・ ピー音 ・・・)のテレビ局が作ってる番組なんだよ! と言われて(笑)
  キミ、もっと いいものになるよね?
  と、言われたんです」
岡田くん
  「へぇー」
安彦さん
  「僕は その時に、
  なりません! って答えた(笑)」
岡田くん
  「アハハハ(笑)」
安彦さん
  「そしたら(笑)その横にいた プロデューサー が、すっかり慌てちゃいましてね。
  で、富野由悠季は、一言も、口 利かなかったですね」
岡田くん
  「我慢して・・・」
安彦さん
  「我慢して」
岡田くん
  「黙って、こう、話を・・・」
安彦さん
  「僕は、キレやすいから、
  なりません! って言って」
岡田くん
  「ふざけんな! って思いが あったわけですね」
安彦さん
  「あっ、そこまでは、言わなかったですけどね(笑)」
岡田くん
  「アハハハ!」
安彦さん
  「一生懸命やってんだ、できるもんか! と思ってね」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「それで、また 小さい スタジオに帰ったら、富野由悠季が 一人で、
  もう編集が終わった フィルムを また最初から、繋ぎ直しを始めたんですよ、黙々と」
岡田くん
  「はい」
安彦さん
  「ビックリ しましたね。
  ここまで やるんだ、と」
岡田くん
  「うーん・・・」
安彦さん
  「僕は ブチ切れて、
  やれねえ! って言って、それで(笑)」
岡田くん
  「まんまで いいだろ、って」
安彦さん
  「(笑)誰が やるもんか、と思ったんだ」
岡田くん
  「へぇー」
安彦さん
  「何が(・・・ ピー音 ・・・)だ! とか 思ってね」
岡田くん
  「アハハハハ!」
安彦さん
  「(・・・ ピー音 ・・・)が、ナンボのもんじゃ! とか思って」
岡田くん
  「アハハハ! へぇー。 それは、おいくつ ぐらいの時ですか?」
安彦さん
  「それが、ガンダムより、まだ 3年ぐらい前ですから、20代ですね」
岡田くん
  「20代かあ・・・」  
安彦さん
  「いやいや(笑)」




岡田くん
  「ガンダムは、アニメの 何を変えたと、ご自身では 思われていますか?」
安彦さん
  「何なのかなあ・・・よく一般の人に言われるのは、
  アニメ ブーム っていうと 『巨人の星』 とか 『あしたのジョー』 とか、
  いろいろ ありますよね。 名作劇場 とか」
岡田くん
  「はい」
安彦さん
  「そういうもので お考えに なるんだけども、
  ガンダム っていうのは、オリジナルなんですよね」
岡田くん
  「はい」
安彦さん
  「アニメ関係者が いままで 無いところ、要するに、無から作った と。
  それが まず 一つの、変化だったと思うんです。
  それが確実に、数は少ないけれども、ファンを獲得して、
  一つの ムーブメントが、それから 出て来たんです。
  それの走りは 『宇宙戦艦ヤマト』 だったんですかね。
  だから、これと、それまでの 高視聴率を取っていた、
  いわゆる、アニメ化した番組 っていうのは、違うんですよね」
岡田くん
  「うん」
安彦さん
  「だから、アニメの関係者が、何も無いところから、ものを作ることができる、っていう、
  それを 身をもって示した、最初の、
  あるいは 初期のものだ、っていうことは 言えると思いますね」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「アニメ屋も、ものが作れる と。 脚色じゃなくて、ね。
  それは、意地ですよ」
岡田くん
  「だって、いろんなものを変えた、価値観も変えた、
  周りの評価とかも、違ったんじゃないですか?」
安彦さん
  「よく 言うんですけどね、アニメ ってのは、割が合わない と。
  原作をいただいて、面白い原作だから、当然、アニメとかに なるんですけどね、
  それを いいものにしても、褒められないんです」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「それは、原作が いいから。
  で、悪いもの、つまんないものを作っちゃうと、
  せっかくの いい原作を、なんてことをするんだ、って怒られる(笑)」
岡田くん
  「(笑)」
安彦さん
  「だから、何も いいことがない」
岡田くん
  「大変な 職業ですよね」
安彦さん
  「ええ、大変ですよ。 いまでも、そうだと思いますけどね。
  ただ、オリジナルだと これは、自分達が作ったものですから、
  全部、言ってみりゃ、自己責任です。
  いいものができたら、オレ達が作ったんだ、というふうに言えるんですからね。
  そういうものは、それまで無かった」
岡田くん
  「うーん・・・いま読んでも、色褪せない、ってのが すごいですよね。
  それは やっぱ、名作 って いわれるものの・・だと思うんですよ」
安彦さん
  「ですね。 自分で言うのも なんだけど、描いてて そう思いましたね。 面白いなぁ、と」
岡田くん
  「やっぱ でも、昔のものとか、僕も こう、見さしてもらっても、
  あっ、昔のものだな、って 見てしまうものって・・・敢えて、名前は出さないですけど、
  その世代に合ったもの、アニメとか マンガでも、
  昔のもの、っていう感じで見るじゃないですか。
  でも、ガンダムの この初期のやつとか、違うんですよね。
  今でも、色褪せない感じがするんですよ」
安彦さん
  「ただねぇ、絵が酷いんですよね(笑)」
岡田くん
  「いやいや、そうですかぁ?」
安彦さん
  「さっき、最初に、何故 オリジンを描いたの? と聞かれて、言い忘れましたけども、
  まぁ、絵が酷い、と。 ちょっと、人に見せられない」
岡田くん
  「それを やっぱり ちょっと、直して・・・」
安彦さん
  「これは マンガですけどね、
  これから、今のスタッフが もっと素敵な絵に してくれると思うんだけど、
  当時の アニメ ってのは、やはり、
  言い訳ばっかりに、なっちゃうんだけれども、
  時間が無い、お金が無い、人手が無い で、精一杯やっても あんなもんだったんですよね」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「だから、それを いちいち説明して、今の若い人に 見てもらうわけにも いかないしね。
  それが、辛いところ ですよ」
岡田くん
  「アニメ・・・こう、人に渡った アニメが、ちゃんとなれば いいですね」
安彦さん
  「ええ」
岡田くん
  「僕、でも この、安彦さんの原画のやつの方が、好きですけどね・・・好き、っていうか(笑)」
安彦さん
  「今の人達は 上手いから、きっと いいものになると思いますよ」
岡田くん
  「いまの アニメ、レベル高いですか?」
安彦さん
  「ええ。 高いですね、非常に」
岡田くん
  「高い」
安彦さん
  「ええ。 そんなに、アニメ 見る方じゃないんだけども、ビックリしますね、よう やるなぁ、と」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「いろんな問題は、また ありますけどね、今 ならではの問題もね」
岡田くん
  「例えば・・・」
安彦さん
  「うーん。 ちょっと、袋小路に入ったような感じが あるかなぁ、とかね」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「無駄に 骨折りをしてるな、とかね。
  そこまで描くことは ないだろう、とか、いろいろ ありますけどね」
岡田くん
  「描くこと、というのは、描く(えがく)ことも含めて ですか?
  そこまで説明するのか、とか・・・」
安彦さん
  「そうですね。 演出も そうだし、絵柄にしても。
  元々、そういうところで勝負しちゃ いないんですよね、日本の アニメーション というのは」
岡田くん
  「おっ」
安彦さん
  「非常に ハイクオリティー とかね、絵の密度が高い とか。
  そういうところで勝負しても、例えば、アメリカのものとか、ヨーロッパのものには 負けますし。
  これは、マンガも そうですけどね、
  アート じゃないわけですよ。
  だから、そういうところ、ちょっと勘違いしていると、
  せっかく、アドバンテージを持っていたのが、
  ゼロに なったり、マイナスに なったりしちゃう と。
  そういう心配を ちょっと してますけどね」
岡田くん
  「アドバンテージを持ってるとこ、っていうのを言葉にすると、
  何ていうとこ、っていう・・・」
安彦さん
  「オリジナリティー とか、
  一言で言うと やっぱり “自由さ” でしょうね」
岡田くん
  「自由さ」
安彦さん
  「ええ。 アニメも、マンガもね」

(曲)
『FREE』 DEBELAH
デブラ


岡田くん
  「でも、自由さ、って 言われますけど、
  結構 その、安彦さん て、こう、歴史物とか 描かれたりするの、多いじゃないですか」
安彦さん
  「ええ」
岡田くん
  「 『ナムジ』 とか。
  それをこう、自由さの中で、そういう歴史ものを描かれている っていうのは、
  どういう経緯が・・・」
安彦さん
  「歴史 っていう素材を・・・なんだろうなぁ、
  例えば、香港のマンガ なんかだと、武侠物なんてね、『三国志』 とか、ああいったのもを、
  あれも、歴史の素材ですから、
  劇画的に描く っていうのは、これは 例えば、非常に大きな 分野なんだけれども、
  日本で、例えば、僕なんかが描いてる 歴史物 ってのは、ちょっと違って、
  いろんな関心を いろんな形に、自由に作品化するわけですよ。
  こういうことは たぶん、外国のマンガ家は、やってないと思うんですよね」
岡田くん
  「うーん・・・」
安彦さん
  「もう、形の決まったもの。
  例えば、アーサー王の話 とかね、あったら、
  それを マンガという形に 置き換える、ってことを やると思うんですよ。
  非常に、アーティスティックにね」
岡田くん
  「置き換える・・・」
安彦さん
  「ええ。 ただ、それを自由に解釈して、勝手に料理して、
  作家性でもって 大胆に脚色する、っていうふうなことは、
  たぶん、あちらの人は やらないと思う」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「そういうことを 求められてもいないと思う」
岡田くん
  「うんうん」
安彦さん
  「それは、日本のマンガ家、あるいは アニメ作家も そうですけど、平気で やっちゃう。
  ちょっと いま、並べて言ったけど、マンガ家の方が 自由度が高いんで、
  いい マンガ作家が いっぱい出てくるわけですよね」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「ただ、絵は下手です」
岡田くん
  「(笑)」
安彦さん
  「僕も、そうだけど(笑)」
岡田くん
  「いやいや」
安彦さん
  「日本のマンガ家は、例外は ありますけども、
  海外の アーティスティックな絵描きさんに比べると、みんな、絵は下手です」
岡田くん
  「へーぇ、そうなのかあ・・・」
安彦さん
  「ええ。 手塚治虫さんだって、絵は下手ですよ」
岡田くん
  「あー(笑)・・・うーん」
安彦さん
  「だから、絵の上手さとかで勝負しちゃ、いけないんですよね。 アニメーションにしてもね」
岡田くん
  「自由さ」
安彦さん
  「ええ。 自由さ。 精神ですよ。
  それを ちょっと、今の人達が忘れてると、ヤバイな っていう気がするんですね」




岡田くん
  「いま、安彦さんは どういうスタイルで やられてるんですか?」
安彦さん
  「僕は、昔 っからの マンガ家ですから(笑)
  昔 っからの 手描きで、アシスタントも使わずに」
岡田くん
  「それが スゴイですよね。 一人で トーンとか、貼るんですか?」
安彦さん
  「あっ、正確に言うとね、アシスタント 一人いて、
  トーンとか貼らせてるんですよ、ベタ とかね」
岡田くん
  「ハハハハ!」
安彦さん
  「ただ、僕の絵はね、絵は下手なんだけども、
  ちょっと 人と変わってるのは、筆で描くんですよ、ペンじゃなくて」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「これは ちょっと、手伝えないんですよね、他の人は」
岡田くん
  「同じようには描けない、ってことですよね」
安彦さん
  「ええ。 だから、アシスタント 使えないんですよ。
  ベタ とか トーン は、大丈夫なんですけどね(笑)」
岡田くん
  「アニメ とか、マンガ描いてる時は、どういう感じ なんですか? 楽しいですか」
安彦さん
  「楽しいですねえ」
岡田くん
  「もう、何年、描かれてるんでしたっけ?」
安彦さん
  「20、20 だから、40年ですかね。 アニメと マンガを合わせて、40年。
  ただ、僕は、二十歳 過ぎて、22、3 から、この仕事、始めてるから、
  まだ、僕の同年代の マンガ家さんだと、45年・・・45年とか、50年近い人も いますよ。
  デビュー、早いですからね」
岡田くん
  「あー・・・」
安彦さん
  「高校生とか、中学生で デビュー とか、そうすると すごいですよ」
岡田くん
  「辛い、ってことは ないですか?
  生み出す、っていうのは 辛い・・・」
安彦さん
  「うん、マイペースで やってるから、それほどじゃないですね」
岡田くん
  「あー・・・」
安彦さん
  「たくさん 描いてる人だと、たぶん、すごい辛いんでしょうけどね」
岡田くん
  「楽しんで、40年間 描き続ける って、すごいですね」
安彦さん
  「だから・・・なんつうんだろう、きわどい人生だけど、
  いい人生(笑)だった、って言うとね、終わるみたいだけど(笑)」
岡田くん
  「(笑)まだ、早いです」
安彦さん
  「まだ、早いんだけど(笑)」
岡田くん
  「まだ いっぱい、たくさん残してもらわなきゃ」
安彦さん
  「もうちょっと。 みなさん、年取っても がんばってるから、なっかなかね、降りられないんで、
  まだ頑張んなきゃ、と思ってるんですけどね」
岡田くん
  「頑張って下さい。
  いいキャラクター が生まれた時 って、どういう気持ちに なったりするんですか?」
安彦さん
  「いいキャラクター・・・ 今日、ガンダムの話が 結構、多かったんで、
  さっきも言った、ツーカーで、これは きっと OK だろう、みたいな。
  アムロ とか描いた時は、気持ち良かったですね、
  これは いけるぞ! と」
岡田くん
  「うん」
安彦さん
  「で、案の定、監督も OK、と。
  そういう時は、気持ちいいですね。
  NG! っつったら、ムカつきますけどね(笑)」
岡田くん
  「(笑) パッ て、出て来るんですよね」
安彦さん
  「そうですね。 なんでも そうかもしんないんだけど、
  わりと、いいもの ってのは、スッ と出るんじゃないですか? 曲、なんかでも」
岡田くん
  「サラッ と。 自然に・・・」
安彦さん
  「5分で できちゃったとか、よく言いますよね」
岡田くん
  「そうですよねえ。 いい時って、なんか そうなんですよね。
  自然に、なんか、フッ て、できちゃうものが いいもんだったり するんですよね」
安彦さん
  「苦しんで 苦しんでも、パッ と しなかったりね、そういう。
  特に、NG NG、なんつってると、だんだん 投げやりになってくるじゃないですか(笑)」
岡田くん
  「うーん。 あの・・・描く、っていうのは、どういうことですか?」
安彦さん
  「描く。 えーとね・・・気持ち。
  僕、ほんとにね、絵というか、マンガのことしか知らないんだけども、
  音楽のことなんかでも そうですけど、スポーツでも そうですけどね、同じだと思うんですよ。
  気持ち が、例えば ボールを伝わって プレー になるとか、
  気持ち が、楽器を通して 曲になる」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「で、僕の場合は、気持ちが、持ってる筆を通して 絵になるんですけど、
  その時に、線を もう コンマ1ミリ、右にしよう とか、左にしよう とか、
  筆圧をどうしよう、とかっていうことは、考えないんですよね」
岡田くん
  「うーん・・・」
安彦さん
  「だから、僕は 楽器も弾けないし、スポーツも苦手だけども、それも、たぶん そうだと思うんです。
  気持ちで、例えば、半音 外したとかね、そういうことは問題じゃないわけでしょ、おそらく。
  こうやって、バットの芯に、コンマ何ミリで当てると ホームランになるから、
  それをやる、とかさ。 あ、ちょっと外した とか、
  そういうことじゃなくて、おそらく、あれも 気分なんじゃないですかね。
  シュートで、枠へ行くとか 行かないとか。
  と、勝手に想像するんですけどね」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「プレー と 気持ちが、ピタッ と合う というか、それが一体化した時に、
  とても いいものが表現できる。
  なんでも、同じなんじゃないかなぁ、と思うんですがね」


(曲)
『MAKE IT MINE』 JASON MRAZ
ウィ・シング。ウィ・ダンス。ウィ・スティール・シングス。


岡田くん
  「これから、何を 描きたいですか?」
安彦さん
  「やっぱり、なんだかんだ言っても、いい年なんで、
  あと、1作か2作 だろうな と思うんで、
  やっぱり、自分の 一番好きな、歴史ネタを ちょっと まとめてみようかな と思いますけどね」
岡田くん
  「どこら辺の 歴史を」
安彦さん
  「いま考えてるのは・・・言っちゃっていいかなあ、
  日露戦争の頃の」
岡田くん
  「うーん」
安彦さん
  「日露戦争、そのもの じゃなくてね、あの時代の、
  明治から 大正の頃の。
  非常に、面白い時代なので、あのあたりを描こうかなぁ と。
  昔、満州の話を描いて、明治の話を描いて、その真ん中が 抜けてるんですよね。
  だから、ちょっと 心残りなんで、そこを描こう と。
  これを 一応、メインの仕事に しようかな と思ってますけどね」





(対談が終わって、岡田くんの感想)

「さあ、ということで、安彦さんと お話しをさせていただきました。
いやぁ、でも、この世代の方は やっぱり、面白いんですよね。 こう、なんだろうね、
戦い方を知ってる というか、
戦う 気概を持ってる、っていうか、感じがする人が多いから、
お会いした感じは、優しそうで、あれなんですけど、中にある、こう、ね。
最終的には、戦うんだったら 戦いますよ、みたいな感じの ある方が多いから、
相当、やっぱり その、ファーストガンダムも そうだろうし、ねえ。
ファースト だけしか やらなかった理由とかもね。
・・・聞いちゃ いけないのかな? わかんないですけどね、
いろいろ、戦ったんだろうな っていう。
きちんとしたものを持ちながらもね、あったんだろうし、
なんか、やっぱり こう、もっと話を聞いてたかったな、っていう感じの、させていただける方でしたね。

そうっスね、あと、面白かったのが、
日本のマンガ家は 下手だ、って 言ってたのが、印象的ですかね。
大事に しなきゃ いけないのは “自由さ” だ、って、おっしゃってましたけど、
そういうのも、なんか いろいろ。
僕ら世代 って、アニメ って、結構、
上手くて、ちゃんと できてて、って感じの意識が強いですけど、
でも、その、自由さ を大事にしてほしい、っていう、安彦さんの感じ っていうのは、
なんか、僕ら、ちゃんと受け止めて、こう、ね。
いろんなとこでも そうなのかな、っていう 感じがしましたね」


(曲)
『FREE BYRD』 CARAVAN
Wander Around(DVD付)



(安彦さんからの コメント)

「僕にとって、ガンダム、っていう作品は、
世界を作る っていうのは、究極の夢なんですけど、僕ら、
それができたのかなぁ、もしかしたら。
だとしたら、とっても大事な作品だな、っていうことですかね。

空想であっても、実際の歴史とか なんとかでも いいんですけど、
作家の夢 ってのは、そこに、いま現実世界があるんですけども、
作品世界、っていうのを作り出すのが 夢だと思うんですよ。
それが、なかなか難しいんですよね。
だから、それができた、非常に幸福な 例だったのかな と、
すごく、かけがえのないもの だったんだなぁ ということですね」

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