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2011/9/18 on air  「ガラスの美しさって何ですか?」                   (guest)  イイノナホさん


水と空のあいだ




水と空のあいだ


イイノ ナホ




(オープニング)

「こんばんは、岡田准一です。 今夜も始まりました 『Growing Reed』
この番組では、毎週 一つのテーマの専門家をお呼びして、徹底的に質問。
番組の終わりには “考える葦” として、
僕も、みなさんと一緒に、成長したいと思います。

今日のゲストは、ガラス作家の、イイノナホさん です。
イイノさんは、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科を卒業後
東京ガラス工芸研究所日曜講座でガラスを始め、
その後、シアトルの ガラススクールで勉強された方です。

現在は、ご自身の工房である 『iino naho glass garden』 を設立し、
ペーパーウェイトなどの作品から、
店舗、美術館 向けの シャンデリアなども手掛けていらっしゃいます。

えー、僕、実は、あんまり 言ってなかったかもしんないですけど、ガラス 好きで、
ステンドグラスとかを家の壁に埋めこむぐらい。
といっても あれですよ、教会の ステンドグラスみたいな あれじゃないですよ、
もうちょっと シンプルな。 色も付いてない、シンプルなやつですけど。
実は、ガラスは、ほんとに好きで、
なんか・・・心 休まるんですよね。 ガラスが、光が 入った時とか。
いつか、ガラスで なんか作りたいな、と思うぐらい、ガラス 好きで。 作ったことは、ないんですけど。

そんなかで、なんか、イイノさんは ですね、なんていうのかなあ・・・
すごい 優しさのある作品を すごく作られる方で。
ペーパーウェイトとか、今 ネットがある方は 調べて、
“イイノナホ” って、カタカナで入れて下さったら、たぶん、プン と出てくると思うんですけど、
手に収まる感じの、すごい かわいいのを作って、
本人もね、すごい かわいらしい方なんだと思うんですよ・・・(笑)うん。

旦那さんが、皆川明さんていう 『ミナ・ペルホネン』 ていう服を作ってる方で、
いい夫婦なんだろうなあ って、すごい思う人なんですけれども。
だから 今日、お会いできるの、すごく楽しみにしてます。

そこで 今日は、“ガラスの美しさって何ですか?” というテーマで、お話を お伺いします。

J-WAVE 『Growing Reed』
新しい一週間、最初の60分。 ぜひ、一緒にお付き合いください」



(曲)
ESTANCIA 『IF』
A Cafe In Rio


岡田くん
  「こうやって・・・はじめまして なんですけどね」
イイノさん
  「はじめまして です」
岡田くん
  「実は、電話で話したことがあるんですよね」
イイノさん
  「はい(笑)そうです」
岡田くん
  「工房に 遊びに行かしてもらう、っていう約束をしながらも・・・」
イイノさん
  「あ、そうです~、はい」
岡田くん
  「すいません、ちょっと」
イイノさん
  「なかなか 来ていただけなくて・・・(笑)」
岡田くん
  「(笑)ちょっと タイミングが合わなくて、行けてないんですけど、いつも 作品は・・・」
イイノさん
  「ずっと、お待ちしてます」
岡田くん
  「いつも、見てます。 作品は」
イイノさん
  「ありがとうございます」
岡田くん
  「あのー、ねぇ。 素晴らしい作品ばっかりですけど」
イイノさん
  「いえいえ・・・」
岡田くん
  「ガラスを・・・僕、実は、ガラス 好きなんです。 知ってると思いますけど」
イイノさん
  「はい(笑)」
岡田くん
  「(笑)ガラス 好きで、でも 今日、考えたんですよ。
  ガラスの良さを、ラジオで どう伝えればいいんだ、って」
イイノさん
  「そうですよね。 どうでしょうね・・・」
岡田くん
  「元々、ガラスを好きになったのって、いつからですか?」
イイノさん
  「ガラスを好きになったのは、やっぱり 小さい時から、透明感のあるものとか、
  ガラス以外でも、プラスティックの下敷き みたいなのとか、定規みたいのとか、
  そういう、透明感のあるものが すごい好きでしたね」
岡田くん
  「うーん」
イイノさん
  「大学に入ってからは、彫刻を勉強してたんですけど、
  そん時も、ガラスを素材にして 作品を作ったりとか、プラスティックだったりとか、
  透明なもの、っていうのに、やっぱり、ずっと惹かれてたような気がします」
岡田くん
  「それ、なんで、透明なものに惹かれたんですか?」
イイノさん
  「なんで なんでしょうねえ・・・」
岡田くん
  「僕も 考えたんですよ。 何で ガラスが好きなんだ、って」
イイノさん
  「はい」
岡田くん
  「でも、答えは出ないんですよ」
イイノさん
  「うーん・・・」
岡田くん
  「なんでだと思いますか?(笑)」
イイノさん
  「(笑)なんでしょうねえ」
岡田くん
  「なんで ガラス、好きなんだろうな、って。
  僕は、ガラスとか 集めたりするんですよ」
イイノさん
  「あ、そうですか」
岡田くん
  「ステンドグラスとか、いろんなもの集めたりするんですけど」
イイノさん
  「はい」
岡田くん
  「なんか、でも、光が入ったり、水が入ったり、そこに 生き物とかも、魚とかも入れてみたり、
  いろいろして、こう、形が変わったりとか・・・好きなんですけど。 でも、うーん。
  それを人に説明するときに、なかなか説明ができなくて。
  でも、世の中に 結構、ガラスがあふれてる、っちゃあ、あふれてるけど」
イイノさん
  「そうですねえ」
岡田くん
  「そんなかで、オリジナルの ガラスが好きだ っていうのって、
  なかなか こう、思われる方も、僕の周りに そんなに いなくて」
イイノさん
  「うーん。 私は ガラスを好きなのも、もちろん、見るのも好きなんですけど、
  やっぱり その、作業が すごく楽しいですね・・・」
岡田くん
  「どういう作業で、作るんですか? ご自宅が 工房なんですよね」
イイノさん
  「そうですね」
岡田くん
  「いいなあ・・・」
イイノさん
  「(笑)」
岡田くん
  「ハハハ(笑) いいなあ・・・」
イイノさん
  「いえいえ、もう、暑いですしねぇ」
岡田くん
  「暑いですか」
イイノさん
  「暑いですね」
岡田くん
  「どういう状況 なんですか? ご自宅が工房、って」
イイノさん
  「うちは、自宅 兼 工房に なってまして、小さいんですけど、庭の隅の方に ググッ っと、こう、
  ガラスを溶かせる工房と、あとは 加工・・・コールドワーク っていうんですけど、
  加工する部屋と、っていうの、二つ あるんです」
岡田くん
  「いいですよね。 夢ですよね。 家に そういう、工房がある・・・」
イイノさん
  「そうですね。 やっぱり 始めた頃は、
  いつか、ガラスを溶かして、自分の工房を、っていうのは やっぱり、夢でしたね」
岡田くん
  「うーん。 どういう作業で 作っていくんですか?
  リスナーのみなさんも、ちょっと、わからない っていう人も・・・」
イイノさん
  「作業ですか?」
岡田くん
  「うん」
イイノさん
  「じゃ、私の 一日を説明しますと(笑)」
岡田くん
  「はい、お願いします」
イイノさん
  「一日を、っていうか・・・ガラスを まず溶かさなきゃ いけないんですけど、前日に、
  溶かす 坩堝 っていう・・・溶解炉なんですけど、壺があって、
  そこに、ガラスの原料を入れて、だいたい 半日ぐらいかけて、夜中のうちに 溶かしておくんです」
岡田くん
  「うん」
イイノさん
  「で、朝、7時ぐらいに、ガラスが 炊き上がってる というか、溶けているんです。
  そうすると、夜中に こう、グツグツと煮てる感じなので、
  上に 泡が パア っとあるんですけど、それを全部 取って、
  それで、何人か アシスタントの子が来て、
  じゃあ 始めましょう、みたいに言って 始まるんですけど(笑)」
岡田くん
  「うん」
イイノさん
  「作る作業は・・・そうですね、一人で できることも あるんですけど、ものにも よって、
  一人で できるものも あれば、何人か じゃないと できないことは あるので、
  その時、作りたいものによって、アシスタントの人が 一人とか 二人とか、多い時は 3人とか来て、
  作っていく感じなんです」
岡田くん
  「うーん。 どういうのから こう、インスピレーションを受けて 作っていくんですか?」
イイノさん
  「インスピレーションですか?・・・インスピレーション」
岡田くん
  「作品が なんか、優しいじゃないですか」
イイノさん
  「そうですかね・・・(笑)」
岡田くん
  「優しくないですか?(笑)」
イイノさん
  「優しいんですかねえ・・・」
岡田くん
  「優しいですよ」
イイノさん
  「そうですか?」
岡田くん
  「優しいというか、なんだろうなあ・・・
  でも なんか、単体で 力がある ガラス って、なかなか少ない気がして」
イイノさん
  「うん。 ありがとうございます・・・」
岡田くん
  「そんなかでも、イイノさんの作品て なんか こう、
  単体で こう、絵になる って言ったら変ですけど、
  机の端っこに、ポン と置いてあって、光が こう、当たってたら・・・」
イイノさん
  「はい」
岡田くん
  「いいな、っていう・・・」
イイノさん
  「いい感じ、ですか?」
岡田くん
  「(笑)いいなあ って」
イイノさん
  「よかったです(笑)」
岡田くん
  「そのために 置きたいな、みたいな。 あるじゃないですか(笑)」
イイノさん
  「(笑)」
岡田くん
  「机に、こう、朝日が当たってて、そこに・・・」
イイノさん
  「きれいですよね、光が当たるとね」
岡田くん
  「光が当たって、きれいな・・・」
イイノさん
  「はい」
岡田くん
  「ねぇ・・・」
イイノさん
  「インスピレーションは、何から っていうのは 特に、
  これを見たから こうだった、とか、そういうのは無くて、やっぱり こう、毎日のこと だったりとか、
  ほんと 毎日 感じる、ちっちゃな幸せ みたいなこととか(笑)」
岡田くん
  「うん」
イイノさん
  「なんか、そういうことの積み重ねだと思うんですけど。
  でも 毎日、あれが作ってみたいな とか、こうしてみたいな とか、
  たぶん、ずーっと考えてると思います」
岡田くん
  「うーん」
イイノさん
  「作りたいものとか、ガラスのこととか、たぶん、ずーっと考えてて、そのなかで、
  あ これ作ってみました、とか(笑)
  そういう感じで、ポッ っと、こう、浮かんでくるんですよね」


(曲)
FIONA MAC KENZIE 『WHEN THE SUNNY SKY HAS GONE』
Elevate


岡田くん
  「なんか、あの・・・僕、あれ好きなんですよね、えーと、『空と水との あいだに』 でしたっけ?」
イイノさん
  「あ、はい。 本・・・作品集 『空と水のあいだ』
  『水と空のあいだ』 ハハハ!」
岡田くん
  「ご自身の ですよ(笑)」
イイノさん
  「水と空・・・水と空 です」
岡田くん
  「 『水と空との あいだに』 でしたっけ」
イイノさん
  「はい、『水と空のあいだ』 です」
水と空のあいだ




水と空のあいだ




岡田くん
  「あれをねえ、ぜひ、今 ラジオ聴いてる方も、今日 寝たら、買ってもらえれば、
  どういう作品かは(笑) わかるんですけど、
  どう説明しようかな・・・」
イイノさん
  「今日、私・・・」
岡田くん
  「はい」
イイノさん
  「二つ、岡田さんに プレゼント、と思って、持って来たのがあるんです」
岡田くん
  「マジ ですか!」
イイノさん
  「(笑)」
岡田くん
  「ちょっと 見してくださいよ」
イイノさん
  「でも、お持ちかもしれないですけど」
岡田くん
  「持ってたって、持ってない、っつって、もらってきますけど。 ハハハハ!」
イイノさん
  「(笑)」 (ガサガサ、袋を取り出す音・・・)  
岡田くん
  「マジ っスか」
イイノさん
  「はい」
岡田くん
  「あっ、また かわいらしい袋に・・・」
イイノさん
  「はい、これ ふたつ です」
岡田くん
  「ありがとうございます」
イイノさん
  「2種類、持って来ました」
岡田くん
  「開けてもいいですか?」
イイノさん
  「もちろんです、ぜひ開けてください」
岡田くん
  「こう、ねえ・・・ラジオやってて よかったと思いますよね」
イイノさん
  「フフフ(笑)」
岡田くん
  「(笑)こういう、いただき物が (ガサガサ、包みを開ける音・・・)
  スタッフみんな、総立ちで見てますけど。
  これ、ペーパーウェイトかな?」
イイノさん
  「ペーパーウェイト。 定番のものと、
  あと、ちょっと試しに作ってみた 新しい色の、持って来ました」
岡田くん
  「 “P” って 書いてありますけど、これ 何ですか? 何の “P” ですか?」
イイノさん
  「何でしょう・・・(笑)」
岡田くん
  「(笑)」
イイノさん
  「あの・・・“Pair” という名前の」
岡田くん
  「あー!」
イイノさん
  「ペーパーウェイト なんですけど」
岡田くん
  「かわいい~ これはね、なんていうのかな、
  大きさは、手に入る タマゴ。 タマゴぐらいの 大きさで・・・あ、これ、かわいいんですね」
イイノさん
  「中に カードが。 赤い カードが入っていると思うんですけど」
岡田くん
  「カード、入ってました」
イイノさん
  「はい」
岡田くん
  「タマゴぐらいの 大きさで、これ やっぱね、光を当てても いいんですよね。
  形はね、タマゴみたいな形で、それが ガラスに なってて、
  ものすごく 純度のいい 透明の ガラスん中に、ふたつ 空気が入っていて、
  これが ペア に なってる。 これ、どうやって・・・」
イイノさん
  「はい。 丸い泡を入れて、ふたつ こう、
  くっついてるのも あれば、ちょっと離れてるのも あるんですけど」
岡田くん
  「これにね、コメントがあるんですよ、イイノさんの。 読んで いいですか?」
イイノさん
  「あ、はい」
岡田くん
  「これは、“Pair” っていう作品で」
イイノさん
  「 “Pair” です」
岡田くん
  「 『 ペア という名前のタマゴ 
  並んで歩く 向かい合って話しをする 
  一人より二人のほうが 力がでることがあります 
  誰かと共に生きる 力を分け合って成長する 
  そんな想いを込めて つくりました 』 
  Pair・・・なんて 素晴らしいんでしょうね」
イイノさん
  「(笑)」
岡田くん
  「性格がでてるよね、イイノさんの(笑) ハハハ(笑)
  いいな・・・」
イイノさん
  「ぜひ、岡田さんに」
岡田くん
  「これは、ほんとに・・・これ、いいですね “Pair”  かわいい。
  これねえ、ラジオだから 見せられないのが難点で。
  これ、ネット 載ってますか?」
イイノさん
  「はい。 私の ホームページに、いろんな ペーパーウェイト 載せてます」
岡田くん
  「これ、でも、本物 見た方がいいですよね、やっぱり」
イイノさん
  「はい」
岡田くん
  「実物 見て、光の当たり具合とか・・・いろんな光、当ててもらいたいですよね」
イイノさん
  「そうですね。 それで、その泡に、いろんなものが映り込む というか」
岡田くん
  「あー、ほんとだ・・・」
イイノさん
  「それが また、ガラスの面白いところだなぁ、と思うんですけど」
岡田くん
  「泡がね、ふたつ、こう、ペア みたいに、
  手、つないでるみたいに並んでるんですけど、その・・・
  手をかざすと、向こう側も見えるんですよね。
  だから、いろんな表情を 泡も している・・・宇宙みたいですね。
  二人が こう、並んでるみたいな・・・」
イイノさん
  「はい」
岡田くん
  「かわいい・・・」
イイノさん
  「(笑)」
岡田くん
  「かわいいの作りますよね。 イイノさんは、ほんとに」
イイノさん
  「(笑)」
岡田くん
  (ガサガサ、包みを開けながら・・・) 「すいません、もう 一つ あります。 ガサガサして、すいませんけど。
  楽しみだなぁ・・・なんだろうなぁ・・・
  これも・・・あっ、これも ペーパーウェイト かな?」
イイノさん
  「それも、ペーパーウェイト です」
岡田くん
  「 CCP 」
イイノさん
  「 CCP です。 クローバー・カップル・ピンク です」
岡田くん
  「あっ、クローバー は、あの クローバー ですか」
イイノさん
  「はい」
岡田くん
  「クローバー の 作品が、結構あれですよね?・・・出てますね」
イイノさん
  「そうですね。 最初に作ったのが、クローバー の ペーパーウェイトだったんですけど」
岡田くん
  「同じ、タマゴのやつで、そんなかに クローバーを閉じ込めてる っていうか、
  クローバー が浮かんでるような作品なんですけど、これも かわいいですよね。
  あっ!」
イイノさん
  「それの、定番で、白と 緑があるんですけど、
  ちょっと 試しに、ピンクを作ってみたのを・・・」
岡田くん
  「かわいい・・・」
イイノさん
  「今日の Tシャツと・・・」
岡田くん
  「僕、ピンク 着てるんですよ、いま」
イイノさん
  「ピンクと、同じような かんじで」
岡田くん
  「これ、まだ、オリジナル・・・」
イイノさん
  「はい、まだ・・・」
岡田くん
  「まだ、売ってないんですか?」
イイノさん
  「売っては いないんですけど、ちょっと 試しに・・・」
岡田くん
  「おぉっ! オレ しか持ってない」
イイノさん
  「はい(笑)」
岡田くん
  「中はね、ピンクのね、クローバーが ふたつ 浮いてて。
  なんかねー、愛しあってる、ってかんじが する・・・」
イイノさん
  「(笑)」
岡田くん
  「(笑)苦笑い ですか」
イイノさん
  「いえ」
岡田くん
  「愛しあってる・・・」
イイノさん
  「愛しあってる・・・見る方の 心を映す、というかんじです」
岡田くん
  「クローバー が・・・愛しあってる ふたりが、透明なタマゴの形の中にいる かんじですよね」
イイノさん
  「よかったら、ぜひ」
岡田くん
  「ほんとですか。 これ、オリジナル。 まだ、できてないんですよね」
イイノさん 
  「はい」
岡田くん
  「他に、誰か 渡しましたか?」
イイノさん
  「まだです。 えーと、昨日、あがってきたんです」
岡田くん
  「あ、ほんとですか。 じゃあ、オリジナルじゃないですか。
  なんか ちょっと・・・嬉しいなあ」
イイノさん
  「(笑)」
岡田くん
  「嬉しいなあ・・・これ、名前、決まってるんですか?」
イイノさん
  「これは “couple” という、タイトルの・・・」
岡田くん
  「カップル」
イイノさん
  「はい、カップル です。 の、ピンク バージョン です」
岡田くん
  「かわいい ですね」
イイノさん  
  「ありがとうございます」
岡田くん
  「上に、いま、かざしてるんですけど、なんかね、やっぱ 光が、いろんな変化をするから、
  いいですよね、ガラス って」
イイノさん
  「そうですね」
岡田くん
  「朝、見てほしいですか? 夜、見てほしいですか?」
イイノさん
  「え~?・・・どうですかね。 うん、夜ですかね」
岡田くん
  「夜」
イイノさん
  「(笑)」
岡田くん
  「どんな 光に、合わせます?」
イイノさん
  「ちょっと こう、夜。
  朝 って、意外と 元気じゃないですか」
岡田くん
  「はい」
イイノさん
  「でも、夜の、ちょっと こう、いろんなこと考えだした時に、見ると、
  少し、また こう、復活するんじゃないかな、って気がします(笑)」
岡田くん
  「アハハハ(笑)」
イイノさん
  「元気が(笑)」


(曲)
PUPA 『ANYWHERE』
floating pupa


岡田くん
  「なんだろうなあ、ガラス って やっぱ、力があるし、変化するのが 面白いですよね」
イイノさん
  「そうみたいですね~ たぶん、なんか こう、不思議なんですけど、
  ガラス って、固体じゃない らしいんですよね」
岡田くん
  「どういうことですか? 固体 じゃない って」
イイノさん
  「私も、よくわかんないんですけど(笑)」
岡田くん
  「ハハハハ!」
イイノさん
  「でも、液体と 固体の 間というか、分子が離れてる というか、
  なんか、すごく不思議なところでは あるんですけど、
  実は こう、固体じゃない、っていうところが なんか、
  あやういところ だったりとか、なんか そういうのが、
  知らず知らずに 惹かれるところなんじゃないかな? って気は します」
岡田くん
  「うーん」




岡田くん
  「作ってる段階では、例えば いま、この ペーパーウェイト って、どうやって作るんですか?」
イイノさん
  「これは ですね・・・」
岡田くん
  「徐々に、固まっていくわけじゃ ないですよね」
イイノさん
  「ガラスは・・・うちの ガラスなんですけど、だいたい 1300度ぐらいの温度で溶かして、
  作業する時は、1260度とか 70度とかぐらいで 作業するんですけど、
  もう、トロトロの 水飴みたいな状態で、
  それを ステンレスの棒に巻きつけて、ペーバーウェイトの場合、作っていくんですけど。
  どっちですかね、こっち?」
岡田くん
  「じゃあ、空気の、いま 売れてるもの・・・」
イイノさん
  「あ、空気ですね、はい。
  空気は、泡を入れるのは、こういった、ガラスを水飴みたいに 巻き取って、
  それを ナーバー と呼ばれる、鉄のテーブルみたいなのが あるんですけど、そこで 平らにして、
  それで、泡を入れたい部分に 穴を開けあるんです。 へこませる、というか」
岡田くん
  「うん」
イイノさん
  「へこませて、それを冷ますんです。 すっごい 冷ますわけじゃ ないんですけど。
  その上に もう一回、溶けたガラスの中に チャポンと浸けて、巻き取るんです。
  そうすると、へこんだ部分には 入り込まないので、ガラスが。
  そこの部分が、泡になって 残るんです」
岡田くん
  「うーん・・・これ、タマゴで いいんですか?」
イイノさん
  「タマゴ型を目指して、作ってます」
岡田くん
  「それは なんで、タマゴ に したんですか?
  やっぱ なんか、生命の なんか・・・」
イイノさん
  「そうですね。 そういう意味合いが、やっぱり いつも ありますね。
  あと、手に馴染む形 というか・・・」
岡田くん
  「なんで、手に馴染もうと思ったんですか?」
イイノさん
  「なんで ですかね。 無理なく作れる、形です」
岡田くん
  「無理なく」
イイノさん
  「はい」
岡田くん
  「イイノさんは、アーティスト で いいんですか? 職人の方が いいんですか?」
イイノさん
  「そうですね、アーティスト だと思います。 はい、たぶん・・・」
岡田くん
  「他の呼び方、ありますか? 自分で、こう・・・」
イイノさん
  「自分で 言うとき、ですか?
  日本語だと、ガラスの作家 です、と言います」
岡田くん
  「ガラス作家」
イイノさん
  「はい。 で、英語だと、グラス アーティスト、と言います」
岡田くん
  「うーん」
イイノさん
  「はい」
岡田くん
  「元々、シアトルで、勉強されに 行ったんですね?」
イイノさん
  「そうですね。 短い間 だったんですけど、シアトルの Pilchuck glass school という、
  ガラスの人達の間では、すごい有名な学校があって、
  そこで、短い間でしたけど、勉強しました」
岡田くん
  「ガラスの文化 って、世界的に見て こう、どうですか?」
イイノさん
  「ガラスの文化ですか? でも ほんと、すごい盛んですね。
  特に、まぁ 私の主観ですけど、盛んだなと思うのは、
  アメリカとオーストラリア、と 日本が、やっぱり、若い作家の方達が たくさんいます」
岡田くん
  「日本も 結構、盛ん・・・」
イイノさん
  「日本も、たくさん います。
  すごい素敵な作品を作る方が、すごく増えていると思います」
岡田くん
  「うーん。 ガラスの良さ って、何だと思いますか?」
イイノさん
  「ガラスの良さ、ですか・・・」
岡田くん
  「(笑)」
イイノさん
  「へへへへ(笑)なんでしょうねぇ~ ガラスの良さ・・・」
岡田くん
  「本能ですかね。 イイノさんが ガラスに惹かれてるのは」
イイノさん
  「私は・・・そうですね、作る作業が やっぱり、すごい 大好きですね」
岡田くん
  「1200度の中、やってんのが・・・」
イイノさん
  「あっついんですけどね(笑)でも、なんか・・・」
岡田くん
  「そこに、何を感じるんですか?」
イイノさん
  「作ってる作業ですか?」
岡田くん
  「僕、いつか 作ってみたいんですよ」
イイノさん
  「あ、いつでも お待ちしてます(笑)」
岡田くん
  「ほんとですか? いつかね、ガラス ほんとにね、触ってみたいんですけども」
イイノさん
  「なんか たぶん、私は 学生のときに、陶芸も やったりしてたんですけど、
  陶芸も、ほんとに楽しいんですが、
  ガラスは 目の前で、次々と 形になっていって、
  そこで仕上がっていく、っていう感じが すごく こう、いいんですよね・・・アハハハ(笑)」
岡田くん
  「(笑)作ってみなきゃ わかんないですよね、きっと」
イイノさん
  「そうですね。 作ると、すごい楽しいと思います」


(曲)
STACEY KENT 『AU COIN DU MONDE』
パリの詩


岡田くん
  「日本だと、吹きガラス みたいなのが有名なのかな・・・何が 有名なんですかね」
イイノさん
  「えーと・・・そうです、吹きガラスと、あと、とんぼ玉 みたいな」
岡田くん
  「とんぼ玉?」
イイノさん
  「ガラスの」
岡田くん
  「あー・・・」
イイノさん
  「なんていうんでしょう、アクセサリー みたいな」
岡田くん
  「うんうん」
イイノさん
  「よく、いろいろ こう、ちっちゃな模様がついてる」
岡田くん
  「はい」
イイノさん
  「とんぼ玉と、あと、切子ガラス とか、
  あとは フュージング、っていって、電気炉の中で できるもの」
岡田くん
  「うーん」
イイノさん
  「陶芸みたいに 形を作って、石膏 取りをして、ガラスの粉 とかを入れて、
  焼いて 仕上げる、みたいな、電気炉でやるやつと、
  大きく分けると、そんなかんじですかね」
岡田くん
  「うーん。 日本の ガラス って、どういうふうに 根付いていったんですか?」
イイノさん
  「うーん・・・どうなんでしょう。 そこは・・・(笑)」
岡田くん
  「アハハハ(笑) そうですよね」
イイノさん
  「どうなんでしょうね。 私が始めた頃 って、まだ そんなに、
  学校で教えてもらえるところ って、ほんと少なかったですね。
  あと、貸してもらえる工房も 限られていたし。  
  いまは、大学でも 増えたんですよ。
  どこの美術大学でも、ガラス科が あるんですけど、
  私が学生の時は、私が通っていた大学にも、
  武蔵野美術大学 だったんですけど、そこにも、ガラス科は無かったし、
  多摩美術大学には、あったのかな?
  大学では、一か所とかだったと思います」
岡田くん
  「うーん」
イイノさん
  「いまでは、各美術大学に、ガラス科 っていうのが できていて、
  この20年ぐらいで、すごく変わってきてますね」
岡田くん
  「うーん。 ガラスが持つ 美しさ、って、何ですか?・・・(笑)」
イイノさん
  「え~?」
岡田くん
  「今日、聞いてきますよ。 答えづらいとは思いますけど」
イイノさん
  「ガラスが持つ・・・そこですよね。
  ガラスが・・・逆に、お聞きしたいですよ。 どうですか? ガラスが持つ 美しさ・・・(笑)」
岡田くん
  「ん?」
イイノさん
  「どんなとこが、いいですか?」
岡田くん
  「僕ねえ・・・僕も考えたんですけどねえ、なんか、
  いろいろ こう、変化をする っていうのと、なんだろう こう、
  ビュア じゃないですか、ガラス って」
イイノさん
  「うーん」
岡田くん
  「そうでもないですか?」
イイノさん
  「ピュア?」
岡田くん
  「作ってると、そうでもないのかなぁ・・・」
イイノさん
  「あ、私が ガラス・・・ガラス! って思った瞬間、思い出しました」
岡田くん
  「なんですか?」
イイノさん
  「(笑)」
岡田くん
  「大事なとこですよ」
イイノさん
  「(笑)大事なとこですね」
岡田くん
  「はい」
イイノさん
  「なんか、大学生の時に、何の本か 忘れちゃったんですけど、
  “全てのものが、溶けると ガラスに なる” っていう フレーズを、何かの本で 読んだんですよ」
岡田くん
  「うーん」
イイノさん
  「で 『そうなんだ!』 と思って、それで 『ガラス かもしれない』 と思って、
  ガラスを素材に、作品を作るようになったんです」
岡田くん
  「哲学的ですね」
イイノさん
  「(笑)でも、思うと、例えば、陶芸の 釉薬とかも、灰なんですよね。
  灰が溶けて、ガラス質に なる。
  だから、すべてのものが ガラスになる、っていうのは、
  ガラス質のこと なんじゃないかなぁ、と思うんですけど、
  なんか、その言葉が すごく惹かれて、
  ガラスで 何か作ってみよう、って思ったのが、
  ガラスで、作品を作った・・・」
岡田くん
  「 “全てのものは、溶けると ガラスになる”」
イイノさん
  「ほんと なんですかね? ほんとかどうか わかんないんですけど(笑)」
岡田くん
  「いやいや、ガラス質に なる、ってことですよね?」
イイノさん
  「ガラス質 で。
  でも それが、すごい、自分の中では、スッと こう、入ってきた言葉だった、というか」
岡田くん
  「うーん。 なんか でも、あるはず なんですよね、ガラス って」
イイノさん
  「なんですかねぇ。 何が こう。ここまで惹かれるんですかね」
岡田くん
  「でも きっと、リスナー の方、
  ガラス って、幅が広いじゃないですか。 どこまでも、ガラス、って 言えるし」
イイノさん
  「そうですね」
岡田くん
  「窓、見れば、ガラス って 言えるし、いろんな種類の ガラスがあるから」
イイノさん
  「うん」
岡田くん
  「なんか、作品としての ガラス って、こう、ね、
  もっと 触れてほしいな、っていうのが すごく あるんですよね」
イイノさん
  「うーん」
岡田くん
  「ガラスの可能性、というか」
イイノさん
  「ガラスの可能性・・・」
岡田くん
  「ガラス って、でも、時代によって 変わってきてる、っていうのは ありますか?
  素材とかって、変わってきてるんですか? 作る・・・なんだろう、  
  ガラス って」
イイノさん
  「でも たぶん、すごい原始的だと思います、いまでも。
  今は 私のところは、電気で溶かしてるんですけど、ガスだったりとか、
  それこそ、インドとかに行くと、まだ 石炭で溶かしてるようなとこがあったりとか。
  あんまり、作り方としては 変わってないと思います」
岡田くん
  「うーん。 何 考えて、作ってるんですか? そのとき、って。 練ってるとき、とかって」
イイノさん
  「私ですか?」
岡田くん
  「はい」
イイノさん
  「そうですね・・・あ~、きれい! とか思いながら、作ってます(笑)」
岡田くん
  「アハハハ!」
イイノさん
  「(笑)」
岡田くん
  「でも、そこですよね」
イイノさん
  「はい」
岡田くん
  「そこですよね」
イイノさん
  「やった~! とか思って、やってます」


(曲)
SUGAR PLANT 『TRANCE MELLOW』

               SUGAR PLANT  TRANCE MELLOW



岡田くん
  「ガラスを使って表現したい 美しさ、って ありますか?」
イイノさん
  「表現したい 美しさ・・・そうですねぇ。
  なんか たぶん、こういうものを作りたい っていう、
  形は もちろん、その時 その時で、作りたい、っていうのが あるんですけど、
  なんか、自分が、きれいだなぁ、って思うものって、すごい漠然としていて、
  例えば、なんでしょう、その時の気分にも よるじゃないですか。
  例えば、夕焼け 見て、わー きれい! と思ったりとか、
  音楽を聴いてて、こう、すごい、そのときの気分で 感動したりとか、
  なんか、そういう時の、美しいな、って思うもの って 何だろうなあ、と思っていて。
  で、それって たぶん、自分の中では、たくさん あるんじゃなくて、
  何か 一つなんじゃないかな、と思ってるんです。 美しいなあ、って 感じるものとかが」
岡田くん
  「うん」
イイノさん
  「それを こう、探してるような かんじです、たぶん」




岡田くん
  「じゃあ、別に ないですよね、この番組を聴いてる リスナーの みなさんに」
イイノさん
  「え?」
岡田くん
  「どういうふうに、ガラスと向き合ってほしいとか(笑)」
イイノさん
  「ガラスに向き合ってほしい、ですか?」
岡田くん
  「ありますか?」
イイノさん
  「そうですねえ・・・」
岡田くん
  「自由に生きてください、ってかんじですよね(笑)」
イイノさん
  「(笑) いや、一つは あるとすれば ですけど、
  なんか、ガラスを溶かすの って、すごい エネルギー が いるんですよ」
岡田くん
  「うん、そうですよね」
イイノさん
  「きれいな ガラスを作るのって、本当に大変なんですよ。
  泡が無い とか、ゴミが入ってない とか、そういうのが すごく難しくって、
  それのために、たくさんの エネルギーを使わなきゃ いけないんですけど。  
  だから、泡が入ってても いい? って かんじです(笑)
  泡が入ってても(笑)ごめんね、っていう 気持ちです(笑)」
岡田くん
  「アハハハ(笑)」
イイノさん
  「許してね、って。
  その代り、ちょっと エネルギー を節約したりとか、ゴミを出さないように してるので、
  そこを ちょっと、みなさんが、
  泡が入ってても、ガラス いいじゃない、っていうふうに思ってくれると、
  きっと、ガラスを作っている人達は、すこし こう、
  エネルギーを抑えられるんじゃないかな~ と思って(笑)」
岡田くん
  「純度が 結構、いいものに していくのって、結構 大変なんでしょうね」
イイノさん
  「純度、というよりは、クリアな ガラスを作るのが 難しいですね」
岡田くん
  「うーん」
イイノさん
  「すごい 高い温度で 煮上げないと、透明な ガラスが できなかったり とか」
岡田くん
  「うーん」
イイノさん
  「はい」
岡田くん
  「煮ていかないと、透明には ならない、ってことですね」
イイノさん
  「ならないんですよねぇ」
岡田くん
  「哲学ですね」
イイノさん
  「フフフフ(笑)」
岡田くん
  「(笑)」





岡田くん
  「あのー・・・いい夫婦ですよね、なんか」
イイノさん
  「そうですか?」
岡田くん
  「オシャレな夫婦だなぁ、と思って、いつも 見てますけど」
イイノさん
  「いえいえいえ・・・(笑)」
岡田くん
  「(笑) どんな世界で、暮らしてるんですか?
  あんま、聞かれたくないですよね」
イイノさん
  「いや・・・(笑)」
岡田くん
  「だいじょぶ ですか?(笑)」
イイノさん
  「普通ですよ、もう」
岡田くん
  「普通じゃないですよ。 旦那さんはね、皆川明さんで・・・」
イイノさん
  「いやいや・・・」
岡田くん
  「なんなんでしょうね」
イイノさん
  「(笑)」
岡田くん
  「傍から見てると ですけどね、ご夫婦で、オシャレなこと やってんなぁ、って思うんですけど」
イイノさん
  「ぜんぜん、そんなこと ないです。
  もう、普通に もう・・・」
岡田くん
  「家 って、どんなかんじですか?」
イイノさん
  「家ですか? 家は・・・なんて言ったら いいですかね(笑)」
岡田くん
  「アハハハ!」
イイノさん
  「家は・・・お庭があって、そこに向かって 部屋が こう、あるかんじです。
  で、子供がいるので。 子供と、犬が一匹 いるんですけど、
  みんな 裸足で、出入りしてますよ」
岡田くん
  「うーん」
イイノさん
  「なので、床が あっという間に ドロドロになり、私は・・・」
岡田くん
  「幸せそうだな・・・アハハ! 幸せそう・・・」
イイノさん
  「いえ(笑) それを怒りながら、掃除してます」
岡田くん
  「うーん・・・なんか、なんだろう、でも、
  お二人とも、なんか・・・優しさがある作品というか、
  なんか、幸せがある作品な かんじがするんですよね」
イイノさん
  「そう 願いたいです・・・(笑)」
岡田くん
  「なんか こう、アート とか、アーティスト って、こう、
  幸福が出せる作品 て、なかなか無い 気がするんですよ、僕は、勝手な あれですけど」
イイノさん
  「うーん」
岡田くん
  「どっちかっていうと、なんか こう、なんだろう、
  心に抱えてるものだったり、社会だったり、なんだろうなぁ、
  そのとき感じるものだったり、っていうのも、もちろん 出るんですけど、なんか、
  幸せを わけてもらえそうな 作品が多い気がするんですよね、イイノさんとか・・・」
イイノさん
  「たぶん、なんか こう、何か メッセージを伝えたい、っていうことは ないんです、私は。
  何か、こういうことを言いたい とか、こういうことを表現したい とか、そいういう感じでは なく、
  さっき言った、こう、美しいな、って思うものを探してる かんじなので。
  だから、暗いメッセージだったりとか、そういう、社会的なこと だったりとか、
  そういうことじゃないところが たぶん、そういうふうに、
  幸せだな と感じていただける ところなんじゃないかなぁ、と思います」


(曲)
ACID HOUSE KINGS 『THERE IS SOMETHING BEAUTIFUL』
Music Sounds Better With You



(対談が終わって、岡田くんの感想)

「さあ、ということで、イイノさんに、お話をお伺いしました。
なんかね、でも やっぱり、あの、素敵な女性だな と思います。
うーん、なんか あの、突き詰めてやってる人 って、やっぱ こう、
煮て、煮て、純度をクリアに していく っていう、作業を通しながら、
たぶん、自分の こう、心も、
なんか・・・クリアな感じがする方ですし。
なんかね、イイノさんの作品 て、幸せ! って感じがしてるんですよね。

これは なんといっても、見てもらわないと、なんとも言えないんですよね。
で、いっぱい、いろんな光を当ててもらって。
僕は たぶん、ガラス 好きなのは、変化するから なんだと思うんですよね。
ステンドグラスとかも そうですけど、光が当たった時に 変化をするとか、
それが 一個、家に あるだけで、
この時間帯の、この 昼間の、とか。
10時ぐらいの時の、この 光の当たり具合の、この絵が 好きなんだよね、とか。
家ん中で、好きな場所ができるとか。
大雑把に言うと、季節みたいなもので。
この季節、これが好きで、っていうのが 家ん中で、そういうのが できやすくなるのが、
ガラスとか置いてると、すごく感じやすくなって。
そういう意味でも こう、自分の感じる心を こう、なんだろう、増やしてくれるのが、
ガラスの ツールでもあるので、すごい好きなんですけども。

ぜひね、見てもらいたいですね。 イイノさんの作品を。
これから、個展があるみたいですね。
9月23日から 10月1日まで。 吉祥寺の ギャラリー feve というとこで、『Opaque』 っていう名前の、
これ “不透明” ですよね。
不透明 っていう意味の タイトルの 個展をやってらっしゃる みたいなので、ぜひ。
本とかも出てますから、いろいろ こう、ガラス、
ペラペラ って めくってみて、感じてもらいたいですね。 イイノさんの作品を」


(曲)
SINEAD O'CONNOR 『NOTHING COMPARES 2 U』
I DO NOT WANT WHAT I HAVEN'T GOT



(イイノさんからの コメントは、ありません)

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