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2011/4/24 on air  「ヒーローの声はどうやって生まれたんですか?」            (guest) 古谷徹さん


ヒーローの声 飛雄馬とアムロと僕の声優人生 (角川コミックス・エース)



ヒーローの声 飛雄馬とアムロと僕の声優人生


古谷 徹



(オープニング)

「こんばんは、岡田准一です。 今夜も始まりました 『Growing Reed』
この番組では、毎週一つのテーマの専門家をお呼びして、徹底的に質問。
番組の終わりには “考える葦” として、
僕も、みなさんと一緒に、成長したいと思います。

今日のゲストは、先週に 引き続き、みなさんが この方の声を聞いたことがある、という方です。
『ガンダム』 の アムロ・レイ、
『巨人の星』 の 星飛雄馬、
『ドラゴンボール』 の ヤムチャ、
『セーラームーン』 の タキシード仮面、
『聖闘士星矢』 の ペガサス星矢、などなど、たくさんの声で おなじみの、
声優の、古谷徹さん です。

いやあ、なんか、古谷さん。
僕の 子供の頃の記憶では、やっぱ 『聖闘士星矢』 が、一番 こう、ビシッ とくる感じは しますよね。
子供の頃、ほんとに、
“ ペガサス流星拳!” とかって言って、真似をしていた 覚えがありますし。
でも ほんとに、ガンダムの アムロ・レイ とか、星飛雄馬 とかも そうですけども、
日本を代表する声を。 みなさんが覚えている声、って言っても 過言じゃないと思います。

古谷さんは、なんと、ヒーローの声を担当されることが多く、
聴いていると、元気づけられる感じがしますよね。

“ ヒーローの声はどうやって生まれたんですか?” 

J-WAVE 『Growing Reed』
新しい一週間、最初の60分。 ぜひ、一緒にお付き合いください。」



(曲)
STEREOPHONICS 『YOU'RE MY STAR』
Decade in the Sun: The Best of Stereophonics


岡田くん
  「あの、今日は ですね、
  “ ヒーローの声はどうやって生まれたんですか?” っていうのが テーマなんですけども」
古谷さん
  「はい」
岡田くん
  「声優、古谷徹さんの」
古谷さん
  「はい」
岡田くん
  「どうやって 生まれてきたのか、と。 それをまず、お聞きしたいなぁ と」
古谷さん
  「(笑)すごい、漠然としてるんですけど」
岡田くん
  「(笑) デビュー が、小学生ですか、中学生だったんですか?」
古谷さん
  「デビュー は、何て言えばいいんだろう。
  まず、5歳の時に 児童劇団に入って、子役として 顔出しの仕事、ずうっと やってたんですよ。
  ドラマとか 映画、出てて」
岡田くん
  「あー・・・はいはい」
古谷さん
  「それで そのうちに、10歳ぐらいからかな、洋画の吹き替え・・・」
岡田くん
  「うーん、10歳で」
古谷さん
  「うん。 当時 すごく多かったんですけど、30分ものの連続ドラマ? 洋画の。
  そういうのの吹き替えを やるようになって、
  で、アニメ デビュー が、13歳の時ですね。 だから、中学1年生」
岡田くん
  「13歳の時は、何を・・・デビュー は、何を やられたんですか?」
古谷さん
  「 『海賊王子』 という・・・」
岡田くん
  「海賊・・・」
古谷さん
  「モノクロの、東映作品。 東映アニメーションの作品で、
  で、キッド という、主人公の役を いきなり やらせていただいて」
岡田くん
  「へぇ~・・・」
古谷さん
  「その次、2作目が 『巨人の星』 です」
巨人の星コンプリートBOX Vol.1 [DVD]




巨人の星 (コンプリートBOX Vol.1)




岡田くん
  「おゎー!」
古谷さん
  「それが、中学3年生の時です」
岡田くん
  「中学3年生で、『巨人の星』 の 星飛雄馬 を やられてたんですか」
古谷さん
  「そうなんです」
岡田くん
  「意外ですよね。 それ聞いて、僕、びっくりしたんですよ。
  あっ、中3 で やられてたんだ、っていうのが」
古谷さん
  「そうなんですよ」
岡田くん
  「だって、日本中で ブームになったわけですよね」
古谷さん
  「そうですね」
岡田くん
  「学校で、大変じゃなかったんですか?」
古谷さん
  「いや、意外と 学校はねえ、同級生なんか、暗黙の了解で、あんまり聞かな・・・
  僕に、その話、話題 振らないで・・・」
岡田くん
  「ほんとですか(笑) あんだけ・・・」
古谷さん
  「むしろ、先生が」
岡田くん
  「あっ」
古谷さん
  「休み時間に、古谷 ちょっと来い! って呼ばれて、
  なんですか? って言うと、
  お前さ 『巨人の星』 来週、どうなるんだよ、って」
岡田くん
  「アハハハ! そうですよね。 先、知ってますもんね(笑)」
古谷さん
  「そうそう そうそうそう(笑) それぐらいですね」
岡田くん
  「へぇー。 友達からは、あんまり言われなかったんですね」
古谷さん
  「そうですねえ、全然、そういうのは無かったですね」
岡田くん
  「すーごい・・・」
古谷さん
  「気ぃ使ってくれてたのかな、もしかして」
岡田くん
  「うーん。 星飛雄馬 っていうか 『巨人の星』 をやる、いきさつは どういう感じ だったんですか?」
古谷さん
  「あっ、オーディション でした」
岡田くん
  「オーディション 受けて・・・」
古谷さん
  「やっぱり、大人の俳優さん達が いろいろ、オーディションを受けたらしいんですけど、
  なかなか 決まらなかったようで、
  で、たまたま 僕は その頃、NHK の洋画の シリーズ、
  吹き替えの方ですけど、少年役で 出てて、
  その時の ディレクター の女性と 『巨人の星』 の キャスティング ディレクター の女性が、
  お友達同士だったらしくて、
  で、紹介されて、オーディション 受けたんですよ」
岡田くん
  「へぇー」
古谷さん
  「で もう、その時 僕は、すでに 『巨人の星』 を 『少年マガジン』
  週刊誌のマンガで ずうっと読んでて、もう 大好きだったんで、
  大ファン、だったんですよね。
  もう、毎週 買っては、見ながら 涙してて、
  飛雄馬 かわいそうだ! とか、思いながら(笑)
  もう、思い入れたっぷりで見てた、ファンだったんですよ」
岡田くん
  「はい」
古谷さん
  「だから、オーディションの時は、ものすごい嬉しかったし、
  何の迷いも無く、飛雄馬は 絶対、こうやって喋る、って、頭の中に できあがってるんで」
岡田くん
  「はぁー」
古谷さん
  「それで やっても(笑)まさか 受かるとは思ってなかったんですよね。
  そしたら たまたま、受かった って聞いて・・・」




岡田くん
  「あのー、オーディションの時に、どういう セリフを言ったか とか、覚えてますか?」
古谷さん
  「そこまでは、具体的には ちょっと、覚えてないですけど、
  たぶん、第一話のあたりだったんじゃないかと 思うんですよね」
岡田くん
  「うーん」
古谷さん
  「だから、少年の頃の 飛雄馬ですから、
  『野球なんて 大っ嫌いだっ!』 とか、そんな(笑)」
岡田くん
  「アハハハ!」
古谷さん
  「声とか セリフだったんじゃないかと思いますけど」
岡田くん
  「大人になると ちょっと、声 変わるんですよね」
古谷さん
  「全然、変わりますね。
  『父ちゃん! オレは いま、猛烈に感動している !!』 」
岡田くん
  「アハハハ(笑)」
古谷さん
  「こうなるんで、全然、変わりますね」
岡田くん
  「すごいですね。 生で聞けるとは、やっぱり 嬉しいですね」
古谷さん
  「ありがとうございます」
岡田くん
  「生で聞けると。
  そのあと、でも、中学生で 星飛雄馬 を やられて」
古谷さん
  「ちょうど 高校3年生。 高校卒業するまで、やりました」
岡田くん
  「やって・・・で、大学は、
  大学卒業するまで 活動をやめていた、っていう・・・」
古谷さん
  「そうですね。 それまで入っていた 児童劇団の ひまわり っていうところをやめて、
  それで なんか・・・もう、ちっちゃい時から ずうっと、こう、
  親の敷いた レールの上を走ってきたみたいな印象が 自分の中で あって、
  やっぱり、高校生時代とかって 悩むじゃないですか」
岡田くん
  「はい」
古谷さん
  「ほんとに 自分は、この職業をやりたいのか とか。
  それで、大学時代、一度 やめてみよう と。
  で、もう一回、考え直そう と」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「サラリーマンとか 公務員とか、いろいろ 選択肢が あるわけで、
  その中で 考えたけど、やっぱり 『巨人の星』 との出会い っていうのが、すごく 大きくて、
  それで、初めて、お芝居の難しさとか、達成感とかを 知ってしまったので、
  いやあ、サラリーマン 無理だなあ、とか思って・・・」
岡田くん
  「うーん」
古谷さん
  「やっぱり、とりあえず、俳優 声優の道? を目指そうと」
岡田くん
  「うーん。 やっぱり 戻ってきた・・・」
古谷さん
  「そうですね」
岡田くん
  「それは もう、星飛雄馬 との出会いが 大きい・・・」
古谷さん
  「うん、大きかった。 やっぱり、一つの 勲章 みたいな 気がしてたんです。
  あれだけ 大ヒットしたし、もう 一生 忘れられない作品に なってるわけで、
  それを捨ててしまうのは、もったいないんじゃないか と」
岡田くん
  「へぇー」


(曲)
PRISCILLA AHN 『DREAM』
グッド・デイ


岡田くん
  「そのー、中学生の時から、声を出す トレーニング っていうのは、
  どういうことを されてたんですか? してなかったんですか?」
古谷さん
  「してないですね」
岡田くん
  「(笑)」
古谷さん
  「特別なトレーニングは。
  まあ、児童劇団で 多少はね、最初のうち やってましたけど、
  もう すぐに、僕は 現場に出てましたから」
岡田くん
  「トレーニング、したことは無いですか?」
古谷さん
  「ほとんど無いですね」
岡田くん
  「ナチュラル ですかね」
古谷さん
  「ですね・・・まあ、ずうっと 出してましたからね」
岡田くん
  「あー、それが トレーニング」
古谷さん
  「それが トレーニングに なってて、自然に やっぱり、喉も強くなったし、一時期、高校時代に、
  そう、中学3年の時から バンドを組んで、ロック やってたんですよ。
  ま、それは もう、あくまでも 趣味だったんですけど」
岡田くん
  「はい」
古谷さん
  「リードギター やって、歌も歌ってたんで、
  で、大学時代、俳優の道、一度 やめた時に、
  東京音楽学院 て、ナベプロがやってたところで、個人レッスンで、歌の練習も したんですね。
  ちょっと、歌手 っていうのも ありかな? とか思いながら(笑)」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「そういうのも あって、鍛えられた っていうのも あるんじゃないかな、と思いますけどね」
岡田くん
  「うーん。 ま、その、やっぱり、もう一回 続けようと思って、
  戻ってこられた、っていうことも あると思うんですけど、
  その時、戻ってこられて、すぐ 役が できたんですか?」
古谷さん
  「えっとねえ、戻って すぐ やったのは 『鋼鉄ジーグ』 っていう、
  やっぱり、ロボット アニメ で、主人公 やらしてもらったんですけど、 
  ただね、そのー、熱血ヒーロー なんですよ、やっぱり」
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岡田くん
  「うんうん」
古谷さん
  「そうすると こう、『やってやるぜ!』 とか言うと
  あっ、星飛雄馬 に なってる、って、自分で思っちゃう」
岡田くん
  「(笑)」
古谷さん
  「だから、星飛雄馬 って 長かったじゃないですか、3年半 やって、
  もう それが、体に染みついちゃってて、
  どうしても、力 入れる セリフとか言うと、飛雄馬から 抜けだせない、っていうか、
  それで、すごい ジレンマに なって・・・これじゃ、プロに なれないんじゃないかな~ って、
  ちょっと思ったりとか。 悩みましたね」
岡田くん
  「大きな役をやって、それが 当たって、当たり役に なっちゃうと・・・」
古谷さん
  「そうそう そう」
岡田くん
  「そっから、何やっても こう、変えてんだけど 抜けきれない、っていうか」
古谷さん
  「そうそう」
岡田くん
  「他の人の イメージも、そう 付いちゃうんですよね」
古谷さん
  「そうなんですよねえ。 業界の人達も、みんな そう」
岡田くん
  「自分が変えても、周りが こう、その イメージだから っていうふうに、
  ズレてても、引きずられちゃう というか、イメージで、っていうが あるなか」
古谷さん
  「それ、大きかったですね」
岡田くん
  「そのあと、でも、すぐ 『ガンダム』 ですか?」
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古谷さん
  「えーと、その、だから 2年ぐらい経ってからかな、
  大学 卒業して 25の時に、ガンダムの オーディションがあって・・・」
岡田くん
  「でも、すごいですよね。 なんだろう、
  そんだけ、当たり役に会ってる方って、いないんじゃないですか?
  当たり役、っていうか・・・」
古谷さん
  「幸運でしたね、やっぱり、僕は そう思うんです。
  強運 って言っていいのかな、すごく、僕は ラッキー だったと思いますね」
岡田くん
  「こんなに、当たってる、
  まあ、ガンダムも そうですし、星飛雄馬も そうですし、聖闘士星矢 とかも、
  その時代の お子さん達が、すごい 真似した ヒーロー を・・・」
古谷さん
  「アハハハハ!」
岡田くん
  「やってるじゃないですか」
古谷さん
  「おかげさまで(笑)」
岡田くん
  「それって、すごくないですか?」
古谷さん
  「すごい・・・ですよね」
岡田くん
  「すごいですよね。 だから、ねえ、僕らからすると、
  声 聞いただけで、やっぱ 元気になっちゃいますし(笑)うわっ! 聞けた! っつって」
古谷さん
  「ありがたいですね、嬉しいですけど」
岡田くん
  「なっちゃいますし、すごいですけど、
  まあ でも、アムロ・レイ は、ちょっと やっぱり、役柄が・・・違うというか」
古谷さん
  「そうですね、熱血ヒーロー じゃないですからね」
岡田くん
  「熱血ヒーロー じゃない」
古谷さん
  「はい」
岡田くん
  「これは、難しくは なかったですか」
古谷さん
  「うーん・・・ただ 僕は、何やっても 飛雄馬に なっちゃう、って ジレンマで、
  葛藤してた時期だったんで、ちょうど良かったのかなあ。
  すごく、どこにでもいる 普通の少年で、民間人が 戦争に巻き込まれて、
  ガンダムに乗って 戦わざるを得なくなっちゃう、っていう 物語ですけど、
  やっぱり、本当に 普通の少年。
  ただ、メカが好きで、まあ お父さんが モビルスーツの設計者だった ってこともあって、
  そういうことに 触れる機会が多くて、
  メカが好きな、どっちかっていうと 内向的な、でも、潔癖症の少年なのかな。
  だから こう、肩の力を抜いて、
  ほんとに どこにでもいる少年ふうに、まず 演じてみようと思って。
  第一声が、『ハロ、今日も元気だね』 って 言うんですよ」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「自分の作った、マスコット ロボットの ハロ に向かって 言うんですけど、
  その、何気ないセリフが言えたら、この役は OK じゃないかと思って、
  それで、その第一声に集中して やって、
  で、なんとか 上手くできた、っていう感じですかね」
岡田くん
  「うーん」


(曲)
RICHIE KOTZEN 『SOLDIERS OF SORROW』
哀 戦士・Z×R


岡田くん
  「最初から こう、ガンダム が ヒットすると思ってましたか?」
古谷さん
  「いや、全然。 全然、思ってない。
  ただ、オーディションの時から、第一話の、ガンダムに乗って、
  『ガンダム大地に立つ!!』 っていう、タイトルなんですけど、
  実際に、立ちあがる時に、胸の排気口から ブワッー! って、排気が出るんですよね」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「そういう、こう、映像 っていうのは、アニメでは 初めてで、
  わっ! これって 本格的だな、って思って、
  ちょっと 違うんじゃないかな、いままでの アニメとは、っていう感触は ありましたよね。
  でも、難しい・・・ストーリー、やっぱり 難しかったですから、
  勧善懲悪 じゃないですし、シャア っていうね、やっぱり 人間同士の・・・
  アムロ と シャア は、ライバルだけど、あくまでも 人間同士で、
  しかも こう、大人が仕掛けた戦争に 巻き込まれていく、っていう感じだから、
  すごい、内容的に深くて、難しい作品だから、
  子供に 受け入れられるのかな? っていうのは ありましたよね」
岡田くん
  「うーん。 やっぱり、演じてても、それは あったんですか?」
古谷さん
  「ありました。 だって、ゲストの方、来るじゃないですか」
岡田くん
  「はい」
古谷さん
  「そうすると、自分は・・・いい方なの? 悪い方なの? って、聞くんですよ。
  わっかんない わけですよ(笑)」
岡田くん
  「(笑)」
古谷さん
  「で、いろいろ 説明するんですけど、
  モビルスーツ って言葉も ねえ、初めて聞く言葉でしたし、みなさん。
  だから、ほんとに難しくて、
  うーん、やっぱり、理解するのが大変でしたよね」
岡田くん
  「うーん」
古谷さん
  「 “ニュータイプ” なんて 概念も、それまで 無かったですし」
岡田くん
  「逆に、途中から こう、すごい ヒットに なっていって」
古谷さん
  「はいはい」
岡田くん
  「そんときは、どういう感じでしたか」
古谷さん
  「そうですね、スタジオの 出待ち っていう、
  ファンの方達が、だんだん集まってくるようになって、
  当時 やっぱり、ありましたけど、女子中高生 とかが多かったのが、
  ちょっと大人の、大学生以上の 男子なんですよ」
岡田くん
  「うーん」
古谷さん
  「(笑)・・・の方が、いっぱい来るようになって、
  なんなんだ? って、最初 思ってましたね」
岡田くん
  「ほぉー。 でも そういう、こう、時代を変えた作品・・・」
古谷さん
  「うーん、あ、そうですね」
岡田くん
  「ですよね?」
古谷さん
  「はいはい」
岡田くん
  「声優 っていうのも そうかもしれないですけども、
  アニメ自体も 変えた作品に・・・」
古谷さん
  「ですねぇ」
岡田くん
  「携われて・・・なんか、感情の起伏とかも、たくさん あるとは思うんですけど、
  そういうのは、アムロ・レイ は、大変でしたか?」
古谷さん
  「そうですね、でも・・・アムロ は、結構 わかりやすかったんじゃないかなあ。
  だから、そんなに 作っては いなかったですけど、
  ただ “ニュータイプ” っていう、
  要は、人類の進化系 じゃないですか。
  それの表現をするのが、すごく難しくて、自分でも なかなか理解できないし」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「やっぱり、どっかで こう、これまでの 自分の人生の中の 体験から、こう、
  感情とか 引っ張り出してきて、
  で、あん時に こんな感情だったよな、
  そん時の 体の状態は、こんなだったよな、と思って 演技するじゃないですか、やっぱり」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「だけど、ニュータイプ には、なったことないから(笑)
  それで、どうしたらいいんだろう と思って、
  で、一つ 僕は、賭けをしたんですけど。
  敵が、見えないところから迫ってくるのを 感じるんですよ、アムロ は」
岡田くん
  「はい」
古谷さん
  「それが、ニュータイプ なんですけど、
  それで いきなり、振り向きざまに ビームライフルを、
  『そこか!』 って言って、撃ったりするんですよね。
  そうすると、ほんとに、そこに 敵がいる。
  そういう セリフを言う時に、これ、どうしたら いいんだろう、と思って、
  普通は こう、台本 見ながら、スクリーンに映ってる画面を見ながら、やるわけですよね。
  で、自分のキャラクター が、口、パッ て 開けた瞬間に 『そこか!』 って 喋るわけだけど、
  じゃ これ、一切、見ないで やろうと思って」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「そこか! なんて セリフは、覚えられるから、覚えてて、
  でも、下 向いてて、感じたら 言おう、と」
岡田くん
  「(笑)」
古谷さん
  「(笑)」
岡田くん
  「へぇー! でも、アニメの あれって、もっと なんか、上に 秒数が ババババ って出てて・・・」
古谷さん
  「あー・・・はい。 それは、今ですね。 昔は 無かったです」
岡田くん
  「あっ、昔は 無かったんですか?」
古谷さん
  「はい、タイムコード 無かったですから。 しかも、映像は、ほとんど ありましたし、
  だから、台本に カット割りで、ト書き が 詳しく書いてありますよね」
岡田くん
  「はい」
古谷さん
  「あとは、カットナンバー 書いてありますけど、
  だから、前の人のセリフが言ってから、
  ま、だいたい、何秒後ぐらいだろうな、っていう 見当は つくんですけど、
  そういうのも 一切、考えずに、感じたら言おう と(笑)」
岡田くん
  「(笑)」
古谷さん
  「それで、いまだ! と思った時に、
  『そこか!』 って、こう、パッ と マイクに向かって喋ったら、
  ドンピシャ だったことが、あったんですよ」
岡田くん
  「へぇー、すごい! それ、合わないですよね、なかなか」
古谷さん
  「絶対、合わないですよ(笑)絶対、合わないと思いますけど」
岡田くん
  「(笑)」
古谷さん
  「あっ、この感覚だ! と思って」
岡田くん
  「へぇー、すごい・・・すごいですね、すごい感覚」
古谷さん
  「オレ、覚醒しちゃった! と思って」
岡田くん
  「アハハハ(笑)ニュータイプ。 ニュータイプの・・・すごいなあ。
  それほど、役柄と こう、合ってくる っていうことが・・・」
古谷さん
  「うーん、まあ、一回だけでしたけどね、合ったのは。 アハハハハ!」
岡田くん
  「(笑)そん時 だけ・・・」
古谷さん
  「そん時だけ でした」


(曲)
TINA TURNER 『WE DON'T NEED ANOTHER HERO』
【完全盤】マッドマックス/サンダードーム(Mad Max Beyond Thunderdome )


古谷さん
  「声優の魅力は・・・ま、今になって思うのは、老若男女、
  若いのも 年配も、声 って あんまり変わらないじゃないですか、歳とっても。
  だから、歳とっても、若い役 できるわけですよね」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「僕 いまだに、まだ、10代の 少年の役も やったりしてるんですけど、
  それから、ま、男女は、非常に難しいこと ありますけど(笑)
  その壁も、いざとなれば 取り払えるし、人種の壁も ねえ、何でも できちゃうじゃないですか。
  洋画の吹き替えだったら ねえ、アメリカのスター に なれるわけだし。
  それと、極端な話、動植物も できますし、無機物も できますよね、  
  石ころとか 水たまりの役とか、ありますから。
  何でも できちゃう、っていうのが、まず 一つ。
  すごい、幅が広い っていうのが、魅力だと思います」
岡田くん
  「ほぉー」
古谷さん
  「あとは、顔出しの仕事と違って、
  例えば、ラジオドラマ とか、CDドラマ とかの仕事も あるんですけど、
  その場合は もう、声だけじゃないですか。
  声だけで、勝負してかなくちゃいけない」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「だから、そこの 演技の深さとか、醍醐味 っていうのかなあ・・・
  それも、すごい魅力ですよね」




岡田くん
  「そのー、まあ、時代を代表する ヒーロー を、こう、演じてこられてると思うんですけども、
  いわゆる、ヒーロー を やる時 っていうのは、どういう工夫を されるんですか?」
古谷さん
  「そうですねえ、やっぱり、心身共に なりきろう、っていうのが 一番かなあ」
岡田くん
  「ヒーロー の時じゃないときも、それは 一緒じゃないですか」
古谷さん
  「そうですね(笑)」
岡田くん
  「(笑)どうなんですか? ヒーロー だから、っていうのは あるんですか?」
古谷さん
  「そうですねえ。 大体、オーディション やって、合格して、
  僕は、資料を まず、たくさん集めるんですよ。
  その役に関する資料とか、作品に関する資料とか、アニメ雑誌 含めて、いろいろ出てますから。
  それで、キャラクター 設定の 表があって、
  いろんな ポーズをとってる 絵があるんですね、イラスト みたいの」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「そういうのを 自分の机の上に並べたり、壁に貼ったりしといて、
  ちょこちょこ 目にするようにして、で、同じポーズをとって、セリフを言ってみたりする。
  そういうところから、役作りに入って行きますね」
岡田くん
  「へぇー!」
古谷さん
  「型から入る、っていうんですか?(笑)」
岡田くん
  「すごいなあ・・・」
古谷さん
  「だから、例えば 『聖闘士星矢』 の時なんかも やっぱり、オーディション が あったんですけど、
  オーディションに行く時に、原作 読んで、
  まず、星矢と おんなじ恰好 してみようと思って」
岡田くん
  「へぇー」
ETERNAL EDITION SAINT SEIYA File No.3&4 聖闘士星矢




ETERNAL EDITION SAINT SEIYA
File No.3&4 聖闘士星矢 (TVサントラ)




古谷さん
  「で、スリムのブルージーン 穿いて、赤い スニーカー 履いて、Tシャツに リストバンドして、
  それで 行ったんですよ(笑)オーディションに」
岡田くん
  「あ、そうなんですか(笑)」
古谷さん
  「はい」
岡田くん
  「へぇー」
古谷さん
  「普段の、星矢の恰好ですよね」
岡田くん
  「うんうん」
古谷さん
  「そうすると なんか、自分も、やっぱり ほら、
  衣装 着ると、役に なりきれる、って」
岡田くん
  「そうですよね」
古谷さん
  「ねえ、岡田さん なんかも、絶対あるでしょ?」
岡田くん
  「はい」
古谷さん
  「だから、それとおんなじで、自分も演じやすいんですよね」
岡田くん
  「うーん」
古谷さん
  「自分自身に、オレは 星矢だ、って思い込ませることが できる。 あと、周りに、
  一緒に出てる人も そうだし、ディレクター や プロデューサー にも、
  なんか ちょっと、星矢 っぽいんじゃない? とかって(笑)
  思わせることが できるじゃないですか、アピールが」
岡田くん
  「はい(笑)」
古谷さん
  「しかも、古谷が ここまで、この役に 入れ込んでるんだ、っていうのも アピールできる。
  だから、だいたい そういう、ファッションから 演技作りと 役作り、って思ってますね」
岡田くん
  「うーん。 でも、僕 世代は・・・まあ、スタッフは みんな、星飛雄馬 とか アムロ・レイ が、
  もう、今日 絶対、声を聞き出せ! って・・・」
古谷さん
  「(笑)」
岡田くん
  「(笑)すーごい 言われるんですけど」
古谷さん
  「アハハ!」
岡田くん
  「僕的には、聖闘士星矢 とか ヤムチャ なんですよ」
古谷さん
  「あぁー、そうですよね、世代が違うとね」
岡田くん
  「ま、タキシード仮面も 知ってますし」
古谷さん
  「アハハハ! タキシード仮面も」
岡田くん
  「そういう・・・やっぱり、僕ら 子供は、やっぱ、
  『ペガサス流星拳!』 とか、ものすごい 真似をしていた・・・」
聖闘士星矢 DVD-BOX 1 ペガサスBOX




聖闘士星矢  (DVD-BOX 1 ペガサスBOX)




古谷さん
  「あ、そうなんですか?」
岡田くん
  「めちゃめちゃ、真似してましたね(笑)」
古谷さん
  「嬉しいな。 ちょっと、やってみて下さい」
岡田くん
  「いや、できないですよ!(笑)そんな、本物の前で・・・」
古谷さん
  「(笑)」
岡田くん
  「いやぁ、どうやって やるんですか? 教えてください!」
古谷さん
  「そうですね。 やっぱり、ひと言で、カッコよさ 伝えなきゃいけない、っていうのも、
  どっかに あると思うんですよね、やっぱり ヒーロー もの、っていうのは。
  だから・・・ま、星矢 なんかは、まず最初に、コスモを燃やすじゃないですか」
岡田くん
  「はい~、そうです」
古谷さん
  「流星拳、撃つ前に」
岡田くん
  「はい。 コスモを燃やせ~! つって」
古谷さん
  「全身で こう、集中して、自分の中の 体の中のエネルギー を こう、
  うわー! っと盛り上げてって、凝縮して、それを こう、パンチから出すわけですよね」
岡田くん
  「そうですね、はい」
古谷さん
  「だから 最初は、やっぱり こう、
  『オオオオオオオオ~! 燃え上がれ、俺の コスモよ!』」
岡田くん
  「アハハハ!」
古谷さん
  「 『 ペガサス、流・星・拳!!』」
岡田くん
  「アハハハハハ!(拍手)」
古谷さん
  「って、出すわけです」
岡田くん
  「すごーい、これは 嬉しいですよ」
古谷さん
  「アハハハハ!」
岡田くん
  「本物を。 子供の頃、聞いてたのが。
  本物だ・・・」
古谷さん
  「だから、マイクの前で、
  ノイズは立てちゃいけないですけど」
岡田くん
  「そうですね」
古谷さん
  「でも、ある程度 やっぱり、結構、手とか動きますし、
  星矢と同じように、こう」
岡田くん
  「 『オオオオオオオ~!』」
古谷さん
  「そうそう そうそう(笑)」
岡田くん
  「アハハ(笑)そうっか、なんか 難しいですよね。
  何かに こう、合わせるとか・・・」
古谷さん
  「あー、それも必要ですからね」
岡田くん
  「同調さす、っていうのが なかなか その、実際の動きで やってる、芝居とか してると、その、
  絵が それに同調さす わけではないので」
古谷さん
  「そうか、そうですね」
岡田くん
  「その やり方が、すっごい難しいなぁ と思うんですよね」
古谷さん
  「でも、あれは 慣れだと思いますよ」
岡田くん
  「慣れですか?」
古谷さん
  「はい。 また、僕なんかが 子役の頃は、ほとんどが アフレコだったんですよ、顔出しの お仕事も。
  だから、自分が演じたのを見て、音は入ってないわけで、
  それを見ながら、セリフを録音するわけですよ、後から」
岡田くん
  「うんうん」
古谷さん
  「映画も そうでしたし、ドラマも。 スタジオドラマは、もちろん 違いますけど。
  だったから、子役の頃に そういう、合わせるのって、
  お芝居 合わせるの って、慣れてたのかもしれないですね。
  そういう下地が 僕は あったから、楽だったと思うんですけど」
岡田くん
  「うーん」
古谷さん
  「でも、今の子たちは、
  若手声優たちは、みんな 上手ですよね、合わせるの」
岡田くん
  「どうなんですか、今。 日本の アニメの移り変わりを見てこられたと思いますけど」
古谷さん
  「うーん」
岡田くん
  「何が 一番、変わった っていうのは、あるんですか?」
古谷さん
  「物理的には まず、スタジオの雰囲気が 変わりましたね。
  昔は、スクリーンに フイルムで映してたんですよ、おっきい スクリーンに、フイルムで映してて、
  で、マイクが、3本 とか 4本 ぐらい あって、
  それを見ながら、上から射す みたいな ライトが当たってて、台本 照らしてて。
  だから、周り 暗わけですよね。 スクリーン、見やすいように」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「今は、もう全部 ビデオで、テレビモニター が、一つのマイクに 一つずつ あって、
  それで やるので、スタジオ自体、全部 明るいわけです。
  まず そこが、すごくおっきな違いになってるのと、
  それと あとは やっぱり、今、世界中で 日本の アニメ、人気があるんですよね」
岡田くん
  「うんうん」
古谷さん
  「僕も もう、7カ国ぐらい、12以上の都市に 行ってますけど、イベントで。
  で、みなさん、どこの国の人も、日本語で アニメを見てるんですよ、各国の字幕で。
  こんなふうに、日本の文化が 受け入れられるようになるとは、思いもしませんでしたね」
岡田くん
  「うーん、そうかあ・・・いろいろ、ずーっと 見てこられてるんですもんね」
古谷さん
  「そうですね」
岡田くん
  「日本の アニメが こんなに、世界に出て」
古谷さん
  「はい、ビックリ しますね」
岡田くん
  「ビックリ ですか」
古谷さん
  「はい」
岡田くん
  「古谷さん、すごい 大人気ですもんね(笑)海外 行ったら、だって、なんか・・・」
古谷さん
  「星矢 はね、南米で人気ですよ」
岡田くん
  「すごい 人気なんですよね、海外に・・・」
古谷さん
  「すごい・・・ブラジルも、2回 行きましたけど、
  ものすごい、もう ブラジル人は 『聖闘士星矢』 大好きで。
  格闘技が好きなんですかね」
岡田くん
  「あー・・・」
古谷さん
  「それで、ものすごい 人気です、もう。
  ステージ出ると、もう、ワー! キャー! って、フィーバー しちゃいますね」
岡田くん
  「(笑)」
古谷さん
  「ペガサス流星拳 なんかやると、大変ですよ」
岡田くん
  「(笑)ほんとですか」
古谷さん
  「ほんとに」


(曲)
REEF 『SUPERHERO』
Super Hero


岡田くん
  「これまで、いろんな役を やってこられたと思うんですけども」
古谷さん
  「ええ」
岡田くん
  「これから、やりたいこと っていうのは、ありますか?」
古谷さん
  「うーんと、そうですねえ・・・ちょうど 僕が、海外の イベント、やり始めた 2006年に、
  『ぱぷりか』 っていう作品が、今敏監督の映画がね、あって、
パプリカ [Blu-ray]




パプリカ  (Blu-ray)




  それで、時田浩作 っていう、まあ、ヒロインの パプリカ の、
  科学者 なんですけど、
  パートナー。 やっぱり 科学者なんですけどね、だいたい 200キロぐらいある、巨漢なんですよ」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「ふっとっちょの役で。
  普段だったら 僕は、ちょっと お受けしない っていうか(笑)できないと思うんで、自分は そういう、
  それこそ、なんか、お相撲さん みたいにね、
  (しわがれ声で・・・)『あー、僕は なんとかで~す』 って、言いそうじゃないですか、パッと見」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「だから、自分には 無理だな。 僕は テノールだから、声が、と思ってたんですけど、
  監督 直々の ご指名で、
  普通に 少年をやってください、って言われて。
  それで、要は 科学者なんで、すごく 純粋なんですよ。
  もう、少年のような心のまんま、大人になっちゃった役だったんで、
  普通に やってください、って言われて、やったら、結構、上手くいったんですね」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「そういう、その、ルックス的に イマイチだけど、純粋な心を持ってるんで、
  ヒーロー の、美女の科学者が 好きになっちゃって、
  最後には 結ばれる、っていう ストーリー だったんですけど、
  やっぱり、その純粋さを出すのに、それこそ アムロ みたいに、
  ナイーブな少年として、演じてみたんですよね。
  それで、すごく良くって、みなさんの評価も高くて、
  あっ、ヒーロー って、外見じゃないんだ、と」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「演じ方 一つで、どんな役でも ヒーロー に できるな、って思えて、  
  それから 僕は ちょっと、ルックスへの、役への こだわりを捨てて(笑)
  ちょっと前は、あったんですよ。
  もう、どんな役 来ても、オレは ヒーロー にできるぞ、って思えて」
岡田くん
  「うーん」
古谷さん
  「だから、いろんな役 やってみたい って、今は 思えてますね」
岡田くん
  「ほぉー・・・」
古谷さん
  「はい。 悪い役も 含めて」
岡田くん
  「その・・・ヒーロー。
  ヒーロー の声 っていうのは、どういうものだと思われてますか?」
古谷さん
  「ヒーロー の 声。 うーん・・・」
岡田くん
  「ビュア さ、って、先ほど おっしゃいましたけど」
古谷さん
  「やっぱり、ハート じゃないですかねえ」
岡田くん
  「ハート」
古谷さん
  「うーん。 僕が演じてきた ヒーロー は、
  どちらか っていうと、ホットな ヒーローなんですよね、みんなね」
岡田くん
  「うんうん」
古谷さん
  「アムロ なんかも やっぱり、最初は すごく こう、ナイーブ で、内向的ですけど、
  シャア との出会いによって、それと こう、守りたい人との出会いによって、
  だんだん 熱くなっていく。
  やっぱり、その 熱さ じゃないですかね」
岡田くん
  「うーん」




岡田くん
  「あのー、声優業界で、今 こう、
  震災に関連する活動を 行っている、っていうのも、お聞きしましたけど」
古谷さん
  「あー、はいはいはい。 ま、とりあえず、自分のことだけ言うと、
  GACKTさんは 友達なんで・・・
  すごい ガンダムファン なんですよね、何度も お会いしてるんですけど。
  真っ先に、立ちあがったじゃないですか、
  そこに、表明させていただいたし、
  それと、T.M.Revolution の 西川さんも、お友達なんですね。
  彼なんかとか、あとは、ポケモンの主人公やってる 松本梨香ちゃんとかが こう、
  それぞれが、サイングッズのオークションをして、義援金を送ろう っていう、
  そういう プロジェクトに参加したりとか。
  あと、特撮ヒーロー の、カクレンジャー っていうので、
  レッド役を やってる、小川さん ていう方が、やっぱり、
  特撮ヒーロー やってた人、みんなに 声 掛けて」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「僕も アカレッド っていうのを やってるんですよ(笑)
  それで、その役に なりきって、被災者の子供達に メッセージ とかを書かせていただいたりとか、
  まあ、あとは もう、直接 個人的に、赤十字に・・・」
岡田くん
  「寄付したり、とかっていうことを・・・」
古谷さん
  「はい、そうですね」
岡田くん
  「アニメや 映画が 果たせる 役割について、どう思いますか?」
古谷さん
  「そうですねえ・・・なんか こう、
  アニメじゃないと、すごく 照れくさいことって、いっぱいあると思うんだけど、
  愛 とか 勇気 とか 根性 とか 友情 とか」
岡田くん
  「熱さ とか」
古谷さん
  「そう、熱さ とか、夢 とか 希望 とか 諦めないこと とか、
  いっぱい テーマ、あるじゃないですか。
  そういうのを 人にとっては とても大切な、基本的な事柄を、
  アニメだと、ストレートに伝えることができて、
  受ける方も 照れずに、素直に 受け止めてもらえるんじゃないかな、っていう、
  そんな気がしますね」
岡田くん
  「うーん」
古谷さん
  「それが、一番 大事なんじゃないかなあ・・・」


(曲)
FOO FIGHTERS 『MY HERO』
Colour & The Shape (Exp)


岡田くん
  「あのー、では 最後に、日本の子供たちに・・・」
古谷さん
  「(笑)」
岡田くん
  「メッセージ を お願いしたいんですけども」
古谷さん
  「メッセージ ですか」
岡田くん
  「いいですか」
古谷さん
  「はい。
  楽しいことも 悲しいことも、
  人生に、無駄なことは 一つも無いと思うんですよね」
岡田くん
  「うん」
古谷さん
  「だから、大いに 学んで 遊んで、心が豊かな、大人に なって下さい。
  くじけそうな時も あると思うけど、
  そういう時は、アニメを観て、元気になろう。
  はい。 以上(笑)」
岡田くん
  「はい、ありがとうございます」




(対談が終わって、岡田くんの感想)

「さあ、ということで、古谷さんと お話をさせていただきました。
いやあ、ねえ、ほんとに 普段からの声。
これがねえ、なんか、つややかなんですよねえ。 なんなんでしょうね。
あれは、やっぱり こう、小さい頃から 磨かれてきた喋り方なのか、なんなんですかねぇ、
すごく つややかだし、もう 実際、ほんとに、聞けて良かったですね(笑)
『聖闘士星矢』 聞けるとは、思わなかったですし。

やっぱ なんだろう、
子供の頃のこととか、思い出すんですよね。
で、なんか やっぱり、古谷さんも おっしゃってましたけど、
アニメ だからこそ、熱くできるとか、
まあ、フィクション だからこそ だとは思いますけど、こう、なんだろう、
恥ずかしいことも言えるし、愛 とか 勇気 とか 希望 とか、
表現するのが こう、なんだろう、恥ずかしくなく できるというか。

大事なことを すごく ダイレクトに できる、っていうことだとは思いますけど。
うーん・・・やっぱり、なんか こう、僕らとかも そうなのかな、わかんないけど、なんか、
愛 とか 希望 とか 勇気 とか 仲間 とか 友達 とか、って、
アニメ から教わってることも 多かったな、っていうのも あるんですよね。

もちろん 実際も、友達とか、ね、本とか いろんなものでも、こう、
人間関係とかでも、学びますけど、
でも、アニメ から、なんか、大事なことも 学んだ記憶も あるし、
やっぱり、そういうのが こう、今、ね、求められてるとこも あるとは思いますし。
やっぱ、それで 元気を もらってね、こう、いけるとこも あると思いますし。

なんか、今日は こう、アニメ の 力、っていうのも感じれた回 だったんじゃないかなあ、と思います」


(曲)
DAVID BOWIE 『STARMAN』
ジギー・スターダスト



(古谷さんからの コメント)

「そうですね、僕にとっての ヒーロー は、やっぱり、
強く 正しく 美しく、みたいな、究極の こう、大きな存在 っていうのかな。
普通の人が できないことが できてしまう、
そして やっぱり、自分を犠牲にして、人のために尽くせる っていうのが、
ヒーロー じゃないかと思います。

それと、すごく 僕は、今回のことで、
日本の人達が、みんなで支えよう、って思ってるじゃないですか。
それが、すごく 嬉しいですよね。
その、優しい気持ち っていうのかな、それを やっぱり、長く 持ち続けたいですね」

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